olivia 1olivia_come on over
olivia_physical 40olivia_liv on

朝一番でショッキングなニュース。オリヴィア・ニュートン・ジョンが8月8日、南カリフォルニアの自宅で亡くなった。92年に乳がんを公表してから、治療・克服、転移・再発を繰り返しす一方、癌撲滅キャンペーンなどにも積極的に関与していた。享年73歳。

オリヴィアは英国ケンブリッジ生まれのオーストラリア育ち。クリフ・リチャードのバック・コーラスなどを経て、71年にボブ・ディランがジョージ・ハリスンに提供した<If Not For You>のカヴァー・ヒットでデビュー。当初はカントリー・シンガー的スタンスで注目されるようになったが、徐々にポップス化し、74年の全米No.1ヒット<I Honestly Love You(愛の告白 )>で人気を確立。<Have You Never Been Mellow(そよ風の誘惑)>、ジョン・トラボルタとのデュエット<You're The One That I Want(愛のデュエット)>、<Magic>、ELOとの<Xanadu(ザナドゥ)>、セクシーなイメージ・チェンジで一世を風靡した<Physical>など、大ヒットを連発した。

個人的には、自分の洋楽事始めとオリヴィアの日本デビューが近かったこともあり、<If Not For You>の頃から知っていたが、カーペンターズ同様、文部省推薦洋楽ポップスみたいな優等生カラーが好みじゃなくて、自分でアルバムを買うことはなかった。でも透明感に満ちた歌声や、キレイなお姉さん的立ち位置には抗えず、常にちょっと気になる存在ではあったな。その分、<Physical>のイメチェンが衝撃的で、しかも楽曲がスティーヴ・キプナー、ギター・ソロはスティーヴ・ルカサー、というあたりから、もう少し積極的に聴くように。キャリア終盤は、友人とのコラボ作品が多くなり、2016年の『LIVE ON』は、エイミー・スカイ(マーク・ジョーダンの奥様)とベス・ニールセン・チャップマンとの共同名義。カナザワ的には、それが最後に購入したオリヴィアのオリジナル・アルバムになった。

昨年オリヴィアは、自身の主要カタログの権利を Primary Wave Music に移動。その復刻第1弾として『PHISICAL Deluxe Edition』3枚組でリリースしている(詳細はこちらから)。同年秋には、日本政府より『日本国の音楽文化の発展及び友好親善に寄与した功』により、旭日小綬章を授与。

Rest in Peace...