Light Mellow on the web 〜 turntable diary 〜

音楽ライター:金澤寿和の音盤雑感記
This is Music Journalist : Toshi Kanazawa's Blog. Sorry for Japanese only.

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Soul / R&B

■ AN EVENING WITH SILK SONIC / SILK SONIC

silk sonic

超話題、ブルーノ・マーズとアンダーソン・パークによるシルク・ソニック。もちろん我が家にも届いてます。リリースと同時にサブスクで聴いていたが、CDを注文しようとしたら、相方が既にTシャツ付きCDをネット・オーダー済み。それが一般発売から約2週遅れて、先日到着した。内容については、もうアチコチで絶賛されているので、今更ココに書くまでもないと思っていたが、その一方でこのアルバム/ユニットについての立ち位置については、少し触れておくべきなのかな、と。

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■ JAPANESE SINGLES COLLECTION - Greatest Hits - / CHAKA KHAN

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ソニーの企画でスタートし、ワーナーも参戦してヒットを連発している『ジャパニーズ・シングル・コレクション〜グレイテスト・ヒッツ』シリーズ。何と言っても、シングル曲の編集CDとMVを集成したDVDを抱き合わせたフォーマットが新しいが、その人気シリーズ最新作として、チャカ・カーンの2枚組が登場した。

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■ 映画『RESPECT』

respect

観てきました、アレサ・フランクリンの伝記映画『RESPECT』。彼女の波乱万丈の人生については概ね知っていたし、5年前に発刊されたデヴィッド・リッツ著『アレサ・フランクリン〜リスペクト』も読んでいる(実は読了してはいないんだけど…)ので、ストーリー的な驚きはほとんどなく。それでも、2時間半という長めの尺を一気に見せるプロットの巧みさには、唸ることしきり。あ、そこ端折っちゃうんかいとか、絶頂期とも言えるアトランティック前期でキレイに結んでしまうあたり、ツッコミどころはあるんだけど、人生ドラマ、天性のシンガーの成功物語として面白いのはその辺まで。後味の良い映画でありました。

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■ THANK YOU / DIANA ROSS

diana ross_thank you

バケモノだな、ダイアナ 77歳にして、見た目も歌声も歳喰ってない。それどころか、80年代に出した一連のヒット作に比べたって、むしろ若々しいほどのデキ。シュープリームスでのデビューから60年目、ニュー・アルバムとしては06年の『I LOVE YOU』以来15年ぶり。しかしそれはカヴァー・アルバムだったから、純粋なオリジナル新作となると、実に99年作『EVERY DAY IS A NEW DAY』以来、22年振りとなる。

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■ TOMMY DeBARGE of SWITCH, passed away

switch

引き続き、ビクター『マスターピースコレクション〜 CITY POP名作選〜』第2期17作から、と思っていたら、海外から訃報が。ジャーメイン・ジャクソンのプロデュースでモータウン・デビュー(正確にはGordy)したスウィッチのトミー・デバージが急逝。エル・デバージを輩出したデバージ・ファミリー8人兄妹の次男で、長兄ボビーと共にスイッチの主要メンバーを務めた。享年64歳。

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■ DEON ESTUS passed away

deon estus

英国を拠点に活動していた黒人ベーシスト:デオン・エスタスが、11日朝に逝去。ワム!の準メンバーで、“第3のメンバー”などと呼ばれ、ワム!解散後もジョージ・マイケルのブレーンとして活躍した。上掲は88年に発表した唯一のソロ・アルバム。ジョージと共作し、そのまま2人でバック・ヴォーカルを取った<Heaven Help Me>が全米5位と大ヒットした。が、その後目立った活動はなかった。享年65歳。

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■ SARAH DASH passed away

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<Lady Marmalade>で有名なラベルの結成メンバーであるサラ・ダッシュが、9月19日、自宅のあるニュージャージーのトレントンで急死した。指針は明らかにされていないが、家族には最近体調がすぐれないことを伝えていたらしい。それでも18日にパティ・ラベルのステージにゲスト出演し、パワフルなヴォーカルを披露していたという。享年76歳。

