Light Mellow on the web 〜 turntable diary 〜

音楽ライター:金澤寿和の音盤雑感記
This is Music Journalist : Toshi Kanazawa's Blog. Sorry for Japanese only.

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Rock Classic

■ ANGEL DREAM / TOM PETTY & THE HEARTBREAKERS

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トム・ペティが鎮痛剤の過剰摂取で急死して、早4年近く。昨年はキャリアを通じての最高傑作との呼び声も高い、ソロ名義の94年作『WILDFLOWERS』の拡大版『WILDFLOWERS & ALL THE REST』を発表。元々トムはそれを2枚組で出そうとしていたが、レコード会社がビジネス的理由でそれを許さず、仕方なしにシングル・アルバムにシュリンクしてリリースした経緯がある。それを計画通りの2枚組に戻し、なおかつ当時のライヴを含む4枚組のデラックス・エディション、更にマニア向けのオルタナ・テイク満載5枚組も作った。今回リリースされた『ANGEL DREAM』は、その『WILDFLOWERS & ALL THE REST』の拡大部分に関係している。

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■ FACE THE MUSIC / ELECTRIC LIGHT ORCHESTRA

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ELOことエレクトリック・ライト・オーケストラのデビュー50周年というコトで、ゼロ年代になってからの再結成期やジェフ・リンズ・ELO、ジェフ・リンのソロ作など計8作が、高音質Blu-spec CD2仕様の紙ジャケで出ている。中には以前はマーキーが出していたタイトルもあって、ELOといえば…のソニーでは初リリースとなる作品も。まぁ、一般リスナーには関係のない話で、同じオビで、とか、ソニー盤で揃えたいという余程のマニア以外には無縁でしょうが。紙ジャケ好きの自分も、アナログで親しんでいたアルバムならそれに近いカタチの紙ジャケで、というスタンスなので、最初のリリースがCDならば基本的に手を出さないようにしている。

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■ CHARLIE WATTS passed away...

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既報の通り、ローリング・ストーンズの屋台骨を支えてきた職人ドラマー:チャーリー・ワッツが、24日、ロンドンの病院で息を引き取った。享年80歳。最近緊急手術を受け、それは成功に終わったものの回復には少し時間が掛かるとのことで、9月末にスタートする全米ツアー13公演に不参加を表明。キース・リチャーズのソロで叩いていたスティーヴ・ジョーダンが代役を務めることが決まっていた。

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■ ERIC CLAPTON - Deluxe Edition + Anniversary Deluxe Edition -

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エリック・クラプトンの1stソロ・アルバム、50年目のアニヴァーサリー・デラックス・エディションCD4枚組がリリースされた。でもクラプトン好きの自分でも、今回は買わずにスルー。代わりに06年に出たデラックス・エディション2枚組を聴いている。実はこの2枚組で、今回出た4枚組中3枚分をカヴァーしているので、購入するまでもない、という判断。そもそもサブスクでも出ているので、音はいつでもチェックできるし…

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■ ALL THINGS MUST PASS - 50th ANNIVERSARY - / GEORGE HARRISON

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ジョージ・ハリスン『ALL THINGS MASU PASS』発売50周年記念のスーパー・デラックス・エディションCD5枚組+Blu-ray の国内盤。届いています。ご存知、元々3枚組の大作だけど、アナログ、初期の分厚いプラケCD、30周年リマスター、紙ジャケ、アップル・ボックスと、これで都合6組目。さすがに買うかどうか躊躇したが、マルチ・ミックス収録は初めてと言うことで、5.1chミックスを目的にゲットした。未発表曲テンコ盛りの拡張仕様としては、30周年盤以来2度目。その時、父ジョージをサポートしていたダニー・ハリスンがエグゼクティヴ・プロデューサーに。ミックスはビートルズ関連の常連エンジニア、ポール・ヒックス。

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■ PAUL COTTON of POCO passed away

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月が変わっても早々に訃報です。後期ポコの中心人物で、ファンの間では “ファンタスティック・フォー” などと呼ばれて親しまれている時期にシンガー/ギタリストを務めたポール・コットンが、1日に亡くなった。奥様キャロラインがSNSで発信しているところでは、unexpectedly, peacefully -とあるから、突然発作に見舞われての自然死だったと思われる。享年78歳。ポコは今年4月に、オリジナル・メンバーのラスティ・ヤングを心臓発作で亡くしたばかり。これで “ファンタスティック・フォー” の2人が鬼籍に入り、生き残りはイーグルスに参加しているティモシー・シュミット、ドラムのジョージ・グランサムだけになってしまった。

