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8月26日(土)は、カナザワが企画監修している年1回のシティポップ・ライヴ・イベント『LIVE Light Mellow Vol.6』@こくみん共済coopホール スペース・ゼロの開催日。午前中から、新宿南口近くのホールに詰めておりました。今回の出演は、ブレッド&バター、庄野真代、サーカスというベテラン勢3組。猛暑かと思えばスコールのような雨が降る、というストレンジな天候を押してお集まり戴きました皆さま、どうもありがとうございました。

単発で終わるライヴ・イベントが多い中、6回も続いたのは大変ありがたいこと。その感謝の意を込めて、ロビーにこれまでの計8回(若モノ・ヴァージョンの Vol 1.5、2.5の2回を含む)分のフライヤーを拡大展示。なかなか壮観な見栄えで、自画自賛。最多出演はブレッド&バターの3回。今回ご出演のサーカス、庄野真代さんは、共にVol.1以来、2回目の出演になる。

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「昨今のシティポップの流行はDJブームに端を発しているので、今回は敢えてハーモニー/コーラスにスポットを当てて…」という自分の前説から始まって、いきなり出演者全員にステージに登場していただき、洋楽カヴァー<So Much In Love>のアカペラでスタート。2コーラス目からバンドが入るティモシー・シュミット版アレンジで、まずは今回の趣旨をアピール。これまでは各出演者の転換時に入れ替わる方同士のジョイント・パートを設けていたが、今回はそれをすべて取っ払い、出演者全員による15分近いLIVE Light Mellow スペシャル・メドレーを最後に、という演出で。

各コーナーの最初の出演は、これもいきなりのブレッド&バター。夏風邪上がりの(岩沢)幸矢さんは本調子ではなかったものの、さりげない二弓さんのフォローもあって、ほとんどいつものゆる〜いパターン。短い時間でシッカリと、リヴィング・レジェンドたる自然体のハーモニーを聴かせてくれた。

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入れ替わって、純白でノー・スリーヴのサマースーツに身を包んだ庄野真代さん。最新作からの楽曲や『Light Mellow 庄野真代』にセレクトした楽曲、そして定番の大ヒットと、若々しい歌声を披露。MCでも Light Mellow のコトを持ち上げていただき、まっこと感謝に絶えません

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そして3組目の登場がサーカス。いきなり大ヒット曲の連発でオーディエンスを沸かせた上、ライヴ仕込みのMCもめっぽう楽しく。最後は振り付きのコール&レスポンスで大きく盛り上がった。

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そして最後にメドレー・コーナー。まずはサーカスが真代さんを呼び込み、ユーミン<あの日にかえりたい>。実はサーカスの叶正子さんと真代さんは、共にヤマハ出身で、デビュー前からの古い付き合い。サーカス結成時には、真代さんに「一緒にやらない?」と誘ったそうだ。しかし真代さんも既にソロ・デビューの話が動き始めていて、合流かなわず。そんなエピソードを思い出しながらのジョイントになった。

続いてブレバタが登場して<あの頃のまま>、そして真代さんのレパートリー<中央フリーウェイ>と、ここまではユーミン楽曲で進行。更にサーカスがレパートリーにしていた吉田美奈子<ケッペキにいさん>をユーモラスに披露し、全員の<Down Town>で本編終了。アンコールではブレバタを中心に<特別な気持ちで(I Just Call To Say I Love You)>で大団円を迎えた。そしてバック・バンド(外園一馬・目黒郁也・海老原諒・工藤寛丈 [弱冠22歳])を含め一同整列。どうもありがとうございましたぁ〜

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その後出演者はようやく解禁になったサイン会、自分とバンマス:外園クンはオマケ企画のアフター・トーク・ショーに臨み、シティポップ談義をひとしきり。冒頭に触れたように、フロントアクトの出演者はブレバタが最多出演ながら、バンド・メンバー込みでは、若手のコンマ5ヴァージョンにも出演している外園クンが8回中5回の最多出演であるコトが判明した。彼の素晴らしいギターとコーラス、そして彼が率いるハコバンの手堅い演奏も、LIVE Light Mellow の大きな売り。

みなさま、是非また来年もヨロシクお願い致します。

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