pink floyd_atom heart mothermarc jordan_cowaerosmith_get a gripthunder

新年、明けましておめでとうございます。
コロナ禍の厳しい正月、まだしばらくは諸々自粛を強いられそうですが、何事もポジティヴに。Before the Daylight、明けない夜はアリマセン

上掲ジャケを紹介すると、

ピンク・フロイド『ATOM HEART MOTHER(原子心母)』(1970)
エアロスミス『GET A GRIP』(1993)
マーク・ジョーダン『COW』(1990)
サンダー『HEADPHONES FOR COWS』(1981)

上の2枚は 言わずと知れた…だと思うが、マーク・ジョーダンは『MANEQUINN』や『BLUE DESERT』どでお馴染みのAOR系シンガー・ソングライターの6作目。ロッド・スチュワートやシカゴ、ダイアナ・ロス、マンハッタン・トランスファー、竹内まりやや笠井紀美子にも楽曲提供している。このアルバムは、現在エルトン・ジョンのブレーンを務めるキム・バラードのプロデュースで、リチャード・ペイジ&スティーヴ・ジョージらMr.ミスターの面々やボーイ・ミーツ・ガールの2人、ティモシー・シュミット、ブルース・ガイチ、ヴェニスのレノン兄弟らが参加。トッド・ラングレンの名曲<Can We Still Be Friends>をカヴァーしている。時代的に、もはやAORではないけれど。

サンダー『HEADPHONES FOR COWS』は、「牛にヘッドフォン」という あんまりな邦題(直訳だけど)が付いていた作品。90年代以降に活躍するブリティッシュ・ハード・ロック・バンドとは同名異グループで、こちらは80年にデビューしたアメリカン・ロック系の2枚目。イングランド・ダン&ジョン・フォード・コーリーなどを手掛けたことで知られるカイル・レーニングがデビュー時から制作に携わり、このアルバムではトリス・インボーデン(ホンク〜ケニー・ロギンス〜シカゴ)がメンバーになっている。ダン・シールズとデニー・ヘンソン(ex- Fools Gold)がゲスト参加。コレ、割とAOR寄りなので、次の『AOR Light Mellow Premium 02』にも掲載予定。

牛ジャケでは他に、矢野顕子『愛がなくちゃね』なんてのがあるな。