838a1990.gif2日間、Mt.FUJI JAZZ FESTIVAL '04へ行ってました。

台風の影響で、両日とも小雨が降ったりやんだりの状況でしたが、カッパを被った熱心なオーディエンスに見守られ、なかなかの熱演・熱唱が続きました。個人的なベスト・パフォーマンスは、1日目がトリを取ったクルセイダーズ。まさかノッケから<Free As The Wind>と<Spiral>が連発でくるとは!! ギターがRay Parker Jr.ということで、アンコールではやっぱり<Ghostbusters>が出ちゃいましたケド(苦笑) そして2日目のベスト・アクトがロビー・デュプリー率いるAOR Dream Band。先のクラブ・ツアーを観てたので予測できたとはいえ、想定外のコトがひとつあって、それ故に興奮しちゃったのだ。

ラリー・ホッペンがオーリアンズ時代の有名曲<Dance With Me>を歌い、ロビーのヒット<Steal Away>や<Hot Rod Heart>が飛び出し、かの<Work To Do>をカヴァーするのは思った通り。前回の来日時、ちょうど自分が行った日にだけプレイしたというスピナーズ<I'll Be Around>も、嬉しいことに再び聴くことができた。これでメンバーたちはステージ袖へ。こういうイベントではトリ以外はアンコールなしが常だから、ボクはそそくさとトイレへ向かった。で、用を足していると、ウォ〜という歓声と共に<What's Going On>が…。「おおっ、また出てきた! でもこの声は誰だ? ロビーでもラリー・ホッペンでもないぞ。もしかしてもしかすると…!?」 慌てて出たら、やっぱレスリー・スミスが歌ってる。しかも途中で超ハイトーンのファルセット炸裂。客席、エライ盛り上がり。ここにそんなにレスリー・ファンはいないと思うから、純粋にヴォーカル・スキルにヤラレたんだろう。何か最後にレスリーが美味しいトコを全部持っていったみたい。名盤『HEARTACHE』のCD化はなかなか叶わないとはいえ、彼なら新作も充分イケそうです。ここに3人揃ったのだから、Crackin'の再結成でもいいし。
 で、帰ってきてから思い出しましたが、レスリーが92年に日本でリリースしたこのカヴァー・アルバムに、<What's Going On>、しっかり入ってました。要するにレスリーのフェイヴァリットなワケね。

あと今回のMt.FUJIでは、それぞれスペシャル・メンバーを揃えたリー・リトナー(パトリース・ラッシェン最高)とステップス・アヘッド(マイク・スターンとブレッカーが切れてた)が良かった。意外性ではSpoken Word Jazzをやった佐野元春。彼がフリー・ジャズやストリート・ジャズに乗って詩を語るのは知ってたが、まさかここでやるなんて想像だにしなかった。でも彼からすれば、ジャズ・フェスだからコレをやる、のだろうが。
惜しむらくは、ステップス・アヘッドでスティーヴ・ガッドのソロがなかったのと、クルセイダーズのヴォーカル不参加かな。
来年は好天に恵まれんことを。