Light Mellow on the web 〜 turntable diary 〜

音楽ライター:金澤寿和の音盤雑感記
This is Music Journalist : Toshi Kanazawa's Blog. Sorry for Japanese only.

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Rock Classic

■ LINDSEY BUCKINGHAM - CHRISTINE McVIE

buckingham mcvie
輸入盤で発売直後にすぐゲットしたので、約2ヶ月半遅れのアップだけれど、コレはどうしても書いておきたかった。フリートウッド・マック全盛期を支えたスリー・トップの内の2人、リンジー・バッキンガムとクリスティン・マクヴィーが手を組んだ、初めてのデュオ・アルバム。レコーディングにはグループの屋台骨であるミック・フリートウッドとジョン・マクヴィーも参加しているから、早い話、マック・ マイナス1(スティーヴィー・ニックス)のアルバムなのだ。

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■ INNUENDO / DANNY KORTCHMAR

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怒涛のライヴ週間5本目にして とりあえず打ち止めの1本は、ダニー・コーチマー@Billboard Live Tokyo。これまで何度か来日はあったけれど、まさか自分のバンドを率いてのソロ・ツアーがあるとは思わなかったから、ジャパン・ツアーのニュースを耳にした時はたいそう驚いた。ソロ・アルバムは知る人ぞ知るマニアックな好盤『KOOTCH』(73年)と、ちょうど再発されたばかりのパンキッシュな謎盤『INNUENDO(危険な遊び)』の2枚だけ。ザ・シティ、ジョー・ママ、ザ・セクション、そしてアティチューズと結構なバンド作品はあるけれど、基本的には職人的なバイ・プレイヤー的ギタリストというイメージだから、最初はどんなステージになるのか想像ができなかった。裏方好きな日本のファンは結構な熱気を持って迎えるだろうけど、下手するとかなり地味なショウにになるのでは? そんな危惧さえ抱いていた。その後、彼がこれまでに関わってきたアーティストたちのヒット曲を絡めたセットリストになると聞き、ちょっと安心したのだけれど…。

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■ CATE BROTHERS

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ワーナー・ジャパン【WEST COAST 1300 COLLECTION】から、カナザワ解説執筆ネタをもう1本。アーカンソー出身のケイト・ブラザーズ、75年発表の1stを。レヴォン・ヘルム絡みで来日したり、再編ザ・バンドにサポート参加したりと南部出身者らしい人たちながら、ケイト・ブラザーズ/ケイト・ブラザーズ・バンドと名乗った70年代後半は、アサイラムからのリリース。レコーディングもL.A.ということで、このシリーズでのラインアップとなった。70年代前半はケイツ・ギャングの名で、メンフィス・ソウルの意匠を引き継いだ南部テイストたっぷりのブルー・アイド・ソウルを聴かせた連中である。

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■ BUT SERIOUSLY, FOLKS... / JOE WALSH

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引き続きワーナー・ジャパン【WEST COAST 1300 COLLECTION】から、カナザワ解説執筆ネタを。で今回は、ジョー・ウォルシュ『BUT SERIOUSLY, FOLKS...』。邦題『ロスからの蒼い風』。アートワークは水中レストラン、タイトルは「みんな、オレ真面目にやってるんだよ」という人を喰ったシチュエーションなのに、邦題は少々カッコ良すぎるような…

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■ BLOW YOUR FACE OUT / J. GEILS BAND

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既報の通り、J.ガイルズ・バンドのギタリストにしてリーダーだった J.ガイルズが、11日に自宅で病死した。享年71歳。フロント・マンであるピーター・ウルフの人気が傑出していたが、それはあくまで看板で。ライヴの現場で叩き上げてきたロックン・ロール・バンドとしての一体感、その迸る勢いこそが、このグループの最大の魅力だった。だからピーターの独立後 間もなくグループが解散してしまったのは、悲しいながらも合点がいったもの。反対に、J.ガイルズ本人が近年のリユニオン・ツアーに不参加だったのが、とても寂しく感じられたものである。しかもそのJ.ガイルズが、こうも早く逝ってしまうとは…

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■ NO JACKET REQUIRED / PHIL COLLINS

