Light Mellow on the web 〜 turntable diary 〜

音楽ライター:金澤寿和の音盤雑感記
This is Music Journalist : Toshi Kanazawa's Blog. Sorry for Japanese only.

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Rock Classic

■ THE TEARS OF HERCULES / ROD STEWART

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ロッド・スチュワートのニュー・アルバム『THE TEARS OD HERCULES(ヘラクレスの涙)』がいよいよ発売。いや〜、新しい年になればすぐに77歳になるというのに、ロッド、全然元気ですわ。ピュアーなオリジナル新作としては、『BLOOD RED ROSES』から3年ぶり。その翌年に出た『YOU'RE IN MY HEART(ロッド・スチュワート・ウィズ・ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団)』は、ポール・サイモンが持っていた全英チャート首位獲得の年長記録を塗り替えたそう。だけど新曲は実のところ1曲のみ。その他はロッドのヴォーカルと演奏の根幹部分はそのままに、大々的にオーケストラを追加レコーディングしたような、言わばリミックス・アルバムであった。

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■ SANTANA III - SA-CD Murti Hybrid Edition - / SANTANA

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最近作『BLESSINGS AND MIRACLES』が好評なサンタナだけど、コチラはリリースから50年。 サンタナの初期名盤『SANTANA III』が、SA-CDマルチ・ハイブリッド・エディション盤で世界初登場となった。装丁も7インチ紙ジャケット仕様で、何ともインパクトのあるルックス。中には<Everybody's Everything>と<No One To Depend on>の日本盤シングル・ジャケット、海外告知ポスターのレプリカが封入されている。

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■ TOM THUMB THE DREAMER / MICHAEL DINNER

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6月末に紙ジャケットの輸入盤国内仕様(韓国Big Pink盤)で発売されたマイケル・ディナーの1st『THE GREAT PRETENDER』(74年)に続き、今度は彼の76年2nd『TOM THUMB THE DREAMER』が初CD化となった。デンヴァー出身の彼は、前回も書いたように(http://lightmellow.livedoor.biz/archives/52323832.html#more)初期ジェイムス・テイラーを感じさせる佇まいのシンガー・ソングライターだ。

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■ BLESSINGS AND MIRACLES / SANTANA

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サンタナがニュー・アルバム『BLESSINGS AND MIRACLES』をリリースした。19年の前作『AFRICA SPEAKS』から2年、というインターヴァルは短い気がしないでもないけど、コロナ禍でツアーに出られなかった分、ずーっとアルバム制作に取り組んでいたのだろう。既に<Smooth>の大ヒットを生んだロブ・トーマスとのコラボによるリード・シングル<Move>、ラッパーのG-Eazyをフィーチャーしたダイアン・ウォーレンが書き下ろしのスロウ・チューン<She's Fire>が先行リリースされ、サンタナ健在を知らしめている。

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■ WHY WAIT! / KATE TAYLOR

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シスター・ケイトこと、ジェイムス・テイラーの妹ケイト・テイラーのデビュー50周年記念アルバム。…といっても、71年の『SISTER KATE』の後、78年『KATE TAYLOR』、79年『IT'S IN THERE…A ND IT'S GOT TO COME OUT!(ケイト・テイラーズ・クック・ブック)』と続けた後は、長期間の業界離脱。ゼロ年代になって舞い戻り、スタジオ・アルバム2枚とライヴ・アルバムを出している。正直、カムバック後の作品は、自主制作でCD入手が面倒なモノもあってゲットはしてないのだけど、今ならスタジオ作はサブスクで聴けるようだ。

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■ LOCKDOWN SESSIONS 劇場版 / ERIC CLAPTON

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エリック・クラプトンの映画『LOCKDOWN SESSIONS』を地元シネコンのドルビー・シネマで。クラプトンは同年5月、恒例となるロイヤル・アルバート・ホールでのライヴを予定していたが、コロナ・パンデミックの影響でこれをキャンセル。その代わりに何ができるかを考え、「ミュージシャンなら演奏を続けよう」との思いから、無観客のアコースティック・セッションを行ない、それを映像にシュートすることにした。メンバーたちが集まったのは、自然が広がる英国田舎町の古い屋敷。最近は社会的発言が悪意に取られることが少なくないクラプトンだが、彼はただ、「ロウソクの火を燃やし続けるように、演奏をし続けたい」のだと言う。元々いろいろな感情に流されながら、キャリアを積み上げてきた人だ。それが偽ざる気持ちだろう。

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■ LINDSEY BUCKINGHAM

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結局のところ、女帝スティーヴィー・ニックスに拒まれて、フリートウッド・マックに復帰できずいるリンジー・バッキンガム。クリスティン・マクヴィーとのデュオ・アルバムから4年ぶり、純然たるソロ作となると10年ぶりの最新作がリリースされた。強面のアートワークには一瞬たじろぐけど、敢えて今『LINDSEY BUCKINGHAM』とセルフ・タイトルを付けたあたり、それだけ自信がある作品なのだろう。

