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6日に発売されたジャンクフジヤマのニュー・アルバム『SHINE』のリリース・ライヴ@Billboard Live Yokohama 1st Show。3連休明けの平日、都心ではなく横浜、普段よりキャパ大きめでしかも入替制、オマケにコロナ第7波襲来と、いろいろ悪条件が重なったこの日のステージ。それだけにシートには余裕があったが、諸事情で足を運べなかった方、断念せざるを得なかった方、残念! …それぐらいイイ感じのライヴでした。

今回のサポート陣は、アルバムのメイン・ソングライターでアレンジャー、共同プロデューサーでもある神谷樹(たつき)クンをバンド・マスターに、若手・中堅・ベテランが絶妙なバランスで混在。これまでジャンクといえば、爆進する疾走感がトレードマークだったが、この新作では緩急自在な感じ。ライヴでもそれが反映されて、全力疾走もあれば巡航走行もある、そしてミディアムもスロウも、という印象で、程よくチカラが抜けていた。

ボーナス含め11曲収録の『SHINE』から、まずはほぼ収録順に5曲。デビューのキッカケとなった<秘密>を挟んで、再び新作から2曲。合計8曲を披露。そこでいきなり配信リリースしている<Ride On Time>と、もはや定番化しつつある新作ボーナス曲(ポンタさん入りライヴ・ヴァージンで収録)の<Love Space>という山下達郎カヴァー2連発で大盛り上がり。特に<Love Space>では、若手注目株:半田彬倫の多彩な鍵盤ワーク、今回はコーラスも頑張っていた坂田明奈チャンのファンキー・サックス、そしてドッカリ椅子に腰掛けながらも時々身を乗り出してグイグイと煽るようにフィルを差し込んでくる御大:岡沢章と、今回のジャンクの新曲にはないようなインタープレイがココで炸裂。最後は再び新作から、スケール感のある<Love Is a Wonder>で幕となった。

アンコールは、10年前のメジャー移籍デビュー曲で、ジャンク最大のヒット<あの空の向こうがわへ>。それが終わった時点で開演から80分を超えていたので、コレ1曲でジ・エンドだな、と思いきや、勢いに乗ってダブル・アンコールで<Down Town>まで。やっぱり最後はジャンクらしく、パワー全開の熱いエピローグになっていた。

《set list》
ジャンク
P.S.
ジャンクは 前回に引き続き LIVE Light Mellow Vo.5 への出演決定。こちらもどうぞお楽しみに。

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9月25日(日) こくみん共済COOPホール スペースゼロ(新宿南口 徒歩5分)
出演:杉真理 / EPO / 今井優子 / ジャンクフジヤマ
詳細・予約は以下から。
https://www.capital-village.co.jp/.../con.../2022061501.html