Light Mellow on the web 〜 turntable diary 〜

音楽ライター:金澤寿和の音盤雑感記
This is Music Journalist : Toshi Kanazawa's Blog. Sorry for Japanese only.

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Rock Classic

■ GINGER BAKER passed away

ginger baker_bbm
BBM『AROUND THE NEXT DREAM(白日夢)』(94年)

9月下旬から危篤状態にあると伝えられていたクリームの伝説的ドラマー:ジンジャー・ベイカーが、10月6日に亡くなった。死因は明らかではないが、ジンジャーはこの数年、健康面で様々な問題を抱え、16年には心臓疾患で手術を受けていた。享年80歳。上掲は、ジンジャーとジャック・ブルースが、クラプトンの代わりにゲイリー・ムーアと組んだ、BBMのアルバム。そのアートワークのアイディア通り、ジンジャーは羽根をつけて雲上と人となった。

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■ DUANE & GREG ALLMAN

duane & Gregg allman

このところ、米国南部のスワンプ系をブログ・ネタにする比率が高い気がするが、思うにみんな、テデスキ・トラックス・バンドの好調ぶりにアテられてしまっているのだろう。彼らは先ごろ出演したフェスでエリック・クラプトン(デレク&ザ・ドミノス)の『LAYLA』を曲順通りに(ほぼ)フル・カヴァーし、その模様を公開して(詳細はこちら)、大評判を得ている。それに釣られるようにして、グレッグ・オールマンとディッキー・ベッツの息子同士で組んだバンドが活動を本格化させたりも。一方再発市場では、グレッグの名盤『LAID BACK』のデラックス盤が登場。日本では、オールマン・ブラザーズ・バンド結成前夜のデュエイン&グレッグがマイアミのレーベルに残した秘蔵音源が、オフィシャルCD化された。

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■ THE SPIRIT OF GLENCOE / GLENCOE

glencoe 2

こういうバンドを聴いていると、ジャンル分けなんてまったくナンセンスに思えるし、ごく狭いカテゴリーに捉われることがバカバカしくなってくる。このグレンコーなる4人組は、70年代前半のロンドンで活動していた、いわゆるパブ・ロック・グループ。その立ち位置を紐解いていくと、アヴェレイジ・ホワイト・バンドと出身母体が同じこと、主要メンバーが後にイアン・デュリー&ザ・ブロックヘッズに加入すること、そしてプロデューサーが意外にもベン・シドランだったことが浮かび上がる。

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■ THE WEIGHT BAND @Billboard Live Tokyo 2nd show

weight band

ザ・バンドのDNAを受け継いだベテラン揃いの新グループ:ザ・ウェイト・バンドのジャパン・ツアー最終公演@Billboard Live Tokyo 2日目の2nd Stage を観た。正式な冠は、"THE WEIGHT BAND Featuring members of THE BAND and THE LEVON HELM BAND with special guests: Paul Barrere and Fred Tackett, the guitarists of LITTLE FEAT" (長ェよ) でもキャリア組とはいえグループとしてはデビューしたてで、お初の人もいると思うから紹介しておくと…。

ザ・ウェイト・バンドは、再結成後の後期ザ・バンドのメンバー:ジム・ウィーダー(g)が中心となった5人組で、スタートは2013年。結成のキッカケは、前年に亡くなったリヴォン・ヘルム追悼のスタジオ・ライヴで共演したことだった。結成メンバーに名を連ねたのは、ジムとはリヴォンのミッドナイト・ランブル・バンドで一緒だったブライアン・ミッチェル(kyd)、シカゴのライバルと見なされたザ・バッキンガムズやラインストーンズに在籍したのち都会派に舵を切ったレオン・ラッセルと共演したマルチ・プレイヤー:マーティ・グレッブなど。がグレッブは、残念ながら1stアルバム発表後に脱退。リズム隊も疾うに入れ替わっていて、現在は00年代にジムのリーダー・バンドに在籍していたアルバート・ロジャース(b)、ジェイソン・ムラーズやジョス・ストーン、ウィリー・ネルソンらとプレイしてきたマイケル・ブラム(ds)、そして来日メンバーにはグレッブと交替したマット・ゼイナー(kyd / ex-ディッキー・ベッツ・バンド)が帯同している。そして今回はそこにリトル・フィートのポール・バレアーとフレッド・タケットがゲスト参加、と聞いて、カナザワ、俄然観に行く気になった。スワンプやサザン・ロックは結構好きなカナザワだけど、実は若い頃はディランが苦手だったこともあり、ザ・バンドには思い入れが薄いのよ…
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■ PRONE TO LEAN / DONNIE FRITTS

donnie fritts

マッスル・ショールズといえばリズム・セクションが有名だけれど、そこで極めて重要な役割を果たしたソングライター、ドニー・フリッツが27日に亡くなった。享年76歳。一時は肝臓を患っていたが移植手術が成功し、08年に復活。アルバムを出したり来日公演を行ない、今年春にもロブ・ガルブレイスらマッスル・ショールズやナッシュヴィルの仲間たちと来日することが決まっていた。ところがドニーが体調を崩して、あえなく中止。どうやら心臓を悪くしていたらしく、回復せぬまま、今回の訃報になってしまった。

