Light Mellow on the web 〜 turntable diary 〜

音楽ライター:金澤寿和の音盤雑感記
This is Music Journalist : Toshi Kanazawa's Blog. Sorry for Japanese only.

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Rock Classic

■ BOHEMIAN RHAPSODY / QUEEN

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相方にせがまれ、ひとまず公開初日のレイトショーでクイーンの映画『ボヘミアン・ラプソディ』を観てきた。それほど熱心なファンではなかったけれど、『QUEEN II』からずーっとリアルタイムで接してきたバンドなので、『THE GAME』あたりまでは思い入れが強い。この映画も、ライヴ・エイドのシーンとか、なかなかに感動的で。あの日、明け方までTVに噛り付いて、ビデオを撮っていたのを思い出す。ちょうどフレディがソロ作を出した直後で、不仲説が出ていた時期だったから、あの時のメンバーの一体感は印象的だったな。でも映画を見ると、このライヴ・エイドに纏わるあたりにチョイと都合良く細工が施してあった。音楽映画としては間違いなく面白く、感動的だけれど、ドキュメンタリーとはちと違う。そこに少しばかりエクスキューズが必要な映画なのだな。(以下ネタバレあり)

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◼︎ DANNY KORTCHMAR & IMMEDIATE FAMILY -West Coast Sound Summit Vol.1- @ Zepp Tokyo

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『LIVE Light Mellow』の翌日から4日間、まさに ダニー・コーチマー&イミディエイト・ファミリー 三昧の日々。LIVE Light Mellowと重なった Billboard LiveTokyo 初日公演こそ見逃したが、17日(日)はヴィヴィド・サウンドで行なわれたサイン会後のウェルカム・パーティに顔を出し、18日(月)に Billboard Live Tokyo 2日目の2nd show を堪能。19日(水)は、日本のアーティストと共演する ウェストコースト・サウンド・サミット(命名:カナザワ)のリハーサル@都内某スタジオに潜入。そして20日(木)にその本番@ Zepp Tokyo をドップリ堪能、という怒涛の日々だった。リハーサルの模様は すぐに facebookにアップしたので、ココでは主に20日のイベントの模様をレポートする。

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■ HELLO THERE BIG BOY! / DANNY KIRWAN

danny kirwan

フィル・コリンズではありません! フリートウッド・マックがブリティッシュ・ブルース・バンドだった時代に、看板のトリプル・ギターの一角を成したダニー・カーワンが、米国時間6月8日(金)に他界した。死因は公表されていないが、一時は精神を病んで入院したり、アルコール中毒更生施設に入ったり、終いにゃホームレス状態で発見されるなど、一時はかなり荒んだ暮らしぶりだったらしい。近年は再びギターを手にするなど明るいニュースもあったが、結局もて舞台に立つことはなく人生の幕を閉じた。享年68歳。

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■ ABOVE THE CLOUDS:THE COLLECTION / GLENN FREY

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16年1月に急逝したグレン・フライの4枚組コレクション『ABOVE THE CLOUDS:THE COLLECTION』が発売された。かのデヴィッド・ボウイが亡くなった日から数えて、わずか1週間後。ボウイ逝去が極めてセンセーショナルに取り上げられ、今もトリビュート・イベントや展覧会が企画されたり、発掘音源やリイシューが絶えないというのに、続けて逝ったグレン周辺はヤケに静か。相方ドン・ヘンリーは16年のグラミー受賞式でグレンのトリビュート・パフォーマンスを行ない、一度はイーグルス解散をほのめかしたにも関わらず、いつの間にかヴィンス・ギルとグレンの息子ディーコンうを迎えてツアーに出ている。あぁ、何だかなぁ…

