Light Mellow on the web 〜 turntable diary 〜

音楽ライター:金澤寿和の音盤雑感記
This is Music Journalist : Toshi Kanazawa's Blog. Sorry for Japanese only.

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Rock Classic

■ MUSCLE MEMORY / KEVIN GODLEY

kevin godley

10CCのオリジナル・メンバーにして、初期のヒネクレ担当だったケヴィン・ゴドリーの、何とビックリ 初ソロ・アルバムが出ていた。今年は10CCの前身ホットレッグスのデビューから、ちょうど50年目。発表は昨年12月で、現状の一般流通はデジタル・リリースのみになっている。フィジカルはゴドリーのサイト https://kevingodley.greedbag.com で、CDが購入可。

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■ STAGE FLIGHT - 50th Anniversary Deluxe Edition - / THE BAND

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ザ・バンドが70年に発表した3枚目のアルバム『STAGE FLIGHT』の50周年記念デラックス・エディション、2CD版が我が家にも届いている。パンデミック影響下でリリースが1年遅れたが、Disc-1 にボブ・クリアマウンテンに拠るオリジナル・アルバムのニュー・ミックスと未発表ボーナス・トラック、Disc-2に同時期の垂涎ライヴ音源という構成は同じ。更に新装版のアナログLP180g重量盤、5.1サラウンド&ハイレゾ・ミックスを収録したBlu-ray、オリジナル版を復刻した7インチ・シングルなどがテンコ盛りの【スーパー・デラックス・エディション】も出た。が、ザ・バンドには思い入れが薄いカナザワなので、2CD版で充分かと。5.1サラウンドにはすぐ喰いつく自分だけど、元の2chミックスがスッカリ頭に入っていてこそ面白さが分かるシロモノなので、ザ・バンド拡張版は、“スーパー”の付かない普通のデラックス・エディションで済ませたのだ。

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■ FREEDOM AT POINT ZERO / JEFFERSON STARSHIP

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前回のハートのポストがキッカケになって、一部で ちょっこし AOR v.s.産業ロック論争が起きている。中には、カナザワを産業ロック否定派として受け止めていた人もいた様子。でもそれは違うのよ。TOTOあたりを分水嶺に違いがあると言ってはいるが、そもそもが地続き。左右の差はあっても、上下はない。あるとすれば、好みの深さ、もしくは発言の立ち位置の違いだろう。

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■ BRIGADE / HEART

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産業/アリーナ・ロックの大物バンド、ハートの通算10作目のオリジナル・アルバム。発表は90年。既にデビュー時のラインアップは瓦解していて、アンとナンシーのウィルソン姉妹、ギターのハワード・リースのみ在籍。ベースはジョ・ジョ・ガンやスピリット、ファイアフォールを渡り歩いたマーク・アンデス、ドラムはモントローズ〜ガンマ〜カヴァーデイル・ペイジ〜ホワイトスネイクのデニー・カーマッシに代わっている。このメンバーになったのが、デヴィッド・ペイチやスティーヴ・ポーカロ、ジョナサン・ケインなどが参加した83年作『PASSIONWORKS』から。でも第2期黄金期と言える再ブレイクを果たしたのは、キャピトルへ移籍後の85年作『HEART』から。タイトルで分かるように心機一転、自作曲にこだわらず、外部ライターの楽曲を積極的に取り入れて、見事に復活を果たしたのだ。

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■ レコードコレクターズ誌2021年2月号 特集『この曲のドラムを聴け!』