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■ RUNNING ON EMPTY(Remastered)/ JACKSON BROWNE

jackson browne live

待望久しいジャクソン・ブラウンの本人監修デジタル・リマスター再発。その第1弾として、『LATE FOR THE SKY』と並んで代表作とされている77年のライヴ盤『RUNNING ON EMPTY(孤独なランナー)』が先月発売された。以前、日本のワーナー・ミュージックからジャクソンの一連のアサイラム期作品の紙ジャケ/リマスター化が発表されたことがあったが、敢え無く発売中止に。関係筋に事情を訊いたところ、どうやらジャクソン自身から「待った!」が掛かったらしく、本人が関わらない形の独自リマスターはまかりならん!、というコトだったらしい。それなら早く進めてよ、と思うが、すっかり忘れかけた頃にこうしてリマスター盤が届けられたのである。他のアルバムも順次登場するのかどうかは不明ながら、ハイレゾも聴けるハイブリッドMQA-CD方式で再発されたばかりの『LATE FOR THE SKY』より、正直 やはりジャクソン本人監修によるコチラのリマスターに食指が動いてしまうな。

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■ AFRICA SPEAKS / SANTANA

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夜、カナザワが看板を貸しているDJイベント、Ligh Mellow Summit @カブキラウンジにチョイと顔出し。ライヴ・ゲストがカナザワが応援しているアマネトリル、そしてDJに今や世界を舞台に活躍する T-Groove がゲスト参加しているのと、2日後の21日(日)にカブキで開催される City Pop Connection Vol.5 に今井優子がゲスト出演するため、DJバーで歌った経験のない彼女の下見を兼ねて。自分が出演するとき以外はあまり足を運べていないけど、なかなかイイ感じで盛り上がってましたね。アマネトリル新曲も美味で、リリースが楽しみ。自分は次回のLigh Mellow Summit、8月16日(金))に回す予定なので、コチラもどうぞヨロシク

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■ ALL BLUES / PETER FRAMPTON BAND

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チケットを買いそびれ、じゃ当日券で、と思っていたのに、仕事がドン詰まりになって結局見逃してしまったテデスキ・トラックス・バンド。ま、前回(前々回か?)観ているし、デレクはクラプトンと来た時にも観ているが、スーザン姐御はソロ時代からのご贔屓でもあるので、やっぱり残念。そんなタイミングで届いて、何となく癒された気分にさせてくれているのが、このピーター・フランプトンのご機嫌なブルース・カヴァー集だ。

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■ Dr. JOHN passed away

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朝一番で飛び込んできたドクター・ジョンの訃報。それほど深くハマったことはないものの、彼の存在を知ったのは早かった。カナザワにとって洋楽の入り口であるビートルズとの交友関係があったからだ。でもソロ・アルバムをシッカリ聴いたのは、大学生になってから。代表作『GUMBO』よりも『CITY LIGHTS』の方が先だった。トム・スコットのライヴ盤『APPLE JUICE』での客演も、怪人らしくて印象的だったな。

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■ THE COMPLETE U.S. BEARSVILLE & WARNER BROS. SINGLES / TODD RUNDGREN

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諸々の事情で先日の『THE INDIVIDUALIST』日本公演を見逃してしまったトッド・ラングレン。その悔しさを増幅してくれちゃうのが、来日直前に発売されたこのCD2枚組コンプリート・シングルズだ。元々はレコード・ストア・デイ限定アイテムとして編成された4色のカラー・ヴァナル4枚組を、日本独自にCD2枚にまとめたものである。

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■ KICKS / RICKIE LEE JONES

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どうにも謎なアートワークに包まれた、リッキー・リー・ジョーンズ最新作。40周年目にして5枚目のカヴァー・アルバムだ。つい先日の来日公演は諸事情で見逃してしまったけれど、後から後から「良かったよォ〜」という声が届いて、ちょっぴり後悔。本気で観に行こうと思えば調整可能だったけれど、正直「万象繰り合わせても観たい!」というほどの根性はなかった。もう7〜8年前になるか、やはり来日時に取材を依頼されてたのだが、当日現場まで行ってしばらく待たされた挙句、結局キャンセル。そういうムラっ気のある女性なのは分かっていたので、怒りは湧かなかったものの、緊張していた分ドッと疲れたのは確かで…。その時に観たライヴもちょっとダレ気味で、あまり良い印象はなかった。それを引きずっているつもりはなかったのだが…

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■ HONK / ROLLING STONES

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ゴールデン・ウィーク明けの初日は、午後から深夜までリハーサル・スタジオにお籠り状態。出かける前は、こんなん聴きながら細々とした作業を。流していたのは、前ポストのキース・リチャーズに連なって、ローリング・ストーンズの最新べスト『HONK』から、最近のツアーで収録されたライヴ音源から厳選された未発表ライヴ10曲から成るディスク3である。

