Light Mellow on the web 〜 turntable diary 〜

音楽ライター:金澤寿和の音盤雑感記
This is Music Journalist : Toshi Kanazawa's Blog. Sorry for Japanese only.

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Rock Classic

■ THE VELVET UNDERGROUND & NICO

velvet underground

突然のスマホ故障で、朝からあたふた。実は2日前に画面が急に真っ暗になり、再起動もせずで、アップル・サポートに連絡。リカヴァーして復活したものの、わずか2日で再発。再びサポートにコンタクトしたものの今度はリカヴァーできず、1時間以上かけて初期化対応。その後もアプリを復活させて一旦は元通りになったものの、数時間も経たずに3度目の暗黒状態で元の木阿弥。結局ソフトではなく本体の異常というコトで、修理に持っていくことになった。スマホを持つのが日常になったのなんて、そう昔のコトではないのに、この不便さ、手持ち無沙汰加減は何なのだ? こういう些細なところでも、平穏な日常を奪われたウクライナの避難民の悲劇を思いやってしまう。

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■ EL MOCAMBO 1977 / THE ROLLING STONES

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ローリング・ストーンズの伝説的ライヴ・パフォーマンスが、遂に全貌を現した。1977年3月4〜5日、カナダのトロントにあるキャパ300人足らずのクラブ、エル・モカンボ・タヴァーンでのシークレット・ギグ。それが何故に伝説化したのかといえば、彼らがこの年にリリースした2枚組ライヴ盤『LOVE YOU LOVE(当時の邦題は『偉大なるライヴ』)』C面に、このショウから4曲が収録されたからだ。この2枚組ライヴは、『BLACK AND BLUE』のリリースに合わせて行われた76〜77年の北米・欧州ツアーから、主にパリ、トロント公演からのパフォーマンスが収録されていたが、ドンドン巨大化していったこの時期のストーンズのライヴ・ショウにあって、小さなクラブでの臨場感溢れるステージは、極めて価値の高いモノ。それが今回、たった4曲からCD2枚組全23曲と大きくヴォリューム・アップし、フルサイズで楽しめるようになった。

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■ BIG BEAT / SPARKS

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ほぼ同時に公開された2本の関連映画が相乗効果を上げ、いきなり盛り上がっているスパークス。1本は、半世紀以上に渡る彼ら自身のキャリアを振り返った『スパークス・ブラザーズ』。もう1本は、レオス・カラックス監督の待望の新作で、スパークスが原案・音楽に共同で脚本まで手掛けたミュージカル映画『アネット』。70年代前半の初期作品は、美形の弟ラッセルのオペラっぽいヴォーカルや場面展開の早いサウンド作りがクイーンに影響を与えた、なんて言われていた。当時はデヴィッド・ボウイやロキシー・ミュージックあたりと並べて、グラム・ロック系と見られていたけれど、このアルバム・ジャケのようにチープ・トリックをふたヒネリしたみたいな変形パワー・ポップ・テイストも感じさせたな。

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■ 『CITY POP POSTER FLYER EXHIBITION』 + 『SUZI Q』+『LAUREL CANYON』

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ゴールデン・ウィーク中ほぼ仕事だったので、最終日は締切をチョイと脇に置いての家庭サーヴィス。相方のリクエストで、プロデューサー井出靖さん主催の『CITY POP POSTER FLYER EXHIBITION』@代々木公園近くのGrand Galleryからの、音楽映画2本立てスージー・クアトロ『SUZI Q』と『LAUREL CANYON(ローレル・キャニオン〜夢のウエストコースト・ロック)』@ヒューマントラストシネマ渋谷と、なかなかに充実の半日。続きを読む

■ SOUND OF MY VOICE / LINDA RONSTADT

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2021年のグラミーで最優秀音楽映画賞を受賞したリンダ・ロンシュタットのドキュメンタリー『SOUND OF MY VOICE』@新宿シネマカリテ。実はコレがUS公開された2019年に、てっきりライヴ・ドキュメンタリーと勘違いしてBlu-rayを買ってしまい、2回ぐらい観たのだが、さすがに字幕ナシでは詳細まで理解できず。そこで日本公開に乗じて足を運ぶことに。小さなシアターだけど、席はエルダー層の音楽ファンでほぼ埋まっていた。

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■ JUST LIKE THAT... / BONNIE RAITT

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ボニー姐さん、安定感に満ちた6年ぶりのニュー・アルバム『JUST LIKE THAT...』が届いた。タイトルは、アルバム4曲目に収めた同名曲から来ていて、“Just Like that your life can change” 、直訳すれば、「あなたの人生が変わるかもしれないように…」ということ。つまり、突然のコロナ禍で、それまでの生活が大きく変わってしまったことを指しているのだろう。それでも歌のテーマはともかく、音楽的にはドッシリゆったり、相も変わらぬボニー節で安堵感を与えてくれる。

