c3240a7e.jpgひと足お先に拝聴させていただいてます。やっぱカッコイイわぁ〜。

この8月〜9月で、彼女のRCA〜アルファ時代のアルバムが紙ジャケで再発される。それに併せて某誌で美奈子特集が組まれるのだけれど、その原稿を自分が書かせてもらうコトになった。そこで編集部からゴッソリとブツが到着。もちろん自分の手元にもアナログや昔のCDがあるが、音質が向上している場合もあるし、できるだけ現物を見て聴いて、という配慮である。ただし発売日の関係で、紙ジャケそのもので届いたのは、8月のアルファのみ(ちなみに要返却です)。

今回の美奈子リイシューについては、特にこのアルファ発の5作『愛は思うまま』『モノクローム』『モンスター・イン・タウン』『ライトゥン・アップ』『イン・モーション』を待っていたという人が多い。まぁここでは、具体的な音の内容よりも事実関係を直前情報としてお知らせしておこう。

まずアルファ作品に関しては、噂されていたリマスターはなし。90年代のCDに比べてレベル・音圧は上がったが、これなら前回CDのボリュームを上げて聴くとの大差はない。ジャケットや歌詞カードなどは、ザッと見た感じ、オリジナルにほぼ忠実に作られているようで無難な仕上がり。彼女の作品にはギミック・カヴァーがあるわけではないから、これで当然だが。いずれにしても、素直に「CDで聴きたかった」という人は、間違いなく“買い”だろう。しかし自分のようにアナログもCDも持ってるという人だと、結局紙ジャケというパッケージの魅力しかないわけで、リマスターなしはちと痛い。ただ紙ジャケ仕様は初回限定で、すぐプラケになってしまうから、買うなら速攻じゃないとなぁ。あぁ、悩ましい。

で、来月登場のRCA4作品(ベストは除く)は、99年リイシュー時のリマスター音源を使用するとのこと。紙ジャケについては未着だが、既に実績のあるBMGからの再発だから心配はいらないだろう。ちなみに自分で所有してるCDは、リマスターされていない初CD化の時のヤツなので、こちらは買ってもいいかな。特に『FLAPPER』と『TWILIGHT ZONE』は良い音で聴いてみたい。基本的に自分は音源重視なので、紙ジャケ・コレクターではないのだ。そういえば、某T社は遂に紙ジャケ/CCCDで70'sロックものを再発するようですな。まったく何を考えているんだか。

それにしても、この『IN MOTION』の凄まじさ。ライヴであってライヴでない、まさに彼女のアーティスティックなスタンスが如実に表われた会心作である。個人的にはスタジオ・ヴァージョンから激変した「愛は思うまま」のグルーヴに口アングリ。この曲や「時よ」は、学生時代にバンドでやってたんだよなぁ…。