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またしても訃報をお伝えしなくてはなりません。深夜に飛び込んできたのは、カルロス・サンタナ3兄弟の末弟ホルヘ・サンタナ、急逝のニュース。ホルヘもまたギタリストで、14日に自宅で心臓発作を起こした。70年代初期に、伝説的ラテン・ロック・バンド、マロ(Malo)の中核メンバーとして活躍。94年にはサンタナ・ブラザーズとしてアルバムを出している。享年68歳。

一般的には、兄カルロスの後を追うように結成したマロでの活躍が有名だけれど、ライトメロウ的にはエロエロなピンクいパンティ・ジャケットで知られる78年のアルバム『JORGE SANTANA(邦題:サンディー)』が超絶印象的で。正確には、ソロ・アルバムではなく、“ホルヘ・サンタナ” という自身の名前を掲げたバンドのデビュー作というコトだったけれど。そもそも “ホルヘ” なのが英語読みの “ジョルジ” なのかも混在していて、当時の日本のオビでは、ジョージ・サンタナの新しいバンド:ホルヘ・サンタナ、としていた。高校生にとっては、エロ本買うのと同じくらいドキドキしちゃうアルバムだったな〜

レア・グルーヴ時代になって、<Sandy>のフロア人気が高まったが、発売当時は高中正義<Oh! Tengo Suerte>(タイトルはSeychellsになってるが…)をカヴァーしていて、オォ〜!と唸ったもの。どういう経緯でカヴァーしたのかは知らないけれど、その頃から「高中ってサンタナっぽいな〜」と感じていたので、弟ホルヘが高中のカヴァーを演ったのは、まさに「我が意を得たり!」だった。

加えて、トロットロのメロウ・フローター<Love The Way>にもアヘアヘと… この曲を書き、シンガー・ソングライターとしてホルヘを支えたリチャード・ビーンの存在も大きかったな。

近年は表立った活動はなく、兄のサポートをしていたよう。上掲右『HERE I AM』は新録ではなく、09年の未発表音源集。最新録音は11年発表の『GRACIAS MADRECITA』。18年に出た その名もズバリの『LOVE THE WAY』は、ホルヘが残した2枚のソロ作を1枚にコンパイルした2in1モノ。なのでアーティストとしては実質引退状態にあったと言えるが、またカルロスと一緒に演る機会があるんじゃないかと思っていたので残念だ。

Rest in Peace...