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『CITY POP on VINYL 2022』、昨日から参加レコードショップ各店で展開中。今回、拙監修【Light Mellow 和モノ45】シリーズは、諸般の事情により、11/12月開催予定の『レコードの日』にスライドすることになったが、それでも間接的に協力したり、相談に応じたりした関係で、結構なタマ数が手元に届いた。

嬉しいのは、初アナログ化のオリジナル・ラブの2枚。特に『RAINBOW RACE』(95年)は、充実のバンド・サウンドが聴ける一枚。ペドロ&カプリシャス『SUN PATIO』はラテン〜サンバのクラシックを日本語カヴァーした企画作で、ヴォーカルは桂木佐和。永井博のアートワークでも持っていたい。東北新幹線『THRU TRAFFIC』は、2度目のアナログ再発。以前は予約だけでほぼ完売で、店頭にはほとんど回らなかったので、待っていた方も多いだろう。初復刻の紙ジャケCDは【Light Mellow'S Choice】、その後の7インチ復刻は【Light Mellow 和モノ45】でのリイシューでした。拙監修ガイド本で『職人による知られざる奇跡の名盤』として紹介したのは、もう18年も前のこと。松原みきの83年ベスト『PARADISE BEACH』、小山水城の85年デビュー作『ANGEL'S VOICE』も、CD化の時にライナーを書いた。

7インチでは、ダディ竹千代&東京おとぼけCats『偽りのDJ』(80年)が、個人的待望。曲は山下達郎の書き下ろし。杏里や角松敏生のコーラスを務めた実力派:故・小島恵里の『ファールプレイ/Lonely Feelin'』も、かつて【Light Mellow 和モノ45】でリイシューしたことがある。両方イイけど、個人的にはLight Mellow コンピにもセレクトしたB面曲<Lonely Feelin'>がツボ。ペニーこと当山ひとみの<Sweet Soul Music>は、88年のアルバム『IMAGINATION』からのチョイス。

他にもいくつか気になるタマがあるが、ほとんどはオリジナル・アナログ盤で持っていたり、CDで持っていたり。こんなにイロイロ出されても、貧乏ライターにはなかなか手が出せない。速攻で売りこれもタマも出ているだろうけど、賢い消費者を目指しつつ、出す時は出し惜しみせず、で。

amazonでは取り扱いがないので、以下からどうそ。
https://tower.jp/article/feature_item/2022/06/13/0701?kid=plkpcstp01