213

最初にサブスクリプションにアップされたのに驚いて、ここにポストしてから、はや半年。これまた紆余曲折を経ての日本盤発売が、いよいよ来週22日に。商品サンプルも届いたので、再度アップしておきます。

ここ20年のAORシーンにおける最大の発掘か!?
81年にレコーディングされ、
ごく最近までお蔵入りしていた秘蔵音源、遂にリリース。
ビル・メイヤーズ、カルロス・リオス、
ニール・ステューベンハウスにヴィニー・カリウタ…
という超実力派豪華メンバーもさることながら、
何より全盛期のジェフ・ポーカロが4曲に参加していることに大注目。
その音は、 まるでペイジスやマクサス、ニールセン=ピアソンのよう。
自分は今、モーレツに感動している!!


日本盤アートワークは紙ジャケット仕様で、米Warrior Records が配信やサブスク用に使っている地図のデザイン。元々 “213” というプロジェクト名は、当時メンバーたちが住んでいたハリウッドのエリアコードから来ているので、このジャケには使うべき理由がある。でも一方で北欧Presavationが製作してCD及びアナログ盤にあしらった閃光ジャケも捨てがたく、結局日本盤は豪華見開きの4面仕様と相成った。製作コストはちと嵩んだと思うが、それだけの価値ある発掘、というコトで。

前回のブログにもこの音源の存在を知った時の経緯をチラリ書いたが、最初にコレを聴いてほぼ5年。一時は分厚い権利の壁に阻まれ〔…というより一人の分からず屋のために)、「もう無理かも…」と諦めかけたが、北欧スタッフと手を携えるコトでようやく形になっただけに、ひときわ感慨が大きい。改めて言うが、TOTOやエアプレイというよりも、ペイジスやマクサス、ニールセン=ピアソン、更に言えばヤコブ・マグヌソンなど、チョイと変化球が入ったフュージョン寄りのAORが好きな方はマスト・バイ。今から皆さんの反応が楽しみでならない。