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■ YOURS FOREVER MORE・WORDS ON BLACK PLASTIC / FOREVER MORE

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ソニー・ミュージック・ジャパンの廉価再発シリーズ【Nice Price Returns】の『70's UKポップの迷宮』20タイトル。その中で即座に「これは買わねば!」と思ったのが、日本初CD化となるフォーエヴァー・モアの2枚だ。アナログ盤は持っているので、07年にCDが出ていたのを知っても “資料的に持ってるだけならアナログで充分” とスルーしてきたが、国内盤が安価で出るなら話は別。何せこのバンドは、アヴェレージ・ホワイト・バンドの結成母体となったグループなのだからして。

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■ EVERYBODY KNOWS / STILLS & COLLINS

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  恋したこと、忘れちゃいないさ…

スティーヴン・スティルスとジュディ・コリンズ。50年前に愛を育んだ元・恋人同士が、再会と特別な友情を祝して作り上げた初めてのデュオ・アルバム。そのニュースを知った時は、正直 期待ではなく、“今更 何を歌うんだろう?” と懐疑心の方が強く働き、ノスタルジー・ムードたっぷりの作風を懸念した。実際アルバムでは、2人にまつわる往年の名曲が、あれやこれやとたくさん取り上げられていて…。ところが実際に聴いてみると、特段 目新しいコトは演ってないのに、すごく瑞々しい仕上がりでビックリ 共に70歳代という、言ってしまえば「爺さん・婆さん」のアルバムなのに、10代の少年少女が瞳をキラキラさせているような、それでいてシットリ落ち着きのある、そんな清々しいアルバムになっているのだ。

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■ ARKANSAS / JOHN OATES with GOOD ROAD BAND

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ホール&オーツの片割れ:ジョン・オーツの新作は、彼のルーツに向きあった、アメリカーナにドップリの作品。彼のアイドルだったミシシッピ・ジョン・ハートへのトリビュートとしてスタートしたプロジェクト:グッド・ロード・バンドを従えてのアルバムとなる。だからホール&オーツ・ファンは全然お呼びじゃなくて、普段は80'sの売れセン・アーティストをコケにしてるようなウルサ方にこそ、是非聴いてほしい内容なのだ。

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■ BANGOR FLYING CIRCUS

bango flying circus

この4月に、元シカゴのダニー・セラフィン率いるCTAこと カリフォルニア・トランジット・オーソリティの初来日公演が決定(詳細記事はこちら))したので、そのシカゴ周辺の初CD化アイテムをひとつ。71年に“シカゴの弟分” としてウィリアム・ジェイムス・ガルシオのプロデュースでデビューしたマデュラの前身バンド、バンガー・フライング・サーカス。その唯一のアルバムが韓国Big Pinkで初CD化され、年末に国内仕様盤が出た。

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■ ELI AND THE THIRTEENTH CONFESSION / LAURA NYRO

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早朝から深夜まで出ずっぱりの、長〜い一日。運転以外はたいしたコトをしてないのに、家に戻ったらドッと疲れた… そこで寝酒に、取って置きの吟醸酒をチビチビと。BGMはローラ・ニーロ。昨年末に、生誕70周年記念で1st『MORE THAN A NEW DISCOVERY』と2nd『ELI AND THE THIRTEENTH CONFESSION(イーライと13番目の懺悔)』のモノ&ステレオ・ヴァージョンが紙ジャケット/Blu-Spec CD2で再発されたので、書い直したままだったそれを手に取った。

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■ I KNEW YOU WHEN / BOB SEGER

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いやぁ〜、変わりませんな、ボブ・シーガー。11月に出たから、もう3ヶ月経っているが、とにかく今回はやたらと唐突感が大きかった。…というのも、3年前の『RIDE OUT』が引退作と伝えられていたから。どうやらシルヴァー・ブレット・バンドを引き連れて全米ツアーにも出たらしく、再びの奮起に勇気をもらっている。


