Light Mellow on the web 〜 turntable diary 〜

音楽ライター:金澤寿和の音盤雑感記
This is Music Journalist : Toshi Kanazawa's Blog. Sorry for Japanese only.

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Rock Classic

■ THE GAME / QUEEN

queen_the game

後輩の女性編集者に頼まれ、地方新聞の情報誌向けにクイーンの記事、コメントを寄稿。それでこの80年作『THE GAME』を聴きながら、彼らのことを考えてみた。ご存知のようにこのアルバムは、<Another One Bites The Dust(地獄へ道づれ)>や<Crazy Little Things Called Love(愛と言う名の欲望)>といった新定番曲を生み出す一方で、それまでの王道バラードも収録した通算8作目。過渡期らしいアルバムで、作品としてのバランス感は良くないものの、ヒット曲のパワーで英米チャート同時No.1を獲得している。

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■ LIVE IN HOLLYWOOD / LINDA RONSTADT

linda ronstadt

まさに待望。現在は引退状態にあるウエストコーストの歌姫リンダ・ロンシュタットの、キャリア初となるライヴ・アルバムが届けられた。最近は「発掘音源」なんて聞いてもまったく驚かないし、大きな期待を寄せることも少なくなった。特にライヴ盤に関しては、あまり質の良くないハーフ・オフィシャルのライヴCDが多く出回っている昨今だから、こうしたホンマもんのライヴ盤も、ちょっと眉唾で見てしまうクセがついている。

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■ 10cc@Billboard Live Tokyo 2nd Show

10cc live

10ccの東京公演2デイズ2日目@Billboard Live Tokyo 2nd Show に参戦。まだやってたの?、なんて冷たい声もチラホラ聞こえるが、バリバリ現役でした。…っていうか、前々回15年のBillboard Live公演に、一度観ておくか…(それまで行けてなかった)と、大して期待せず足を運んだところ、オン・タイムの頃と何ら変わらぬパフォーマンスに驚いて…。翌年またすぐに呼ばれたのは、やはりこの時のステージが好評だったからだろう。自分は残念ながら都合がつかず、続けざまの参戦は見送らざるを得なかったが…。でもその分今回は、何とかもう一度観たいという希望が叶った。

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■ WHITE KNIGHT / TODD RUNDGREN

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先日の新年会の時、ちょっと盛り上がったのがトッド・ラングレンの話題。果たして5月の来日公演(@すみだトリフォニーホール/大阪もアリ)には行くべきか?と、熱い議論が交わされたのだ。それは取りも直さず、今度のトッドがどんなパフォーマンスを披露してくれるのか?、という部分に掛かっている。実を言うとカナザワとレコード会社ディレクター某氏は、数年前のビルボード・ライヴで「?」なソロ公演に遭遇していて、またアレをやられた日にゃ〜 と言うワケだ。来日情報の謳い文句には「キャリア集大成」なんてあるけど、それが信用ならないコトは、経験上分かっている。

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■ LIVE IN JAPAN / DANNY KORTCHMAR and IMMEDIATE FAMILY

danny kortchmar live

来年のAOR系悪巧みのため、午後から銀座のインド料理屋で濃ゆ〜いミーティング。春前に、面白いエイジレスなAORイベントが組めるとイイな。他の首謀者はまだ伏せておくけど、ダサ帯話やCCM話、中古盤屋巡りの秘話などは、きっと飛び出してくるでしょう(これだけでで分かる人には分かるな…)MTG後、首謀者の一人と連れ立って新宿某所のレコ屋に出向いたが、美品のAOR中古盤のポップに「ダサ帯付き」と書かれていて、思わず吹いた…

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■ HAPPY XMAS / ERIC CLAPTON

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有楽町〜日比谷界隈で空き時間ができたので、エリック・クラプトンのドキュメンタリー映画『LIFE IN 12 BARS』を観賞。クイーン『BOHEMIAN RHAPSODY』の影に隠れがちだけれど、これも音楽映画としてイイ出来。『UNPLUGGED』以降の比較的若い音楽ファンがクラプトンを知るには、格好の作品だと思う。ただ『461 OCEAN BOULVARD』からリアルタイムで接してきたオールド・ファンには驚くような新しい発見はなく、そこはちょっとガッカリ。クリームとビートルズ、ストーンズの時系列的並び、すなわちクラプトンのこの時にビートルズはこういう状況だった、という再認識事項はあったが…。個人的に一番興味深かったのは、『LAYLA』の制作ドキュメント。ただクラプトンにしろフレディ・マーキュリーにしろ、この当時のロック・ミュージシャンって、自堕落な時期があってこそドラマが生まれるのであって…。レコード会社やマネージメントの管理下でソツのない音楽活動をしている昨今のミュージシャンじゃ、こういう映画は作れんな