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4月第1週ということで、今日が実質的な新年度の幕開け。入学や入社だけでなく、転勤、転職、部署異動、転校など、この機に新生活をスタートさせた人も多いことと思う。かく言う自分も、気持ち的には新しいステージへと進んで心機一転したいところ。でも現実的には、なかなか前へ踏み出せないまま…。満開の桜をひとり見上げることにはとっくに慣れているけど、今年はチョットばかりマブし過ぎるようで…

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■ DAVID BOWIE IS

david bowie is
小雨そぼ降る花冷えの土曜日、『DAVID BOWIE IS 〜 デヴィッド・ボウイ大回顧展』を見に、天王洲 寺田倉庫G1ビルまで足を運んだ。開催残り1週間で滑り込み。もっと混んでいるかと思いきや、早い時間にエントリーしていたためか、数分並んだだけで場内へ。展示物の圧倒的品数と斬新さ、60年代末からの古い映像作品をどう見せるか、という創意工夫など、とても興味深く楽しめるエキシビジョンだった。

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■ BUCKINGHAM NICKS

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フリートウッド・マック大躍進の立役者リンジー・バッキンガムとスティーヴィー・ニックスが、マック加入前に組んでいたデュオ:バッキンガム・ニックス。彼らが73年にポリドールから発表したワン&オンリー作が、ここへきてようやく初CD化となった。この奇跡を呼んだのは、Korean Label のBig Pink。その帯・解説付き国内流通の発売は、来月3月8日が予定されている。

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■ LONGBRANCH PENNYWHISTLE

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昨年急逝したグレン・フライが、イーグルス結成以前にJ.D.サウザーと組んでいたのが、このロングブランチ・ペニーウィッスル。その唯一のアルバム(70年発表)が、ようやく韓国製紙ジャケット仕様で世界初CD化された。これはその日本国内流通盤(オビ・解説付き)。以前もブートレグで出たことがあったが、今回は Licencse from Amos Records(オリジナル盤のレーベル)というクレジットがある。

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■ THE 1971 FILLMORE EAST RECORDINGS /THE ALLMAN BROTHERS BAND

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1月24日夜にフロリダ州ウェスト・パーム・ビーチで急死したオールマン・ブラザーズ・バンドのドラマー、ブッチ・トラックス追悼。facebookでは速報したが、その後短銃自殺だったことが判明した。享年69歳。オールマンズは、ウォーレン・ヘインズと甥デレク・トラックスのギター・コンビが、揃って14年いっぱいでのグループ脱退を表明。同年10月に最後のライヴを行ない、そのまま解散状態となっていた。ブッチは音楽活動を続けていたそうだが、もしオールマンズが継続していたら、もしかして…、と思うとやるせない。

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■ ROUGH AND READY - SA-CD Multi HyBrid Edition- JEFF BECK GROUP

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第2期ジェフ・ベック・グループの1stアルバム『ROUGH AND READY』(71年)の、SA-CDマルチ・ハイブリッド・エディションが発売。ソニー・ミュージック・ジャパン独自企画で当時の4ch仕様クアドラフォニック・ミックスをマルチ化してきたこのシリーズも、これで第2期JBG〜BBA〜『BLOW BY BLOW』『WIRED』までの5作(BBAライヴはナシ)が出揃い、ここに完結となった。
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■ MIRAGE - Deluxe Edition - / FLEETWOOD MAC

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フリートウッド・マックの82年作『MIRAGE』の拡大版にトライ。国内でのリリースは、2016年リマスター単体と、それにアウトテイク&セッション集を足した2枚組の2タイプをリリース。ところが海外では、この2枚に82年のライヴ、5.1chサラウンド・ミックス、アナログ盤を追加した3CD+DVD+LPのデラックス仕様が限定発売されている。こういうのが出してもらえない辺りにマックの日本での人気の低さが現れているワケだが、ライヴ盤とサラウンドをチェックしたいカナザワは、迷うことなく輸入盤をゲットした。

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■ ONE MORE SONG / JACK TEMPCHIN

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イーグルスに<Peaceful Easy Feeling>や<Already Gone>を提供したことで知られるシンガー・ソングライター、ジャック・テンプチン。そのテンプチンの16年最新作、『ONE MORE SONG』が未聴の山から出てきた。このところは Blue Elan なるインディ・レーベルに軸足を置いて、いつになく前向きに活動している。

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■ WHO CAN I BE NOW? [1974 -1976] / DAVID BOWIE

