Light Mellow on the web 〜 turntable diary 〜

音楽ライター:金澤寿和の音盤雑感記
This is Music Journalist : Toshi Kanazawa's Blog. Sorry for Japanese only.

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Rock Classic

■ AMERICAN ROCK 'N' ROLL / DON FELDER

don felder_american rock

元イーグルスのドン・フェルダー、約7年ぶりにリリースした3枚目のソロ・アルバム。イーグルス脱退後では2作目。離脱時のゴタゴタを見ても分かるように、決してフロントマン向きの人ではなく、脇役で個性を発揮するタイプだが、カントリー・ロックのバンドだったイーグルスを最初に大きくロックへシフトさせて、音楽的キャパシティを大きくしたのは間違いなくフェルダーだった。ただし、それももちろんドン・ヘンリーとグレン・フライの意向あってのコト。それでもバーニー・リードンからジョー・ウォルシュへの橋渡しをサポートした役割は、決して小さくなかった。それでも職人気質のギター弾きだから、再結成後のイーグルスでは自分の立ち位置を見定められなかった。


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■ PAMELA POLLAND・HAVE YOU HEARD THE ONE ABOUT THE GAS STATION ATTENDANT? / PAMELA POLLAND

pamela polland

昨日ポストしたクラシックス IVに続いて、最近の英 Beat Goes On の素晴らしい仕事をもうひとつ。70年代初頭のウエストコースト・シーンやフォーク界隈で伝説的存在となっている女性シンガー:パメラ・ポーランドの未発表2ndアルバムが、世界で初めて陽の目を見た。フォーク・マニアには60年代に組んでいたジェントル・ソウルで知られるパメラだが、より有名なのは、ザ・バーズやリンダ・ロンシュタット、ライ・クーダーのライジング・サンズに彼女の曲が取り上げられたことだろう。それが今回、既発の1st『PAMELA POLLAND』との抱き合わせで、年明け早々にリリースされたのである。

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■ MAGIC DRAGON / HANSON

hanson 2

第2期ジェフ・ベック・グループ(以下JBG II)みたいな英国産ファンキー・ロックを好きな方は無視厳禁の隠れバンド、ハンソンの紙ジャケ盤が単独リリース。ハンソンといっても、あの<MMMBOP(ンー・バップ)>のアイドル3兄弟、じゃーないゾ。ハンソンは、ジャマイカはキングストン生まれのギタリスト/シンガーであるジュニア・ハンソンを中心とした4人組。彼はジュニア・マーヴィン名で全盛期のボブ・マーリィー&ザ・ウェイラーズに在籍した変わり種で、まぁ、コロコロと名前を変える人でもあった。

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■ LIVE AT THE RAINBOW '78 / FOREIGNER

foreigner_rainbow 78

最近やたらと目につく隣接権/ハーフ・オフィシャル物のライヴCDや映像作品。元々はオンエア用に録られているケースが多いから、音質や画質はそこそこだったりする。でも中には完全にブート・レヴェルだったりするものもあるそうだし、そもそもアーティストにとっては有難くないシロモノだったりも。もちろんこのフォリナーの映像は正規のモノだけど、古い記録なだけに、思わず音と映像のクオリティが気になってチェックし始めた。ところが気がついたら、70分超、フルで観てしまってたりして…

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■ BRYAN FERRY WORLD TOUR 2019 @ 渋谷Bunkamuraオーチャードホール

bryan ferry 2019

ブライアン・フェリー、ソロとしては02年以来となる日本公演@渋谷Bunkamuraオーチャードホール。しばらく前から「今度ロキシー(ミュージック)が来たら必ず…」と思っていたのだが、夏フェスで来日しても東京公演はなく…。でもロキシーが動いていない現状では、フェリーのソロでもロキシー主要曲を演ってくれるので、ココはとにかく一度ナマを観ておこうとチケットをゲット。