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お知らせが遅くなってしまったが、準レギュラー的に執筆しているレコードコレクターズ誌の最新2021年2月号の特集『この曲のドラムを聴け!』に寄稿している。20人の常連ライターがそれぞれ20曲、ドラムが印象的な楽曲をリストアップし、その中から編集部が101曲に選りすぐって、それをまたライター陣が何曲かづつレビューしていくもの。カナザワも20人/20曲をセレクトし、テリー・ボジオ<The Only Thing She Needs / U.K.>、ジェフ・ポーカロ<Rosanna / TOTO>、ヴィニー・カリウタ<Santa Rosa / Gino Vannelli>、サイモン・カーク<Can’t Get Enough / Bad Company>、ドン・ブリュワー<We're An American Band / Grand Funk Railroad> などにコメントしている。それ以外のドラマーは、楽曲やアルバムこそ違えど、ほぼ選んだ全員が選出された。



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■ TIM BOGERT passed away

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訃報。ヴァニラ・ファッジ、カクタス、ベック・ボガート&アピス、ボクサーなどで活躍した米国人ベース・プレイヤー:ティム・ボガートが、13日に亡くなった。当初は死亡説とデマ情報が入り乱れたが、盟友のドラマー:カーマイン・アピスらがSNSで追悼コメントを発し、死去が確定した。ガンを患い、闘病していた模様。享年76歳。

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■ THERE GOES THE NEIGHBORHOOD / JOE WALSH

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産業ロックや都市型ソウルとAORの境目が曖昧なように、ウエストコースト・ロックとAORの境界も在ってないようなモノ。広く言えば、そもそもAOR自体がウエストコーストと言われる(例えば東海岸産であっても)ことも多いワケで。それでも自分の中には何となくテイストの違い、ニュアンスの差があって、やっぱりウエストコーストは弾き語りでも成り立つスタイルがベース。たとえバンドが付いても、ソウルやジャズのエッセンスが薄く、真っ当な8ビートが中心になる。それゆえジャクソン・ブラウンや全盛期のリンダ・ロンシュタットは、AORには数えない。でも一方で70年代半ば以降のジェイムス・テイラーは、むしろ積極的に入れている。それはJ.T.のスタイル変遷を考えれば分かるところで、既に『AOR LIGHT MELLOW PREMUIM 01』で明らかにした。

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■ JAPANESE SINGLE COLLECTION - GREATEST HITS- / REO SPEEDWAGON

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新年2日目は、例年通りの墓参と相方の実家に挨拶に行き、それ以外はもう ほぼほぼ通常営業。目前に迫る締切がなければ、ひたすら『AOR Light Mellow Premium 02』の作業を進める。ってか、明日あたりからは年明け最初のライナー執筆に取り掛からんとイケないのよね。このご時世、大変ありがたいコトですが。

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■ SANTANA・ABRAXAS -Quadraphonic- / SANTANA

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目先の締切をほぼクリアし、気持ちに余裕が出たら、相方がアラフェス配信かぶりつきで梃子でも動かない。なので自分も溜まってしまった映像作品を観たり、爆音で聴きたいサラウンドをチェックしたり…。そこで昨日のドゥービー・ブラザーズに続いて、ソニー・ジャパンが8月、10月にリリースしたサンタナのクォアドラフォニック2作『SANTANA』(69年)と『ABRAXAS(天の守護神)』(70年)をピックアップ。こちらは国産だけあって、SA-CDマルチ・ハイブリッド・エディションの7インチ紙ジャケット仕様だ。個人的には、各アルバムからカットされた日本盤シングルのジャケ封入が嬉しいところ。

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■ RUMOURS / FLEEETWOOD MAC

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いま全米アルバム・チャートで信じ難いコトが起こっている。フリートウッド・マックの代表作『RUMOURS(噂)』(77年発表)が再びチャート・インし、実に42年ぶりにトップ10入り(第7位)しているのだ。その直前、エディ・ヴァン・ヘイレンの死が大きなトピックになったばかりだが、最もネタにされて再浮上したヴァン・ヘイレン1stアルバムでさえ、30位止まり。それがトップ10に返り咲きというから、どれほどスゴイことかと想像できると思う。

