david lindley 1david lindley_mr.dave
david lindley & jackson brownedavid lindley japan

2日連続の朝イチ訃報。今度は、米西海岸で活躍した職人的ギタリスト:デヴィッド・リンドレーが、3日に亡くなった。数ヶ月前から体調を崩し、関係者が医療費のドネイションを募っていたという。享年78歳。ジャクソン・ブラウンの盟友的存在として知られていた。

ギターのみならず、フィドル、バンジョー、マンドリン、ブズーキ、ラップ・スティール、ワイゼンボーン(アコースティックのラップ・スティール)、シタール、チャランゴ、ウードなど、実に多彩な弦楽器を操ることで知られるリンドレー。音楽的にもロックやカントリー、ブルーグラス、ブルースだけでなく、アメリカン・ルーツ・ミュージック、ハワイアンやレゲエ、テックスメックスなどのワールド・ミュージックなど幅広い素養を持ち、音楽的・人脈的にライ・クーダーに近い。

60年代は自身のバンド:カレイドスコープで活動。71年からジャクソン・ブラウンのバンドにギタリストとして参加し、『LATE FOR THE SKY』『THE PRETENDER』『RUNNING ON EMPTY』などに多くの名演を残した。特に引きずるようなスライド・ギターは、彼のトレードマークとして定着。リンダ・ロンシュタットやウォーレン・ジヴォン、ジェイムス・テイラーなど、共演も多い。81年にはエル・ラーヨ・エキス (El Rayo-X)を結成し、アサイラムからソロ・デビュー。日本贔屓もあって、邦題は自ら『化けもの』と指定したらしい。エル・ラーヨ・エキスとは80年代中にスタジオ4作。その後は自由自在に相手を変え、世界各地の音楽を探求して、自主制作でアルバムを発表し続けていた。今頃 雲上で、ジヴォンやデヴィッド・クロスビーと再会を祝っているかな…

Rest in Peace...