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■ ARETHA / ARETHA FRANKLIN (4CD box set)

aretha box

アレサがなくなって3年。コロナ禍で遅れ気味だった各種追悼企画が、いろいろ出揃ってきた。その皮切りが、既にこのブログでもレビューしたライヴ・ドキュメンタリー映画『AMAZING GRACE』。そして日本では11月に公開が決まったジェニファー・ハドソン主演の伝記映画『RESPECT』。その公開に合わせてリリース時期を調整していたのが、インディ・デビューからの60年越えのキャリアをフル・カヴァーした アンソロジー4枚組ボックス『ARETHA(アレサ - ザ・グレイテスト・パフォーマンス)』、全81曲5時間超。このヴォリュームなので、何度かに聴き分け、ようやく全曲をチェックすることができた。

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■ SUMMER OF SOUL

summer of love

地元シネコンで映画『サマー・オブ・ソウル(あるいは、革命がデレビ放映されなかった時)』を観た。まぁ、サブタイトルは少々大袈裟だと思うけど、あのウッドストックと同時期に、ニューヨークという大都市にあるハーレムで、こうした黒人音楽のビッグ・イベントがあったとは…。その名も、ハーレム・カルチャラル・フェスティヴァル。1969年の夏、6月末から8月末までの日曜日に6回開催されたフリー・コンサートで、動員数はのべ30万人。なんだ、規模感としては、ウッドストックにだって負けていないじゃないか。その時の記録フィルムが、実に50余年もの時間を経てドキュメンタリー映画として蘇った。

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■ UNFINISHED BUSINESS / AFTER 7

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目下のヘヴィ・ローテーションは、アフター7の5年ぶりのニュー・アルバム『UNFINISHED BUSINESS』。前作『TIMELESS』がどんなアルバムだったか、充実してたのは覚えているけど、その内容についてはもうスッカリ忘却の彼方。でもジジイらしく昔のコトはよく覚えているので、89年のデビュー・アルバムの方は未だに記憶が鮮烈。ベイビーフェイス黄金期でもあったし、1stはホント、よく聴いた。

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■ PERFECT UNION / KOOL & THE GANG

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クール&ザ・ギャングといえば、創設メンバーのひとりであるサックス奏者デニス・トーマスを、8月7日に亡くしたばかり。彼らは昨年9月に中核ロナルド・ベルも失っており、この7月からコロナ禍を押してようやくツアーを始めたところだった。そしてそのデニス・トーマスの訃報と入れ替わるように届いたのが、何と14年ぶりとなるオリジナル・ニュー・アルバム『PERFECT UNION』である。

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■ BRUCE CONTE(Ex-Guitarist of TOWER OF POWER) Passed away

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また訃報。タワー・オブ・パワーの全盛期を支えたギタリスト:ブルース・コンテが、現在の住まいであるフィリピンのセブ島で8日に死去した。12年に白血病であることが判明し、それを公表して治療資金を公募しながら闘病生活を送っていた。

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■ VOLUME ONE / JAM & LEWIS

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80年代後半〜90年代の音楽シーンを席巻したプロデューサー・チーム:ジミー・ジャム&テリー・ルイスが、自らの名前を冠した初のアルバム『VOLUME ONE』をリリースした。多くのメディアがこのアルバムを「復活!」と称しているが、そう言われるのは苦汁を嘗めていた時期が長かったから。でもそれは彼らが方向性を見失っていたのではなく、時代とソリが合わなかった故。80'sブギーの復権が謳われて久しいけれど、ホントにそれを狙ってビッグな成功を収めたのはブルーノ・マーズくらいで、他はその潮流に寄り添っただけ、という気がしている。

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■ MISSING YOU / ROBERT COTTER

robert cotter

シックの前身であるビッグ・アップル・バンドが全面参加した幻の作品、として知られている一方、コレクター泣かせの激レア・レーベル Tiger Lillyからのリリースのため、ダブルでディスコ・フリークのコレクターズ・アイテムとして有名なロバート・コッター、76年作がサクッと世界初CD化。 Tiger Lillyはレア・グルーヴ期になってジャクソン・シスターズで知られるようになったけれど、オリジナル盤は極めて珍しい。

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■ BLACKBIRD 〜 Lennon - McCartney Icons / MARILYN McCOO & BILLY DAVIS JR.

