cb2321bd.jpgたまにはチョッとレアなシングル盤でもいかが?

実は昨日、打ち合わせのあとに軽くCDショップに寄ったところ、あのデラちゃんの『I'M YOUR GIRL FRIEND』が並んでいるのを発見。条件反射的に買って帰った。で、仕事そっちのけで聴いていたら、この78年のシングル盤を思い出し、そちらまでハシゴ聴き。今回CD化されたアルバムの4年前、デラちゃん14歳のデビュー・シングルである。
曲はタイトルでピーンと来た方もいるだろう、メリー・ウェルズが全米No.1にしたモータウン・クラシック(作曲はスモーキー・ロビンソン)。プロデュースはやっぱりデヴィッド・フォスターで、オヤジさんのニール・デダカとの共同プロデュースになっている。曲が曲だけに決してAORには成り得ないものの、フォスター・ファンなら思わず馴染んでしまう音だろう。
というのも、このバックのメンバーがやはり凄いというか、一派総動員らしいのだ。シングル故にクレジットは皆無だが、ある筋の情報では、g:ジェイ・グレイドン/レイ・パーカーjr.、b:デヴィッド・ハンゲイト、ds:ジェフ・ポーカロとか。音を聴いても、確かにジェイやポーカロの参加は間違いない。バック・ヴォーカルは黒人女性みたいだが、もしかしたらビル・チャンプリンがファルセットで入っているかも。そんな風に聴こえちゃいます、ボクの耳には。

7〜8年前にジャズ・シンガーとして再デビューしたデラちゃん、なかなか成功には至らないけど、生まれが生まれだけに、人に歴史アリ、ではありますな。

P.S. 明日は代官山のカフェで皿回しです。お近くの方は是非。詳細はメイン・サイトの【information】でご確認あれ。