Light Mellow on the web 〜 turntable diary 〜

音楽ライター:金澤寿和の音盤雑感記
This is Music Journalist : Toshi Kanazawa's Blog. Sorry for Japanese only.

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Soul / R&B

■ HEAD TO THE SKY / EARTH WIND & FIRE

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唐突にアース・ウインド&ファイアー。普段は執筆がらみでもない限り「今更、聴かんよォ…」と言ってるが、年に何度か無性に聴きたくなってしまうのが、やっぱり全盛期アースに感化された者の性か。でも今回は『THAT'S THE WAY OF THE WORLD(暗黒への挑戦)』でも『ALL 'N ALL(太陽神)』でも『I AM(黙示録』でもなく、ましてや『FACES』でも、<Let's Groove>入りの『RAISE!(天空の女神)』でもない。そういえばニュー・アルバムって全然出ないなぁ…、と現役感欠如を嘆きつつ、視線は初期作品群へ。アースが最もアースらしく、自分がヘナっている時に聴いて元気が貰えるのは先に挙げた作品群だけれど、今はそういうモードでもないのだな。

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■ HIS MAJESTY'S POP LIFE ~ The Purple Mix Club / PRINCE

prince_pop life

諸々あって延ばし延ばしにしていた確定申告を何とか提出し、ついでに国より条件が緩い県の持続化給付金を申請できないものか試算してみたら、去年よりもコロナ禍の今年の方が稼ぎが良かった。そっか〜、去年の同時期は母親が逝ったり、自分も1ヶ月近く入院していたから、例年より収入が全然低かったんだな。でもまぁ、やっと特別定額給付金が入金されたようだし、これで各種税金とか保険料が払えるな…

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■ HOMECOMING / CHAKA KHAN

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チャカ・カーンの新作は、地元シカゴで収録されたライヴ『HOMECOMING』。3月に出ていたが、国内発売がないらしく、まったくと言っていいほど話題になっていない けれどチャカ好きならゲットして損はない充実の内容。知り合いはチャカ初の公式ライヴ盤として紹介していたけれど、映像(何故かDVDのみ)も同発で、収録も少し多いようだから、ココは映像作品として。どうせCDの音は、映像版の切り出しだろうし…。

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■ IF THE PRICE IS RIGHT / BONNIE POINTER

bonnie pointer

またもや朝一番で悲報が入った。ポインター・シスターズの結成メンバーで、73年のデビューから77年までメンバーだったボニー・ポインターが、8日、心停止で急逝した。ポインター姉妹の三女で、本名はパトリシア。4人時代に中心となっていたのが彼女だった。享年69歳。

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■ THE COMPLETE SUSSEX & COLUMBIA ALBUMS / BILL WITHERS

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この新型コロナ禍の初期の頃、まだアメリカでは他人事だった時期に、持病の心臓疾患が悪化して逝ってしまったビル・ウィザース。ここでもすぐに追悼ポストを上げたけれど、今度は "Black Lives Matter" 運動の中で、再びビルの楽曲が浮上してきている。<Lean On Me>。ツライ時は僕を頼って、という信頼の歌だ。

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■ LIVE AT HOME WITH HIS BAD SELF / JAMES BROWN

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米時間で2日に実施された "Black Tuesday"。黒人男性が白人警官に殺害されたのを機に、全米各地で抗議デモ湧き起こり、ローリング・ストーンズやビリー・アイリッシュなど多くのアーティストがそれに賛同した。一部が暴徒化したのは戴けないが、音楽業界も「仕事から離れてグローバル・コミュニティとつながる日にしよう」とブラックアウトを実施。メジャー・レーベルやアップル・ミュージック、米国作曲家作詞家出版社協会などがこれに賛同した。日本ではあまり取り上げられていないが、これは音楽ファンとして胸に刻んでおきたい出来事。そこでアフリカン・アメリカンへのリスペクトを込めて、ジェイムス・ブラウン『LIVE AT HOME WITH HIS BAD SELF』を。