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黒人ポップ・ヴォーカル・グループ:フィフス・ディメンションで活躍したあと独立し、夫婦デュオとしてもヒットを放ったマリリン・マックー&ビリー・デイヴィス Jr.の、超久しぶりの新作。某所には30年ぶりのデュオ作、なんて書かれていたけど、08年にインディ発信のスタンダード集があるので13年ぶり。デュオでヒットを飛ばしてたのは70年代後半だから、もうざっと40年以上前になる。 ‎

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■ BEAUTIFUL SCARS / MERRY CLAYTON

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アレサ・フランクリン『AMAZING GRACE』を観た余波か、今回はこの大ベテラン:メリー・クレイトンのゴスペル・アルバム新作を。ローリング・ストーンズ<Gimme Shelter>の印象的な女性ヴォーカルを取ったコトで、ロック史にも名を残るソウル/R&Bシンガーだけど、もうずいぶん長いコト表舞台に立っておらず、アカデミー賞長編ドキュメンタリー賞を獲得した2013年の映画『バックコーラスの歌姫たち』に登場した時に、「おぉ〜! 元気だったか」と思った。ところがその翌年、交通事故に遭って両足切断 厳しい長期リハビリの末、ようやく復活したらしい。きっとそこには信仰の支えもあったのだろう。

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■ AMAZING GRACE / ARETHA FRANKLIN

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締切ラッシュの中、近年ゴスペルにハマっている相方にせがまれ、アレサ・フランクリンのライヴ・ドキュメンタリー映画『AMAZING GRACE』@渋谷Bunkamura ル・シネマへ。緊急事態宣言対応でキャパ半分ながら、お昼の回だというのに、ほぼ満席。幸か不幸か、仕事が休みになって、時間のある人が少なくないのだろうな。系列の東急系パーキングは、通常Bunkamura は割引対象外なのだが、この日はパーキング・システムの入れ替え作業とかで、何と無料開放中。無理して来た甲斐あって、こりゃラッキー

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■ GREGG DIAMOND'S STAR CRUISER

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4月末にリイシューされた T-Groove Presents Disco Reissue Series 第3弾からもう1枚。70年代後半のニューヨーク・ダンス・シーンを揺るがしたグレッグ・ダイアモンドが、マイアミのT.K.グループ傘下にあるMarlinと契約して世に送り出したディスコ・プロジェクト:スター・クルーザー名義の78年作。グレッグ・ダイアモンドと言えば、誰もがバイオニック・ブギーを思い出すところ。実際そちらの方が先に立ち上がっており、<Risky Changes>と<Dance Little Dreamer>を2曲同時にディスコ・チャート首位に立たせる快挙を成し遂げている。バイオニック・ブギー2作目『HOT BUTTERFLY』のタイトル曲は、ルーサー・ヴァンドロスのリード・ヴォーカルで成功。チャカ・カーンが80年のソロ2作目『NAUGHTY』で<Papillon (a.k.a. Hot Butterfly)>としてカヴァーし、R&Bチャート22位に仕立てた。

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■ COUNT THE DAYS / AL WILSON

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昨日に続き、ワールドワイドに活躍している呑兵衛リミックス・プロデューサーが仕掛けたカタログ企画:T-Groove Presents Disco Reissue Series第3弾から、今回はアル・ウィルソンの79年作『COUNT THE DAYS』を。アル・ウィルソンは、74年初頭に<Show And Tell>を全米No.1ヒットにしたことで知られる人。76年にも<I've Got A Feeling (We'll Be Seeing Each Other Again)>を全米29位/R&B3位にランクさせたが、所属していた Playboy Recordsとトラブルが起こり、レコードが作れなくなった。ところがそのPlayboyが78年に閉鎖。解放された彼は、すぐさまRoadshowに移籍する。そして単身フィラデルフィアへ乗り込んで録音したのが、この通算6枚目のアルバムだ。

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■ THE LAST DISCO IN PARIS / PARTNERS

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星野源と新垣結衣の結婚発表のニュースに沸く世間。あぁ、みんなハッピーなニュースに飢えていたのね、と思いつつ、自分はワールドワイドに活躍する呑兵衛野郎が仕掛けたカタログ企画に耳を任せて、メデタイ気分にしてもらおう。…というワケで、T-Groove Presents Disco Reissue Series第3弾@Ultra-Vyveからピックアップ。イチ押しは、カナザワも以前手掛けたことがあるサルソウルのコンピ『SALSOUL DISCO 1974-1981 Compiled By T-Groove Vol.2』なのだろうが、個人的に気になるのは、アル・ウィルソンやグレッグ・ダイアモンドなどの復刻モノ。その中から、事前にT-Grooveから「知ってます?」と問い合わせを受け、リイシューを楽しみにしていたこの珍妙ネタを。

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カナザワ監修・解説
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