Light Mellow on the web 〜 turntable diary 〜

音楽ライター:金澤寿和の音盤雑感記
This is Music Journalist : Toshi Kanazawa's Blog. Sorry for Japanese only.

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Soul / R&B

■ A TIME 2 LOVE / STEVIE WONDER

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この何日か、新旧数枚分のアルバムのライナー執筆に時間を割かれている。その中で、自分的にメイン・イヴェント的存在になっているAOR系大物シンガーの新作ライナー用インタビューの中で、スティーヴィー・ワンダーの話が出てきた。まだ情報公開前なので名前を伏すが、そのシンガーがアルバムの中でスティーヴィーのことを歌っているのだ。それもあってか、インタビューの中で彼がスティーヴィーについて言及した。

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■ AS ONE / KOOL & THE GANG

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AORディスクガイド制作中お悩み日記(?)、2日間の産業ロック編に続いてはソウル〜R&B編。もっともコレは、20年前のオリジナル『AOR Light Mellow』の時に、ひとつの指針を立てている。リオン・ウェア82年作やディオンヌ・ワーウィック『FRIENDS IN LOVE』、フィニス・ヘンダーソン、スティーヴー・ウッズ、レスリー・スミスといったブラックAOR系は迷うことなく掲載した一方で、その指針を頼って、キューバ・グッディング1st や ビル・ウィザーズ『WATCHING YOU WATCHING ME』など、本来はAORにはカテゴライズされないシンガーも一緒に載せた。それなりに異論はあったと思うが、AOR解釈の幅を広げた点では、結構意義のあった判断だったと自負している。

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■ INCREDIBLE / SCHERRIE PAYNE

scherrie payne

昨日のメリー・ウィルソンの訃報にちなんで、メリーと共にダイアナ・ロス脱退後のシュープリームス最後のメンバーだったシュリー・ペインの、ワン&オンリーとなる87年ソロ作を。グループ解散後の79年に、もう一人のメンバーだったスゼイー・グリーンと組んで、シェリー&スゼイー名義のアルバムを出したが、そのあとは単発的にインディーからシングルを出したり、時折スタジオ・セッションに参加する程度。そんな中で87年、ジェイムス・イングラムの弟フィリップ・イングラム(ex-SWITCH)のソロ・シングル<On And On>(87年)でのデュエットが多少知られている。昨日も書いたように、シュリーは元グラス・ハウスのリード・シンガーで、フレッダ・ペインの妹だから、似たような経歴の実力派シンガー同士のデュエットだな、と思っていた。

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■ MARY WILSON (founding member of The Supremes) passed away

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訃報。シュープリームスのオリジナル・メンバーであるメアリー・ウィルソンが、2月8日にネバダ州ラスヴェガス近くの自宅で息を引き取った。今年2021年は、ダイアナ・ロス、フローレンス・バラードとのシュープリームス結成〜モータウン入りから60周年に当たるそう(最初の名はプライメッツ)。秘宝の2日前には、自身のユーチューブ・チャンネルで「間もなく新しいソロ・アルバムをリリースする」と語っていたそうだから、文字通りの急死だったらしい。享年76歳。

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■ STRATAVARIOUS

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世界を股に掛けて活躍するディスコ・サウンド・プロデューサー、アレンジャー/リミキサーの T-Groove。一方で彼は “ディスコ考古学者” と異名を取り、ディスコ・サウンドへの博識ぶりを生かして70〜80年代の隠れディスコ/ブギーの好曲・好作を掘り起こし、再発・CD化に繋げている。直近はULTRA-VYBE / Solid Records と手を組み、ディスコ再発シリーズをスタート。暮れにココでご紹介した LAXなどがその成果だ。そして早くもニッチな激レア4タイトルが、第2弾として復刻された。その中身は、南アフリカ産のブラッシュとルネ・リッチー・アンド・ハー・コズミック・バンド、フレンチ・ディスコのブラック・サンによるガラージ・クラシックのデビュー盤とカナダ・オンリー2ndをパッケージした2枚組、そして上掲、フィラデルフィア・ソウル人脈に連なるストラタヴァリアス、である。

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■ TURN ON THE LIGHTS - BE HAPPY / KELLEE PATTERSON

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72年に黒人女性として初めてミス・インディアナに選出されたという才色兼備のシンガー、ケリー・パターソン。彼女の代表的アルバムというと大抵は、Black Jazz Labelからスピリチュアル・ジャズ路線で出したデビュー作『MAIDEN VOYAGE』(71年)が挙げられてきた。タイトル曲はもちろん、ハービー・ハンコック<処女航海>のカヴァーである。しかしその後はカリフォルニア拠点のレーベル Shadybrookに移籍。76年『KELLEE』、77年『TURN ON THE LIGHTS - BE HAPPY』、79年『ALL THE THINGS YOU ARE』の3作を立て続けにリリースした。この3枚は中古レコード店では頻繁に目にする定番安レコだけれど、何故か銀盤化は進まず、今回ようやく世界初CD化。その中から一発、年増のオバサンに見えてしまう前後作より、ひときわカワゆい真ん中の作を。