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■ THE GAME / QUEEN

queen_the game

後輩の女性編集者に頼まれ、地方新聞の情報誌向けにクイーンの記事、コメントを寄稿。それでこの80年作『THE GAME』を聴きながら、彼らのことを考えてみた。ご存知のようにこのアルバムは、<Another One Bites The Dust(地獄へ道づれ)>や<Crazy Little Things Called Love(愛と言う名の欲望)>といった新定番曲を生み出す一方で、それまでの王道バラードも収録した通算8作目。過渡期らしいアルバムで、作品としてのバランス感は良くないものの、ヒット曲のパワーで英米チャート同時No.1を獲得している。

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■ LIVE IN HOLLYWOOD / LINDA RONSTADT

linda ronstadt

まさに待望。現在は引退状態にあるウエストコーストの歌姫リンダ・ロンシュタットの、キャリア初となるライヴ・アルバムが届けられた。最近は「発掘音源」なんて聞いてもまったく驚かないし、大きな期待を寄せることも少なくなった。特にライヴ盤に関しては、あまり質の良くないハーフ・オフィシャルのライヴCDが多く出回っている昨今だから、こうしたホンマもんのライヴ盤も、ちょっと眉唾で見てしまうクセがついている。

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■ 10cc@Billboard Live Tokyo 2nd Show

10cc live

10ccの東京公演2デイズ2日目@Billboard Live Tokyo 2nd Show に参戦。まだやってたの?、なんて冷たい声もチラホラ聞こえるが、バリバリ現役でした。…っていうか、前々回15年のBillboard Live公演に、一度観ておくか…(それまで行けてなかった)と、大して期待せず足を運んだところ、オン・タイムの頃と何ら変わらぬパフォーマンスに驚いて…。翌年またすぐに呼ばれたのは、やはりこの時のステージが好評だったからだろう。自分は残念ながら都合がつかず、続けざまの参戦は見送らざるを得なかったが…。でもその分今回は、何とかもう一度観たいという希望が叶った。

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■ WHITE KNIGHT / TODD RUNDGREN

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先日の新年会の時、ちょっと盛り上がったのがトッド・ラングレンの話題。果たして5月の来日公演(@すみだトリフォニーホール/大阪もアリ)には行くべきか?と、熱い議論が交わされたのだ。それは取りも直さず、今度のトッドがどんなパフォーマンスを披露してくれるのか?、という部分に掛かっている。実を言うとカナザワとレコード会社ディレクター某氏は、数年前のビルボード・ライヴで「?」なソロ公演に遭遇していて、またアレをやられた日にゃ〜 と言うワケだ。来日情報の謳い文句には「キャリア集大成」なんてあるけど、それが信用ならないコトは、経験上分かっている。

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■ LIVE IN JAPAN / DANNY KORTCHMAR and IMMEDIATE FAMILY

danny kortchmar live

来年のAOR系悪巧みのため、午後から銀座のインド料理屋で濃ゆ〜いミーティング。春前に、面白いエイジレスなAORイベントが組めるとイイな。他の首謀者はまだ伏せておくけど、ダサ帯話やCCM話、中古盤屋巡りの秘話などは、きっと飛び出してくるでしょう(これだけでで分かる人には分かるな…)MTG後、首謀者の一人と連れ立って新宿某所のレコ屋に出向いたが、美品のAOR中古盤のポップに「ダサ帯付き」と書かれていて、思わず吹いた…