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■ A ROCK AND ROLL ALTERNATIVE / ATLANTA RHYTHM SECTION

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先月出た38スペシャルの紙ジャケ/SHM-CDリイシュー10枚もまだ聴き切れてないうちに、もう今月分のアトランタ・リズム・セクション(ARS)10枚が登場した。外資メジャーで一番カタログが豊富なだけに、ユニバーサルが本気を出すと非常にヤバイ。昨今の洋楽カタログ・シーンは、全般的にグロスで稼ぐ廉価再発に傾斜してきた印象だけれど、マニアはやはり、多少値は張ってもシッカリ作り込んだ復刻モノを無視できない。だからこうした準大物級(日本での人気的に)の作品群を丁寧に出されると、「ええぃ、この際オトナ買いせにゃ…」となってしまう。やっぱり長きに渡り、音楽を嗜好品として “鑑賞” してきた日本では、カタログ文化に対する価値感が、大量消費のUSとは違うのよ。

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■ FLEETWOOD MAC - Deluxe Edition - / FLEETWOOD MAC

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フリートウッド・マックの75年作『FLEETWOOD MAC(邦題:ファンタスティック・マック)』の2018年リマスター/エクスパンデッド・エディションを、ようやく。国内盤が出たのは、通常盤とアーリー・ヴァージョン入りの2枚組だけなので、カナザワはライヴとサラウンド・ミックス、アナログ盤が追加された輸入盤の限定5枚組デラックス・エディションを購入。だって最大の目的は、5.1chミックスだからね。逆にアナログは、オリジナル国内盤を持っているので要らんのだが… 

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■ WILD-EYED SOUTHERN BOYS・SPECIAL FORCES / 38 SPECIAL

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70年代末〜80年代前半に全米チャートでヒットを連発した38スペシャル。この度、A&Mレコード在籍時の10作品(ベスト盤含む)が、紙ジャケットで一気にリイシューされた。最近の洋楽シーンは廉価による大型再発シリーズが目立ち、アーティスト単位で見ると、代表作が2〜3枚ピックアップされるだけなのが常。気に入ったアーティストはカタログを揃えて音楽的変遷を辿りたいカナザワとしては、コスパの良さを嬉しく思う一方で、少々物足りなさも感じていた。それだけに、こうしてアーティスト単位のリイシューを続けてくれるのは、実にありがたい。

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■ LIVE AT CARNEGIE HALL / DAN FOGELBERG ・ A TRIBUTE TO DAN FORGELBERG / Various Artists

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2007年12月に前立腺ガンで亡くなったダン・フォーゲルバーグ。出身地であるイリノイ州では、彼の誕生日を “ダン・フォーゲルバーグ・デイ” に制定するほどの大物なのに、何の追悼盤も出ないなぁ…と思っていたら、没後10年の去年になって充実の関連作が連発。イーグルスのマネージャーとして知られる敏腕アーヴィング・エイゾフも、元々はダンと知り合って、彼を世に出そうと思い立ったのが業界に足を踏み入れるキッカケだった。

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■ HOTEL CALIFORNIA - 40th Anniversary Expanded Edition - / EAGLES

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2017年の締め括りはコレ、言わずと知れたイーグルスの代表作『HOTEL CALIFORNIA』の40周年記念エキスパンテッド・エディション。最初は Blu-Ray Audio 付きの初回限定デラックス・エディションを買うつもりだったが、聞けば Blu-Ray Audio の5.1ch Mixは、以前リリースされていたDVD-Audioと同じミックスとのこと。ハイレゾ音源が不要なら、あとはフォーマットが変わっただけ、というコトで、本篇リマスターと未発表ライヴのCD2枚組をチョイスした。結局CDをゲットして真っ先に聴いたのも、76年のライヴ。そのあとは勢いでDVD-Audioを引っ張り出し、爆音でマルチ・チャンネルを堪能した。ようやく今になってリマスター盤を聴いてるが、マルチの面白さを知っちゃうと、リマスターじゃチョッと物足りないのよ。

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■ ON A DISTANT SHORE / LEON RUSSELL

