903ffa2c.jpgしばし、仕事中断。
というより、BGにかけたつもりが完全に耳を奪われて、スピーカーの前に釘付け状態になってる。ひと通り聴いて、すぐにリピート。2度目の後半になり、ようやくコレを書く余裕が出てきた。噂には聞いてたけど、ホント、こりゃスゴイわ。どうしてごくごく一部でしか話題にならないんだろ? 多分ちゃんとした前フリがないと、彼らの凄さが伝わらないんだろうな。

このナチュラリー7は、いわゆる黒人のアカペラ・グループ。というと、テイク6を思い出す人が多いだろう。実際その通りだけど、その違いは単に一人多いだけじゃない。最近はヒューマン・ビートボックスなんか当たり前のようになってしまって驚くに値しないが、彼らはベースからギターからキーボードから、何でも歌ってしまう。それもクリソツに。だから曲を聴いただけだと、純粋なアカペラじゃなくて楽器も使っているのネ、なーんて勘違いされてしまうのだ。なんて不幸な!!!! かってテイク6が『JOIN THE BAND』というアルバムを出していたが、トンデモナイ。もうナチュラリー7自体が楽器を持たぬバンドなのだ。

それともうひとつ、個人的にはココにすごく感心したのだけれど、楽曲がすごくキャッチーで親しみやすいのね。テイク6の場合、根がゴスペルだからどこか生真面目でかしこまった空気がある。ハーモニーもジャズっぽいセンスがあって、ちょっぴりアカデミック。けれどコイツらはヒップホップ世代だからストリート感覚が利いてて、しかもフツーにポップ。Mr.ミスターの<Broken Wings>やエクストリーム<More Than Words>をカヴァーしてるのも間口の広さを感じさせる。もちろんゴスペルっぽさも覗かせるが、それも自分たちの手の内のワンピースになってる印象だ。とにかくテイク6よりもスンナリ耳に入っちゃうわけ。で、オール・アカペラと知って「うっそぉ〜」になる。テイク6を越えてるのに、今イチ、アピールしづらいんだな。それなのに、あまりプロモーションは行き届いてないみたいだ。

仕事がら、CDを聴いて感心することは多いけど、いきなり2回も3回も繰り返して聴いたのは久し振り。またこういう究極のナマ音だと、部屋のJBLが気持ち良く鳴ってくれるので、思わずヴォリュームが上がってしまう。夜でもないのに、親から「ちょっとうるさくない?」とたしなめられたのも久し振りだ。

なお、このナチュラリー7に関しては、ベテラン評論家の吉岡正晴さんがご自身のサイトで詳しく紹介なさっています。
http://www.soulsearchin.com/soul-diary/archive/200406/index.html
ここの667〜668あたりを要チェック。なお国内盤はCCCDなのでご注意あれ。ボクのはもちろん外盤です。

な〜んて書いてる間に、既に4回目に突入してたりして(汗) 
う〜ん、仕事が進まん…。