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■ PLAYIN' UP A STORM / THE GREGG ALLMAN BAND

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AOR好きの人たちのSNS界隈では、24日発売のスティーリー・ダン、ドナルド・フェイゲンそれぞれのライヴ盤が話題になっているが、自分はまだゲットできていないので、それはまた後日。今回は引き続き、ユニバーサルミュージック【入手困難盤復活! ロック黄金時代の隠れた名盤〈1976-1985編〉】から、グレッグ・オールマンの77年作『PLAYIN' UP A STORM(嵐)』をピックアップしよう。実は輸入盤と国内盤紙ジャケが手元にあるので、今回の廉価再発はスルーしてしまったが(マスターは紙ジャケ盤と同じ01年)、某オンライン・ショップで “隠れAOR名盤” なんて大胆不敵な形容を見てしまい、そこまで乱暴なコピーは過大広告じゃないの?と。

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■ ANGEL DREAM / TOM PETTY & THE HEARTBREAKERS

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トム・ペティが鎮痛剤の過剰摂取で急死して、早4年近く。昨年はキャリアを通じての最高傑作との呼び声も高い、ソロ名義の94年作『WILDFLOWERS』の拡大版『WILDFLOWERS & ALL THE REST』を発表。元々トムはそれを2枚組で出そうとしていたが、レコード会社がビジネス的理由でそれを許さず、仕方なしにシングル・アルバムにシュリンクしてリリースした経緯がある。それを計画通りの2枚組に戻し、なおかつ当時のライヴを含む4枚組のデラックス・エディション、更にマニア向けのオルタナ・テイク満載5枚組も作った。今回リリースされた『ANGEL DREAM』は、その『WILDFLOWERS & ALL THE REST』の拡大部分に関係している。

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■ FACE THE MUSIC / ELECTRIC LIGHT ORCHESTRA

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ELOことエレクトリック・ライト・オーケストラのデビュー50周年というコトで、ゼロ年代になってからの再結成期やジェフ・リンズ・ELO、ジェフ・リンのソロ作など計8作が、高音質Blu-spec CD2仕様の紙ジャケで出ている。中には以前はマーキーが出していたタイトルもあって、ELOといえば…のソニーでは初リリースとなる作品も。まぁ、一般リスナーには関係のない話で、同じオビで、とか、ソニー盤で揃えたいという余程のマニア以外には無縁でしょうが。紙ジャケ好きの自分も、アナログで親しんでいたアルバムならそれに近いカタチの紙ジャケで、というスタンスなので、最初のリリースがCDならば基本的に手を出さないようにしている。

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■ CHARLIE WATTS passed away...

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既報の通り、ローリング・ストーンズの屋台骨を支えてきた職人ドラマー:チャーリー・ワッツが、24日、ロンドンの病院で息を引き取った。享年80歳。最近緊急手術を受け、それは成功に終わったものの回復には少し時間が掛かるとのことで、9月末にスタートする全米ツアー13公演に不参加を表明。キース・リチャーズのソロで叩いていたスティーヴ・ジョーダンが代役を務めることが決まっていた。

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■ ERIC CLAPTON - Deluxe Edition + Anniversary Deluxe Edition -

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エリック・クラプトンの1stソロ・アルバム、50年目のアニヴァーサリー・デラックス・エディションCD4枚組がリリースされた。でもクラプトン好きの自分でも、今回は買わずにスルー。代わりに06年に出たデラックス・エディション2枚組を聴いている。実はこの2枚組で、今回出た4枚組中3枚分をカヴァーしているので、購入するまでもない、という判断。そもそもサブスクでも出ているので、音はいつでもチェックできるし…

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■ ALL THINGS MUST PASS - 50th ANNIVERSARY - / GEORGE HARRISON

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ジョージ・ハリスン『ALL THINGS MASU PASS』発売50周年記念のスーパー・デラックス・エディションCD5枚組+Blu-ray の国内盤。届いています。ご存知、元々3枚組の大作だけど、アナログ、初期の分厚いプラケCD、30周年リマスター、紙ジャケ、アップル・ボックスと、これで都合6組目。さすがに買うかどうか躊躇したが、マルチ・ミックス収録は初めてと言うことで、5.1chミックスを目的にゲットした。未発表曲テンコ盛りの拡張仕様としては、30周年盤以来2度目。その時、父ジョージをサポートしていたダニー・ハリスンがエグゼクティヴ・プロデューサーに。ミックスはビートルズ関連の常連エンジニア、ポール・ヒックス。

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■ PAUL COTTON of POCO passed away

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月が変わっても早々に訃報です。後期ポコの中心人物で、ファンの間では “ファンタスティック・フォー” などと呼ばれて親しまれている時期にシンガー/ギタリストを務めたポール・コットンが、1日に亡くなった。奥様キャロラインがSNSで発信しているところでは、unexpectedly, peacefully -とあるから、突然発作に見舞われての自然死だったと思われる。享年78歳。ポコは今年4月に、オリジナル・メンバーのラスティ・ヤングを心臓発作で亡くしたばかり。これで “ファンタスティック・フォー” の2人が鬼籍に入り、生き残りはイーグルスに参加しているティモシー・シュミット、ドラムのジョージ・グランサムだけになってしまった。