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昨年の11月に亡くなったレオン・ラッセルの遺作『ON A DISTANT SHORE〜彼方の浜辺で』が素晴らしい。エルトン・ジョンとの『THE UNION』(10年)、そして前作『LIFE JOURNEY』(14年)と充実作が続いていたが、今作はそれに輪を掛けるほどの傑作。完成したのは16年半ばで、7月の心臓発作〜手術〜退院後も、本作のミックスのチェックに熱を入れていたという。

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■ LONG AFTER DARK / TOM PETTY & THE HEARTBREAKERS

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あさイチで緊急情報。トム・ペティが現地時間の1日(月)、マリブの自宅で心肺停止状態で発見され、救急搬送された。就寝中に何らかの発作が起きたとみられている。現時点では生命維持装置管理下にあり、危機的状況。家族は自然死を望んでいるらしい。トムは先週までハートブレイカーズを率いてサマー・ツアーを行なっており、先週月曜日にハリウッド・ボウル3daysでツアーをハネたばかりだった。

※ロサンゼルス市警察が先走った死亡情報を流したことを謝罪したため、若干訂正しました。
※再度追加修正  10月2日現地時間午前8時40分(日本時間3日12時40分)逝去。マネージャーが確認し公式発表したそうです。享年66歳。 Rest in Peace...


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■ LINDSEY BUCKINGHAM - CHRISTINE McVIE

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輸入盤で発売直後にすぐゲットしたので、約2ヶ月半遅れのアップだけれど、コレはどうしても書いておきたかった。フリートウッド・マック全盛期を支えたスリー・トップの内の2人、リンジー・バッキンガムとクリスティン・マクヴィーが手を組んだ、初めてのデュオ・アルバム。レコーディングにはグループの屋台骨であるミック・フリートウッドとジョン・マクヴィーも参加しているから、早い話、マック・ マイナス1(スティーヴィー・ニックス)のアルバムなのだ。

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■ INNUENDO / DANNY KORTCHMAR

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怒涛のライヴ週間5本目にして とりあえず打ち止めの1本は、ダニー・コーチマー@Billboard Live Tokyo。これまで何度か来日はあったけれど、まさか自分のバンドを率いてのソロ・ツアーがあるとは思わなかったから、ジャパン・ツアーのニュースを耳にした時はたいそう驚いた。ソロ・アルバムは知る人ぞ知るマニアックな好盤『KOOTCH』(73年)と、ちょうど再発されたばかりのパンキッシュな謎盤『INNUENDO(危険な遊び)』の2枚だけ。ザ・シティ、ジョー・ママ、ザ・セクション、そしてアティチューズと結構なバンド作品はあるけれど、基本的には職人的なバイ・プレイヤー的ギタリストというイメージだから、最初はどんなステージになるのか想像ができなかった。裏方好きな日本のファンは結構な熱気を持って迎えるだろうけど、下手するとかなり地味なショウにになるのでは? そんな危惧さえ抱いていた。その後、彼がこれまでに関わってきたアーティストたちのヒット曲を絡めたセットリストになると聞き、ちょっと安心したのだけれど…。

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■ CATE BROTHERS

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ワーナー・ジャパン【WEST COAST 1300 COLLECTION】から、カナザワ解説執筆ネタをもう1本。アーカンソー出身のケイト・ブラザーズ、75年発表の1stを。レヴォン・ヘルム絡みで来日したり、再編ザ・バンドにサポート参加したりと南部出身者らしい人たちながら、ケイト・ブラザーズ/ケイト・ブラザーズ・バンドと名乗った70年代後半は、アサイラムからのリリース。レコーディングもL.A.ということで、このシリーズでのラインアップとなった。70年代前半はケイツ・ギャングの名で、メンフィス・ソウルの意匠を引き継いだ南部テイストたっぷりのブルー・アイド・ソウルを聴かせた連中である。

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『福音書(THE GOSPEL)』
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