peach and apricot

超話題の謎のユニット:Peach & Apricot による<Watching Over You>が、本日から配信スタート。SNSでも結構な話題になっている。この曲は、2週前の10月22日から始まった相葉雅紀(嵐)主演のドラマ『和田家の男たち』の主題歌。歌声は竹内まりやにソックリなのに、アーティスト名は Peach & Apricot なる謎のユニットで、オンエア直後からその正体について憶測が飛び交っていた。

かく言う我が家でも、相方がこのドラマを初回からチェックしていて、2週目の放送時にTVの前に鎮座させられ、「これ聴いて! 誰か分かる?」
「まりやさんっぽいなぁ〜」
「でも Peach & Apricot ってユニットなのよ」
「そうなんだ。でも Peach ってまりやさんじゃないの? だとするともう一人の apricot は、まさか杏里? う〜ん、豪華すぎてありえねーか
なんて会話がありつつ。

そして月が変わって11月3日『レコードの日』。毎年恒例のイベントだけど、今年最大の注目アイテムは、まりやさんの『PLASTIC LOVE』12inchシングルの新装復刻盤だろう。同時に『VARIETY』『REQUEST』の2021 Vinyl Editionも発売され、まりやさん自身がこのイベントのアンバサダーを務めている。もっとも自分は、アナログ盤に関しては、オリジナル盤を持っていたら再発盤は買わない主義なので、全スルー。…と思ったら、『PLASTIC LOVE』は相方がゲットしていた…

そして同日夕は、TOKYO FMをキーステーションとする全国JFN38局合同プログラム『FM FASTIVAL』で、3時間に渡る『竹内まりや RADIO Turntable』をオンエア。まりやさん生出演で、ゲストにダンナの山下達郎。そしてその番組中で、Peach & Apricot の正体が明かされ、同時にフル・ヴァージョンが初オンエアされた。更に翌日4日から配信・サブスクも解禁という、怒涛かつ超綿密なスケジュールが周到すぎるほど周到に用意されていてビックリ。う〜ん、これぞ現代版メディア・ミックス。

そこで明かされた Peach & Apricot の正体とは、そう、まさにその「まさか」、竹内まりや&杏里のユニットだった 聴いた時に まりやさんだと確信が持てなかったのは、2人が交互にヴォーカルを取っていたため。そうなると当然、達郎氏も何らかのカタチで絡んでいるはず。案の定、印象的なキレのあるギター・カッティングが、達郎さんのプレイだった。しかしそこにもう一点、予想を上回る隠しネタが。この<Watching Over You>、作詞はまりやさんだが、作編曲を手掛けたのが、何と林哲司だったのだ。ドッヒャ〜

林哲司さんといえば、今やシティ・ポップ系ソングライターの代表格。そして彼のキャリアを象徴する作品として挙げられるのが、まりや<セプテンバー>と杏里<悲しみがとまらない>なのだ。実際互いにコラボするのは、杏里とは38年ぶり、まりやさんとは40年ぶりとか。そういえば、少し前に松原みきのコンピ解説用取材で林さんに会った時、別れ際に「まだ詳しくは明かせないけど、いま面白いプロジェクトを進めているんですよ。楽しみにしてて下さい」と言ってたっけ。それがコレだったのだ。

元々、まりやさんと杏里は78年デビューの同期生(歳はまりやが6歳上)だそうで、一緒に何かやろうという話は以前からあったそう。それがこのコロナ禍、杏里がまりやに掛けた一本で電話から、アイディアが膨らんでいったそうだ。前述したプロジェクトの仕掛けの部分も完璧だけど、この2人のコラボを達郎さんではなく、共に縁の深い林哲司に委ねたところが、まさしくミラクル。シティ・ポップ・ブームのアイコン4人が、期せずして一同に揃ってしまった。これは聴くっきゃナイでしょう

ちなみに現時点ではフィジカル・リリースの発表はなく配信のみだそうだが、来年出るという噂も…。