yuko imai_20.8.2

今日は一日、今井優子のライヴ・サポート業務で、『村上“ポンタ”秀一 プレゼンツ 今井優子
"Yuko’s Precious Moments" @ 目黒Blues Alley Japan。新型コロナ禍で4月から順延になり、今また感染者が増えている状況で開催を危ぶむ声も少なからず。でも Blues Alley は予防対策もできるだけのことはしているし、必要以上に怖がるのもどうか…、ということで、多少のドタキャン増は覚悟の開催。もっとも企画主のポンタさんは、やんちゃな頃の既往歴から厳しい Stay Home を貫いているそうで、残念ながらお休み。でも代役も馴染みのある敏腕ドラマーの岸田容男さんということで、何の不安もなかった。

ライヴ・レポートに関しては、優子さんのオフィシャル・ニュース・ブログに詳しいので、是非そちらをご参照あれ。

今井優子 ニュース・ブログ

ただ今回の特別なシチュエーションでのライヴを体験して、改めて書いておきたいと思ったのは、ミュージシャンもオーディエンスもスタッフも、みんな本当にライヴに触れることを欲している、というのを実感したこと。特にミュージシャンやスタッフは、ライヴができないとダイレクトに自分や店の収入に響くワケだが、それでも悲壮感はなく、みんながみんな、ひたすら前向き。誰も儲けとかギャラなんて気にせず、いま自分たちにできることをやっていこう、という気概がを持っている。胸の内は誰もが苦しいはずだけど、それを噯にも出さないで笑顔を見せている。

綺麗ごとのように聞こえるかもしれないけど、それこそが音楽のパワー。此の期に及んで自分の利益とか立場ばかり考えている政治屋は、一刻も早く退場しろと叫ばずにはいられない。