Light Mellow on the web 〜 turntable diary 〜

音楽ライター:金澤寿和の音盤雑感記
This is Music Journalist : Toshi Kanazawa's Blog. Sorry for Japanese only.

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World

■ FENIX / AZYMUTH

azymuth_fenix
ブラジルの人気ジャズ・フュージョン・グループ:アジムスの新作が届いた。グループとしてのデビューは75年だが、メンバーはそれぞれセッション・ミュージシャンとして働いていて、70年初めから一緒にプレイ。73年からアジムスと名乗るようになった。日本では77年の2作目『涼風』収録の<Voo Sobre O Horizonte>が、名物ラジオ番組『クロスオーヴァー・イレヴン』のエンディング・テーマに使われ、広く知られるようになっている。

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■ VINTAGE '74 / SERGIO MENDES & BRASIL '77

sergio mendes vintage74
脱線ついでに。リオ五輪が開幕し、いきなりのメダル・ラッシュに世間が盛り上がっている。カナザワ的にはTV観戦している時間などないし、そもそも大して関心もないが、この機に乗じてのブラジルもの廉価再発にはチョッとだけ加担しているので、ご紹介しておこう。

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■ SOLAR / LUCAS ARRUDA

lucas arruda 2
カナザワが解説を寄稿しているブラジリアン・レア・グルーヴ・マスター:エヂ・モッタのニュー・アルバム『PERPETUAL GATEWAYS』も無事発売されたようで、こんなインタビュー記事も紹介されているけれど…。その新作ジャケから連想したのが、同じブラジリアンなレア・グルーヴ系ニュー・カマー、ルーカス・アルーダ。ちょうど某コンピレーションの選曲仕事もあって、この辺の新し目なメロウ・グルーヴを聴き漁っていたのよ。

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■ PERPETUAL GATEWAYS / ED MOTTA

ed motta_perpetual
新年おめでとうございます。今年もよろしくお願いいたします。ここ2年ほどは和モノ中心に動いていたカナザワですが、今年は引き続きそちらをフォローしつつ、軸足は再び洋楽AOR系に戻していきたいな、と思っていますが、さぁ、どーなるコトやら…。

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■ LIVE AT THE IRIDIUM / JOSE FELICIANO with THE LES PAUL TRIO


jose feliciano_live
スケジュールの都合で去年の来日公演を見逃し、激しく後悔していたホセ・フェリシアーノが再来日。今度は必ず!という決心の下、 東京 3daysの最終公演@Blue Note Tokyo へ足を運んだ。ご存知の通りのブラインド・マンで、今年で齢70。なのにプエルトリカンらしい情熱的ライヴ・パフォーマンスは衰え知らずで、熱い歌い口も卓越したギター・プレイも、すべてイメージ通り。そのパフォーマンスはホントに若々しく、ハキハキしたMCも含め、とても70歳のジジイには見えない。

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■ I RASTA / PECKER


pecker
ずーっとジメジメの梅雨空続きだし、迫り来る締切にもアタマがモヤモヤして文章が浮かばない。スポーツ・ジムへでも行ってスカッと気分転換したいが、夕方は打ち合わせで出ないとイケないから、それも叶わず。こーゆー時は大抵ハード・ロックやプログレを爆音でカマしてストレス発散するが、どうもクリス・スクワイアの訃報があったばかりで、反って気が滅入りそう。そこで目についたのが、先月リイシューされたキレッキレのこのアルバム、ペッカーの『I RASTA』だ。


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■ ACQUARELLO / TOQUINHO


toquihno今年のゴールデン・ウィーク総括。前半も後半も、ずーっと家で仕事。未唯mieさんライヴ以外は、買い物とかメシ喰いとか、それくらいしか外出してません… 昨日なんて、1日で2本もライナー書いたのにねぇ。それでも全然締切に追いついてなかったりして… 関係各位、どうもスミマセン m(_ _)m

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■ NIGHTINGALE / GILBERTO GIL


gilberto_gilカエターノ・ベローゾと共にブラジル音楽界で最も重要なアーティストの一人に数えられるジルベルト・ジル。そのキャリアの中でも、特に貪欲に世界を見据えた活動を展開した70〜80年代初頭の作品群7枚が、日本初CD化で3回に分けてリイシューされている。

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■ GRACIAS MADRECITA / JORGE SANTANA


jorge_santana_12カルロス・サンタナの弟にしてマロのリーダー、そしてAORきってのエロ・ジャケ作の主であるホルヘ・サンタナの2011年最新作が登場。全世界で1000枚プレスということは、1/2以上日本向けってコトかしらね?