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■ DOWNHILL FROM EVERYWHERE / JACKSON BROWNE

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前作『STANDING IN THE BREACH』から約7年ぶりの新作、と書かれた資料を見て、思わず目をパチクリ。来日公演があったり、日本でレコーディングしたライヴ盤『THE ROAD EAST 〜 LIVE IN JAPAN』があったりしたせいか、ホンの3〜4年のインターヴァルだと思っていた。先行シングルでタイトル曲でもある<Downhill From Everywhere / A Little Soon To Say>は、昨年5月のリリース。本来は、その後ジェイムス・テイラーとのジョイント・ツアーを行なって、秋にこのアルバムを出す予定だった。

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■ LAYLA REVISITED (Live at Lockn’) / TEDESCHI TRUCKS BAND feat. Trey Anastasio

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ジョン・メイヤーの新作と並ぶ、目下のところの愛聴盤、テデスキ・トラックス・バンドのライヴ・アルバム『LAYLA REVESITED』。言うまでもなくエリック・クラプトン(デレク&ザ・ドミノス)の超名盤『LAYLA』の再訪盤だけれど、デレク・トラックスの名前がココから来ていること、彼自身が『LAYLA』でクラプトンと渡り合ったデュエイン・オールマンの再来のようなポジションにいること(オールマン・ブラザーズ・バンドの創設メンバー:ブッチ・トラックスは叔父)、そのデレク自身がクラプトンの07年ツアーに呼ばれて『LAYLA』の主要曲を一緒にプレイしていたこと、等など、このロック史に残る名盤をリヴィジットするのに、彼ほどの適任は他にいない。しかも、数年前に分かったらしいが、『LAYLA』のUSリリース当日が、まさに姐さん女房スーザン・テデスキの誕生日だったと言う。デレク自身、よちよち歩きの頃から親しんでいた作品で、ギターを手にして間もない頃、真っ先にコピーしたのもこのアルバム。『LAYLA』を語ることは「ファミリー・ストーリーを語るようなもの」とは、デレク自身がインタビューで語った言葉だ。

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■ ROBBY STEINHARDT of ex-KANSAS passed away

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アメリカン・プログレの代表的バンド:カンサスの結成メンバーだったヴァイオリン奏者のロビー・スタインハートが、7月17日、フロリダ州タンパの病院で亡くなった。急性膵炎による合併症だったという。享年71歳。ロビーは1972年にカンサスの前身ホワイト・クローヴァーに参加。ロック・バンドに於けるヴァイオリンという楽器の特異性と、その木こりのような風貌で、グループのイメージ・キャラクター的存在になり、スティーヴ・ウォルシュと共にリード・ヴォーカルを分担。73年のデビューから82年、97年から06年までカンサスに籍を置いた。

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■ THE GREAT PRETENDER / MICHAEL DINNER

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70年代ウエストコースト・ロック好きなら きっと気に掛けたことがあるだろうシンガー・ソングライター、マイケル・ディナーの74年1stが、ようやく世界初CD化になった。韓国Big Pinkの制作による、日本盤国内仕様。デンヴァー出身で、初期ジェイムス・テイラーのような佇まいを持つ人なので、プレAOR的に考える音楽ファンも少なくない。実際76年の2nd『TOM THUMB THE DREAMER』には、デヴィッド・フォスターやビル・チャンプリンが参加している。でもディナー自身は基本的にカントリー・ロック寄りの人。74年作と時期が早いこともあるが、JTならばもう同年に『WALKING MAN』を出していたから、ディナーには洗練に向かうクロスオーヴァー感覚が乏しかったと分かる。

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■ CRASH ON THE CROWN / STYX

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好調デニス・デ・ヤングに続いて、本家スティクスもニュー・アルバム『CRASH ON THE CROWN』をリリース。アートワークが何処となくヒプノシスっぽいが、内容もデニスに負けず劣らず良くできてて、ちょいと驚き。かつてはバンド名を巡って訴訟でやりあった者同士だけど、まるで歩調を合わせるように、それぞれ分裂後の最高傑作をぶつけて来た。元の鞘に収まらないのは残念だが、張り合うように力作を出してくるなら、それもまた良いのではないかと。

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■ 26 EAST Vol.2 / DENNIS DeYOUNG