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■ BOHEMIAN RHAPSODY / QUEEN

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相方にせがまれ、ひとまず公開初日のレイトショーでクイーンの映画『ボヘミアン・ラプソディ』を観てきた。それほど熱心なファンではなかったけれど、『QUEEN II』からずーっとリアルタイムで接してきたバンドなので、『THE GAME』あたりまでは思い入れが強い。この映画も、ライヴ・エイドのシーンとか、なかなかに感動的で。あの日、明け方までTVに噛り付いて、ビデオを撮っていたのを思い出す。ちょうどフレディがソロ作を出した直後で、不仲説が出ていた時期だったから、あの時のメンバーの一体感は印象的だったな。でも映画を見ると、このライヴ・エイドに纏わるあたりにチョイと都合良く細工が施してあった。音楽映画としては間違いなく面白く、感動的だけれど、ドキュメンタリーとはちと違う。そこに少しばかりエクスキューズが必要な映画なのだな。(以下ネタバレあり)

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◼︎ DANNY KORTCHMAR & IMMEDIATE FAMILY -West Coast Sound Summit Vol.1- @ Zepp Tokyo

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『LIVE Light Mellow』の翌日から4日間、まさに ダニー・コーチマー&イミディエイト・ファミリー 三昧の日々。LIVE Light Mellowと重なった Billboard LiveTokyo 初日公演こそ見逃したが、17日(日)はヴィヴィド・サウンドで行なわれたサイン会後のウェルカム・パーティに顔を出し、18日(月)に Billboard Live Tokyo 2日目の2nd show を堪能。19日(水)は、日本のアーティストと共演する ウェストコースト・サウンド・サミット(命名:カナザワ)のリハーサル@都内某スタジオに潜入。そして20日(木)にその本番@ Zepp Tokyo をドップリ堪能、という怒涛の日々だった。リハーサルの模様は すぐに facebookにアップしたので、ココでは主に20日のイベントの模様をレポートする。

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■ HELLO THERE BIG BOY! / DANNY KIRWAN

danny kirwan

フィル・コリンズではありません! フリートウッド・マックがブリティッシュ・ブルース・バンドだった時代に、看板のトリプル・ギターの一角を成したダニー・カーワンが、米国時間6月8日(金)に他界した。死因は公表されていないが、一時は精神を病んで入院したり、アルコール中毒更生施設に入ったり、終いにゃホームレス状態で発見されるなど、一時はかなり荒んだ暮らしぶりだったらしい。近年は再びギターを手にするなど明るいニュースもあったが、結局もて舞台に立つことはなく人生の幕を閉じた。享年68歳。

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■ ABOVE THE CLOUDS:THE COLLECTION / GLENN FREY

glenn frey collection

16年1月に急逝したグレン・フライの4枚組コレクション『ABOVE THE CLOUDS:THE COLLECTION』が発売された。かのデヴィッド・ボウイが亡くなった日から数えて、わずか1週間後。ボウイ逝去が極めてセンセーショナルに取り上げられ、今もトリビュート・イベントや展覧会が企画されたり、発掘音源やリイシューが絶えないというのに、続けて逝ったグレン周辺はヤケに静か。相方ドン・ヘンリーは16年のグラミー受賞式でグレンのトリビュート・パフォーマンスを行ない、一度はイーグルス解散をほのめかしたにも関わらず、いつの間にかヴィンス・ギルとグレンの息子ディーコンうを迎えてツアーに出ている。あぁ、何だかなぁ…

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■ YOURS FOREVER MORE・WORDS ON BLACK PLASTIC / FOREVER MORE

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ソニー・ミュージック・ジャパンの廉価再発シリーズ【Nice Price Returns】の『70's UKポップの迷宮』20タイトル。その中で即座に「これは買わねば!」と思ったのが、日本初CD化となるフォーエヴァー・モアの2枚だ。アナログ盤は持っているので、07年にCDが出ていたのを知っても “資料的に持ってるだけならアナログで充分” とスルーしてきたが、国内盤が安価で出るなら話は別。何せこのバンドは、アヴェレージ・ホワイト・バンドの結成母体となったグループなのだからして。

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■ EVERYBODY KNOWS / STILLS & COLLINS

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  恋したこと、忘れちゃいないさ…

スティーヴン・スティルスとジュディ・コリンズ。50年前に愛を育んだ元・恋人同士が、再会と特別な友情を祝して作り上げた初めてのデュオ・アルバム。そのニュースを知った時は、正直 期待ではなく、“今更 何を歌うんだろう?” と懐疑心の方が強く働き、ノスタルジー・ムードたっぷりの作風を懸念した。実際アルバムでは、2人にまつわる往年の名曲が、あれやこれやとたくさん取り上げられていて…。ところが実際に聴いてみると、特段 目新しいコトは演ってないのに、すごく瑞々しい仕上がりでビックリ 共に70歳代という、言ってしまえば「爺さん・婆さん」のアルバムなのに、10代の少年少女が瞳をキラキラさせているような、それでいてシットリ落ち着きのある、そんな清々しいアルバムになっているのだ。

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■ ARKANSAS / JOHN OATES with GOOD ROAD BAND