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■ AUTUMN '66 / THE SPENCER DAVIS GROUP

spencer davis group

スティーヴ・ウィンウッドを輩出したスペンサー・デイヴィス・グループのリーダー:スペンサー・デイヴィスが10月19日、肺炎の治療のため入院していた病院で心臓発作を起こして急死。享年81歳だった。人格者だったらしく、近しい友人たちの多くが「とても礼儀正しく、音楽に対して純粋だった」と異口同音に語っている。スティーヴも「彼と知り合ったのは僕が13歳くらいの時。スペンサーは22歳くらいだった。彼は僕の音楽のテイストに影響を与え、プロ・ミュージシャンの道へと導いてくれた。感謝してるよ。ありがとう、スペンサー」と追悼コメントを寄せている。

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■ LIVE AROUND THE WORLD / QUEEN + ADAM LAMBERT

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ローリング・ストーンズ『STILL WHEELS LIVE』、ロジャー・ウォーターズ『US+THEM』、ニック・メイスン『LIVE AT THE ROUNDHOUSE』、そしてチャー『2013 LIVE AT EX-THEATER ROPPONNGI』など、買うだけ買って観る時間が作れない映像作品がドンドン溜まっている。クイーン+アダム・ランバート『LIVE AROUND THE WORLD』もそう。なのでとりあえず画像だけチラ見だけして、まずは音だけ、“ながら” で聴いてみた。

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■ JOSE "CHEPITO" AREAS

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コレは、待ってました の世界初CD化。初期サンタナの飛び道具と称されたパーカッション奏者ホセ・チェピート・アリアスのワン&オンリー作が復刻された。オリジナル・リリースは74年。全盛期のサンタナ人気に乗じてのリーダー作だったけれど、野生児とも言われた強烈なキャラクターと激しいティンバレスの連打で、リーダー:カルロスやシンガー兼キーボードのグレッグ・ローリーに匹敵する注目度を集めていた。鮮烈なデビューを飾ったウッドストックに於いて一番衝撃的だったのは、カルロスのギターよりも、複数のラテン・パーカッションを奉じたバンドの、圧倒的なリズム・アンサンブルではなかったか?

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■ ONE OF THOSE DAYS / LOUISIANA'S LE ROUX

LeRoux

ル・ルー、もしくはルイジアナ・ル・ルー。TOTOファンであれば、2代目シンガー:ファーギー・フレデリクセンの出身バンドがこのル・ルーだったと気づくはず。更に遡って、このバンドが The LeVee Bandと名乗っていた 70年代中盤、その頃リード・シンガーを勤めたのは、他ならぬボビー・キンボールだった。ルイジアナ・ル・ルー名でのデビューが78年で、ルー・ルーへの改名を挟みつつ、83年までにアルバム5枚。トップ20入りした<Nobody Said It Was Easy(光を求めて)>以外、大したヒットは出てないものの、4曲が全米チャートに入る堅実な成果を残したグループだった。

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■ FLEETWOOD MAC 1969 TO 1974 / FLEETWOOD MAC

fleetwood mac box

ブルース・バンドだった初期フリートウッド・マックの実質的リーダー:ピーター・グリーンが7月末に亡くなったコトもあって、このところ、初時マックの記事をよく見かけていたけれど、実はその前からリリース予定が組まれていたのが、このCDボックス『FLEETWOOD MAC 1969 TO 1974』8枚組である。長いキャリアを誇るだけあって、これまでにも25周年記念の4枚組『THE CHAIN』、50周年記念3枚組『DON'T STOP』といったCDボックスがあったし、複数のオリジナル・アルバムを廉価で抱き合わせた "ORIGINAL ALBUM SERIES" も出ていた。でも今回のは本家ワーナー・グループ企画による本格的オリジナル・アルバム集成。この70年代前半の作品群としては、初めてデジタル・リスマスターが施され、ボーナス曲も各アルバムで合計20曲(追加なしのアルバムもある)。更にボーナス・ディスクとして、74年の貴重なライヴ音源が付いている。