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予定していた忘年会もサクッとハネて、さて、大晦日。今年は締切に追われて、という年末ではないけれど、身辺ではいろいろあって、気づいたら年の瀬という感じ。前にも書いたように、2016年はカナザワ的にアナログ熱再燃の年になってしまったので、昨日〜一昨日あたりからその整理を始めている。でもアナログの置き場確保のためにCDを大移動させたりで、なかなか捗らないんだな。

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■ BLUE & LONESOME / THE ROLLING STONES

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このところ、繰り返し聴く新譜といえばブルーノ・マーズが筆頭だったけど、ストーンズが届いてからはコレばっかし。迷惑すぎる箱モノ・ベスト『GRRR!』(中身じゃなくて大きさが…)に新曲2曲が収録されていたが、新録アルバムとしては『A BIGGER BANG』以来11年ぶりだそうだ。でもライヴ映像の類がエラい勢いでリリースされ続けていたので、枯渇感はまるでなく…。とはいえ、ファンの間で「そろそろ…」という空気が強まる前に、彼らは既に録音を終えてしまっていたそうだ。

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■ LIFE JOURNEY / LEON RUSSELL

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日付が変わる頃、不意に飛び込んできたレオン・ラッセル急逝の報。若い頃から仙人みたいな風貌で、生きているのが不思議な感じの人だったが、優雅な暮らしにはトンと無縁だったらしく、クラブ周りの日本公演も頻繁。しばらく契約にも恵まれず、最近はエルトン・ジョンが彼の活動をサポートし、それでアルバムを出していた。遺作となったこの14年作『LIFE JOURNEY』も、エルトンがエグゼクティヴ・プロデューサーとなり、トミー・リピューマが制作(詳細はこちらのポスト参照)。就寝中に息を引き取ったようで、それを13日朝、妻が発見したらしい。現時点で死因は不明だが、長年心臓を患っていて、昨年7月には発作を起こし心臓バイパス手術を受けていたそうだ。享年74歳。

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■ ROAD TO FOREVER / DON FELDER

don felder
何だかいろいろバタバタしていて、ライヴもちょっとご無沙汰な感じ。でもコレだけは!、と思って足を運んだのが、ドン・フェルダー4年ぶりのソロ公演。前回、然して期待もせずに観に行ったら、すごく充実したパフォーマンスにビックリさせられ、「コレはもう1回観たい!」と思っていたのだ。そういえば、グレン・フライが亡くなって最初のソロ・ツアーでもあるな。

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■ WIRED / JEFF BECK

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10日間のご無沙汰でした。書きモノもチョコチョコありましたが、何だか雑事に引っ張られてました。facebookには上げましたが、初めてDJ OSSHYさんに呼ばれて Inter FMデビューしたとか、来年のAOR企画の打ち合わせとか、プライヴェートでも諸々。でもってこの2〜3日は、かなりコレに引っ張られ…。もう間もなく発売されるジェフ・ベックの76年名作『WIRED』:SA-CDマルチ・ハイブリッド・エディション。その再発にちなんでのレコードコレクターズ誌特集記事に寄稿しています。

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■ BLOOD ON THE TRACKS / BOB DYLAN

bob dylan_blood
あ〜ら、ビックリ。ボブ・ディランがノーベル文学賞を受賞。何年か前から候補に挙がっていたのは知っていたけど(ノーベル賞には公式ノミネートがない)、まぁ、せいぜいそこ止まりでさすがに受賞はないとタカを括っていた。だから虚を突かれたと言うか、寝耳に水というか…。案の定 SNSはこの報で溢れかえり、タイのプミポン国王死去のニュースが霞んでしまうほど。でも音楽業界にとっては、ビートルズでさえ手の届かなかった所にディランが…、というワケで、超ビッグな話題には違いない。

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■ ROUGH AND READY / JEFF BECK GROUP

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ワケあってジェフ・ベック。最新作『LOUD HAILER』もメチャ攻めに出てて、近作の中では一番のお気に入りになったけれど、カナザワにとってのジェフ・ベックは、やはり第2期ジェフ・ベック・グループ(以下JBG)の2作と、ソロ初期『BLOW BY BLOW』と『WIRED』に尽きる。来月、その『WIRED』40周年記念でSA-CDマルチ・ハイブリッド・エディションが出るので、コレを5.1chサウンドで聴くのがメチャ楽しみ。で今日は、その前哨戦的に…??

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