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ホール&オーツの片割れ:ジョン・オーツの新作は、彼のルーツに向きあった、アメリカーナにドップリの作品。彼のアイドルだったミシシッピ・ジョン・ハートへのトリビュートとしてスタートしたプロジェクト:グッド・ロード・バンドを従えてのアルバムとなる。だからホール&オーツ・ファンは全然お呼びじゃなくて、普段は80'sの売れセン・アーティストをコケにしてるようなウルサ方にこそ、是非聴いてほしい内容なのだ。

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■ BANGOR FLYING CIRCUS

bango flying circus

この4月に、元シカゴのダニー・セラフィン率いるCTAこと カリフォルニア・トランジット・オーソリティの初来日公演が決定(詳細記事はこちら))したので、そのシカゴ周辺の初CD化アイテムをひとつ。71年に“シカゴの弟分” としてウィリアム・ジェイムス・ガルシオのプロデュースでデビューしたマデュラの前身バンド、バンガー・フライング・サーカス。その唯一のアルバムが韓国Big Pinkで初CD化され、年末に国内仕様盤が出た。

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■ ELI AND THE THIRTEENTH CONFESSION / LAURA NYRO

laura nyro_ eli

早朝から深夜まで出ずっぱりの、長〜い一日。運転以外はたいしたコトをしてないのに、家に戻ったらドッと疲れた… そこで寝酒に、取って置きの吟醸酒をチビチビと。BGMはローラ・ニーロ。昨年末に、生誕70周年記念で1st『MORE THAN A NEW DISCOVERY』と2nd『ELI AND THE THIRTEENTH CONFESSION(イーライと13番目の懺悔)』のモノ&ステレオ・ヴァージョンが紙ジャケット/Blu-Spec CD2で再発されたので、書い直したままだったそれを手に取った。

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■ I KNEW YOU WHEN / BOB SEGER

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いやぁ〜、変わりませんな、ボブ・シーガー。11月に出たから、もう3ヶ月経っているが、とにかく今回はやたらと唐突感が大きかった。…というのも、3年前の『RIDE OUT』が引退作と伝えられていたから。どうやらシルヴァー・ブレット・バンドを引き連れて全米ツアーにも出たらしく、再びの奮起に勇気をもらっている。


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■ A ROCK AND ROLL ALTERNATIVE / ATLANTA RHYTHM SECTION

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先月出た38スペシャルの紙ジャケ/SHM-CDリイシュー10枚もまだ聴き切れてないうちに、もう今月分のアトランタ・リズム・セクション(ARS)10枚が登場した。外資メジャーで一番カタログが豊富なだけに、ユニバーサルが本気を出すと非常にヤバイ。昨今の洋楽カタログ・シーンは、全般的にグロスで稼ぐ廉価再発に傾斜してきた印象だけれど、マニアはやはり、多少値は張ってもシッカリ作り込んだ復刻モノを無視できない。だからこうした準大物級(日本での人気的に)の作品群を丁寧に出されると、「ええぃ、この際オトナ買いせにゃ…」となってしまう。やっぱり長きに渡り、音楽を嗜好品として “鑑賞” してきた日本では、カタログ文化に対する価値感が、大量消費のUSとは違うのよ。

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■ FLEETWOOD MAC - Deluxe Edition - / FLEETWOOD MAC

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フリートウッド・マックの75年作『FLEETWOOD MAC(邦題:ファンタスティック・マック)』の2018年リマスター/エクスパンデッド・エディションを、ようやく。国内盤が出たのは、通常盤とアーリー・ヴァージョン入りの2枚組だけなので、カナザワはライヴとサラウンド・ミックス、アナログ盤が追加された輸入盤の限定5枚組デラックス・エディションを購入。だって最大の目的は、5.1chミックスだからね。逆にアナログは、オリジナル国内盤を持っているので要らんのだが… 

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■ WILD-EYED SOUTHERN BOYS・SPECIAL FORCES / 38 SPECIAL

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70年代末〜80年代前半に全米チャートでヒットを連発した38スペシャル。この度、A&Mレコード在籍時の10作品(ベスト盤含む)が、紙ジャケットで一気にリイシューされた。最近の洋楽シーンは廉価による大型再発シリーズが目立ち、アーティスト単位で見ると、代表作が2〜3枚ピックアップされるだけなのが常。気に入ったアーティストはカタログを揃えて音楽的変遷を辿りたいカナザワとしては、コスパの良さを嬉しく思う一方で、少々物足りなさも感じていた。それだけに、こうしてアーティスト単位のリイシューを続けてくれるのは、実にありがたい。

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■ LIVE AT CARNEGIE HALL / DAN FOGELBERG ・ A TRIBUTE TO DAN FORGELBERG / Various Artists

dan forgelberg livedan forgelberg tribute

2007年12月に前立腺ガンで亡くなったダン・フォーゲルバーグ。出身地であるイリノイ州では、彼の誕生日を “ダン・フォーゲルバーグ・デイ” に制定するほどの大物なのに、何の追悼盤も出ないなぁ…と思っていたら、没後10年の去年になって充実の関連作が連発。イーグルスのマネージャーとして知られる敏腕アーヴィング・エイゾフも、元々はダンと知り合って、彼を世に出そうと思い立ったのが業界に足を踏み入れるキッカケだった。

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