
デヴィッド・サンボーンやプリンス、ベン・シドランらのブレーンとして名を馳せ、日本ではAORフリークからも熱く注目される kyd奏者/シンガーのリッキー・ピーターソン。セッション・ミュージシャンとしてもジョージ・ベンソン、チャカ・カーン、アル・ジャロウ、スティーヴィー・ニックス、ジョン・メイヤーなどのレコーディングに参加し、絶大な信頼を得ている。90年に初リーダー作を発表。ビル・ラバウンティのAOR名曲を2曲カヴァーするなどして脚光を浴び、その後も3枚のソロ作を続けたが、00年以降は自主制作でベスト盤を組むに止まっていた。そのリッキーが、約20年ぶりとなるリーダー作に取り組んだのが、この『DROP SHOT』である。
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