yoninbayashi spinoff
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昨日から今日にかけては、断続的に四人囃子三昧。ギター/ヴォーカルの森園勝敏が脱退し、佐藤ミツルが加入してからの70年代後半、いわゆるポニーキャニオン/ SEE SAW レーベル時代の3枚『PRINTED JERRY』『包(PAO)』『NEO-N』にアウトテイクや未発表音源、シングル曲を追加した通販のみの3枚組ボックス『RIDE ON SEE-SAW』を軽くチェックしたり、昨夜は六本木 EX THEATERで開催された『スピンオフ四人囃子 feat. 根本要&西山毅』の生配信を堪能。諸事情でアタマを見損ねたので、それは今日アーカイブでチェックして。

自分が現役時代の四人囃子を観たのは、この時の編成で3度くらい。あとは再結成後である。なので『PRINTED JERRY』『包(PAO)』にも、『一触即発』『GOLDEN PICNICS』に負けず劣らず思い入れがあり、ボーナス・トラックも興味深く聴けた。まだチェック出来ていないけれど、外付けで添付されている『包(PAO)』発表時の日比谷野音のDVDを観るのが、メチャ楽しみ。野音全体をテントで包む予定で、舞台芸術家?とも折衝していたらしいが、消防法の規定で都からNGが出て、結局場内のコンクリートの座席をすべてアルミホイルで包んだ、という伝説のコンサート。実はカナザワ、その日現地へ観に行ってました。

でもって、スピンオフ四人囃子の配信ライヴ。リアル・メンバーは岡井大二(ds)だけだったけど、アレンジはほとんどイジらず、記憶の中にある四人囃子の演奏が ほぼそのまま、目の前で展開される。一応、譜面立ててるメンバーもいたし、要さんも歌詞はプロンプターを使っていたものの、それぞれがほとんど暗譜していて、ワンナイト・スタンドなのにバンド感ビシビシ。要さんがホントに嬉々として歌ったり、ギターを弾いていたりして、メンバーたちの四人囃子愛がジワジワ伝わってきた。

それに、kydの坂下秀実がケガで欠席し、オリジナル・メンバーがたった一人になってしまったので、コピー・バンドみたいになっちゃってなけりゃイイが…、と危惧したが、全然そんなコトはなく、演奏にも違和感がない。要さんの歌の上手さが旧メンバー以上なのは分かっちゃいたけど、西山毅のトリッキーなギターはまさに佐藤ミツルを髣髴させて。結果ラインアップのスピンオフ加減はまったく気にならず、極めて素直に楽曲の魅力、卓越した構成・アレンジ力に改めて感心させられた。

そこへきて、ちょっと感動的だったのが、アンコールで要さんがギターで弾き語った<泳ぐなネッシー>。環境破壊を揶揄した曲、というのはもちろん知っていたが、今まではレコード/CDでもライヴでも、その演奏にスッカリ気を取られてしまって。それが今回の切々とした弾き語りで、その歌詞の意味がダイレクトに耳に飛び込んできて、今更ながら 激しく揺さぶられた。これはもう、要さんにしかできないパフォーマンス。この1曲で、このスピンオフ・イベントの価値が飛躍的に向上した気がした。

セットリストは、某所からの頂きモノ画像でチェックを。有料配信は11日22:00まで以下。
<PIA LIVE STREAM>
・料 金 :3,500円(税込)
・販売URL:https://w.pia.jp/t/s-4nin/

ボックス『RIDE ON SEE-SAW』の詳細は、ポニーキャニオンWEBサイト へ。

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