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■ HAPPY XMAS / ERIC CLAPTON

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有楽町〜日比谷界隈で空き時間ができたので、エリック・クラプトンのドキュメンタリー映画『LIFE IN 12 BARS』を観賞。クイーン『BOHEMIAN RHAPSODY』の影に隠れがちだけれど、これも音楽映画としてイイ出来。『UNPLUGGED』以降の比較的若い音楽ファンがクラプトンを知るには、格好の作品だと思う。ただ『461 OCEAN BOULVARD』からリアルタイムで接してきたオールド・ファンには驚くような新しい発見はなく、そこはちょっとガッカリ。クリームとビートルズ、ストーンズの時系列的並び、すなわちクラプトンのこの時にビートルズはこういう状況だった、という再認識事項はあったが…。個人的に一番興味深かったのは、『LAYLA』の制作ドキュメント。ただクラプトンにしろフレディ・マーキュリーにしろ、この当時のロック・ミュージシャンって、自堕落な時期があってこそドラマが生まれるのであって…。レコード会社やマネージメントの管理下でソツのない音楽活動をしている昨今のミュージシャンじゃ、こういう映画は作れんな

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■ BOHEMIAN RHAPSODY / QUEEN

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相方にせがまれ、ひとまず公開初日のレイトショーでクイーンの映画『ボヘミアン・ラプソディ』を観てきた。それほど熱心なファンではなかったけれど、『QUEEN II』からずーっとリアルタイムで接してきたバンドなので、『THE GAME』あたりまでは思い入れが強い。この映画も、ライヴ・エイドのシーンとか、なかなかに感動的で。あの日、明け方までTVに噛り付いて、ビデオを撮っていたのを思い出す。ちょうどフレディがソロ作を出した直後で、不仲説が出ていた時期だったから、あの時のメンバーの一体感は印象的だったな。でも映画を見ると、このライヴ・エイドに纏わるあたりにチョイと都合良く細工が施してあった。音楽映画としては間違いなく面白く、感動的だけれど、ドキュメンタリーとはちと違う。そこに少しばかりエクスキューズが必要な映画なのだな。(以下ネタバレあり)

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◼︎ DANNY KORTCHMAR & IMMEDIATE FAMILY -West Coast Sound Summit Vol.1- @ Zepp Tokyo

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『LIVE Light Mellow』の翌日から4日間、まさに ダニー・コーチマー&イミディエイト・ファミリー 三昧の日々。LIVE Light Mellowと重なった Billboard LiveTokyo 初日公演こそ見逃したが、17日(日)はヴィヴィド・サウンドで行なわれたサイン会後のウェルカム・パーティに顔を出し、18日(月)に Billboard Live Tokyo 2日目の2nd show を堪能。19日(水)は、日本のアーティストと共演する ウェストコースト・サウンド・サミット(命名:カナザワ)のリハーサル@都内某スタジオに潜入。そして20日(木)にその本番@ Zepp Tokyo をドップリ堪能、という怒涛の日々だった。リハーサルの模様は すぐに facebookにアップしたので、ココでは主に20日のイベントの模様をレポートする。

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■ HELLO THERE BIG BOY! / DANNY KIRWAN

danny kirwan

フィル・コリンズではありません! フリートウッド・マックがブリティッシュ・ブルース・バンドだった時代に、看板のトリプル・ギターの一角を成したダニー・カーワンが、米国時間6月8日(金)に他界した。死因は公表されていないが、一時は精神を病んで入院したり、アルコール中毒更生施設に入ったり、終いにゃホームレス状態で発見されるなど、一時はかなり荒んだ暮らしぶりだったらしい。近年は再びギターを手にするなど明るいニュースもあったが、結局もて舞台に立つことはなく人生の幕を閉じた。享年68歳。

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■ ABOVE THE CLOUDS:THE COLLECTION / GLENN FREY

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16年1月に急逝したグレン・フライの4枚組コレクション『ABOVE THE CLOUDS:THE COLLECTION』が発売された。かのデヴィッド・ボウイが亡くなった日から数えて、わずか1週間後。ボウイ逝去が極めてセンセーショナルに取り上げられ、今もトリビュート・イベントや展覧会が企画されたり、発掘音源やリイシューが絶えないというのに、続けて逝ったグレン周辺はヤケに静か。相方ドン・ヘンリーは16年のグラミー受賞式でグレンのトリビュート・パフォーマンスを行ない、一度はイーグルス解散をほのめかしたにも関わらず、いつの間にかヴィンス・ギルとグレンの息子ディーコンうを迎えてツアーに出ている。あぁ、何だかなぁ…