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■ DOWNHILL FROM EVERYWHERE / JACKSON BROWNE

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前作『STANDING IN THE BREACH』から約7年ぶりの新作、と書かれた資料を見て、思わず目をパチクリ。来日公演があったり、日本でレコーディングしたライヴ盤『THE ROAD EAST 〜 LIVE IN JAPAN』があったりしたせいか、ホンの3〜4年のインターヴァルだと思っていた。先行シングルでタイトル曲でもある<Downhill From Everywhere / A Little Soon To Say>は、昨年5月のリリース。本来は、その後ジェイムス・テイラーとのジョイント・ツアーを行なって、秋にこのアルバムを出す予定だった。

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■ LAYLA REVISITED (Live at Lockn’) / TEDESCHI TRUCKS BAND feat. Trey Anastasio

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ジョン・メイヤーの新作と並ぶ、目下のところの愛聴盤、テデスキ・トラックス・バンドのライヴ・アルバム『LAYLA REVESITED』。言うまでもなくエリック・クラプトン(デレク&ザ・ドミノス)の超名盤『LAYLA』の再訪盤だけれど、デレク・トラックスの名前がココから来ていること、彼自身が『LAYLA』でクラプトンと渡り合ったデュエイン・オールマンの再来のようなポジションにいること(オールマン・ブラザーズ・バンドの創設メンバー:ブッチ・トラックスは叔父)、そのデレク自身がクラプトンの07年ツアーに呼ばれて『LAYLA』の主要曲を一緒にプレイしていたこと、等など、このロック史に残る名盤をリヴィジットするのに、彼ほどの適任は他にいない。しかも、数年前に分かったらしいが、『LAYLA』のUSリリース当日が、まさに姐さん女房スーザン・テデスキの誕生日だったと言う。デレク自身、よちよち歩きの頃から親しんでいた作品で、ギターを手にして間もない頃、真っ先にコピーしたのもこのアルバム。『LAYLA』を語ることは「ファミリー・ストーリーを語るようなもの」とは、デレク自身がインタビューで語った言葉だ。

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■ ROBBY STEINHARDT of ex-KANSAS passed away

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アメリカン・プログレの代表的バンド:カンサスの結成メンバーだったヴァイオリン奏者のロビー・スタインハートが、7月17日、フロリダ州タンパの病院で亡くなった。急性膵炎による合併症だったという。享年71歳。ロビーは1972年にカンサスの前身ホワイト・クローヴァーに参加。ロック・バンドに於けるヴァイオリンという楽器の特異性と、その木こりのような風貌で、グループのイメージ・キャラクター的存在になり、スティーヴ・ウォルシュと共にリード・ヴォーカルを分担。73年のデビューから82年、97年から06年までカンサスに籍を置いた。

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■ THE GREAT PRETENDER / MICHAEL DINNER

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70年代ウエストコースト・ロック好きなら きっと気に掛けたことがあるだろうシンガー・ソングライター、マイケル・ディナーの74年1stが、ようやく世界初CD化になった。韓国Big Pinkの制作による、日本盤国内仕様。デンヴァー出身で、初期ジェイムス・テイラーのような佇まいを持つ人なので、プレAOR的に考える音楽ファンも少なくない。実際76年の2nd『TOM THUMB THE DREAMER』には、デヴィッド・フォスターやビル・チャンプリンが参加している。でもディナー自身は基本的にカントリー・ロック寄りの人。74年作と時期が早いこともあるが、JTならばもう同年に『WALKING MAN』を出していたから、ディナーには洗練に向かうクロスオーヴァー感覚が乏しかったと分かる。

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■ CRASH ON THE CROWN / STYX

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好調デニス・デ・ヤングに続いて、本家スティクスもニュー・アルバム『CRASH ON THE CROWN』をリリース。アートワークが何処となくヒプノシスっぽいが、内容もデニスに負けず劣らず良くできてて、ちょいと驚き。かつてはバンド名を巡って訴訟でやりあった者同士だけど、まるで歩調を合わせるように、それぞれ分裂後の最高傑作をぶつけて来た。元の鞘に収まらないのは残念だが、張り合うように力作を出してくるなら、それもまた良いのではないかと。

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■ 26 EAST Vol.2 / DENNIS DeYOUNG

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スティクスの看板シンガーだったデニス・デ・ヤング、個人的に「待ってました!」のニュー・アルバムが届いた。彼のソロ作は、独立直後の80年代半ばに出した2〜3枚を聴いて以降、すっかりご無沙汰。でもちょうど1年前にリリースされた、キャリア最後を飾る2部作の1枚目としてリリースされた13年ぶりのオリジナル・アルバム『26 EAST Vol.1(東26番地: Vol.1)』が素晴らしく、「早く次を聴きてぇ〜」状態に。その連作2枚目『26 EAST Vol.2(東26番地: Vol.2)』がコレなのだ。

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