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■ ROSS / DIANA ROSS

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モータウン系アーティストを続けて。可憐な歌声のダイアナ・ロスは、もともとシュープリームス時代から黒人音楽のクロスオーヴァー・ヒットを狙うモータウンのシンボルのような存在だったが、ソロになってそれに拍車が掛かり、特にバラードで多くのヒットを放った。1枚選べと言われたら、シックと組んだ80年作『DIANA』が個人的なフェイヴァリット。でもAOR路線なら、まずはTOTOがほぼ全員参加した77年作『BABY IT'S ME』か。レイ・パーカーJr.やマイケル・オマーティアン、リー・リトナー、トム・スコットらが参加し、スティーヴィー・ワンダー、トム・スノウ、メリサ・マンチェスター、キャロル・ベイヤー・セイガーなどが楽曲提供している。

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■ ONE HEARTBEAT / SMOKEY ROBINSON

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昨年 音楽ファンの間で話題になった映画『HITSVILLE:MAKING OF MOTOWN』に登場し、モータウン創設者ベリー・ゴーディJr.と共に大いに語っていたスモーキー・ロビンソン。日本ではスティーヴィー・ワンダーやマーヴィン・ゲイ、ダイアナ・ロス、ジャクソン5といったトップ・スターに人気が集中しているが、看板アーティストの一人というだけでなく、実はモータウン全盛期の副社長であり、多くのヒット曲を書いたソングライターでもあったスモーキーを蔑ろにしてはイケナイ。しかもあのワン&オンリーのユニークな歌声。本当はもっともっとリスペクトされて然るべき存在なのだ。

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■ THE STAPLES 〜 4 Reissues on Omnivore

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昨日のポストで、米レーベル:Omnivore Recordings が良い仕事を続けている旨を書いたけれど、今年初夏にリイシューされていたのが、ステイプル・シンガーズが70年代後半にワーナー・ブラザーズで発表した作品群。どれも初CD化ではないものの、それぞれにボーナス・トラックと資料性の高い解説を付け、統一感のあるデジパック仕様でリマスター再発。ソウル・ファンなら買い直し意欲を刺激されるコト請け合いだろう。

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■ LOVE ALWAYS WINS / KEM

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昨年 創設60周年を迎えたモータウンの創成期を追ったドキュメンタリー映画『HITSVILLE:THE MAKING OF MOTOWN』が昨今の話題。けれど今のモータウンを代表するR&Bアクトは、このKEMである。9月末に6年ぶりのニュー・アルバム『LOVE ALWAYS WINS』が発表され、安定したKEM節を堪能。でも日本では、ソウル・ファン以外の知名度に乏しい気がして、ココにはアップしなかった。とはいえ、それ以来自分でその手を聴こうとすると、コレばかりに手が伸びてしまう。ソウル/R&B系ニュー・カマーを追うことは、もうスッカリ諦めてしまったカナザワだけど、KEMに関しては05年の2作目からずっとご贔屓。程よいオーセンティックさがあって、決して裏切られるコトがない。

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■ Recording Engineer BRUCE SWEDIEN passed Away

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朝イチで訃報。クインシー・ジョーンズの右腕と言われた名レコーディング・エンジニア:ブルース・スウェディンが、16日にフロリダの病院で亡くなった。新型コロナに罹患し、10月から入院していたそうで、娘さんがSNSで発表した。享年86歳。スウェディンはミネソタ州ミネアポリス生まれで、両親は共にクラシックの音楽家。ブルースも8年間ピアノのレッスンを受けたという。10歳ごろ、父親がオモチャのようなレコーダーを買ってくれたのを機に、手当たり次第に録音。ハイスクール時代は近隣のバンドの演奏や合唱などをレコーディングし、そのままプロの録音技師に。57年にシカゴへ移り、RCAビクター専属になった。当初はクラシックやジャズを担当したが、やがて自由な創造性を求めてポップスに転向したという。

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■ JAPANESE SINGLE COLLECTION 〜 GREATEST HITS / EARTH WIND & FIRE

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巷で話題のアース・ウインド&ファイアー『JAPANESE SINGLE COLLECTION 〜 GREATEST HITS』、我が家にも届きました。もう何枚もベスト盤・編集盤が出ているアースなので、基本的にレコード会社が勝手に組んだモノはスルーしているが、日本独自企画とはいえ、こうした客観的選曲基準で全盛期を網羅されると、どうしてたって気になってしまう。まさしく今回は、最新・最強ベストと謳うに相応しい、ベスト・オブ・ベストだ。

