stuff best

年末にチラリとご紹介したスタッフの企画ベスト、情報解禁となりました。タワーレコードのブレーンが自信を持って企画制作・選曲するタワレコ限定のベスト盤シリーズ:TOWER RECORDS PREMIUM の第2弾として3月10日に発売。その名も『NY SWEETNESS : BEST WORKS』。カナザワは解説を担当させて戴いてます。

このコンピレーションのミソは、2枚組になっていること。ディスク1には、スタッフが76〜80年にリリースした5作品『STUFF』『MORE STUFF』『LIVE STUFF』『STUFF IT』『LIVE IN NEW YORK』のベスト・セレクション。ディスク2はメンバーたちのセッション・ワークス集で、なかなか興味深い楽曲のオン・パレードになっている。

オオッと身を乗り出してしまうのは、ディスク1に入っているレア・トラック。81年発表『BEST STUFF』で初お目見えした『LIVE STUFF』のアウトテイク、<De Rabbit>を収めているのだ。オリジナルはエリック・ゲイルのソロ作『GINSENG WOMAN(夢枕)』(77年)。でもスタッフのその後の編集盤にも、『LIVE STUFF』のCD復刻の際にこの曲の収録はなかったので、なかなか貴重なチョイスと言える。ゲイルの『GINSENG WOMAN』の後続ソロ『MULTIPLICATION』がウサギのイラスト・ジャケだったのも、この曲に由来したのではないかな。

ワークス集では、コーネル・デュプリーがサポートしたダニー・ハザウェイとのセッション、ハービー・ハンコックの進化に寄り添ったエリック・ゲイルのファンキー・プレイに驚く方もいるだろう。複数メンバーが深く関わった名匠アリフ・マーディンのリーダー作、そのマーディン自身がプロデュースしたカーリー・サイモン、そしてアラン・トゥーサン制作のジョー・コッカーと、守備範囲の広さも押さえられている。

『MORE STUFF』を髣髴させるアートワークもナイス。ロゴマークをあしらったTシャツも出るそうです。
収録曲やリリース詳細は以下から。