何とかテッペン越えずに戻ってこられた、怒涛の宮城日帰り出張 done。約30年ぶりの仙台だったが、どこかを巡るどころか、土産の物色さえできず終いで。でも景勝地:松島にほど近い七ヶ浜国際村のホールはなかなか素晴らしく、国際親善にもよく使われているらしい。しかもスタッフの皆さんもお客様も、ホッコリあたたか。首都圏でこのホスピタリティには出会えないなぁ…、と思いながらのイベント出演だった。
新幹線の中でチラチラと目を通していたのが、少し前に寄稿したこの書籍、ele-king booksの『VINYL GOES AROUND presents RARE GROOVE 〜 進化するヴァイナル・ディガー文化』。最初に依頼を受けた時には、「コレって、自分じゃないんぢゃないか…?」と思って編集者に尋ねた。すると、シティポップを中心とした和モノの最近のサンプリング事情について書いて欲しい、とのこと。以前に書いた、近年のシティポップについて書いた記事が目に留まったのがキッカケだったそうだ。普段はほとんど繋がりのない方から人づてに発注がきたり、SNS等で飛び込みのコンタクトが入ることは物書きとしてとても嬉しく、ひとつの理想的展開と言える。
かくして書いたのは、『最近のサンプリング事情〜掘り起こされる日本の音楽』なる記事。ま、ザ・ウィークエンドの亜蘭知子<Midnight Pretender>使いとか、ラッパー:タイラー・ザ・クリエイターの山下達郎<Fragile>ネタとか。その辺に興味のある方は是非。
そういえば、ごく最近ネット配信されたメジャー・ニュース・サイトに、シティポップ界隈の記事があり、そこで「カナダの人気バンド『ザ・ウィークエンド』のアルバムの1曲に亜蘭知子の『Midnight Pretender』がサンプリングされ…」、とあった。更に読み進めていくと、「Suchmosなどに代表されるシティポップに影響を受けながら、新しいサウンド作りをしている『ネオ・シティポップ』と呼ばれる若手のバンド群が出現」とか。…って、アレ、なんか変
ノンフィクション・ライターが書いたっぽいけど、それほど専門的な事柄ではないのに、この体たらく。お勉強が必要というより、ネットを当たりゃーすぐに分かるコトだから、これはもう音楽とかアーティストを舐めているんじゃあないのかな?
かくして書いたのは、『最近のサンプリング事情〜掘り起こされる日本の音楽』なる記事。ま、ザ・ウィークエンドの亜蘭知子<Midnight Pretender>使いとか、ラッパー:タイラー・ザ・クリエイターの山下達郎<Fragile>ネタとか。その辺に興味のある方は是非。
そういえば、ごく最近ネット配信されたメジャー・ニュース・サイトに、シティポップ界隈の記事があり、そこで「カナダの人気バンド『ザ・ウィークエンド』のアルバムの1曲に亜蘭知子の『Midnight Pretender』がサンプリングされ…」、とあった。更に読み進めていくと、「Suchmosなどに代表されるシティポップに影響を受けながら、新しいサウンド作りをしている『ネオ・シティポップ』と呼ばれる若手のバンド群が出現」とか。…って、アレ、なんか変
ノンフィクション・ライターが書いたっぽいけど、それほど専門的な事柄ではないのに、この体たらく。お勉強が必要というより、ネットを当たりゃーすぐに分かるコトだから、これはもう音楽とかアーティストを舐めているんじゃあないのかな?
実は私、知る限りまだCDでは再発されていないブレンダ・ラッセルと元旦那さんのDon't Let Love Go(愛を離さないで)という曲が昔から好きでして、何とかCDにならないもんかと思ってあれこれ探しております。ところ最近、それ繋がりでニュージーランドのSSW、Jon Stevensを知りました。
彼が1980年に出した『Jezebel』というアルバムにくだんの曲が(シャロン・オニールさんとのデュオで)収録されているのですが、原作者より遥かに歌が上手く、アレンジも原曲を踏襲しつつさらに洗練されていて、一発で虜になってしまいました。
https://www.youtube.com/watch?v=f-diWTb7vVw
上記でくだんの曲を聴くことができます。金澤さんの手で数多再発されてきたミュージシャンたちと比べても決して見劣りしないと思うのですが、彼(ら)にいつか日の目が当たる日が来ることはないでしょうか?権利関係で難しいのかもしれませんが、彼の旧作はほとんどCDになっていないみたいなので、ぜひご一考をお願いします。