Light Mellow on the web 〜 turntable diary 〜

音楽ライター:金澤寿和の音盤雑感記
This is Music Journalist : Toshi Kanazawa's Blog. Sorry for Japanese only.

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Rock Classic

■ YOURS FOREVER MORE・WORDS ON BLACK PLASTIC / FOREVER MORE

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ソニー・ミュージック・ジャパンの廉価再発シリーズ【Nice Price Returns】の『70's UKポップの迷宮』20タイトル。その中で即座に「これは買わねば!」と思ったのが、日本初CD化となるフォーエヴァー・モアの2枚だ。アナログ盤は持っているので、07年にCDが出ていたのを知っても “資料的に持ってるだけならアナログで充分” とスルーしてきたが、国内盤が安価で出るなら話は別。何せこのバンドは、アヴェレージ・ホワイト・バンドの結成母体となったグループなのだからして。

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■ EVERYBODY KNOWS / STILLS & COLLINS

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  恋したこと、忘れちゃいないさ…

スティーヴン・スティルスとジュディ・コリンズ。50年前に愛を育んだ元・恋人同士が、再会と特別な友情を祝して作り上げた初めてのデュオ・アルバム。そのニュースを知った時は、正直 期待ではなく、“今更 何を歌うんだろう?” と懐疑心の方が強く働き、ノスタルジー・ムードたっぷりの作風を懸念した。実際アルバムでは、2人にまつわる往年の名曲が、あれやこれやとたくさん取り上げられていて…。ところが実際に聴いてみると、特段 目新しいコトは演ってないのに、すごく瑞々しい仕上がりでビックリ 共に70歳代という、言ってしまえば「爺さん・婆さん」のアルバムなのに、10代の少年少女が瞳をキラキラさせているような、それでいてシットリ落ち着きのある、そんな清々しいアルバムになっているのだ。

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■ ARKANSAS / JOHN OATES with GOOD ROAD BAND

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ホール&オーツの片割れ:ジョン・オーツの新作は、彼のルーツに向きあった、アメリカーナにドップリの作品。彼のアイドルだったミシシッピ・ジョン・ハートへのトリビュートとしてスタートしたプロジェクト:グッド・ロード・バンドを従えてのアルバムとなる。だからホール&オーツ・ファンは全然お呼びじゃなくて、普段は80'sの売れセン・アーティストをコケにしてるようなウルサ方にこそ、是非聴いてほしい内容なのだ。

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■ BANGOR FLYING CIRCUS

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この4月に、元シカゴのダニー・セラフィン率いるCTAこと カリフォルニア・トランジット・オーソリティの初来日公演が決定(詳細記事はこちら))したので、そのシカゴ周辺の初CD化アイテムをひとつ。71年に“シカゴの弟分” としてウィリアム・ジェイムス・ガルシオのプロデュースでデビューしたマデュラの前身バンド、バンガー・フライング・サーカス。その唯一のアルバムが韓国Big Pinkで初CD化され、年末に国内仕様盤が出た。

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■ ELI AND THE THIRTEENTH CONFESSION / LAURA NYRO

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早朝から深夜まで出ずっぱりの、長〜い一日。運転以外はたいしたコトをしてないのに、家に戻ったらドッと疲れた… そこで寝酒に、取って置きの吟醸酒をチビチビと。BGMはローラ・ニーロ。昨年末に、生誕70周年記念で1st『MORE THAN A NEW DISCOVERY』と2nd『ELI AND THE THIRTEENTH CONFESSION(イーライと13番目の懺悔)』のモノ&ステレオ・ヴァージョンが紙ジャケット/Blu-Spec CD2で再発されたので、書い直したままだったそれを手に取った。

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■ I KNEW YOU WHEN / BOB SEGER

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いやぁ〜、変わりませんな、ボブ・シーガー。11月に出たから、もう3ヶ月経っているが、とにかく今回はやたらと唐突感が大きかった。…というのも、3年前の『RIDE OUT』が引退作と伝えられていたから。どうやらシルヴァー・ブレット・バンドを引き連れて全米ツアーにも出たらしく、再びの奮起に勇気をもらっている。


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■ A ROCK AND ROLL ALTERNATIVE / ATLANTA RHYTHM SECTION

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先月出た38スペシャルの紙ジャケ/SHM-CDリイシュー10枚もまだ聴き切れてないうちに、もう今月分のアトランタ・リズム・セクション(ARS)10枚が登場した。外資メジャーで一番カタログが豊富なだけに、ユニバーサルが本気を出すと非常にヤバイ。昨今の洋楽カタログ・シーンは、全般的にグロスで稼ぐ廉価再発に傾斜してきた印象だけれど、マニアはやはり、多少値は張ってもシッカリ作り込んだ復刻モノを無視できない。だからこうした準大物級(日本での人気的に)の作品群を丁寧に出されると、「ええぃ、この際オトナ買いせにゃ…」となってしまう。やっぱり長きに渡り、音楽を嗜好品として “鑑賞” してきた日本では、カタログ文化に対する価値感が、大量消費のUSとは違うのよ。

