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オーレ・ブールド のジャパン・ツアー 2020 @Cotton Club 2nd Day、今日は 2nd Set に参戦。オーレ自身は午後イチで Lilico がナヴィゲートする J-Wave の番組『ALL GOOD FRIDAY』に生出演。アコギでペイジス<You Need A Hero>を披露。普通は自分のオリジナル曲を歌う場面だろうに、何処までペイジス愛が深いんだぁ

ショウの方は初日と同じセットで、曲の入れ替えなどはなかったが、パフォーマンス自体は少しだけスムーズに進んだ感じ。やっぱり普段から一緒に演っている一体感の強いバンドだから、ホーン不在のフォーマットに対応する勘どころさえ掴めれば、何も問題もないのだろう。前音も前日よりバランス感が良くなり、スンナリ聴くことができた。

今回のツアーを3セット観て、今更ながら改めて感じたのは、オーレはホント〜に歌が上手い、ということ。コケ脅し的なシャウト唱法など一切しないが、ヴォイス・コントロールが完璧で120%の安定感がある。音程もピッチも全然ハズレないというか、レコーディングしているかのようにブレがない。そしてごく稀にショート・スクリームを交えるが、それも演出というより音楽的。身体は小さいのに声には余裕があって、喉の強靭さを感じさせる。

前任キーボードは最近ノルウェーの大物バンド:LAVAに加入したが、それ以外ほとんどメンバー・チェンジがないのは、オーレの統率力や各メンバーへの気配りがあるからだろう。音楽性や演奏レヴェルが近いこと、人柄の良さなどは、もはや当たり前。ステージ上でのオーレの目線、ちょっとした左右の動きもシッカリ演奏に呼応していて、時折メンバーとアイ・コンタクトを交わしニヤリと笑みを交わす。信頼感の絆。同じステージを繰り返し観ていると、そういうバンド模様が窺えて面白い。ちょっと捉えどころがないマーカスのギター・ソロは、やっぱりアラン・ホールズワーズの影響だな。ラース・エリックのブリブリしたベースには、黒人プレイヤー系の粘り気を感じる。

3日目最終日は、 1st / 2nd 共に完全ソールド・アウト。きっと大盛り上がりになるだろうから、1曲ぐらい多く演ってくれないかな? 過去ペイジスのカヴァーを2曲演った時もあるから、ちょっとだけ期待してみよう。