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■ YOURS FOREVER MORE・WORDS ON BLACK PLASTIC / FOREVER MORE

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ソニー・ミュージック・ジャパンの廉価再発シリーズ【Nice Price Returns】の『70's UKポップの迷宮』20タイトル。その中で即座に「これは買わねば!」と思ったのが、日本初CD化となるフォーエヴァー・モアの2枚だ。アナログ盤は持っているので、07年にCDが出ていたのを知っても “資料的に持ってるだけならアナログで充分” とスルーしてきたが、国内盤が安価で出るなら話は別。何せこのバンドは、アヴェレージ・ホワイト・バンドの結成母体となったグループなのだからして。

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■ EVERYBODY KNOWS / STILLS & COLLINS

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  恋したこと、忘れちゃいないさ…

スティーヴン・スティルスとジュディ・コリンズ。50年前に愛を育んだ元・恋人同士が、再会と特別な友情を祝して作り上げた初めてのデュオ・アルバム。そのニュースを知った時は、正直 期待ではなく、“今更 何を歌うんだろう?” と懐疑心の方が強く働き、ノスタルジー・ムードたっぷりの作風を懸念した。実際アルバムでは、2人にまつわる往年の名曲が、あれやこれやとたくさん取り上げられていて…。ところが実際に聴いてみると、特段 目新しいコトは演ってないのに、すごく瑞々しい仕上がりでビックリ 共に70歳代という、言ってしまえば「爺さん・婆さん」のアルバムなのに、10代の少年少女が瞳をキラキラさせているような、それでいてシットリ落ち着きのある、そんな清々しいアルバムになっているのだ。

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■ ARKANSAS / JOHN OATES with GOOD ROAD BAND

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ホール&オーツの片割れ:ジョン・オーツの新作は、彼のルーツに向きあった、アメリカーナにドップリの作品。彼のアイドルだったミシシッピ・ジョン・ハートへのトリビュートとしてスタートしたプロジェクト:グッド・ロード・バンドを従えてのアルバムとなる。だからホール&オーツ・ファンは全然お呼びじゃなくて、普段は80'sの売れセン・アーティストをコケにしてるようなウルサ方にこそ、是非聴いてほしい内容なのだ。

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■ BANGOR FLYING CIRCUS

bango flying circus

この4月に、元シカゴのダニー・セラフィン率いるCTAこと カリフォルニア・トランジット・オーソリティの初来日公演が決定(詳細記事はこちら))したので、そのシカゴ周辺の初CD化アイテムをひとつ。71年に“シカゴの弟分” としてウィリアム・ジェイムス・ガルシオのプロデュースでデビューしたマデュラの前身バンド、バンガー・フライング・サーカス。その唯一のアルバムが韓国Big Pinkで初CD化され、年末に国内仕様盤が出た。

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■ ELI AND THE THIRTEENTH CONFESSION / LAURA NYRO

laura nyro_ eli

早朝から深夜まで出ずっぱりの、長〜い一日。運転以外はたいしたコトをしてないのに、家に戻ったらドッと疲れた… そこで寝酒に、取って置きの吟醸酒をチビチビと。BGMはローラ・ニーロ。昨年末に、生誕70周年記念で1st『MORE THAN A NEW DISCOVERY』と2nd『ELI AND THE THIRTEENTH CONFESSION(イーライと13番目の懺悔)』のモノ&ステレオ・ヴァージョンが紙ジャケット/Blu-Spec CD2で再発されたので、書い直したままだったそれを手に取った。

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選曲・監修しました Light Mellow in SOLAR

5月22日発売

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角松敏生ロング・インタビュー


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  カナザワ監修シリーズ
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LIVE Light Mellow Vol.2
昨年に続いて今年も開催決定!

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