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■ MOTHER OF THE SUN / JEFFERSON STARSHIP

jefferson starship 2020

これはビックリ ジェファーソン・スターシップがまだ生きていた。ニュー・アルバムとしては『JEFFERSON'S TREE OF LIBERTY』から12年ぶり。ジェファーソンの象徴であるポール・カントナーが16年に逝去し、2年後には全盛期を支えたマーティ・ベイリンも後を追うように。看板シンガー:グレイス・スリックも既に音楽シーンから退き…、ということで、66年から続いたジェファーソンの系統も途絶えてしまうと思っていた。そこに突如登場したニュー・アルバム。最初は乱発されるハーフ・オフィシャル物かと勘ぐってしまったけれど、シッカリとリード曲のPVが作られ、しかもかなり出来が良くて再びビックリ。すぐに サブスクでチェックして、フィジカル購入と相成った。

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■ GOATS HEAD SOUP - Super Deluxe Box - / THE ROLLING STONES

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ローリング・ストーンズ『GOATS HEAD SOUP(山羊の頭のスープ)』(73年)のスーパー・デラックス・ボックス、既に我が家にも到着しています。カナザワ的には、アナログ盤はオリジナル日本盤があるので不要。注目度が高い "Brussels Affair – Live 1973" の音源も、"FROM THE VAULT"シリーズの『THE MARQUEE CLUB LIVE IN 1971』に抱き合わせで付属していたので、もう耳にしている。なので目的は、disc 2 の Rarities & Alternative MixesとサラウンドのDVD。

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■ MODESTY FORBITS / GRAHAM GOULDMAN

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20年目のディスクガイド『AOR Light Mellow Premium 01』、いよいよ大詰め。いま2度目の著者校正中です。これを早朝までに上げて、その後印刷所に入稿予定。諸々あって遅れましたが、9月中旬〜下旬には店頭に出せるかなァ〜。自分の手を離れたら、当面の仕事をやっつけつつ、早速 続編『Premium 02』の準備にも入らないと。予定では3冊でひと組ですから

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■ PETER GREEN passed away

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朝イチからこの人の訃報がSNSを賑わせている。英ギタリスト:ピーター・グリーンが25日に死去。享年73歳。眠っている間に そのまま息を引き取ったそうだ。枕詞的に語られているのは、フリートウッド・マック創設メンバー、英国が生んだ最も偉大なブルース・ギタリストの一人、等など。確かにそうだ。でもカナザワ的には、正直この騒がれ方には違和感がある。もちろん再評価されるに相応しい伝説的ギタリストだけど、最近は初期フリートウッド・マックの発掘音源リリース以外ではロクに話題になってなかったのに、逝くと突然掌を返したようにコレ…、なんてハスに構えてしまうな。

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■ THE ABSENCE OF PRESENCE / KANSAS

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アメリカン・プログレッシヴ・ハードの雄:カンサスの4年ぶりのニュー・アルバムは、ズバリ傑作。デビューから46年、オリジナル・メンバーはリーダーのフィル・イハート(ds)と眼帯ギタリストのリッチ・ウィリアムスの2人だけなのに、まるで全盛期のような勢いあるサウンドが蘇っている。今の編成になってからはまだ2作目。カナザワが解説を書かせて戴いた2016年の前スタジオ作『THE PRELUDE IMPLICIT(暗黙の序曲』も、よくココまで復活してきたな、と思わせてくれる出来だったけれど、これはそれを軽く凌ぐ出来映えだ。

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1回目 開場14:00/開演14:30
2回目 開場17:30/開演18:00
【場所】原宿クエストホール  http://www.quest-hall.or.jp
【料金】6,800円(税込) 
【問】キャピタルヴィレッジ
Tel.03-3478-9999
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●『J-DIGS: Light Mellow City Essence Vol.4』
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