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3月末にリリースされたワーナーミュージック・ジャパン【CITY POP BEST SELECTION】第2回分の4タイトルが発売された。今回のラインナップは、
 ★ 須藤薫『HUMMINGBIRD YEARS SELCTION』
 ★ カルロス・トシキ&オメガトライブ『CITY POP BEST SELECTION』
 ★ 早瀬優香子『SINGLES+8』
 ★ ペドロ&カプリシャス『GREATEST HITS and more』
前回同様、カナザワは選曲などには絡んでいないが、ネットやデジタル・フライヤーなどに使用される紹介コメントを寄稿している。

ザッと紹介しておくと…

 ★ 須藤薫『HUMMINGBIRD YEARS SELCTION』
パブリック・イメージを築いたソニーを離れて新興ハミングバードに移籍した3作品、89年『Tender Love』、90年『Continue』、91年『Winter Moon』からバランス良くベスト・チューンを選りすぐったコンピレーション。『Tender Love』はサウンド・プロデュースにピチカート・ファイヴの小西康陽を迎え、60年代のアメリカン・ポップスに最大級の影響を残したフィル・スペクターのウォール・オブ・サウンド再構築に挑戦。第2弾『Continue』は、杉真理のバンド:THE DREAMERS出身の京田誠一がメイン・アレンジ。今回は「恋におちて -Fall in love-」でお馴染み:小林明子の提供曲を中心にセレクト。。『Winter Moon』は冬をテーマにしたコンセプト・アルバムで、ブレッド&バターの岩沢二弓がプロデュースを担当。当時ブレッド&バターとコラボしていたマレイ・ウェインストック(元フィフス・アヴェニュー・バンド)が一部アレンジを担当したアメリカン・スタイルの好盤になっている。

 ★ カルロス・トシキ『CITY POP BEST SELECTION』
カルロス・トシキ&オメガトライブに名前を改めてからの4枚のオリジナル・アルバム、『DOWN TOWN MYSTERY』(88年)、『be yourself 』(89年)、『BAD GIRL』(89年)、『natsuko』(90年)からバランスよくチョイスし、そこにカルロス・トシキの1stソロ・アルバム『Emotion〜右側のハートたちへ』(91年)からの2曲を追加した80's シティ・ポップ的コンピレーション。作曲:和泉常寛/編曲:新川博らが制作を担当している。

 ★ 早瀬優香子『SINGLES+8』
いま海外から注目される“和レアリック”の目線で再評価の俎上に乗っている早瀬優香子のシングル曲集。秋元康を皮切りに、矢野誠、日向敏文、エキゾチックスの西平彰、SHI-SHONENの戸田誠司、村上ポンタ秀一率いるPONTA BOXの水野正敏、オルケスタ・デラ・ルスのカルロス菅野など、個性派・実力派がこぞってサウンドメイクを担当。フレンチ・ポップスやエスニック、ラテン・フュージョンなど、ワールド・ミュージック・エッセンスたっぷりのニュー・ウェイヴ・サウンドを展開している。その独特のセンスに影響を受けたシンガー、ミュージシャンは、カヒミ・カリィやUAなど数多い。以前出ていたシングル集にそれ以降のシングルを追加収録し、彼女がアクティヴだった時期のシングル曲すべてをコンパイルしている。


 ★ ペドロ&カプリシャス『GREATEST HITS and more
ワーナー・パイオニア(当時)に在籍した71〜76年、79〜81年のシングルA面15曲を網羅した編集盤。ペドロ&カプリシャスの代名詞である<別れの朝><ジョニィへの伝言><五番街のマリーへ>の3曲はすべて収録。前野曜子、高橋まり(=高橋真梨子)、松平直子(=加藤ナオ)という歴代シンガー3人のヴォーカルが一度に楽しめる。特にシティ・ポップ的人気盤で再評価されている未CD化アルバム『OASIS』から計5曲の大盤振舞い。サウンド・プロデュースに故・松岡直也、そしてアレンジに坂本龍一と大村憲司のYMO勢と、貴重なサウンドが楽しめる。