t-groove & george kano experience

 セーヌに映る摩天楼のキラメキが、水面のシンコペーションに波打つ。
 時計の針を止めれば、心はもうパリからTOKYOへと駆け出して。
 T-Grooveとジャズ・ファンク・ドラマーGeorge Kanoが発信する、
 ミラクルな日仏共同プロジェクト・アルバム。


そんなキャッチが踊る、T-Groove & George Kano Experience の初アルバムがドロップ。その内容は、帯裏に乗っている林 剛クンのコメントが的確なので、それを丸ごと引用しちゃおう。

「ディスコを究めつつ多方面にアクセスするT-Groove。ジャズやファンクを軸にi-depの一員としても活動するドラマーのGeorge Kano。ダンス・ミュージックの粋を知り尽くしたふたりのグルーヴ・マスターがラグジュアリーで親密な空間に誘う。国境を越え幅広い人脈を駆使して全編生音で奏でるモダンなフュージョン・ディスコは、70~80年代の音楽を愛するリスナーにとっての桃源郷だ。SWING-OやYUMA HARAも関与した緻密かつ大胆なアレンジ、DAISUKEやShohei Uemura(THREE1989)らによるムーディーなヴォーカルも彩りを加える」

…というワケで、今日は実は某所でT-Groove & George Kanoの取材。ディスコ・サウンドのリミキサー/プロデューサーのイメージが強いT-Grooveと、ロック・スピリットを持った暴れん坊ジャズ・ドラマー;George Kanoがどうして手を組んだのか。かつての和ジャズのような、熱きグルーヴ解釈の秘密。ストイックなパワー・ドラムの出自。そして4つ打ちのディスコ・サウンドから逸脱してジャズ・ファンクにアプローチしたT-Grooveの意図などなど、いろいろなコトが一気に明らかになった。何処に掲載されるかは、また近くなってから。

にしても、時々一緒に飲んだりしている T-Grooveだけに、シラフで真面目に質問に答える姿は、どうもシックリ来ませんな…(笑