joe porcaro

エンニオ・モリコーネ、セッション・ギタリストの安田裕美などの訃報が相次いぐ中、一番ショックなのは、今日飛び込んできたジョー・ポーカロの逝去だ。 昨日6日 11:37 PM、奥様エイリーンと家族に見守られて安らかに息を引き取ったと、三男スティーヴ・ポーカロが伝えている。享年90歳。

ジョー・ポーカロは1930年、コネチカット州ハートフォード生まれ。L.A.のセッション・シーンで大活躍したジャズ・ドラマー/パーカッション奏者として知られ、ジャズを中心に、ロック、オペラ、シンフォニー、映画音楽に至るまで、多岐に渡るセッションで活躍した。

日本では、何よりのTOTOのメンバーとして有名な故ジェフ、故マイク、スティーヴという3兄弟の父親として有名。TOTOのアルバムでも、しばしばゲスト参加している。また素晴らしい指導者として音楽学校で多くの後進を育ててきた。日本では沼澤尚がその代表格。

15年に盟友エミール・リチャーズ(vibraphone)と共に来日し、"JOE PORCARO QUARTET featuring EMIL RICHARDS" としてコットン・クラブで3日間公演。観に行けなかったのが心残りだ。

今頃あの世で、先に逝ってしまった2人の息子ジェフ&マイクとの再会セッションに興じているかな?

Rest in Peace...