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■ FLEETWOOD MAC - Deluxe Edition - / FLEETWOOD MAC

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フリートウッド・マックの75年作『FLEETWOOD MAC(邦題:ファンタスティック・マック)』の2018年リマスター/エクスパンデッド・エディションを、ようやく。国内盤が出たのは、通常盤とアーリー・ヴァージョン入りの2枚組だけなので、カナザワはライヴとサラウンド・ミックス、アナログ盤が追加された輸入盤の限定5枚組デラックス・エディションを購入。だって最大の目的は、5.1chミックスだからね。逆にアナログは、オリジナル国内盤を持っているので要らんのだが… 

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■ WILD-EYED SOUTHERN BOYS・SPECIAL FORCES / 38 SPECIAL

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70年代末〜80年代前半に全米チャートでヒットを連発した38スペシャル。この度、A&Mレコード在籍時の10作品(ベスト盤含む)が、紙ジャケットで一気にリイシューされた。最近の洋楽シーンは廉価による大型再発シリーズが目立ち、アーティスト単位で見ると、代表作が2〜3枚ピックアップされるだけなのが常。気に入ったアーティストはカタログを揃えて音楽的変遷を辿りたいカナザワとしては、コスパの良さを嬉しく思う一方で、少々物足りなさも感じていた。それだけに、こうしてアーティスト単位のリイシューを続けてくれるのは、実にありがたい。

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■ LIVE AT CARNEGIE HALL / DAN FOGELBERG ・ A TRIBUTE TO DAN FORGELBERG / Various Artists

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2007年12月に前立腺ガンで亡くなったダン・フォーゲルバーグ。出身地であるイリノイ州では、彼の誕生日を “ダン・フォーゲルバーグ・デイ” に制定するほどの大物なのに、何の追悼盤も出ないなぁ…と思っていたら、没後10年の去年になって充実の関連作が連発。イーグルスのマネージャーとして知られる敏腕アーヴィング・エイゾフも、元々はダンと知り合って、彼を世に出そうと思い立ったのが業界に足を踏み入れるキッカケだった。

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■ HOTEL CALIFORNIA - 40th Anniversary Expanded Edition - / EAGLES

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2017年の締め括りはコレ、言わずと知れたイーグルスの代表作『HOTEL CALIFORNIA』の40周年記念エキスパンテッド・エディション。最初は Blu-Ray Audio 付きの初回限定デラックス・エディションを買うつもりだったが、聞けば Blu-Ray Audio の5.1ch Mixは、以前リリースされていたDVD-Audioと同じミックスとのこと。ハイレゾ音源が不要なら、あとはフォーマットが変わっただけ、というコトで、本篇リマスターと未発表ライヴのCD2枚組をチョイスした。結局CDをゲットして真っ先に聴いたのも、76年のライヴ。そのあとは勢いでDVD-Audioを引っ張り出し、爆音でマルチ・チャンネルを堪能した。ようやく今になってリマスター盤を聴いてるが、マルチの面白さを知っちゃうと、リマスターじゃチョッと物足りないのよ。

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■ ON A DISTANT SHORE / LEON RUSSELL

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昨年の11月に亡くなったレオン・ラッセルの遺作『ON A DISTANT SHORE〜彼方の浜辺で』が素晴らしい。エルトン・ジョンとの『THE UNION』(10年)、そして前作『LIFE JOURNEY』(14年)と充実作が続いていたが、今作はそれに輪を掛けるほどの傑作。完成したのは16年半ばで、7月の心臓発作〜手術〜退院後も、本作のミックスのチェックに熱を入れていたという。

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■ LONG AFTER DARK / TOM PETTY & THE HEARTBREAKERS

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あさイチで緊急情報。トム・ペティが現地時間の1日(月)、マリブの自宅で心肺停止状態で発見され、救急搬送された。就寝中に何らかの発作が起きたとみられている。現時点では生命維持装置管理下にあり、危機的状況。家族は自然死を望んでいるらしい。トムは先週までハートブレイカーズを率いてサマー・ツアーを行なっており、先週月曜日にハリウッド・ボウル3daysでツアーをハネたばかりだった。

※ロサンゼルス市警察が先走った死亡情報を流したことを謝罪したため、若干訂正しました。
※再度追加修正  10月2日現地時間午前8時40分(日本時間3日12時40分)逝去。マネージャーが確認し公式発表したそうです。享年66歳。 Rest in Peace...


