Light Mellow on the web 〜 turntable diary 〜

音楽ライター:金澤寿和の音盤雑感記
This is Music Journalist : Toshi Kanazawa's Blog. Sorry for Japanese only.

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AOR Light Mellow

■ RENDEZ-VOUS / ERIK TAGG

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エリック・タッグがオランダのみで77年にリリースしていた2nd アルバム『RENDEZ-VOUS』が、発売元を P-Vine【Groove-Diggers】に移して、待望の初紙ジャケット化。目に鮮やかな緑色が眩しく、見開きのゲートフォールドも忠実に再現。これでもっと光沢のある艶やかなコーティング紙を使っていたら完璧だったが、まぁ、贅沢は言うまい。それより今回は、この名盤のライナーを書けたことが、カナザワの一番の喜び。過去のリイシューに入っていたボーナス・トラック4曲も、余すところなくシッカリ収録されている。

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■ FREEDONIA

freedonia

ちょいと温存していたブラン・ニューの隠しネタ、フリードニアをお披露目。もっとも大物が絡んでいるだけに、早耳の人は既に情報を掴んでいるだろうけど。その大物とは、ちょうど年の変わり目に新作『TAKE ME AS I AM』を出し、紙ジャケもリリースされたばかりのクリストファー・クロスだ。このフリードニアは、クリスの地元テキサス州オースティンを地盤とするベテラン・ミュージシャンたちが集まった3管入りの8人組ニュー・グループ。クリスもメンバーとして全面参加し、収録曲全14曲をすべて作・共作(故ロブ・ミューラーと2曲、中核メンバーと思しきエディ・ホビザル [kyd] と4曲)、プロデュースに加え、リリースもクリス自身のレーベルで行なっている。メンバーの名人かはクリスとは旧知の仲と思われ、あくまでバンドを前に立てる意図があったようだ。

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■ COOL SCHOOL – The Music of Michael Franks / LEO SIDRAN

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今年5月、マイケル・フランクスの新作『THE MUSIC IN MY HEAD』リリースにちなんでご紹介した、リオ・シドランのマイケル・フランクス・ソングブック『COOL SCHOOL:The Music of Michael Franks』。こちらにポストしたように内容も充実しているので、国内盤で出せないか?、と動いてみたところ、先行発売していたWarner EU 盤のディストリビュートでは、日本は管轄エリア外。そこでエージェントを通じて話が進み、めでたくP-VINE【Light Mellow Searches】からこの5日に発売された。

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■ WHERE I'VE BEEN / ROB GALBRAITH

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『NASHVILLE DIRT』(70年)の存在により、スワンプ系シンガー・ソングライター愛好家に知られていたロブ・ガルブレイス。その評価軸をブルー・アイド・ソウル〜レア・グルーヴ寄りに移したのは、拙著ディスクガイド『AOR LIght Mellow』に2ndソロ『THROW ME A BONE』(75年)を掲載したのがキッカケだった。この2作目は09年に紙ジャケ仕様で初CD化。その間の04年にロブは自主制作で3rdソロ『TOO LONG AT THE FAIR』を出し、ビル・ラバウンティの名曲<Livin' It Up>をジャジーにカヴァーした。こちらの3作目は日本にはまったく入って来なかったが、2作目の初CD化に合わせて、我が【Light Mellow's Choice】で日本リリースが叶った。

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■ GROOVE-DIGGERS Gives You Light Mellow Searches / Various Artists

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書きたいネタ、書くべきネタが山積みなので、今日はとっととカナザワ監修・選曲の最新コンピレーションが P-Vineの名シリーズ《Groove Diggers》から。タイトルもズバリ、『GROOVE-DIGGERS Gives You Light Mellow Searches』。つまり、これまでにリイシューされた《Groove Diggers》シリーズのアイテムを対象に、ライトメロウなセンスで選曲してちょ というコンピ盤だ。

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■ HOTEL・HALF MOON SILVER / HOTEL

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73年にアラバマ州バーミングハムで結成された6人組、HOTEL。そのまま検索しても絶対にヒットしてこなそうな 極々当たり前のバンド名の連中だが、クリストファー・クロスのデビューより ひと足早くジャケにフラミンゴをあしらっちゃったりして、ちょっと捨て置けない存在。それがビックリ、何と欧リイシュー・レーベル:Rock Candyから、彼らが発表している2作が同時に初CD化された。

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■ NED DOHENY & HAMISH STUART @ Billboard Live Tokyo

