Light Mellow on the web 〜 turntable diary 〜

音楽ライター:金澤寿和の音盤雑感記
This is Music Journalist : Toshi Kanazawa's Blog. Sorry for Japanese only.

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Crossover / Fusion

■ CASINO LIGHTS TWINS:LEGENDARY LIVE AT MONTREAUX JAZZ FESTIVAL 1981 / Various Artists

casino lights twins

情報解禁になりました。不肖カナザワの提案により、フュージョン・ライヴ名盤『CASINO LIGHTS』が、世界初の2枚組仕様『CASINO LIGHTS TWINS:LEGENDARY LIVE AT MONTREAUX JAZZ FESTIVAL 1981』として復刻されることになりました。ディスク2にあたる『CASINO LIGHTS 2』は、本邦初CD化の貴重音源。偶然にも、ちょうど開催から40年目のアニヴァーサリー・リイシューとなりました。


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■ MAGICAL CONNECTION / GABOR SZABO

gabor szabo 70

ハンガリー生まれのジャズ・ギタリスト、ガボール・ザボが70年にリリースしたブルー・サム移籍第1作『MAGICAL CONNECTION』が初CDされた。ジャズ・ギタリストといっても、オーセンティックなジャズからは程遠いスタイルを持った人で、ジプシー・ジャズと呼ばれたり、インド音楽との融合も。ヴィブラフォン奏者ゲイリー・マクファーランドに近く、カル・ジェイダーを含む3人でスカイ・レーベルを立ち上げ。ハイブリッドでイージー・リスニング的な新しいジャズ・フォーマットを模索した。ソフト・ジャズとも呼べそうなそのユニークさは、ある意味 CTI以上。しかし長続きせず、ザボもトミー・リピューマらが立ち上げたブルー・サムに迎えられることになった。

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■ SOUL SOUND ON VICTRON 〜ふるさとの旅〜 / 佐々木久美

kumi sasaki

クラブ方面で注目されて、昨年アナログ復刻されていた佐々木久美のワン&オンリー作品『SOUL SOUND ON VICTRON 〜ふるさとの旅〜』が、拙監修【Light Mellow's Picks】(タワーレコード限定)でCDリイシュー。久美さんは、86年から30年近く山下達郎のバンドでコーラスを務めたことで知られるが、その後も引き続きMISIAや大野雄二のルパン関連プロジェクト:Fujikochansなどで歌っている。一昨年のNHK紅白歌合戦では、MISAのバックを務める久美さんと、ユーミンのコーラス・レギュラーとなった愛娘:詩織ちゃんが変則的親子共演。目を細めてそれを観ていた業界人・関係者も多かったのでは?

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■ SPACE-TIME / JEFF LORBER FUSION

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近年のクロスオーヴァー/フュージョン・アクトで、最も安定した活動ぶりを見せているジェフ・ローバー。安定している、というのは、コンスタントにリリースを続けている、というコトだけに止まらず、充実した作品を出し続けている、という意味に於いても。特に2010年にジェフ・ローバー・フュージョンの名称を復活させてからは、11年で8枚目のアルバム。17年さく『PROTOTYPE』はグラミーにも輝いた。マイク・スターンとの共同名義だった前作『ELEVEN』からは、約2年弱のインターヴァルでの新作になる。

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■ RICK LAIRD passed away

rick laird

フュージョン黎明期、というよりクロスオーヴァー時代の名グループ:マハヴィシュヌ・オーケストラで活躍したベース・プレイヤー、リック・レアードが4日に逝去。グループ首謀者ジョン・マハヴィシュヌ・マクラフリンがSNSで、「私たちには素晴らしい思い出がある。寂しいことだ」と、訃報を伝えている。享年80歳。

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■ A LITTLE DRIVING MUSIC / BRIAN BROMBERG

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ここ数年、スムーズ・ジャズ系新作は、買っても1度聴いてオシマイ、というのがほとんどになってしまっていたので、もうベテラン勢にしか手を出さず、他はサブスクで済ませるのがパターン化。それでもスムーズ・ジャズというスタイル自体はキライではないので、時折オッと思うのに出くわす。今回は、超絶技巧のベース・プレイヤー:ブライアン・ブロンバーグの最新作『A LITTLE DRIVING MUSIC』がそれだ。

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■ INFLEXION / RUSSELL FERRANTE TRIO

russell ferrante

イエロージャケッツのリーダー:ラッセル・フェランテの、遅かりしリーダー・アルバムがこっそり出ている。基本的に、バンド・リーダーがソロ・アルバムを作るというのは、リーダーとしてのプレッシャーから解放されたい時、バンドのパブリック・イメージから抜け出したい時、そしてメンバーとは別の人とプレイしたい時など、おおよそいくつかのパターンが考えられる。それに照らすとここでのフェランテは、どれに当てはまるというのではなく、どの要素も孕んでいると言えるか。