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■ LIVE FOREVER / BOB MARLEY & THE WAILERS

bob_marley_live80今日はボブ・マーリー、30年目の命日。それに併せてか、『ライヴ・フォーエヴァー 〜ピッツバーグの奇跡』と題された発掘ライヴ音源2枚組がリリースされた。収録は逝去8ヶ月前。当然、身体はとっくに癌に蝕まれ、本調子でなかったはずだが、それを気迫で補いながらポジティヴに歌うボブが、とにかく素晴らしい。

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■ LUI

luiまるでビーチ・リゾートのパンフレットのようなジャケットに包まれているのは、ハワイアン・コンテンポラリーの激レア盤、ルイの78年作。それがこの度メデタく、アプレミディ・レコーズから1000枚限定で初CD化された。

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■ TONINHO HORTA

toninho_horta_12016年のオリンピック開催地が、リオ・デジャネイロに決定。まぁ個人的には、そーなって当然、出るべくして出た結果だと思う。何と言っても南米初の五輪だもの。東京招致を進めていた関係者や応援していた方々には申し訳ないが、いくら一生懸命にプレゼンしたって、この事実は覆せない。ちょっと冷静に考えれば分かりそうなモノだけれど、石原都知事以下の落胆ぶりは相当なもの。アーティストが自分の作品を客観視できないのと同じですね。

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■ BUTTERFLY /AZYMUTH

ce94b86c.jpg今日は友人宅に十数人が集まってのニュー・イヤー・パーティー。かつての同人サークル・メンバーを中心にしつつ、そこに業界人が混じる一見不思議な顔ぶれながら、ほとんどが年に1〜2度集まるお馴染み同士でもあり。人気の的は、誰かれ構わず顔を舐めまくって愛嬌を振りまく人懐っこいポメラニアン。我が家でもワンちゃん、飼おうかしらん

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■ 1ST IMPRESSIONS / KOOL ELEVATION

bde877a3.jpg一晩で気分だけはクリスマスから常夏のハワイへ。96年に密かに現地レーベル殻発売されていたというクール・エレヴェイションの幻のファースト、奇跡の日本リリースである。出たのは9月だったが、我がLight Mellow's Choiceと同じ発売元だったのでサンプルを頼んだところ、なかなか好評で品薄に陥ってたらしく、しばらく待たされたのだ。

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■ EXODUS / BOB MARLEY & THE WAILERS

d9d7af90.jpg連日、猛暑が続いている日本列島。こういう時は仕事なんてうっちゃって、ビール片手にAOR! な〜んて類型的なシチュエーションも悪かぁないが、最近はどうもAOR聴くとお仕事モードになっちゃって、今イチ寛げない。そこで取りい出したるは、今は亡きレゲエの教祖、ボブ・マーリーである。

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■ MOONSTONE / TONINHO HORTA

3ef58a09.jpgブラジルの名ギタリスト、トニーニョ・オルタの89年作にして通算4作目。プロデュースは同じブラジル人ギタリストで米国在住のリカルド・シルヴェイラだが、実質的にはパット・メセニー・グループ周辺人脈とのコラボレイト作品として、ニューヨークで録られている。

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■ ENCANTO / SERGIO MENDES

0824102a.jpgセル・メンおぢさんのニュー・アルバム『ENCANTO(モーニング・イン・リオ)』。ファーギーをフィーチャーした<The Look Of Love>がさんざんFMでオンエアされているし、音専誌・一般誌などでの露出も多いので、今更ここで取り上げて何かモノ言う必要などないと思っていた。でも何度か聴いているうちに、やっぱり書いておこうか、と。

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■ SERGIO MENDES & THE NEW BRASIL '77

7174eebb.jpg本日は7月20日オンエア分のSTAR digio【Music File】、Light Mellow Radio Edit収録日。季節柄「涼しいの、行きましょう」というディレクターN氏のリクエストにより、ブラジル系AORの特集を組んでみた。中身は聴いてのお楽しみ(後日サイトに上げますが)というコトで、ここでは伏すけれど、まぁブラジル・アーティストのAOR的楽曲、米アーティストのブラジリアンな楽曲などを取り混ぜて。

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■ 或る女(ELIS, ESSA MULHER)/ ELIS REGINA

4d4b690b.gifレココレ誌のレビュー原稿を執筆。割り振られたのは、先日来日したデオダートのMCA期(74〜76年)の紙ジャケ再発4枚と、ブラジル繋がりでエリス・レジーナの79年作。クロスオーヴァー・アーティストのデオダートはともかく、エリスのようなMPB(=ブラジリアン・ポピュラー・ミュージック)系シンガーは本来カナザワの専門ではないけれど、エリスは一部しか聴いてないものの好きなヒトだし、たまには良いんじゃないかと。自分自身の後学を広げる意味でも。

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■ NA PISTA, ETC. / DJAVAN

e131f40c.jpg今日も今日とてせっせと原稿書き。でもお題がジャヴァンのニュー・アルバム『Na Pista, etc.』だなんて、「エッ!?」って思う人が多いかも。そうだよね。自分だって最初に原稿依頼がきた時、「エ? ジャヴァンかよ、何でまたオレに?」と思ったもん。この仕事を振ってくれたA&R氏は、カナザワの趣味をよく分かってるハズなのに…。しかもいきなり音源を送りつけてきて、「ヨロシク!」だなんて、ヲイヲイ!

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『職人ギタリストで斬る名盤セレクション [邦人編]』第2弾
シュガー・ベイブのギタリスト、村松邦男の“職人”プレイを楽しめる名盤10選
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