ole japan 2020

現行AORシーンの先陣を切るオーレ・ブールド、2年半ぶりの来日公演@Cotton Club 初日、1st / 2nd を通しで観た。前回の来日時は、早めに東京に入っていたオーレ一行とライヴ前日に飲みに出掛けたけれど、今回はイスタンブール経由のフライトで時間的余裕ナシ。若干のジェットラグを抱えながらの初日ステージとなった。

それでも、軽〜くアレだけ濃厚なライヴ・パフォーマンスを見せてくれちゃうのだから、やっぱりオーレと彼のバンドはスゴイわ ツアー用に俄か仕込みのバンドを組むのとは違って、完全にバンド・フォーマットで一緒に活動しているメンバーたち。鍵盤のみ交替し、北欧ツアーと違ってホーンセクションも連れてきていないけれど、欠落感はまるでない。一部 同期を走らせていた曲もあったが、音数自体は多くなく、むしろシンプル。それでいてライヴもバッチリの肉厚感がある。

これまでに比べると、今回はオーレのギターが活躍するシーンが増えた気も。特にもうひとりのギタリスト:マーカス・ヨハンソンとのツイン・リードでハモったり、ユニゾンする曲がいくつかあり、一糸乱れぬ絶妙な絡みを披露した。起爆剤たるルーベン・ダーレンのドラムも、やはり手数は多くなく、余計な音は一切叩かない。気持ちイイほどストイックで、なおかつシュア。もう堪らん。ドラム以外のメンバーが全員歌えるのも、このバンドの大きな強みだな。

初日が終わったばかりなのでセットリストは控えるが、明日・明後日のショウに足を運ぶ方は、まずニュー・アルバム『OUTSIDE THE LIMIT』をバッチリ聴き込むことが肝要。以前のアルバムからのレパートリーは割と少なく、ホンの数曲にとどまる。でもその中に、日本で人気の高いAORチューンが網羅されているから、満足度が高い。もちろん、最早お約束となったペイジスのカヴァーも登場。今回は今まで日本ではプレイしたことのないトコロを突いてきた。今日の時点では、1st / 2nd でセットリストの変更はなかったが、果たして明日以降は…?

1曲1曲の尺が短くコンパクトで、ダラダラとアドリブを垂れ流すことはない。ココぞというところではもっと存分に弾きまくってイイと思うが、だったら1曲でも多く、というスタンスなのだろう。それこそMCも簡潔で、矢継ぎ早に曲を繰り出していく。だからアンコール込みで約70分という限られた時間が、すごく濃密に感じられ、まさに満腹。そういやオーレ、ずいぶん日本語が上手くなっていたな。何せ出だしの一言が、「イキマショウ」だからして。ちょっと訊いたら、どうもコッソリ練習してきたらしいが。

3日目(土)の公演は、1st / 2nd とも既にソールド・アウト。今からお席が確保できるのは、明日(金)の2回のみのようだ。悩んでいる人は、見逃すと後悔するヨ〜

2020. 1.30.thu - 2.1.sat
■1.30.thu & 1.31.fri
[1st.show] open 5:00pm / start 6:30pm
[2nd.show] open 8:00pm / start 9:00pm

■2.1.sat
[1st.show] open 4:00pm / start 5:00pm
[2nd.show] open 6:30pm / start 8:00pm

MEMBER
Ole Borud (vo,g)
Johannes Groth (key)
Markus Lillehaug Johnsen (g)
Lars-Erik Dahle (b)
Ruben Dalen (ds)