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スティクスの看板シンガーだったデニス・デ・ヤング、個人的に「待ってました!」のニュー・アルバムが届いた。彼のソロ作は、独立直後の80年代半ばに出した2〜3枚を聴いて以降、すっかりご無沙汰。でもちょうど1年前にリリースされた、キャリア最後を飾る2部作の1枚目としてリリースされた13年ぶりのオリジナル・アルバム『26 EAST Vol.1(東26番地: Vol.1)』が素晴らしく、「早く次を聴きてぇ〜」状態に。その連作2枚目『26 EAST Vol.2(東26番地: Vol.2)』がコレなのだ。

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■ DEJA VU 〜 50th Anniversary Deluxe Edition / CROSBY STILLS NASH & YOUNG

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当然ながら我が家にも届いています、クロスビー・スティルス・ナッシュ&ヤング『DEJA VU』の50周年記念盤。国内流通仕様盤は発売と同時に ほぼ即完だったようで。かくいう自分も、最初に予約オーダーしようとした時は、既に予定数終了。仕方なく「じゃあ輸入盤を買うか。でもそれだったらそんなに慌てなくても…」と思っていたら、国内流通仕様盤に追加が出たようで、当初の予定通りの購入となった。まとまった時間が取れないので、気晴らしだったり、ウォーキングしながらサブスクで、だったりと分けて聴いているが、現時点ではアナログ盤には辿り着かず…

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■ STEALERS WHEEL

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断続的に紹介しているユニバーサル廉価盤再発シリーズ【ロック黄金時代の隠れた名盤 〈1965-1975編〉】から、もう一枚。70年代前半に3枚のアルバムを発表した、スコットランドはグラスゴー出身のフォーク・ロック・グループ:スティーラーズ・ホイール。78年に英米で大ヒットした<霧のベイカー街(Baker Street)>で知られるジェリー・ラファティーと、その同級生ジョー・イーガンが中心のグループといえば、ピ〜ンを来る方もおられようか。

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■ CELEBRATE THE MUSIC OF PETER GREEN AND THE EARLY YEARS OF FLEETWOOD MAC / MICK FLEETWOOD AND FRIENDS

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80年ライヴ盤がボックス化されたり、スティーヴィー・ニックスのソロ・ライヴが出たと思ったら、離脱したリンジー・バッキンガムもソロを出すらしく…と、このところいろいろニュースが多いフリートウッド・マック周辺。今回のご紹介は、その屋台骨を支えてきたミック・フリートウッドが音頭を取って開催した、ピーター・グリーンのトリビュート・コンサート・ライヴの映像/音源。ピーター・グリーンはフリートウッド・マックのオリジナル・ギタリスト。…というより、ブルース・バンド時代のマックの実質的リーダーで、グループ名も結成当初はピーター・グリーンズ・フリートウッド・マックだったのだ。ジョン・メイオールのブルースブレイカーズを離れて新バンドを組んだ主要3人、ピーター・グリーンとミック・フリートウッド、そしてジョン・マクヴィーの名前を取ってつけた名前だったのである。

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■ SO WHAT / JOE WALSH

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何やらユニバーサルの廉価盤再発シリーズ【ロック黄金時代の隠れた名盤 〈1965-1975編〉】が各所で注目されているようなので、再びココからセレクト。選んだのは、ジェイムス・ギャング時代とソロ独立後で各3作づつピックアップされていて、〈1965-1975編〉では最もタマ数が多いジョー・ウォルシュ。イーグルス参加以前の代表ワークスが、このシリーズにまとまっている感じですね。もうすぐ国内盤が出るスティーヴ・ルカサーのニュー・アルバム『I FOUND THE SUN AGAIN』でも、このソロ3作目『SO WHAT』から<Welcome To The Club>がカヴァーされているので、なかなかタイムリーなリイシューではある。

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■ LIVE - Deluxe Edition - / FLEETWOOD MAC