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■ GRUV KID / JUSTIN LEE SCHULTZ

justin lee schultz

あっら〜、このお兄ちゃん、もう半年も前にデビュー・アルバムを出してたのね。youtubeで動画を見て、「コイツはすごい、ジェイコブ・コリアー以来の才能だぁ」と舌を巻いてたが、既にアルバムを出してるとは思ってなかった。だって最近よくあるでしょ? やたら楽器が上手いお子チャマの映像。だけど、日本のお子様プレイヤーが 何処か親のオモチャにされてメディアの前に立たされている感アリアリなのに対し、海外の子供たちの演奏って、幼くてもシッカリ自己表現として成立している。彼らはもう自分の将来を見据えているのに、日本の子供は「この歳でこんなに上手い」と曲芸を晒している状態。まだそこに自我の芽生えは窺えず、飽きられればポイ捨てされるのがオチ。大事なのはその先なんだけどね…。日本で川口千里ちゃんのようにまっすぐ育つ例は、実は結構稀ではないかと思う。

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■ ROAD TO THE SUN / PAT METHENY

pat metheny_road to the sun

唐突に姿を現した感のあるパット・メセニーのニュー・アルバム『ROAD TO THE SUN』。唐突になったのは、日本リリースがないため前振りもインフォもなく輸入盤のみになったから。でも実のところは、いわゆるジャズ・ギタリスト:メセニーのアルバムではなく、況してやパット・メセニー・グループの作品でもない。言うなれば、作曲家:パット・メセニーとしての初アルバムというべき作なのだ。

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■ AT BLUE NOTE TOKYO / STEVE GADD BAND

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スティーヴ・ガッド率いるスティーヴ・ガッド・バンド、2019年のブルーノート東京公演を収録したライヴ・アルバムが本日リリース。ガッド・バンドとしては、通算5枚目に当たる。この時のライヴはタイミングが合わず見損ねてしまったので、このリリースは個人的に嬉しい。近年のガッドは、フレンズとのソロ名義でアルバムを出したり、トリオのBlicher-Hemmer-Gaddでもコンスタントにリリースを重ねている上、チック・コリアとの双頭ユニット、桑原あいのトリオ、デヴィッド・マシューズ・トリオなど、セミ・レギュラー的なプロジェクトのリリースが多い。そんな活動の中核を成すのが、このグループと言える。

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■ UNDER THE RADER / RICKY PETERSON & THE PETERSON BROTHERS

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デヴィッド・サンボーン、プリンスらの参謀役で、ベン・シドラン・ファミリーの中核でもあるキーボード奏者リッキー・ピーターソン。日本では90年の初リーダー作『NIGHT WATCH』に於ける2曲のビル・ラバウンティ・カヴァーが鮮烈で、いつもAORファンの注目を集めてきた。実際その後続作でもボビー・コールドウェルやラーセン=フェイトン・バンドの人気曲をリメイクして、AOR楽曲への愛着と造詣を露わに。ところがインスト中心の99年作『SOUVENIR』を最後にソロ制作から離れ、19年ぶりに出した『DROP SHOT』は、ボブ・ミンツァーが指揮するドイツのビッグ・バンドとの共演作になった。

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■ PAUL JACKSON ex-Headhunters passed away

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別のネタを仕込もうと思っていたところに、またもや訃報が…。ハービー・ハンコック率いるヘッドハンターズに在籍した黒人技巧派ベース・プレイヤー:ポール・ジャクソンが、80年代から住んでいるココ日本で亡くなった。現時点で死因は不明で、親しい間柄であるトミー・スナイダー(GODIEGO)が明らかにした。享年73歳。

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■ SAMURAI SAMBA / YELLOWJACKETS

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今回もAORディスクガイド制作中お悩み日記(?)、そのクロスオーヴァー〜フュージョン編。産業ロックやソウル/R&Bと違ってインストゥルメンタルが中心なので、基準はより明快だが、それでもひと筋縄ではいかない。楽曲単位ではなく、アルバムをレビューのベースにしているからだ。

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■ CHICK COREA passed away

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朝イチで またしても悲しい訃報が…。クロスオーヴァー〜フュージョン〜コンテンポラリー・ジャズ・シーンの牽引役であり続けたピアノ奏者チック・コリアが、2月9日に亡くなった。まだ発見されて月日の浅い、稀なタイプのガンを発症していたという。享年79歳。

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■ NY SWEETNESS : BEST WORKS / STUFF

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年末にチラリとご紹介したスタッフの企画ベスト、情報解禁となりました。タワーレコードのブレーンが自信を持って企画制作・選曲するタワレコ限定のベスト盤シリーズ:TOWER RECORDS PREMIUM の第2弾として3月10日に発売。その名も『NY SWEETNESS : BEST WORKS』。カナザワは解説を担当させて戴いてます。

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■ CASINO LIGHTS II / VARIOUS ARTISTS

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既に Facebookではインフォしてますが、人気ミュージカル俳優にしてシンガー・ソングライターの 石井一孝クンが 大阪の FM COCOLO 765 で喋り倒している番組『Midnight Treasures』にお邪魔して、AORについて大いに語り合ってきました。それが来週オンエア。実は彼とは、もう25年以上に及ぶAORマニア仲間としての濃厚な付き合いがあり、かつては互いの家を行き来した間柄。それこそ、カナザワの音楽ライター・キャリアよりも長い。だから話もチョ〜〜〜〜濃ゆい😅😅😅。話してきたのは、2人の付き合いに始まり、昨年出したディスクガイド『AOR Light Mellow Premium 01』のこと、そして大好評を呼んでいるAOR系CDの廉価再発企画『AOR Light Mellow 1000』についてなど。