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■ MEGA-SHEBANG / ANDY FAIRWEATHER LOW

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今日はちょっとマニアックなヤツ。英国ロック好きにはそれなりに知られた人だけど、このアルバムまでシッカリ抑えている方はあまり多くはないだろう。90年代以降は、エリック・クラプトンのバンドで御大のサポート・ギタリストとして貢献。アルバムの多くにも参加してしているアンディ・フェアウェザー・ロウの4thソロ『MEGA-SHEBANG』(80年)、これはコリアン紙ジャケ盤が世界初CD化だ。

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■ MAIN OFFENDER - 2CD Deluxe Edition - / KEITH RICHARDS

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グラミー賞2022。ちらっと観たが、割りと順当な賞レースになったようで意外性に乏しく、もはや積極的な興味は持てない。シルク・ソニックの Record Of The Year、Song of the Yearは単純に嬉しかったが、メディアはやたらとジョン・バティステ5冠!と騒いでいて…。でもよく見たら主要部門の獲得はひとつだけ。要は“5冠”ってトコで、世間を煽りたいだけ!? 無冠のBTSも案の定 話題だけれど、確かにパフォーマンスとかよく練られていて、日本のエンタメなど最早 太刀打ちできそうにない。…っていうか韓国勢は、デビューの準備段階で、学芸会レヴェルの日本のタレントとは既に見ているステージが違う。とは言え、そもそもグラミー自体のポジションがもう軽くなってきて、以前に比べて売り上げ重視、人気投票的スタンスが強まっている。以前の文化的・芸術的側面が薄くなったから、それがきっと意外性の喪失、面白みの無さに繋がっているんじゃないのかな?

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■ BARRY BAILEY of Atlanta Rhythm Section passed away

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訃報。70年代アメリカン・ロックの実力派バンドで、日本では不当評価のままロック史の片隅に追いやられてしまった感のあるアトランタ・リズム・セクションのリード・ギタリスト:バリー・ベイリーが、3月12日に死去。地元テレビ局WXIA-TVによると、長きに渡って多発性硬化症と闘っていたが、この日の夜、眠るように息を引き取ったらしい。享年73歳。

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■ POUSETTE - DART BAND

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2月最後のポストは、思いっきり渋〜い1枚。でも70年代米国の、カントリー・ロックとかフォーク・ロックあたりが好きな方なら、思わずニヤけちゃう連中だろう。ニューヨーク生まれのシンガー・ソングライター/ギタリスト、ジョン・ポーセット・ダートがマサチューセッツで73年に結成した4人組、その名もまんまの ポートセット=ダート・バンドの76年デビュー・アルバム。

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■ GARY BROOKER passed away

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ロック・クラシック<A Whiter Shade of Pale(青い影)>で広く知られるプロコル・ハルムの中心人物ゲイリー・ブルッカーが、2月19日、英国の自宅で亡くなった。代名詞となっている<青い影>は彼らの67年のデビュー曲で、山下達郎や松任谷由実など、自分よりひと世代上の人たちに絶大な影響を与えている。03年には大英帝国勲章(MEB勲章)を叙勲。死因はガンで、享年76歳だった。

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■ MAGAZINE / HEART

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ユニバーサルの廉価企画【入手困難盤復活!! HR/HM1000 VOL4 北米編】から、少し前に紹介したパット・ベネターに続いて、アン&ナンシー・ウィルソン姐御たちが率いるハートの2ndを。一般的にハートというと、<Never>とか<These Dreams>、<Alone>あたりを続々チャート上位へ押し込んでた80年代後半あたりが人気なんだろう。だけど自分は、やっぱり<Barracuda>にショックを受けたクチで。それから急ぎ遡って初期マッシュルーム・レーベル期の2枚を聴いて、そうこうするうちに4枚目『DOG & BUTTERFLY』(78年)が出て…、っていう流れ。

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■ FEELIN' GLAD / GLAD

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かのティモシー・B・シュミットが、ポコ加入前に在籍したグラッド唯一のアルバム『FEELIN' GLAD』が、韓国BIG PINKで紙ジャケCD化され、その輸入盤国内仕様が出た。リリースは1968年。ポコはカントリー・ロックの名門として知られるが、年代が年代だけにそこには届かず、ちょっぴりサイケなフォーク〜ソフト・ロック〜ハーモニー・ポップ仕様。当時は、“サクラメントのビートルズ” なんて呼ばれ方もされたそうだ。

