Light Mellow on the web 〜 turntable diary 〜

音楽ライター:金澤寿和の音盤雑感記
This is Music Journalist : Toshi Kanazawa's Blog. Sorry for Japanese only.

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Rock Classic

■ SANTANA・ABRAXAS -Quadraphonic- / SANTANA

santana 1st_quadrasantana abraxas_quadra

目先の締切をほぼクリアし、気持ちに余裕が出たら、相方がアラフェス配信かぶりつきで梃子でも動かない。なので自分も溜まってしまった映像作品を観たり、爆音で聴きたいサラウンドをチェックしたり…。そこで昨日のドゥービー・ブラザーズに続いて、ソニー・ジャパンが8月、10月にリリースしたサンタナのクォアドラフォニック2作『SANTANA』(69年)と『ABRAXAS(天の守護神)』(70年)をピックアップ。こちらは国産だけあって、SA-CDマルチ・ハイブリッド・エディションの7インチ紙ジャケット仕様だ。個人的には、各アルバムからカットされた日本盤シングルのジャケ封入が嬉しいところ。

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■ RUMOURS / FLEEETWOOD MAC

fleetwood mac_rumours

いま全米アルバム・チャートで信じ難いコトが起こっている。フリートウッド・マックの代表作『RUMOURS(噂)』(77年発表)が再びチャート・インし、実に42年ぶりにトップ10入り(第7位)しているのだ。その直前、エディ・ヴァン・ヘイレンの死が大きなトピックになったばかりだが、最もネタにされて再浮上したヴァン・ヘイレン1stアルバムでさえ、30位止まり。それがトップ10に返り咲きというから、どれほどスゴイことかと想像できると思う。

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■ AUTUMN '66 / THE SPENCER DAVIS GROUP

spencer davis group

スティーヴ・ウィンウッドを輩出したスペンサー・デイヴィス・グループのリーダー:スペンサー・デイヴィスが10月19日、肺炎の治療のため入院していた病院で心臓発作を起こして急死。享年81歳だった。人格者だったらしく、近しい友人たちの多くが「とても礼儀正しく、音楽に対して純粋だった」と異口同音に語っている。スティーヴも「彼と知り合ったのは僕が13歳くらいの時。スペンサーは22歳くらいだった。彼は僕の音楽のテイストに影響を与え、プロ・ミュージシャンの道へと導いてくれた。感謝してるよ。ありがとう、スペンサー」と追悼コメントを寄せている。

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■ LIVE AROUND THE WORLD / QUEEN + ADAM LAMBERT

quuen+adam

ローリング・ストーンズ『STILL WHEELS LIVE』、ロジャー・ウォーターズ『US+THEM』、ニック・メイスン『LIVE AT THE ROUNDHOUSE』、そしてチャー『2013 LIVE AT EX-THEATER ROPPONNGI』など、買うだけ買って観る時間が作れない映像作品がドンドン溜まっている。クイーン+アダム・ランバート『LIVE AROUND THE WORLD』もそう。なのでとりあえず画像だけチラ見だけして、まずは音だけ、“ながら” で聴いてみた。

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■ JOSE "CHEPITO" AREAS

chepito new

コレは、待ってました の世界初CD化。初期サンタナの飛び道具と称されたパーカッション奏者ホセ・チェピート・アリアスのワン&オンリー作が復刻された。オリジナル・リリースは74年。全盛期のサンタナ人気に乗じてのリーダー作だったけれど、野生児とも言われた強烈なキャラクターと激しいティンバレスの連打で、リーダー:カルロスやシンガー兼キーボードのグレッグ・ローリーに匹敵する注目度を集めていた。鮮烈なデビューを飾ったウッドストックに於いて一番衝撃的だったのは、カルロスのギターよりも、複数のラテン・パーカッションを奉じたバンドの、圧倒的なリズム・アンサンブルではなかったか?

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■ ONE OF THOSE DAYS / LOUISIANA'S LE ROUX

LeRoux

ル・ルー、もしくはルイジアナ・ル・ルー。TOTOファンであれば、2代目シンガー:ファーギー・フレデリクセンの出身バンドがこのル・ルーだったと気づくはず。更に遡って、このバンドが The LeVee Bandと名乗っていた 70年代中盤、その頃リード・シンガーを勤めたのは、他ならぬボビー・キンボールだった。ルイジアナ・ル・ルー名でのデビューが78年で、ルー・ルーへの改名を挟みつつ、83年までにアルバム5枚。トップ20入りした<Nobody Said It Was Easy(光を求めて)>以外、大したヒットは出てないものの、4曲が全米チャートに入る堅実な成果を残したグループだった。