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■ CURTIS LIVE! / CURTIS MAYFIELD

curtis live

緊急事態宣言、遂に解除。発布前からずーっと缶詰で原稿を書いている自分には、直接的には関係ないものの、相方がずーっとテレワークで家にいたり、買い物に出かけづらいなど、やはりプレッシャーはのし掛かる。でも自分のごく近いところにいるミュージシャンやライヴハウス・スタッフ、イベント関係者などには、ずっーと収入ゼロの人もいるので、少しでも出口が見えてきたのは喜ばしい。ただライヴハウスというだけで規模や業態に関係なく十把一絡げで、支援金200万が上限って何なんでしょ? 初期段階でクラスターが出たからといって、見せしめ、もしくは生け贄にされてる感じは相変わらず。6月中下旬まで自粛要請するなら、収容状況とか小屋の広さとかによって指針作れよ。

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■ VICTORY / NARADA MICHAEL WALDEN

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びっくりニュース メンバー内でイザコザが起きて、オリジナル・メンバーであるベースのロス・ヴァロリーと、全盛期のドラマー:スティーヴ・スミスを訴えていたジャーニーが、新メンバーとしてナラダ・マイケル・ウォルデンとランディ・ジャクソンの加入を発表した。この新しいラインナップは、5月23日に米MSNBCで放送されたユニセフUSAのヴァーチャル・イベント『UNICEF We Won't Stop』に各自宅からリモート出演、<Don't Stop Believin'>を披露している。

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■ SPREADING LOVE + HAPPY FEET / AL HUDSON & THE SOUL PARTNERS

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時間的余裕がない中で気分転換したくて、何となく手が伸びた未聴CDの山から、アル・ハドソン&ザ・ソウル・パートナーズの2in1。CD化されたのは、去年の暮れ頃だったかな? 1st『ESPECIALY FOR YOU』(76年)と2nd『CHERISH』(77年)で1枚、3rd 『SPREADING LOVE』(78年)と4th『HAPPY FEET』(79年)で1枚と、2枚の2in1が英Expansionで復刻。これはソウル・パートナーズの後継グループであるワン・ウェイが、超久しぶりのニュー・アルバム『NEW OLD SCHOOL』を同レーベルから出したことと連動していたようだ。

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■ BETTY WRIGHT

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日付けが変わる直前に、またも訃報が飛び込んできた。マイアミ・ソウルのディーヴァ、ベティ・ライトが逝った。しばらく前から入院していたそうで、チャカ・カーンが「祈りを捧げて」とツイートしていたそうだ。ある筋に拠れば、ガンのため、10日にマイアミの自宅で息を引き取ったらしい。享年66歳。ホント、訃報が続きます…。

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■ THE MoWEST ALBUM / THELMA HOUSTON

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今日はニュー・ソウルに近いところで、テルマ・ヒューストン。一般的に<Don't Leave Me This Way>が76年に全米No.1になったことで知られているが、ソウルなのかディスコなのかポップスなのか、歌の上手さの割にはちょっと立ち位置が不明瞭な黒人シンガーである。デビューも69年と早いのに、プロデュースがジミー・ウェッブだったため、作品の良さが伝わりにくかったようだ。フィフス・ディメンションのようにグループだと人種の壁を超えやすい面があったけれど、この時代、ソロの黒人新人シンガーにはマーケティング的ハンデがあった。

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■ ROBERTA FLACK & DONNY HATHAAWAY

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昨日に引き続きニュー・ソウル周辺。今日はダニー・ハサウェイ、ロバータ・フラックあたりを聴いている。そこで改めて再認識したことが。70年代前半のヒット・チャートをオン・タイムで体験してきた人、あるいはチャート・マニアとか、熱心なロバータ・ファンなら当然ご存知のこと。でももしかすると、後追い世代や普通のソウル好きは、あっさり見過ごしちゃっているのでは? かく言う自分も、ロバータとダニーのアルバムを時系列で追ってみて、「あぁ 、そうだった…」と認識を強めた次第。知識としては知っていたが、スッカリ頭から飛んでいた。

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■ LET'S GET IT ON / MARVIN GAYE

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執筆に絡んで久々にマーヴィン・ゲイ。『WHAT'S GOING ON』とこの『LET'S GET IT ON』を立て続けにジックリと。一般的に『WHAT'S GOING ON』が反戦や黒人の貧困など社会的メッセージを発してるのに対し、『LET'S GET IT ON』は性愛をテーマにしたエロエロな作品として知られる。でも基本的にこの2枚には連作のような印象があって、サウンド的には同じベクトルを向いている。

