Light Mellow on the web 〜 turntable diary 〜

音楽ライター:金澤寿和の音盤雑感記
This is Music Journalist : Toshi Kanazawa's Blog. Sorry for Japanese only.

This is Music Journalist : Toshi Kanazawa's Blog.
Sorry for Japanese only.

Crossover / Fusion

■ SATIN DOLL / BOBBI HUMPHREY

bobbi humphrey_satin doll

引き続き【BLUE NOTE 80 WORKS】からもう1枚。BN-LA期を代表するファンキー&メロウなフルート奏者ボビー・ハンフリーの74年作。ブルーノートでの4作目にして、マイゼル兄弟とのコラボレイト第2弾。ドナルド・バード『BLACK BYRD』と並び称されるのは、前作『BLACKS AND BLUES』の方だけど、この辺りを軽く扱ったりクラブ・ネタに封じ込めてしまうフュージョン・ガイド本って、自分は信用できない。マイルス電化に始まるのはヨシとしても、その門下生(チック・コリアとかハンコック、マハヴィシュヌあたり)ばかり重視してソウル・ジャズの系譜を軽んじるのは、フュージョンの説明として片手落ちに等しいな。

続きを読む

■ GREEN IS BEAUTIFUL / GRANT GREEN

grant green_beautiful

59歳になりました! たくさんのメッセージやコメント、どうもありがとうございます。別に誕生日が嬉しいトシでもないですし、今年は母親が逝ったり自分も入院したり、他にもイロイロあったので祝う気分ではないですが、還暦に向けてシッカリやるべきことをやっていかないと、と思っています。まずは現在 開催中のBillboard Cafe & Dinning とのコラボ企画のハイライト・イベント、Excellent DJ Evening を成功させないと! …というワケで、誕生日モードは facebook にとどめて、ココではいたって普通の展開を。

続きを読む

■ MERRY GO ROUND / ELVIN JONES

elvin jones_72

昨日ブルーノートの映画を観てきたばかりなので、今日はそれと連携しているユニバーサルの、ブルーノート創立80周年記念再発シリーズ【BLUE NOTE MORE 60 WORKS】からピックアップ。当ブログで再三書いているように、ビ・バップやハード・バップ系のモダン・ジャズには興味が薄いカナザワは、主にピアノやベースの電化導入如何で、その作品に手を出すか否かを決める。エルヴィン・ジョーンズで言えば、70年台突入間もない頃がその端境期。71年に録音された本作『MERRY GO ROUND』は、そんな時期だからこその、ジャズの楽しさを追求した作品と言える。

続きを読む

■ BLUE NOTE RECORDS - BEYOND THE NOTES

blue note_movie

音楽ファンにはお馴染みのジャズ・レーベル、ブルーノート。その80年の歴史を追ったドキュメンタリー映画『BLUE NOTE RECORDS - BEYOND THE NOTES(ブルーノート・レコード 〜 ジャズを超えて)』を、渋谷東急文化村 ル・シネマで観た。ちょうど割引がある曜日とあって、お勤め帰りの音楽ファンでかなり盛況。ただし観た印象としては、ある程度ブルーノートに対する予備知識がないと、内容を理解するのは難しいかも、という感想を持った。

 続きを読む

■ RUBBERBAND / MILES DAVIS

miles davis_rubberband

故マイルス・デイヴィスが85〜86年に録音していた秘蔵アルバム『RUBBERBAND』が、ようやく陽の目を見た。昨年春のレコード・ストア・デイで発表された4曲入りの12インチ盤『RUBBERBAND EP』を序章として、この9月頭に世界同発。音専誌などでは早速特集などが組まれているが、「その割に盛り上がってないなぁ…」と感じてしまうのは、さすがのマイルスも没後28年が経過して神通力が弱まったからか。それとも、それだけシーンの変貌が著しいのか。ま、そのどちらもハズレではないと思うけど。

続きを読む

■ SUPERHEROES / RANDY WALDMAN

randy waldman_superheroes

半年以上も前に解説を書いたジャズ系CDが、今月末にようやく輸入盤国内仕様でリリースされる.。メイン・アクトは、ピアノ奏者だけでなく、映画音楽方面の作編曲家・指揮者としても知られるランディ・ウォルドマン。これまでのセッション・ワークも多彩で、21歳の時にフランク・シナトラのツアーに参加。80年頃はジョージ・ベンソンのバンドに抜擢され、最後はツアーの音楽監督を任せられた。バーブラ・ストライサンドとはもう30年の付き合いで、やはり今ではショウの音楽監督を務めている。80年代後半からリーダー作もポツポツと出しているが、2作目以降、ソロの時はオーセンティックなジャズ・ピアノにこだわっているのが特徴。超絶技巧ベーシスト:ブライアン・ブロンバーグとよく組んでいるのも、ジャズ方面では知られている。