  【Midnight Treasures】
FM COCOKO 765 2月9日(火)深夜24:00〜 
Radio Premiumなら全国どこからでも聴視可能。

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■ GLOBAL WARMING / JACK MAGNET

jack magnet

我が【Light Mellow Searches】on P-VINE から2月3日リリース予定だったヤコブ・マグヌッソン『JACK MAGNET』が、2週間ほど発売延期になって17日にオン・セール。約18年ぶり2度目の再発になるが、今回はボーナス・ディスクを追加しての2枚組で、オリジナルのアイスランド版に封入されていた見開き4ページのニュースペーパー(日本流に言えば夕刊紙サイズ)も再現される(若干縮小)。そんな細かい作業の遅れと、何よりヤコブのメール・インタビュー回答が遅れて…。でもその分、超濃密な返事が来た。なるほど『JACK MAGNET』が北欧盤のみの激レア盤と化した裏には、あんな超大物の差配が絡んでいたのか…。そうしたヤコブからのレスを引用しつつの解説、ようやく執筆し始めたところだけど、カナザワのライター・キャリア20年で最長になりそう…。とにかく発見が多くてビックリ、です。

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■ CITY LIFE / ALIVE!

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90〜00年代のクラブ・シーン/フリーソウル界隈を席巻した、米西海岸発信のブラジリアン・ジャズ・フュージョン・ユニット、アライヴ!。その2作が、先月から1枚つづ順に復刻されている。この手には珍しく女性メンバーだけで構成されている点が注目されたバンドだが、こと日本に限っては、阿川泰子で大ヒットしたヴィヴァ・ブラジルの<Skindo Le Le>カヴァーしていたのが話題に。デビューは79年で、これは82年に発表された3枚目。彼女たちにとってはラスト・アルバムでもある。

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■ GLIDER / AURACLE

auracle

知られざる好フュージョン・バンド、オーラクルのデビュー盤(78年)が、韓国 Big Pink 発で紙ジャケCD化されていました。これはその国内流通仕様盤。元々は、80年代前半にチック・コリア周辺で活躍していたサックス/フルート奏者スティーヴ・クジャラの出身バンドとして知ったが、彼と一緒にツー・トップを担うトランペット奏者リチャード・C・ブラウンが、90年代に入ってスムーズ・ジャズの人気奏者リック・ブラウンになると分かったのは、ずーっと後になって。ブラウンは84年にリック・ブローンなる名義でAOR系ヴォーカル・アルバムを出しており(日本のみだが、そこそこ好盤)、結構ユニークなキャリアを持っている。

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■ THE OTHER WORLD / JUDY ROBERTS

judy roberts_other world

ジャズ・ピアニスト:ジュディ・ロバーツといえば、今ではスッカリ、レア・グルーヴ〜フリーソウル系のクラブ・シーンで発掘された人、というイメージだろう。でも実際は、80年代初頭の早耳フュージョン・ファンの間では、実はそれなりに注目されていた。最初は、当時輸入盤でベスト・セラーになったダン・シーゲル『THE HOT SHOT』『OASIS』を出したインナー・シティ・レーベル発、というコトで注目されたのかもしれないが、既定のロック・フュージョンでもカッチリしたバンド・スタイルのサウンドでもなく、4ビートと16ビートを自在に行き来するような、ブラジリアン・フレイヴァーを織り交ぜた自由度の高いリアル・クロスオーヴァー。こうしたタイプって、強制的に型に嵌められたら文句垂れるクセに、実際は自ら迎合して安心したがる日本人には、一番苦手なスタイルかもしれない。

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 カナザワ監修シリーズ
 from P-VINE Records


◆リリース一覧はココから◆

Light Mellow ANALOG
Liner Notes
LIVE Light Mellow Vol.4
● 開催決定! LIVE Light Mellow Vol.4 ●

lightmellow04_A4omote_oll

2021年11月6日 (土) 16:00/16:30
こくみん共済coopホール スペース・ゼロ
【出演】ブレッド&バター
芳野藤丸 feat. SHŌGUN
paris match
ジャンク フジヤマ
SPARKLING☆CHERRY
【料金】 6,800円(税込)
詳細はこちらから
Light Mellow 和モノ45
LM和モノ45_logo
●8/28(土)開催 CITY POP on VINYL 2021 に7インチ・シングル5枚をエントリー●


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■マザーグース『貿易風にさらされて single ver / album ver』
■大橋純子『テレフォン・ナンバー / ブックエンド』
■ スーパー・パンプキン『カリプソ・レディ / フレッシュ・レモネード』
■井上忠夫『ビロード色の午後 / DANCING SHADOWS』
■ ジャンク フジヤマ『SPARKLE / 秘密』

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