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■ FLEETWOOD MAC 1969 TO 1974 / FLEETWOOD MAC

fleetwood mac box

ブルース・バンドだった初期フリートウッド・マックの実質的リーダー:ピーター・グリーンが7月末に亡くなったコトもあって、このところ、初時マックの記事をよく見かけていたけれど、実はその前からリリース予定が組まれていたのが、このCDボックス『FLEETWOOD MAC 1969 TO 1974』8枚組である。長いキャリアを誇るだけあって、これまでにも25周年記念の4枚組『THE CHAIN』、50周年記念3枚組『DON'T STOP』といったCDボックスがあったし、複数のオリジナル・アルバムを廉価で抱き合わせた "ORIGINAL ALBUM SERIES" も出ていた。でも今回のは本家ワーナー・グループ企画による本格的オリジナル・アルバム集成。この70年代前半の作品群としては、初めてデジタル・リスマスターが施され、ボーナス曲も各アルバムで合計20曲(追加なしのアルバムもある)。更にボーナス・ディスクとして、74年の貴重なライヴ音源が付いている。

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■ MOTHER OF THE SUN / JEFFERSON STARSHIP

jefferson starship 2020

これはビックリ ジェファーソン・スターシップがまだ生きていた。ニュー・アルバムとしては『JEFFERSON'S TREE OF LIBERTY』から12年ぶり。ジェファーソンの象徴であるポール・カントナーが16年に逝去し、2年後には全盛期を支えたマーティ・ベイリンも後を追うように。看板シンガー:グレイス・スリックも既に音楽シーンから退き…、ということで、66年から続いたジェファーソンの系統も途絶えてしまうと思っていた。そこに突如登場したニュー・アルバム。最初は乱発されるハーフ・オフィシャル物かと勘ぐってしまったけれど、シッカリとリード曲のPVが作られ、しかもかなり出来が良くて再びビックリ。すぐに サブスクでチェックして、フィジカル購入と相成った。

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■ GOATS HEAD SOUP - Super Deluxe Box - / THE ROLLING STONES

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ローリング・ストーンズ『GOATS HEAD SOUP(山羊の頭のスープ)』(73年)のスーパー・デラックス・ボックス、既に我が家にも到着しています。カナザワ的には、アナログ盤はオリジナル日本盤があるので不要。注目度が高い "Brussels Affair – Live 1973" の音源も、"FROM THE VAULT"シリーズの『THE MARQUEE CLUB LIVE IN 1971』に抱き合わせで付属していたので、もう耳にしている。なので目的は、disc 2 の Rarities & Alternative MixesとサラウンドのDVD。

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■ MODESTY FORBITS / GRAHAM GOULDMAN

graham gouldman 020

20年目のディスクガイド『AOR Light Mellow Premium 01』、いよいよ大詰め。いま2度目の著者校正中です。これを早朝までに上げて、その後印刷所に入稿予定。諸々あって遅れましたが、9月中旬〜下旬には店頭に出せるかなァ〜。自分の手を離れたら、当面の仕事をやっつけつつ、早速 続編『Premium 02』の準備にも入らないと。予定では3冊でひと組ですから

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■ PETER GREEN passed away

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朝イチからこの人の訃報がSNSを賑わせている。英ギタリスト:ピーター・グリーンが25日に死去。享年73歳。眠っている間に そのまま息を引き取ったそうだ。枕詞的に語られているのは、フリートウッド・マック創設メンバー、英国が生んだ最も偉大なブルース・ギタリストの一人、等など。確かにそうだ。でもカナザワ的には、正直この騒がれ方には違和感がある。もちろん再評価されるに相応しい伝説的ギタリストだけど、最近は初期フリートウッド・マックの発掘音源リリース以外ではロクに話題になってなかったのに、逝くと突然掌を返したようにコレ…、なんてハスに構えてしまうな。

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■ THE ABSENCE OF PRESENCE / KANSAS

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アメリカン・プログレッシヴ・ハードの雄:カンサスの4年ぶりのニュー・アルバムは、ズバリ傑作。デビューから46年、オリジナル・メンバーはリーダーのフィル・イハート(ds)と眼帯ギタリストのリッチ・ウィリアムスの2人だけなのに、まるで全盛期のような勢いあるサウンドが蘇っている。今の編成になってからはまだ2作目。カナザワが解説を書かせて戴いた2016年の前スタジオ作『THE PRELUDE IMPLICIT(暗黙の序曲』も、よくココまで復活してきたな、と思わせてくれる出来だったけれど、これはそれを軽く凌ぐ出来映えだ。

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■ JAMIE OLDAKER'S MAD DOGS & OKIES

jamie oldaker

訃報です。長きに渡ってエリック・クラプトンを支えたドラマー:ジェイミー・オールデイカーが、16日にオクラホマ州タルサの自宅で死去。近年はガンと闘病していて、家族に看取られて逝ったそうだ。クラプトンの他にも、ボブ・シーガー、ピーター・フランプトン、エース・フレーリー(KISS)、スティーヴン・スティルス、レオン・ラッセル、フレディ・キング、ビージーズらのレコーディングやライヴに参加した。享年68歳。