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なんとも貴重なライヴ、ネッド・ドヒニー&ヘイミッシュ・スチュアート@Billboard Live Tokyo 2nd Show へ。ネッドは “plays HARD CANDY”と謳った前回ソロ公演から約3年ぶり、ヘイミッシュは自分のバンドを率いて Cotton Club へ出演して以来5年ぶりのジャパン・ツアーとなる。もちろんネッドは最新作『THE DARKNESS BEYOND THE FIRE』を拙監修【Light Mellow Seaches】@ P-Vineでリリースしたばかり。ヘイミッシュは一昨年、スティーヴ・フェローン(ds)やマルコム・ダンカン(sax)といったアヴェレージ・ホワイト・バンド(以下AWB)の残党で組んだプロジェクト:360 Bandでアルバムを出していて、カナザワ的にもAWBのコンピを組んだり(タワーレコード限定)、ヘイミッシュ・バンド『REAL LIVE』の解説を書いたりしているので、両人とも(勝手に)近しいと感じている。

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■ YOUNG GUN SILVER FOX @ Billboard Live Tokyo

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久々にライヴのダブル・ヘッダー。まずは15:30からのルネージャ meets 石井一孝 Special Live vol.2 @ 築地 Blue Mood。ご両人とも個人的に縁深い、というか、そもそも彼らの出会いを演出したのは自分だったのだな。もうカレコレ12〜3年前のコトだけど。直接のライヴ共演は2年ぶり2度目だが、互いのライヴを覗いたりして、双方の理解度はバッチリ。内容も安定のルネージャ・サウンドで、石井のオリジナルをルネージャ風に仕上げていたのが興味深かった。売れっ子ミュージカル俳優である石井とは、来年あたり、一緒に何か仕掛けられるかもしれないので、これから要相談だな。

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■ LE DELTAPLANE / ANDRE SOLOMKO

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最近富に注目度が上がっている北欧AOR。そのニュー・カマー群の先陣を切ったのが、フィンランドから登場したサックス奏者/コンポーザー/プロデューサーのアンドレ・ソロンコだ。約6年前の12年暮れに本邦デビューし、間もなく日本発売される新作で既に3枚目を数える。が残念ながら、日本の専門誌が組む北欧AOR特集には名前が上がってこない。これはその編集方針が、半ばロック/ポップス方向に偏っているため。アンドレがヘンルシンキのアンダーグランド・ジャズ・シーンで活躍し、ジャイルズ・ピーターソンやニコラ・コンテが先導して紹介してきたクラブ・ジャズ方面には、ロクに目が配られていないからだろう。

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■ ANOTHER TIME, ANOTHER PLACE / JENNIFER WARNES

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ジョー・コッカーとのデュエットでヒットした映画主題歌<愛と青春の旅立ち(Up Where We Belong)>、レナード・コーエンのカヴァー集『FAMOUS BLUE RAINCOAT』(86年)で有名な女性シンガー、ジェニファー・ウォーンズ。何と01年作『THE WELL』以来、17年ぶりのニュー・アルバムが出ている。アルバム・タイトルを知って、“まさか今度はブライアン・フェリー?” と思ってしまったが、さすがにそれは早とちり… でも聡明でピュアー、なおかつ何処までも真っ直ぐなイメージのある彼女なら、やりかねないな、なんて思いもあったりして…。

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■ OUT OF THE BLUES / BOZ SCAGGS

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ボズ・スキャッグスの新作『OUT OF THE BLUES』が到着。タイトル通りのブルージーな内容で、ボズ自身 “ルーツ回帰3部作の最終章” 的な発言をしている。未だに “AORの巨匠” 的に扱われる日本の反応はともかく、前2作に当たる13年作『MEMPHIS』、15年作『A FOOL TO CARE』と極めて中身の濃いアルバムが続いていたから、これからのボズは、ずーっとそうしたR&Bと真摯に向き合う作品を創っていくものだと思っていた。なのでこの発言は少々意外。でも、かといって変に肩へ力が入るでもなく、3連作にあっては一番シブい作りかもしれない。

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■ THE COMPLETE COLUMBIA SINGLES 1963-1966 / KENNY RANKIN

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昨年8月にアナログ盤のみでリリースされたケニー・ランキン『COLUMBIA US SINGLES 1963-1966』は、タイトル通り、ケニーが63〜66年に米Columbiaから出したシングル4枚に、当時の奥様イヴォンヌとのデュオ “ケニー&イヴォンヌ” 名義のシングルを追加した全10曲収録の、世界で初めてのコンピレーションだった。そのシングル1枚1枚が結構レアで、全部揃えるとなると大変な労力と資金が必要になるところだが、それが1枚にまとまったので、一部マニアの間で話題騒然となったものである。それこそカナザワも、あるCDショップ主催のトーク・イベントで、【2017年アナログ・リリース/リイシュー】のNo.1に選出したほどだ。