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■ THE BOY NAMED IF / ELVIS COSTELLO & THE IMPOSTERS

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うわぁ〜、コレは元気なアルバム。初期のエルヴィス・コステロが戻ってきた、なんて評判が飛び交っているけれど、ホントにそんな感じ。スターターの<Farewell, OK>の全開パワー・ポップ感、パンキッシュな性急さは、「アンタ、一体いくつだよ!?」と問いただしたくなるほどだ(今年68歳)。ダイアナ・クラールという滅法ゴージャスな奥サンもいるのにねぇ…。

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■ RAISE THE ROOF / ROBERT PLANT・AKISON KRAUSS

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ロバート・プラントのニュー・アルバムは、ブルーグラス/フォークの至宝と言われるアリソン・クラウスとのコラボ再び。グラミー6部門を受賞した07年作『RAISING SAND』以来、14年ぶりとなる本格的共演で、UKトラッド/フォークとアメリカーナの伝統がしなやかに融合している。前作が出た時には結構な衝撃があったけど、今回は逆に、案外時間が掛かったな、という印象。前作が予想を遥かに上回る高評価を得ただけに、もっと早く作ると思っていたのだ。

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■ TATTOO YOU - 40th Anniversary Deluxe Edition - / THE ROLLING STONES

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この2日間、スーパーへ行った以外は自宅蟄居で原稿書き。憂さ晴らしに、昨年末にゲットしたローリング・ストーンズ『TATTOO YOU』の40周年記念盤を。最近の周年ハコモノのパターンとして、国内盤ではCD1枚モノ、未発表曲9曲入りの2CDデラックス仕様、5枚組のアナログ箱、そして4CD+アナログ・ピクチャー・ディスクの完全限定スーパー・デラックスと4タイプの仕様が用意された。カナザワがいそいそ予約したのは、もちろん完全限定スーパー・デラックス。ぶっちゃけアナログのピクチャー盤は不要だったが、ライヴの『STILL LIFE(Wembry Studium1982)』がココにしか入ってないので、選択肢がなかったのだ。ただし国内盤はコスパが悪いので、輸入盤でポチッと。

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■ LIVE AT THE FORUM '76 / EAGLES

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76年12月8日に発売されたイーグルス『HOTEL CALIFORNIA』が、全米アルバム・チャートの首位に躍り出たのが、翌77年1月15日。つまり昨日がちょうど45年目だった。そこで取り出したのが、昨年秋に3面の変則アナログ2枚組で発売された『LIVE AT THE FORUM '76』。音源自体は、17年に出た『HOTEL CALIFORNIA 40th Anniversay Expanded Edition』のディスク2に "Live At The Los Angels Forum December 20-22, 1976" として初収録されていて、その10曲をそのままアナログ盤にしている。だから3面の変則盤。グルーヴ(溝)を切っていない4面には、ジャケに映るビヴァリー・ヒルズ・ホテルが浮き彫りになっている。

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■ GIVE ME STRENGTH ~ The '74/'75 Recordings / ERIC CLAPTON

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年明け早々仕事が結構テンコ盛り。それでも若干の余裕アリで、ギター・マガジン最新号の特集『レイド・バック期のエリック・クラプトン』をサラリと読んでいたら、思わずコレに手が伸びた。2013年末に出た6枚組ボックス『GIVE ME STRENGTH ~ The '74/'75 Recordings』。その名の通り、この時期の録音を集成したもので、『461 OCEAN BOULEVARD』と『THERE'S ONE IN EVERY CROWD(安息の地を求めて)』、そしてライヴ盤『E.C. WAS HERE』それぞれの拡大エディションに加え、フレディ・キングとの74年のセッション、そしてスタジオ盤2作のサラウンドとクアドラ・ミックスを収めたBlu-rayから成る。もちろんフルに聴いてる時間はないので、ライヴ盤『E.C. WAS HERE』の2枚組エキスパンデッド・エディションのみピックアップ。

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■ THE ILLINOIS SPEED PRESS

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2021年も押し迫った12月30日、元ポコのリッチー・フューレイが、昨年相次いで天に召した盟友ポール・コットンとラスティ・ヤングを追悼するトリビュート・パフォーマンス映像を公開した。自宅のリヴィングにマイクを立てて弾き語るだけのものだけど、牧師でもあるフューレイの人柄が伝わってきて、何だか温かい気持ちになった。そこで思い出したのが、11月に出ていたイリノイ・スピード・プレスの1st(69年)。例によって、韓国Big Pink制作による紙ジャケ盤の国内流通仕様である。

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■ I SEE THE LIGHT / BATTI MAMZELLE

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英国で活躍した中国系ジャマイカ人ベース奏者フィル・チェンの訃報をお知らせしたところで、先月、彼の人脈に近いところの こんなレアなアルバムが復刻されていたのを思い出した。バディ・マムゼルが74年にリリースしたワン&オンリーのアルバム『I SEE THE LIGHT』。韓国Big Pink制作の輸入盤国内仕様紙ジャケ。おそらく世界初CD化ではないかな?

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