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ショック シティポップの世界的大ブームの中で、海外からもシッカリ再評価機運が高まっていた名シンガー:大橋純子が、9日に亡くなっていたことが明らかになった。享年73歳。現時点で死因は発表されていないが、近年は食道ガン、乳腺ガンとの闘病を強いられ、それでも歌手活動に復帰。ところが今年3月の定期検診で再発が発見され、5月に予定されていたビルボード・ライヴでのクラブ・サーキットが中止に。そのまま活動を休止して自宅静養に入るも、断続的にヴォイス・トレーニングを行なって復帰を目指していたらしい。ところが一週間ほど前に病状が悪化し、緊急入院。そのまま旅立ってしまったそうだ。先月22日、<夏女ソニア>をデュエットした もんたよしのりサンが急逝した時も追悼コメントを出しており、療養中でも比較的元気に過ごしていたという。

世間的には、<たそがれマイ・ラブ>や<シルエット・ロマンス>といった大ヒットで知られるが、“小さな巨人” なんて言われたように、ちっちゃな身体でパンチ力抜群のソウル・ヴォイスを聴かせる本格派。彼女自身も洋楽からの影響が大きく、70年代は美乃家セントラルステーションを率いて、大型ソウル・バンド的な作品を送り出していた。

その流れもあって、自分が監修するLight Mellowシリーズでは、ディスクガイド本でもコンピレーションCDでも大きく取り上げ、70〜80年代初頭の音源で『Light Mellow大橋純子』なる編集盤も組ませていただいたし、クラブ方面での再評価筆頭曲<テレフォン・ナンバー>を7インチ・シングルに切ったりもしている。『Light Mellow大橋純子』では懐メロ色の強い<たそがれマイ・ラブ>や<シルエット・ロマンス>はスルーし、思い切って若い世代、クラブ系のリスナーに喜ばれそうなセレクトに絞り込んだが、選者としてはアーティストに対するエクスキューズの気持ちもあるワケで…。それをご本人にお話ししたら、「それでイイのよ。ドンドンやってちょうだい」みたいなノリで、逆に背中を押されてしまった。

更に一度はガンを克服し、活動を再開した時点で、LIVE Light Mellow Vol.3にご出演いただき、<シンプルラブ>や<テレフォン・ナンバー>をリクエスト。<テレフォン・ナンバー>はしばらく歌っていないし、病み上がりで声が厳しいかも…、なんて躊躇されていたが、リハーサルを聴いて、“な〜んだ、全然大丈夫ぢゃん” と。当日も共演するブレッド&バターや南佳孝さんを歌ヂカラで引っ張る存在でありました。

そんな思い出のある方の訃報には、やはり心が疼く。先週の林哲司50周年ライヴへの不参加が惜しまれたぐらいで、また何処かでお目にかかるチャンスが来るものと信じて疑わなかった。それだけに、虚を突かれた思いです。ジュンペイさん、どうぞ安らかに…

LIVE Light Mellow Vol.3

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当日のLive Report はコチラから。