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80年にLP2枚組で発売されたフリートウッド・マックの黄金期ライヴ『FLEETWOOD MAC LIVE』が、限定でデラックス化された。収録は、79〜80年に行われた『TUSK』のワールド・ツアーから。今回のデラックス・エディションでは、CD / アナログの従来盤リマスターに、14曲の未発表ライヴCD、それにデモ曲の7インチ・シングルがついた3CD+2LP+7inch 仕様。例によって国内盤はないどころか、輸入盤国内仕様も出ないので、早々に輸入盤を予約したが、延期に次ぐ延期に辟易。しかも、入荷予定が5月中旬→5月下旬→6月上旬と1〜2週づつ先送りされていく中、同じショップで同じ商品を新品アウトレットで安くゲットされた方が現れてビックリ。そのうえその後もまた延期メールが届いたので、業を煮やして速攻キャンセル。少しだけ価格は高いが既に入荷していた amazonにオーダーし直し、あっさり翌日に届いた。最初にオーダーかけたトコとamazonの仕入れルートが異なるのは把握してるが、同じ所で予約商品の入荷延期と新品アウトレット出品が同時発生なのは解せぬ。いい加減なのはamazonのオハコだけど、ミュージック・ショップでコレは信頼度が下がるなぁ…

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■ LIVE ! BREAKING GROUND - August 3, 1977 / STEVE MILLER BAND

steve miller band live

スティーヴ・ミラー・バンドの全盛期、『FLY LIKE AN EAGLE(鷲の爪)』『BOOK OF DREAMS(ペガサスの祈り)』を立て続けにヒットさせた直後の "Book Of Dreams 1977 Tour" から、77年8月3日@メリーランド州ランドオーヴァーにあるキャピタル・シアターでのライヴ録音。とにかく凄まじい人気を誇った時期なので、当然どこもライヴは大入り。逸早くレーザー・ショウを取り入れてツアーを回っていたことも手伝って、ライヴ・アルバムの企画が持ち上がり、この屋内アリーナでのショウをミラーが自費でテスト・レコーディング(映像も)したという。しかしミラーはこのツアー後、約3年間のロング・ヴァケーション。テープは長く行方不明になっていたが、近年のアーカイヴ作業の中でマルチテープが発見されたという。

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■ PRESSURE DROP / ROBERT PALMER

robert palmer_pressure drop

断続的ではあるけれど、三たび、ユニバーサルの廉価シリーズ【ロック黄金時代の隠れた名盤 〈1965-1975編〉】から、ロバート・パーマーの『PRESSURE DROP』。75年に発表された、彼のソロ2作目。パーマーの人気が爆発したのは、デュラン・デュランやシック勢とチーム・アップしたパワー・ステイションがキッカケ。<Every Kinda People>など、以前からそれなりのヒットはあったが、パワ・ステの流れで制作した9枚目のアルバム『RIPTIDE』(85年)で、ようやく本格的に成功。一般的にはそれでパーマーを知った、というファンが多いと思う。でもウルサ方には、それ以前のパーマーこそ最高、という声が根強い。確かに『RIPTIDE』は良いけれど、常に時代を先読みしてアルバムを作ってきたヒトにしては、一気に日和っちゃったな、という印象があった。

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■ VINEGAR JOE

vinegar joe

2週間前にリチャード(ディッキー)・ベッツを紹介したユニバーサル・ミュージックの廉価シリーズ【ロック黄金時代の隠れた名盤 〈1965-1975編〉】から。ジャンルを超越した80枚復刻のラインナップで、いろいろ紹介したいのがあるけど、今月はガイド本執筆に加え、ライナーとか音専誌の仕事がテンコ盛りで、ブログに時間が掛けられない。なので、ある程度 中身が分かっているタマを。ヴィネガー・ジョーは輸入CDで全3作を揃えてあるので、今回は廉価および日本初CD化ゆえの買い直し。

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 カナザワ監修シリーズ
 from P-VINE Records


◆リリース一覧はココから◆

Light Mellow ANALOG
Liner Notes
LIVE Light Mellow Vol.4
● 開催決定! LIVE Light Mellow Vol.4 ●

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2021年11月6日 (土) 16:00/16:30
こくみん共済coopホール スペース・ゼロ
【出演】ブレッド&バター
芳野藤丸 feat. SHŌGUN
paris match
ジャンク フジヤマ
SPARKLING☆CHERRY
【料金】 6,800円(税込)
詳細はこちらから
Light Mellow 和モノ45
LM和モノ45_logo
●8/28(土)開催 CITY POP on VINYL 2021 に7インチ・シングル5枚をエントリー●


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■マザーグース『貿易風にさらされて single ver / album ver』
■大橋純子『テレフォン・ナンバー / ブックエンド』
■ スーパー・パンプキン『カリプソ・レディ / フレッシュ・レモネード』
■井上忠夫『ビロード色の午後 / DANCING SHADOWS』
■ ジャンク フジヤマ『SPARKLE / 秘密』

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CITY POP on VINYL 公式サイト
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