続きを読む

■ REMIND ME - The Classic Elektra Recordings 1976-1984 / PATRICE RUSHEN

patrice rushen

20周年を迎えたという独のレーベル Strut による、パトリース・ラッシェンのエレクトラ期編集盤。15曲ながら、ロング・ヴァージョン/12インチ・ヴァージョン多数で80分超の収録。ヴォリューム感もお得感もマシマシで、なんかウキウキ。アナログ盤も出ているが、3枚組なのに、最近の国内プレス1枚モノよりも安くてビックリ。クオリティや生産コストが違うと言っても、この価格差は何なのよ ワシゃ、オリジナルLP持ってるので CDにしちゃったけど。

続きを読む

■ Aguia Nao Come Mosca(涼風)/ AZYMUTH

azymuth

イベントにレコーディングとドタバタな週末だったので、今日は家で耳をリフレッシュさせつつ、ちょっとした選盤のお仕事。ライトメロウをテーマに、邦洋のオススメ盤100枚をチョイスしている。これは後日発表できると思うので、しばしお待ちを。で、耳ダレを直すべく垂れ流しているのは、最近 髪ジャケット仕様で復刻されたアジムスの『涼風(Aguia Nao Come Mosca)』。NHK-FMの名番組:クロスオーバーイレブンのオープニング・テーマに使われていた<Voo Sobre O Horizonte>を収録した名盤である。

続きを読む

■ GET IN THE WIND / JOE THOMAS

joe thomas _78

当ブログではあまり紹介できていないが、ブルーノートのLA品番、プレスティッジの7000/10000番台、CTI/KUDUあたりの作品群、すなわちソウル・ジャズからクロスオーヴァー/フュージョンへと進化していくプロセスで産み落とされたジャズ・ファンク系のアルバムは、カナザワの大好物。だからブルーノート〜ソリッド・ステイトで活躍したプロデューサー:ソニー・レスターが71年に設立したレーベル:グルーヴ・マーチャントの作品には、どれも反応してしまう。多少粗製濫造の気配も漂うが、それをシッカリ再発しているのは、P-VINEや Ultra Vybe傘下の Solid といった日本の老舗インディペントだ。

続きを読む

■ DAVE KOZ feat. VALERIE SIMPSON @ BlueNote Tokyo

dave koz 019

ゴールデン・ウィーク後半の4日間、ブルーノート・トーキョーで公演するスムーズ・ジャズの人気サックス奏者デイヴ・コーズ。今回はナンと、アシュフォード&シンプソンのヴァレリー・シンプソンをゲストに迎え、彼女がモータウン他に提供してきたヒット曲を交えてのゴージャスなステージを展開している。その東京2日目、1st ショウに足を運んだ。ヴァレリーにとっては、11年に亡くなった夫ニック・アシュフォードと一緒にやって来た09年11月以来(当時のポスト)、約10年ぶりの来日となる。(以下ネタバレあり)

続きを読む

■ SILVER VIBRATIONS / ROY AYERS

roy ayers_83

レア・グルーヴ時代に著しく評価を上げたジャズ・ヴァイブラフォン奏者、ロイ・エアーズ。70歳越えの現在も元気そのもので、元より多作家にしてレア盤も多い人であった、それがこの10年くらいで、関連作含めおおよその作品はCDで再発。そして今回、リーダー・アルバムでは “最後の砦” とも目されてきた『SILVER VIBRATIONS』が、いよいよリイシューの俎上に上げられた。

続きを読む

■ CHATEAU BEACH / RUSS KUNKEL

russ kunkel

間もなく ダニー・コーチマー&ザ・イミディエイト・ファミリーの一員として、2年連続で Billboard Live の舞台に上がる名ドラマー:ラス・カンケル。それに合わせて、ラスが08年にUSリリースしていた初のソロ・アルバム『CHATEAU BEACH』が日本発売されることになった。同時に同じメンバーであるワディ・ワクテルのデモ&未発表音源集『UNFINISHED BUSINESS』、スティーヴ・ポステル『WALKING THROUGH THESE BLUES』も同時発売された。

続きを読む

■ THE HIGHEST ACT OF LOVE / NORMAN BROWN

norman brown_019

スムーズ・ジャズ系人気ギタリスト、ノーマン・ブラウンの2年ぶり新作『THE HIGHEST ACT OF LOVE』を聴いた。米FMのラジオ・フォーマットに忖度するのか、金太郎飴的な作品ばかり乱発されるスムーズ・ジャズ・シーンなので、もう積極的に追い掛けなくなってしまったカナザワだけれど、やはりキャリア組はひと味もふた味も違う。92年にMoJazzからデビューしたノーマンも、既に今年で27年目。オリジナル・ソロ作品は10枚を数え、他にもリック・ブラウンやカーク・ウェイラムと組んだBWB、ジェラルド・アルブライトとのジョイントでもアルバムを出している。もっともそうしたスター・プレイヤー同士の掛け合わせも、スムーズ・ジャズでは常套手段なのであるが…。

続きを読む

■ DAVID T. WALKER 2019 @Billboard Live Tokyo

david t.2019

来日のたびに足を運んでいるデヴィッド・T・ウォーカー公演@Billboad Live Tokyo、今回は初日2nd へ。まして今回のツアーは、Billboard japanのサイトでデヴィッド・Tの記事を書かせてもらっていたので (こちらを参照)、見逃すワケにはいかない。