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■ THE BUOYS

the buoys

今日はAORのルーツ的なバンドをご紹介。しかも、異なる人脈の2組のアーティストの過去を辿っていくと、意外にも接点があったというネタである。ただし音的にはAORからほど遠く、ハード・ポップなアメリカン・ロック or パワー・ポップにサイケな風味を振り撒いたような、ちょっと形容しがたい内容。曲自体は悪くないし、実際ヒットも飛ばしているのに、今イチ捉えどころがなくて、バンドとしては成功しなかった。でも後年の彼らを知ると、あぁ、ナルホドね〜と。ちなみに The Buoys (ザ・ブーイズ)の Buoy とは、港などに浮かんでいる標識=浮標のこと。救命ブイ、なんてのもありますね。

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■ JERRY WILLIAMS

jerry williams 1st

都知事選は現職:小池百合子の圧勝。予想されていたこととはいえ、開票スタート直後に当確が出るほどとは。ウツケン、山本太郎、小野泰輔の3人を足してもダブル・スコア近い大差がある。選挙運動なんてやらなくても、コロナ禍の対応を見せるだけで “やってる感” が出てアピールになるもんな。非常時の現職強し、をつくづく感じるし、投票率の低さにも唖然。ま、埼玉県民のカナザワが何を言っても始まらないが、この冷めた空気感が国政にも反映されないように見守りたい。そんなコトを書いていたら、このジェリー・ウィリアムスが、ウツケンや小野泰輔みたいに思えてきた。要は、実力があっても実直さやマジメなだけでは広く浸透しない、というコトよ…

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■ TURN IT UP TO 10 / THE IMMEDIATE FAMILY

immidiate family

キャリア50年前後のジイさんミューシャン集団に、今更新しいコトなど誰も求めやしない。でもロートルたちの慰みモノみたいなコトを演ったら、「何じゃコリゃ!?」と口を揃えて文句を言う。悪戯に耳が肥えたオヤジのロック・ファンほど、面倒臭い奴らはいないものだ。もちろん自分を含めてネ。そもそもこのアルバムも、もっとユル〜いノリになると思っていた。2018年、19年の来日公演(名義は微妙に違うが)は、確かにみんな元気ハツラツで、年齢を感じさせないパフォーマンスだったけれど、この初のオリジナル・アルバムでの彼らは、何とビックリ 更にパワー・アップしたところを披露している。

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■ CHECK SHIRT WIZARD - Live In '77 / RORY GALLAGHER

rory garagher live 77

伝説のギタリスト:ロリー・ギャラガーが77年に行なった英国ツアーの未発表ライヴ・アルバム『CHECK SHIRT WIZARD - Live In '77』(CD2枚組)を聴いた。ロリーのライヴの素晴らしさは、ロック・ファンには定評のあるところで、『LIVE IN EUROPE』(72年)、『IRISH TOUR '74』、『 STAGE STRUCK』(80年)といった好ライヴ盤を残しているし、ソロになる前、テイスト時代の『LIVE AT THE ISLE OF WIGHT』と『LIVE TASTE』の2枚も実に熱〜い実況盤で、忘れがたい存在になっている。エゴのぶつかり合いになるクリームのステージに比べ、テイストのライヴはケレン味のない直球勝負。それはロリーの人柄そのものだった。

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■ BURNIN' / BOB MARLEY & THE WAILERS

wailers_burnin'

な〜んか執筆でPCに向かっても集中力が上がらないし、身体も倦怠感でダルダル。スッキリ気分転換したいが、爆音でハード・ロックを聴く気分でもなく、そこで手にしたのがボブ・マーリー。直接 意識はしてなかったけれど、自分の中に、全米中で勃発している人種差別抗議デモへの共感が眠っているのだろう。ちょうどボブ・マーリー生誕75周年でもあるそうで、今月末には紙ジャケ盤11作がアンコール再発されるとか。カナザワはひと通り持っているが、手持ちの紙ジャケ/デジタル・リマスター盤シリーズは01年仕様。あぁ、Time flies...

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■ 26 EAST Vol.1 / DENNIS DE YOUNG

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元スティクスのデニス・デ・ヤング、13年ぶりのソロ・アルバム『26 EAST Vol.1』が素晴らしい。タイトルはデニスの出生地であり、スティクスが結成された米イリノイ州シカゴの住所から。当初はデニスの現役ラスト・アルバムとして着手されたらしいが、創作意欲に満ち溢れるあまり1枚に収まりきれず、"Vol.1" としてリリースされたそうだ。そしてそのポジティヴなスタンスが、そのままアルバムの充実に繋がっている。

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■ STEVE PRIEST (SWEET)・ RUPERT HINE passed away

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日本やヨーロッパではコロナの猛威は多少なりとも弱まってきたようだけれど、相変わらず訃報は多い。昨日・今日は、英国から相次いで悲しい知らせが入ってきた。6月4日に亡くなったのは、70年代に<Fox On The Run>や<Action>をヒットさせたハード・ポップ・バンド:スウィートのベース奏者スティーヴ・プリースト。5日に旅立ったのは、カフェ・ジャックスやハワード・ジョーンズ、フィクス、ティナ・ターナーなどのプロデューサーとして知られるルパート・ハイン。共に72歳だった。

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