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本日発売のギター・マガジン11月号の特集『Char 初期三部作と最新アルバム』に寄稿。テーマは、シティ・ポップ目線で見たCharの初期三部作、というコトだったんだけど、実際の出来上がりを見たら、“シティ・ポップ・リバイバルの火付け役から見る三部作” と大層なリードが付いていて… そもそも表紙からして、“和製ロックか?シティ・ポップか?” なんて問い掛けがある。

でも今から17年前、最初にシティ・ポップのディスク・ガイド『Light Mellow 和モノ669』を作った時に、Charを大きく掲載するのは、少しだけドキドキしたものだ。だってCharといえば、押しも押されぬ日本のギター・レジェンドで、そのスタイルはパワー・コード系のクラシック・ロックというイメージを確立していたのだから。それでも敢えてデビュー盤を通常枠に回し、2作目『HAVE A WINE』を大枠にしたのは、シティ・ポップ的には正解であった。どちらもレビューを担当したのは、Light Mellow Attendants と名付けたライター陣の仲間の一人だったけれど。

でも自分が高校生の時にデビューした Char のインパクトは結構大きく。当時は日本のロックだとクリエイション、四人囃子、カルメン・マキ&オズ、サディスティック・ミカ・バンド、外道あたりを聴いていたか。でも Char は圧倒的に洗練されていたんだよな。その頃は、ただ何となく感覚的に惹かれていただけだったけど、AORを深く聴くようになって、あぁ、Char の1枚目はボズ・スキャッグスで、2枚目はトミー・リピューマの世界観なのだと気づいた。トータルでいうと、ボズのプロデュースでデビューしたレス・デューデックに一番近い感覚。ま、そのあたりはギタ・マガの記事をお読みいただくとして。

先月、約16年ぶりに出したニュー・アルバム『FRET TO FRET』、ZICCAのサイトでしか買えないというコトで、まだゲットできてないのだが、早々に手に入れなくては。単純にデビュー45周年だから、というのじゃなく、何せ初期3部作に続く4作目、という位置付けなのだからして。