
ロビー・デュプリーといえば、オウム返しに<Steal Away>。そしてそれが入っている80年のデビュー盤『ROBBIE DUPREE(ふたりだけの夜)』。それはもちろん間違いではないけれど、それだけで片付けて欲しくはないと、この08年盤『TIME & TIDE』を。一応オリジナル・スタジオ・アルバムとしては6枚目で、現時点では一番新しいフル・アルバムになる。これ以降のロビーは、残念ながらシングル盤かデジタル・シングルしか出してない。
このアルバムが良かったのは、ゼロ年代の録音にも関わらず、完全にナマのバンド・サウンドで構築されていること。そのアンサンブルは再編スティーリー・ダンに近く、最近続々とデビューしてい若手スティーリー・ダン・フォロワーとの共通点が多々。曲によっては、スティングに通じるニュアンスもある。ロビーの声は以前より枯れているものの、それが程良い味わいにも。
バンドのランナップは、クラッキンのリズム体であるピーター・バネッタ&リック・チューダコフに、オーリアンズの故ラリー・ホッペン(g)、E.ストリート・バンドやエリック・クラプトン、スティング等などをサポートしてきたデヴィッド・サンキシャス(kyd)、そしてコーラスにやはりクラッキンのレスリー・スミス(cho)。当時は、ほぼこの顔ぶれでチョクチョク来日していたのだ。そういやコレ、ライナーも書かせてもらったな。
個人的には、初期2作を聴いた後には、絶対ココへ行って欲しいと思う内容。定番アーティストのカタログって、どうしても軽視されがちだけれど、マニアックなレア盤を掘っていくより、教えられるモノは多いと思うな。
バンドのランナップは、クラッキンのリズム体であるピーター・バネッタ&リック・チューダコフに、オーリアンズの故ラリー・ホッペン(g)、E.ストリート・バンドやエリック・クラプトン、スティング等などをサポートしてきたデヴィッド・サンキシャス(kyd)、そしてコーラスにやはりクラッキンのレスリー・スミス(cho)。当時は、ほぼこの顔ぶれでチョクチョク来日していたのだ。そういやコレ、ライナーも書かせてもらったな。
個人的には、初期2作を聴いた後には、絶対ココへ行って欲しいと思う内容。定番アーティストのカタログって、どうしても軽視されがちだけれど、マニアックなレア盤を掘っていくより、教えられるモノは多いと思うな。