godiego_dead end

訃報が続きます。今度は国内。既にニュースなどにも上がっているが、ゴダイゴのギタリスト:浅野孝已が12日に死去。自宅で心肺停止し、救急搬送されたという。ゴダイゴは85年に解散したが、99年の再結成を機に断続的に活動を行なっていた。享年68歳。

ゴダイゴは75年デビュー。当時の日本には珍しく、実力派ミュージシャンが集まった本格的ロック・バンドという触れ込みで、登場した時から気になる存在だったが、中坊だったカナザワにはすぐ手が出せず、このオリジナル2作目『DEAD END』がシッカリ聴いた初めてのアルバムになった。wikiには “日本のプログレッシブ・ロック・バンドの草分け的存在” とあるけど、プログレ的印象はあまりなかったな。

でも GO-DIE-GOという名前で後醍醐天皇と輪廻転生を表現している、みたいなキャッチもあり、コンセプチュアルでインテリなロック・バンドなのだ、と理解した。そのクセ、CMソング制作にも前向きで、どういうロック・バンドなんだ?と疑問を抱いたことを思い出す。ミッキー吉野がゴールデン・カップス出身なのは有名だったけれど、浅野もジュニア・テンプターズ出身、GS絡みだったのは後から知った。タケカワユキヒデがお隣の埼玉県浦和市(当時)の出というのに親近感が湧いたが、ロックにしては甘いポップス声で、ちょっと混乱したことを覚えている。ゴダイゴ以前のソロ・アルバムは、まだ聴いていなかった。

そういう数々の謎を氷解させてくれたのが、この『DEAD END』。アルバムのスケールの大きさは、当時の日本のバンドとしては画期的で、何かと物を言いたがる洋楽系ロック・ファンからも支持されたもの。『西遊記(MONKEY MAGIC)』になると、一気に分かりやすくなって賛否が割れるが、ロック御三家とかが出てきてロックが日本の音楽シーンに浸透してきた時期だから、アレはアレで良かったと思う。<銀河鉄道999>はバンドでコピーしたこともあったな。ただ<Beatiful Name>とか、ロック・ファンからすればチョイとやりすぎ感があったけれど…。

そんなゴダイゴで、派手ではないけれど、堅実かつ多彩なギターの職人技で貢献していた浅野さん。元気で活動されていただけに、逝くにはちょっと若過ぎます。

Rest In Peace...