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■ MENAGERIE / BILL WITHERS

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日付が変わる直前に訃報が飛び込んできた。ビル・ウィザース、L.A.の病院で3月30日に逝去。享年81歳。コロナ・ウィルスでバタバタと著名人が天に召していくので、よほどの大物以外はスルーしようと心に決めた矢先のこと。もっともビルの場合はコロナはなく、持病の心臓疾患が原因だそうだが、何もこの時期に…、と思う。悲しいニュースが続くなぁ…

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■ STEP UP / TOWER OF POWER

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タワー・オブ・パワー、約2年ぶりの新作が登場した。前作『SOUL SIDE OF TOWN』は50周年記念の力作だったが、この新作はそれと対を成すような作風。…っつーか、彼らは16年夏の時点で優にアルバム2枚分の楽曲をレコーディングしており(28曲と言われる)、そこから13曲を仕上げて『SOUL SIDE OF TOWN』に収録。残った中から再び13曲(+テイク違い1曲)を完成させて、この新作『STEP UP』にした、ということらしい。この2枚は言わば姉妹作で、前作同様、現シンガーのマーカス・スコットが3曲、16年の時点で既にバンドを去っていた前任レイ・グリーンが6曲、リード・ヴォーカルを取っている。あとはリーダー:エミリオ・カスティーヨが2曲、kydのロジャー・スミスが1曲。でもまぁ、そういうバンド内事情は一旦 脇に置いといて。

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■ ELI'S SECOND COMING

eli's second coming

昨日に引き続き、マイアミ・ソウルのメッカ:T.K.グループの再発モノから、エリズ・セカンド・カミング。コレ、最初に再発情報を知った時、名前を見てもジャケを見ても全然ピ〜ンと来なかったんだが、フィリーの重鎮で M.F.S.B. のプロデューサーだった ボビー・エリ(イーライ?)のディスコ・プロジェクトのコトだったのね。彼がそういうのを出していたのは知識として知っていたけど、この辺りはあまり積極的には蒐集して来なかったので、カナザワ的には初見参となる。

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■ O-ZONE / OSIRIS

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世はヴァレンタイン・デイ。でもカナザワはほぼ缶詰で、ひたすら書きモノ。相方以外に貢ぎモノをくれる人もいないので、至っていつも通りに。
…というコトで、拙監修・選曲『Light Mellow T.K.』の親シリーズである T.K.再発から OSIRIS。オシリズ ぢゃネェぞ。オサイリス。T.K.というとマイアミ・ファンク、つまりチョイと能天気なパーティ・ディスコ的な音が染み付いているけど、実はこんなに本格的な重量ファンク・バンドもいたんですネ。


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■ TONI SMITH passed way

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またもや訃報。トム・ブラウン(trumpet)の大ヒット・ナンバーにしてニューヨーク・ファンクの代名詞的存在である<Funkin' For Jamaica>を作詞し、リード・ヴォーカルを取っていた女性シンガー:トニ・スミスが亡くなったそうだ。本名はThomassina Carrollyne Smith。1月25 日(土)午後、ニューヨークの自宅で心臓発作を起こした。1961年生まれで、58歳前後だったとみられる。

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■ TALK TO ME / DOROTHY MOORE

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先日リリースされた拙監修・選曲のコンピ『Light Mellow MALACO』で、唯一2曲使いしたのが、このドロシー・ムーア。マラコの歌姫としてはデニース・ラサールかドロシーか、ってトコロだけれど、圧巻の歌ヂカラで押し切るデニースに対し、ドロシーは実直かつ丁寧に歌の魅力を表現していく。2曲入れたのは、どちらも捨て難かったからだけど、コテコテのサザン・ソウルをトゥ・マッチに感じてしまうカナザワには、ドロシー姐さんの方がシックリきます。…というワケで、『Light Mellow MALACO』と同発されたドロシーのオリジナル・リイシュー、80年作『TALK TO ME』をピックアップ。

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■ NOTE BY NOTE / BOOKER T.

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11月に出ていたブッカー・T・ジョーンズの最新作。どうやら国内盤はスルーされちゃったようですね。内容は、最近出した初の自伝『TIME IS TIGHT:My Life, Note by Note』のサウンドトラック的一枚で、ブッカー・Tが関わってきた楽曲の新録・再演を中心に構成されている。

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