d3d96f28.jpg某CDショップのJ-POPフロアで流れてて、オオッ☆と反応。これぞシティ・ポップ!という軽快さに惹かれ、誰だ?と思ってNow Playingのモニターを確認したら、ナ・ナント。アコギ・ジャカジャカ系のフォーク・シンガーだと思いがちだけど、結構いろいろやりますよね、この人。「僕と不良と校庭で」なんてS&Gをパクったタイトルの曲を歌っていたのは、ダテではないのです。

それと同時に、こういう音が確実に浸透してきてるなー、と実感。堂島孝平クンやキンモクセイがこういう曲をやるのは、ある意味当然なのだけれど、ちょっと違うイメージで売ってきた著名アーティストがこの手のサウンドに触手を伸ばすということは、なかなか大きな意味があります。このパターンが増えて、そこからエポック・メイキング的な大ヒットが飛び出せば、もぅ一気にブームですよ。でもそうすると廃れるのも早いから、ゆっくり、でもシッカリ、が理想ですけどね。

そういえば、この手の先達であるタツローさんがカンツォーネみたいなニュー・シングルをリリースしたのは、こういう動きを意識しつつ、微妙な距離をキープしようとした結果ではないかな?