ufo_no placeufo_no heavey petting

先日のマーティン・バーチに続いて、英国のハード・ロック・ファンにはまたまた悲しいお知らせ。UFOの結成メンバーでベース・プレイヤーのピート・ウェイが、14日に69歳で亡くなった。2ヶ月ほど前、事故で生死に関わる怪我を負い、懸命に治療に当たっていたが、残念ながら…、ということらしい。事故の内容は現時点では不明。既にUFOや元メンバーのマイケル・シャンカーから追悼コメントが発表されている。

ピート・ウェイは、フィル・モグ(vo)、ミック・ボルトン(g)、アンディ・パーカー(ds)と共に、1969年からUFOの活動をスタート。翌70年にデビューし、日本とヨーロッパで<Come On Everybody>のヒットを放った。73年にマイケル・シェンカーが加入し、黄金期に突入。『PHENOMENON(現象)』『FORCE IT』『NO HEAVY PETTING』『LIGHTS OUT』『OBSESSION』『LIVE』と好作を連発。シェンカー脱退後はポール・チャップマンを迎えて、活動を続けた。

ピート・ウェイはフィル・モグと共にバンドを支えたが、音楽性の相違から82年に脱退。その後91年に復帰し、激しいメンバー交代に喘ぎながらも、08年まで自身もメンバーを務めた。ファストウェイ、ウェイステッドなどのバンドでプレイしていたこともある。長身で、ファイアーバード・ベースを弾く姿は、如何にもハード・ロッカー然としていたな。

その訃報を聞いて思わず取り出したのは、カナザワが初めてUFOに触れた76年のアルバム『NO HEAVY PETTING』。いま改めて聴き直すと、もっさりしたドラムがどうにもこうにも…なんだけど、マイケルのギターはキレッキレ。<Natural Thing>とか<I'm a Loser>とか曲も良かったし、<Can You Roll Her>のギター・ソロはマイケルの面目躍如たる名演。黄金期のkyd:ポール・レイモンドはまだ未加入だけど、そのレイモンドが去年、マイケルの後任ポール・チャップマンはわずか2ヶ月前に亡くなったばかり。右上の『NO PLACE TO RUN』は、チャップマン加入後の初アルバムだけど、この徳のラインアップの5人のうち、UFOを離れた3人は、揃ってここ1年で世を去ってしまったことになる。そういう世代とはいえ、ちょっと立て続けすぎるよな…

Rest in Peace...

 pete way