
ゼロ年代以降、アルバム制作ではティル・ブレナー、ネイザン・イースト、デヴィッド・サンボーン、ジャック・リー、松居慶子に、娘ヒラリー・ジェームスらとの共演作を連発。フォープレイが解散状態に陥ってからは、自身のピアノ・トリオでの活動が目立っていた感のあるボブ・ジェームス。そのボブが、ソロ名義のスタジオ・ソロ作としては『ALONE : KALEIDOSCOPE BY SOLO PIANO』以来10年ぶりとなるアルバム『JAZZ HANDS』を発表した。リリース元は香港ベースの新興レーベル Evosound。このレーベルからのリリースとしては、トリオの2作『ESPRESSO』 (18年)、『FEEL LIKE MAKING LIVE!』(22年) に続く3作目となる。
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