betty wright

日付けが変わる直前に、またも訃報が飛び込んできた。マイアミ・ソウルのディーヴァ、ベティ・ライトが逝った。しばらく前から入院していたそうで、チャカ・カーンが「祈りを捧げて」とツイートしていたそうだ。ある筋に拠れば、ガンのため、10日にマイアミの自宅で息を引き取ったらしい。享年66歳。ホント、訃報が続きます…。

ベティ・ライトといえば、あちこちでサンプル・ネタになっている<Clean Up Woman>(71年)のヒットが一番有名。90〜00年代は目立った動きがなかったけれど、昨今ではジョス・ストーンのデビューに手を貸して注目され、自身の再評価に繋げた。若い世代は、11年に出たザ・ルーツとのアルバムがお馴染みだろう。

時代の動きにも敏感に反応するフレキシブルな人で、ド派手なディスコ・アルバムもあれば、AOR〜ブラック・コンテンポラリー寄りの作もある。上掲81年作はまさにそうしたアーバンな一枚で、スティーヴィー・ワンダーが1曲プロデュース。それ以外はアンドレ・フィッシャーの制作で、同じマイアミ出のボビー・コールドウェルも貢献している。<Make Me Love The Rain>では結構フィーチャーされていて、デュエット一歩手前という感じ。ベティはあまり歌唱力云々で語られる人じゃないが、そこを意識しながら改めて聴くと、スゲェ上手くてビックリ。マライア・キャリー張りの超ハイトーンまで出しちゃってよ。

本名ベッシー・レジーナ・ノリス。何れにせよ、66歳で逝ってしまうのは早過ぎる。プロデューサー的手腕もあったのだから、まだまだ活躍の場はあったはずだ。うーむ、残念。

Rest in Peace...