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■ ALICIA / ALICIA KEYS

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アリシア・キーズ、待ちに待った通算7枚が届いた。新型コロナの影響で発売が半年も延びてしまったが、グラミー賞15冠どころか、2年連続でグラミー授賞式の司会を務めた実績は伊達じゃない。大上段に構えたり、コケ脅し的音づかいなど微塵もないのに、しんなりジワジワ、でも力強く着実に胸に迫ってくる。レトロ・モダンとかレトロ・フィーチャーとか、そういうアンビバレンツをさり気なく形にして、時代も世代も人種も文化も超越した感じ。それは彼女がシンガー・ソングライターだから できるのだ。

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■ REJOICE / THE EMOTIONS

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全米No.1ヒット<Best Of My Love>で知られるエモーションズのシンガー、パメラ・ハッチンソンが18日に死去。直接の死因は発表されていないが、ここ数年、闘病生活を送っていたそうだ。彼女はゴスペル・ファミリー:ハッチンソン家5人兄弟の四女。長女ジャネットと入れ替わりでエモーションズに加入し、<Best Of My Love>を収録した上掲作『REJOICE』(77年)が初参加のアルバムだった。享年61歳。

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■ OOPS! HERE I GO AGAIN / EDNA WRIGHT

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70年代初頭に活動していた女性R&Bヴォーカル・トリオ、ハニー・コーンのリード・シンガー:エドナ・ライトが、9月12日、カリフォルニア州エンシノの病院で逝去。慢性閉塞性肺疾患の持病があり、そこから心臓発作を起こしたようだ。享年76歳。ポップス・シーンで人気を得たダーレン・ラヴの妹でもある。

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■ RONALD BELL a.k.a. KHALIS BAYYAN passed away

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クール&ザ・ギャングのロバート “クール” ベルの弟で、グループ創設メンバーとしても知られるロナルド・ベルが、現地時間の8日早朝、現在住んでいる米領ヴァージン・アイランドの自宅で急死した。死因は明らかにされていないが、突然死だったよう。享年68歳。弟ケヴィンと共にムスリムとなり、カリース・ベイヤンの名でも知られる(ケヴィンはエイミール・ベイヤン)。

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■ ONE WORLD / BILLY OCEAN

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全米No.1の<Caribbean Queen>、続いて全米2位の<Loverboy>、更にアルバム・タイトル曲<Suddenly >が同4位と、84年になってまさにサドゥンリーな大成功を手にしたビリー・オーシャン。翌85年末からは、映画『ナイルの宝石』のテーマ曲<When the Going Gets Tough, the Tough Get Going>が再びチャートを上昇して最高2位。86年のアルバム『LOVE ZONE』からも、<There'll Be Sad Songs (サッド・ソングス)>がまたしても全米首位。タイトル曲も続けてトップ10入りした。そして88年にも<Get Outta My Dreams, Get Into My Car>が3度目の全米トップに。この4年間のビリー・オーシャンの活躍は、まさに目を見張るモノがあった。ところがその後レゲエに転向。髪もドレッドにして、結果、アッという間に堕ちて消えていった…。上がる時も彗星のようだったけれど、落ちる時も鮮やかに急降下。でもやりたいコトをやっての結果だから、それが潔く見えたりした。

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■ LOVE BROUGHT ME BACK / D.J. ROGERS

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訃報が止まりません。今度は知る人ぞ知る実力派ソウル・シンガー、D.J.ロジャースの訃報が。ゴスペル・シーンで活躍し、73年にレオン・ラッセルのシェルター・レーベルからデビュー。日本では、モーリス・ホワイトのカリンバ・プロダクション制作で米コロムビアからリリースされた通算5作目『LOVE BROUGHT ME BACK』(78年)で知られる。現時点では死因は不明。享年72歳。

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■ READY OR NOT 〜 Philly Soul Arrangements & Productions 1965 - 1978 / THOM BELL

thom bell

英Kentの音楽職人シリーズから、フィラデルフィア・ソウルの名アレンジャー/ プロデューサーであるトム・ベルの作品集。1ヶ月くらい前に発売されてたけれど、ようやく聴けた。このところ仕事ではシティ・ポップ系ばかり聴いていたので、耳が全然違う音を欲していたのよ。

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■ BEST / WODDYFUNK

woddyfunk

現行のR&Bシーン最前線とはスッカリ距離ができてしまったカナザワだけど、70〜80年代エッセンスを持ったサウンドにはやはり反応してしまう。そこで日本から世界に飛び出した、このWODDYFUNK のトークボックス10周年記念というベスト・セレクション。デジタル・リリースが続いたせいか、アルバム・リリースとしては3年ぶりとなるそうだ。

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2回目 開場17:30/開演18:00
【場所】原宿クエストホール  http://www.quest-hall.or.jp
【料金】6,800円(税込) 
【問】キャピタルヴィレッジ
Tel.03-3478-9999
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