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国内外から訃報が多い昨今、今日は朝一番で、ZZトップのベース、ダスティ・ヒルの訃報が入ってきた。現地時間7月28日、ヒルがテキサス州ヒューストンの自宅で睡眠中に亡くなったことを、メンバーのビリー・ギボンズ(G,Vo)とフランク・ベアード(Dr)が発表。享年72歳。
「僕らは永遠に“Blues Shuffle in C”で繋がっている。アミーゴ、ものすごく寂しくなるよ」

このところ、ビリー・ギボンズのソロ活動が目立っていたZZトップだが、今月中旬、久しぶりにライヴ活動を再開。ところがダスティが腰を痛めて治療が必要になり、7月21日の公演をキャンセル。23日のイリノイ公演は彼抜きで、長年バンドのギター・テックを務めてきたエルウッド・フランシスが代役を務めた。

ビリー・ギボンズがZZトップを結成したのは1969年。元々は別のベーシストがいたが、70年に入ってダスティが加入し、その年デビュー。その後は50年に渡って同じラインナップで活動し、昨年は地元サンアントニオで50周年ライヴを行っている。今日メンバーから出された声明によると、ヒルの遺志により、ツアーは今後も継続されるとか。どうやら先日の公演でトラを務めたエルウッド・フランシスが、そのままプレイして穴を埋める予定らしい。

ZZトップといえば、日米の人気格差が激しいグループのひとつだ。一般的には、マンガちっくなキャラで大ブレイクし始めた『ELIMINATOR』(83年)や『AFTERBURNER』(85年)が人気だろうが、自分にとってのZZトップは、やはり日本で最初に知名度を上げることになった75年の4thアルバム『FANDANGO』。半分ライヴ、半分スタジオという変則作だったが、当時のZZトップの魅力が余すところなく詰め込まれていた。翌年の『TEJAS』も嫌いじゃないが、『FANDANGO』の爆走ぶりには敵わない。レコードコレクターズ最新号の特集『70年代ハード&ヘヴィ・アルバム・ランキング100』から洩れたのは、偏にフル・スタジオ作じゃなかったのが原因で。でも『TEJAS』じゃー、やっぱりヌルいんだよな〜。

で、その後、ちょっと距離ができてた間に、お髭の立派なお茶目キャラに変わり、武骨なハード・ブギーにピコピコ・シンセが混じるようになって、2度驚いた。今はそれも笑って楽しめるけど、自分にとってのZZトップは、やっぱりテキサスの荒くれ3人組なのだ。

Rest in Peace...