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■ TALK IS CHEAP / KEITH RICHARDS

keith richards_talk

平成から令和への橋渡しを含む10日間の超大型連休もこの日限り。自分自身は、仕事のない日がお休みの日なので、連休なんてあってないような、いつでもゴールデンウィークになり得る不安定な暮らしぶりだが、今年は公私ともにパタパタと単発的予定が入り、結局大型連休らしいコトは何もできず。せいぜい家から歩いて3分の天然温泉に行ったくらいかッ …とはいえ明日からいろいろなコトが動くので、今日はコレでちょっと景気づけ。キース・リチャーズが88年に発表した初ソロ・アルバム『TALK IS CHEAP』の30周年リミックス2枚組である。

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■ UNFINISHED BUSINESS / WADDY WACHTEL

waddy wachtel

少し前にご紹介したラス・カンケル同様、ダニー・コーチマー&ザ・イミディエイト・ファミリーの一員として間もなく来日するワディ・ワクテル。去年の来日ではダニー&ファミリーのニュー・アルバムをフィーチャーしていたが、今年の来日はそれがないので、ラスやスティーヴ・ポステルの『WALKING THROUGH THESE BLUES』、そしてこのワディの初ソロ・アルバム『UNFINISHED BUSINESS』を引っ提げての公演になる。

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■ DINO & SEMBELLO

dino & sembello

60年生まれのカナザワよりも少し上の世代の、主にシンガー・ソングライター好きの方々に確固たるファンがいるディノ&センベロ、74年に発表したデュオ唯一のアルバムが韓国 Big Pinkから紙ジャケで初CD化され、国内流通が始まった。AOR世代には、かのマイケル・センベロの兄ジョンが参加したデュオとして知っている人もいるだろう。

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■ AMERICAN ROCK 'N' ROLL / DON FELDER

don felder_american rock

元イーグルスのドン・フェルダー、約7年ぶりにリリースした3枚目のソロ・アルバム。イーグルス脱退後では2作目。離脱時のゴタゴタを見ても分かるように、決してフロントマン向きの人ではなく、脇役で個性を発揮するタイプだが、カントリー・ロックのバンドだったイーグルスを最初に大きくロックへシフトさせて、音楽的キャパシティを大きくしたのは間違いなくフェルダーだった。ただし、それももちろんドン・ヘンリーとグレン・フライの意向あってのコト。それでもバーニー・リードンからジョー・ウォルシュへの橋渡しをサポートした役割は、決して小さくなかった。それでも職人気質のギター弾きだから、再結成後のイーグルスでは自分の立ち位置を見定められなかった。


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■ PAMELA POLLAND・HAVE YOU HEARD THE ONE ABOUT THE GAS STATION ATTENDANT? / PAMELA POLLAND

pamela polland

昨日ポストしたクラシックス IVに続いて、最近の英 Beat Goes On の素晴らしい仕事をもうひとつ。70年代初頭のウエストコースト・シーンやフォーク界隈で伝説的存在となっている女性シンガー:パメラ・ポーランドの未発表2ndアルバムが、世界で初めて陽の目を見た。フォーク・マニアには60年代に組んでいたジェントル・ソウルで知られるパメラだが、より有名なのは、ザ・バーズやリンダ・ロンシュタット、ライ・クーダーのライジング・サンズに彼女の曲が取り上げられたことだろう。それが今回、既発の1st『PAMELA POLLAND』との抱き合わせで、年明け早々にリリースされたのである。

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■ MAGIC DRAGON / HANSON

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第2期ジェフ・ベック・グループ(以下JBG II)みたいな英国産ファンキー・ロックを好きな方は無視厳禁の隠れバンド、ハンソンの紙ジャケ盤が単独リリース。ハンソンといっても、あの<MMMBOP(ンー・バップ)>のアイドル3兄弟、じゃーないゾ。ハンソンは、ジャマイカはキングストン生まれのギタリスト/シンガーであるジュニア・ハンソンを中心とした4人組。彼はジュニア・マーヴィン名で全盛期のボブ・マーリィー&ザ・ウェイラーズに在籍した変わり種で、まぁ、コロコロと名前を変える人でもあった。

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■ LIVE AT THE RAINBOW '78 / FOREIGNER

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最近やたらと目につく隣接権/ハーフ・オフィシャル物のライヴCDや映像作品。元々はオンエア用に録られているケースが多いから、音質や画質はそこそこだったりする。でも中には完全にブート・レヴェルだったりするものもあるそうだし、そもそもアーティストにとっては有難くないシロモノだったりも。もちろんこのフォリナーの映像は正規のモノだけど、古い記録なだけに、思わず音と映像のクオリティが気になってチェックし始めた。ところが気がついたら、70分超、フルで観てしまってたりして…

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■ BRYAN FERRY WORLD TOUR 2019 @ 渋谷Bunkamuraオーチャードホール

bryan ferry 2019

ブライアン・フェリー、ソロとしては02年以来となる日本公演@渋谷Bunkamuraオーチャードホール。しばらく前から「今度ロキシー(ミュージック)が来たら必ず…」と思っていたのだが、夏フェスで来日しても東京公演はなく…。でもロキシーが動いていない現状では、フェリーのソロでもロキシー主要曲を演ってくれるので、ココはとにかく一度ナマを観ておこうとチケットをゲット。

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1,500円+1ドリンク
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