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■ LINDSEY BUCKINGHAM - CHRISTINE McVIE

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輸入盤で発売直後にすぐゲットしたので、約2ヶ月半遅れのアップだけれど、コレはどうしても書いておきたかった。フリートウッド・マック全盛期を支えたスリー・トップの内の2人、リンジー・バッキンガムとクリスティン・マクヴィーが手を組んだ、初めてのデュオ・アルバム。レコーディングにはグループの屋台骨であるミック・フリートウッドとジョン・マクヴィーも参加しているから、早い話、マック・ マイナス1(スティーヴィー・ニックス)のアルバムなのだ。

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■ INNUENDO / DANNY KORTCHMAR

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怒涛のライヴ週間5本目にして とりあえず打ち止めの1本は、ダニー・コーチマー@Billboard Live Tokyo。これまで何度か来日はあったけれど、まさか自分のバンドを率いてのソロ・ツアーがあるとは思わなかったから、ジャパン・ツアーのニュースを耳にした時はたいそう驚いた。ソロ・アルバムは知る人ぞ知るマニアックな好盤『KOOTCH』(73年)と、ちょうど再発されたばかりのパンキッシュな謎盤『INNUENDO(危険な遊び)』の2枚だけ。ザ・シティ、ジョー・ママ、ザ・セクション、そしてアティチューズと結構なバンド作品はあるけれど、基本的には職人的なバイ・プレイヤー的ギタリストというイメージだから、最初はどんなステージになるのか想像ができなかった。裏方好きな日本のファンは結構な熱気を持って迎えるだろうけど、下手するとかなり地味なショウにになるのでは? そんな危惧さえ抱いていた。その後、彼がこれまでに関わってきたアーティストたちのヒット曲を絡めたセットリストになると聞き、ちょっと安心したのだけれど…。

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■ CATE BROTHERS

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ワーナー・ジャパン【WEST COAST 1300 COLLECTION】から、カナザワ解説執筆ネタをもう1本。アーカンソー出身のケイト・ブラザーズ、75年発表の1stを。レヴォン・ヘルム絡みで来日したり、再編ザ・バンドにサポート参加したりと南部出身者らしい人たちながら、ケイト・ブラザーズ/ケイト・ブラザーズ・バンドと名乗った70年代後半は、アサイラムからのリリース。レコーディングもL.A.ということで、このシリーズでのラインアップとなった。70年代前半はケイツ・ギャングの名で、メンフィス・ソウルの意匠を引き継いだ南部テイストたっぷりのブルー・アイド・ソウルを聴かせた連中である。

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■ BUT SERIOUSLY, FOLKS... / JOE WALSH

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引き続きワーナー・ジャパン【WEST COAST 1300 COLLECTION】から、カナザワ解説執筆ネタを。で今回は、ジョー・ウォルシュ『BUT SERIOUSLY, FOLKS...』。邦題『ロスからの蒼い風』。アートワークは水中レストラン、タイトルは「みんな、オレ真面目にやってるんだよ」という人を喰ったシチュエーションなのに、邦題は少々カッコ良すぎるような…

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■ BLOW YOUR FACE OUT / J. GEILS BAND

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既報の通り、J.ガイルズ・バンドのギタリストにしてリーダーだった J.ガイルズが、11日に自宅で病死した。享年71歳。フロント・マンであるピーター・ウルフの人気が傑出していたが、それはあくまで看板で。ライヴの現場で叩き上げてきたロックン・ロール・バンドとしての一体感、その迸る勢いこそが、このグループの最大の魅力だった。だからピーターの独立後 間もなくグループが解散してしまったのは、悲しいながらも合点がいったもの。反対に、J.ガイルズ本人が近年のリユニオン・ツアーに不参加だったのが、とても寂しく感じられたものである。しかもそのJ.ガイルズが、こうも早く逝ってしまうとは…

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■ NO JACKET REQUIRED / PHIL COLLINS

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4月第1週ということで、今日が実質的な新年度の幕開け。入学や入社だけでなく、転勤、転職、部署異動、転校など、この機に新生活をスタートさせた人も多いことと思う。かく言う自分も、気持ち的には新しいステージへと進んで心機一転したいところ。でも現実的には、なかなか前へ踏み出せないまま…。満開の桜をひとり見上げることにはとっくに慣れているけど、今年はチョットばかりマブし過ぎるようで…

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■ DAVID BOWIE IS

david bowie is
小雨そぼ降る花冷えの土曜日、『DAVID BOWIE IS 〜 デヴィッド・ボウイ大回顧展』を見に、天王洲 寺田倉庫G1ビルまで足を運んだ。開催残り1週間で滑り込み。もっと混んでいるかと思いきや、早い時間にエントリーしていたためか、数分並んだだけで場内へ。展示物の圧倒的品数と斬新さ、60年代末からの古い映像作品をどう見せるか、という創意工夫など、とても興味深く楽しめるエキシビジョンだった。

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6月16日(土)16:30/17:00
  全労災ホール スペースゼロ
《出演》伊藤銀次 杉真理
    サーカス 庄野真代 《演奏》sparkling☆cherry
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