続きを読む

■ DROP SHOT / RICKY PETERSON with BOB MINTZER & WDR BIG BAND COLOGNE

ricky peterson_2

デヴィッド・サンボーンやプリンス、ベン・シドランらのブレーンとして名を馳せ、日本ではAORフリークからも熱く注目される kyd奏者/シンガーのリッキー・ピーターソン。セッション・ミュージシャンとしてもジョージ・ベンソン、チャカ・カーン、アル・ジャロウ、スティーヴィー・ニックス、ジョン・メイヤーなどのレコーディングに参加し、絶大な信頼を得ている。90年に初リーダー作を発表。ビル・ラバウンティのAOR名曲を2曲カヴァーするなどして脚光を浴び、その後も3枚のソロ作を続けたが、00年以降は自主制作でベスト盤を組むに止まっていた。そのリッキーが、約20年ぶりとなるリーダー作に取り組んだのが、この『DROP SHOT』である。

続きを読む

■ SURVIVAL THEMES / REGGIE LUCAS

reggie lucas

この日、朝一番に飛び込んできたのは、ギタリスト/プロデューサーであるレジー・ルーカスの訃報。心臓疾患のためマンハッタンの病院に入院。ドナーを待ちながら生命維持装置で生き長らえていたが、19日に亡くなった。享年65歳。最新レコード・コレクターズ6月号の特集『セッション・ギタリストの名手たち』の名鑑にも、シッカリ掲載されていた。

続きを読む

■ DOWN HERE ON THE GROUND / WES MONTGOMERY

wes_down here

先日、都内で少し空き時間ができ、久々に大型CDショップを徘徊。ジャズ・フュージョンのフロアで、【ウェス・モンゴメリー 生誕95周年及び没後50年記念再発シリーズ】なんてキャンペーンをやっていることを知った。ロックやソウル、ジャズ・フュージョン、そしてシティ・ポップスなど、自分の守備範囲の再発モノに関してはアンテナをしかと伸ばしているつもりだが、それでも時々、全然そこに引っ掛ってこないタマがある。宣伝不足か、あるいは当方の情報収集力不足か!? ま、犯人探しはともかく、ネット情報はどうしても偏りがちゆえ、その弊害ではあるのだろう。

続きを読む

■ ORAMA / BLICHER HEMMER GADD

blicher hemmer gadd

昨日のポンタさんのライヴに触発されて、今日はスティーヴ・ガッドで。このところチック・コリアとバンドを組んだり、桑原あいをサポートしたり、はたまた自分のスティーヴ・ガッド・バンドでも新作発表と、作品リリースや来日公演の機会が増えているガッド。さすがに以前のような、バリバリのスタジオ・セッションはほとんどなくなった。きっと彼は声が掛かれば出て行くのではなく、今の自分を活かせる場、貢献できる仕事を選んでいるのだと思う。

続きを読む

■ FOLLOW THE RAINBOW / GEORGE DUKE

george duke_rainbow

ソニー・ミュージックのディスコ・カタログ廉価再発シリーズ【DISCO FEVER 40】から、カナザワのライナー担当作をもう1枚。他にも書かせて戴いたけど、カナザワ執筆作のご紹介はこれが最後になるかな。でもシリーズからは購入してるのもあるので、適宜ピックアップしていきます。

続きを読む

■ STAND BY ME / PRETTY BURDIE and THE PLAYBOYS

pretty purdie

先月フライング・ダッチマンの再発シリーズから、ロック・ドラマー:ジム・ゴードン(名義はジミー・ゴードン)のリーダー作を紹介したところ、やはり皆さんご存知なかったのか、お陰様で大好評(その時のポスト)。そこで今回は、フライング・ダッチマンの本命(?)ドラマー:バーナード・パーディを。このレーベルでのパーディといえば、72年作『SOUL IS』が有名だが、これはその前作に当たる3枚目のソロ作。まだフライング・ダッチマンがレコード会社として本格的に動き始める以前、原盤制作会社との兼業だった時期に、MEGAというナッシュヴィルのレーベルに供給した作品である。そのためか、パーディ作品にしては復刻が遅くなり、今回がようやくの世界初CD化となった。


続きを読む
HOME
Light Mellow on the Web

link_fb
細かいNewsはコチラで発信
TOPICS
次回開催
Light Mellow presents
音盤&トーク・ライヴ vol.18
アナログ限定 2019年収穫祭
12月13日 (金)
@ 神保町 楽器カフェ
19:00 / 19:30〜
1,500円+1ドリンク
予約開始までお待ちください

●Ole Borud 新作登場●
1解説書きました!


●執筆しました●
レコードコレクターズ別冊

Produce / Compilation
Kanazawa Total Produce / Sparking☆Cherry 大好評発売中

Light Mellow Searches
 カナザワ監修シリーズ
 from P-VINE Records

WORKS - 解説
Light Mellow 和モノ
限定小冊子付き増刊!
Light Mellow's Choice
  カナザワ監修シリーズ
  from VIVID SOUND

パイパー / ハニー&Bボーイズ

Recent Comments
Article Serch
Archives
  • ライブドアブログ