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■ THE DARKNESS BEYOND THE FIRE / NED DOHENY

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8月に予定されている3年ぶりの来日公演を前に、ネッド・ドヒニーの最新スタジオ・アルバム『THE DARKNESS BEYOND THE FIRE』が、ようやく国内盤で一般流通することになった。10年に完成しながら、契約がまとまらず、今まで自主制作に止まっていた不遇の充実作。出回ったのは来日時に本人が持ち込んだ即売分と、追加プレス分が一部輸入CDショップに置かれただけだったので、流通量はかなり少なく、手に入れにくい状態が続いていた。それを今回、我が【Light Mellow Searches】@P-VINEから、遅ればせながら。マイケル・マクドナルド最新作の国内発売もそうだけれど、AOR系音楽ライター/ジャーナリストとして、これでホンの少しだけ肩の荷が下りたような気がしている。

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■ CHRISTOPHER CROSS(+1)

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今月25日に発売されたワーナーミュージック・ジャパン【新・名盤探険隊 紙ジャケ編】 AOR系5作品、最後の1枚をココにご紹介。…といっても、クリストファー・クロス 1st『南から来た男(邦題)』なので、ド定番作品の出し直し。拙解説も前回紙ジャケ盤の流用である。

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■ ANOTHER NIGHT / WILSON BROS.

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この日曜日は、カナザワがコ・プロデュースを務めた今井優子『IT'S MY TIME TO SHINE』のCD発売記念ミニ・コンサート&サイン会で、小田急成城学園前駅コルティ成城へ。お暑い中、たくさんの方にお集り戴き、どうもありがとうございました。その時のレポートは、今井のニュース・ブログ及びオフィシャル・サイトをご覧戴くとして、こちらでは今一度、ワーナーミュージック・ジャパン【新・名盤探険隊 紙ジャケ編】 AOR系5作品からのピックアップに戻って、ウィルソン・ブラザーズのワン&オンリーにして不朽のAOR名盤『ANOTHER NIGHT』(79年)のご紹介を。

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■ Light Mellow 音盤&トーク・ライヴ Vol.13 @武蔵小山 CAFE AGAIN

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金澤寿和 presents Light Mellow 音盤&トーク・ライヴ Vol.13 @武蔵小山カフェ・アゲイン。台風接近の中、開催を危ぶむ声もありましたが、何とか東京直撃を免れたので予定通り開催。さすがにお客様の数は少なめでしたが、熱心な方々にお集まりいただきました。終わる頃には風雨も収まってきたようで。足をお運び戴いた皆さん、どうもありがとうございました。

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■ HEATACHE / LESLIE SMITH

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引き続きのワーナーミュージック・ジャパン【新・名盤探険隊 紙ジャケ編】 AOR系5作品からのピックアップは、売り切れで高値を呼んでいたレスリー・スミス『HEARTACHE』、2度目のCD化。前回はヴィヴィド・サウンド【Light Mellow's Choice】からだったが、今回はその原盤供給先であった本家ワーナーから。なので仕様はほぼ同じで、国内盤/US盤両方のアートワークをあしらった紙ジャケで。解説も前回の拙ライナーを加筆修正しています。

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■ MICHAEL SEMBELLO

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カナザワがいろいろ絡んでいるワーナーミュージック・ジャパン【新・名盤探険隊 紙ジャケ編】 AOR系5作品から2枚目のピックアップは、マイケル・センベロが83年に発表した衝撃的デビュー作『BOSSA NOVA HOTEL(邦題:マニアック)』の初・紙ジャケット化。一部には、“ふんどしジャケ” として有名(?)です。

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■ THERFU / TURLEY RICHARDS

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明日発売のワーナーミュージック・ジャパン【新・名盤探険隊 紙ジャケ編】 AOR系5作品、候補出しからボーナス曲、おおよその解説執筆(Wilson Bros.解説を除く)まで、実質監修しました。フィジカルに厳しいこのご時世、メーカーの方針によって廉価盤で大量復刻に向かう所、数を絞り込んで内容を濃くしていく所とアクションは違うけれど、そもそもAORに理解が薄いトコロもある中、まずはパッケージで出してくれるだけで御の字。再発の火を絶やさないためにも、リスナーの皆さんの応援は不可欠です。

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■ LUCKY DOG / CLIF MAGNESS

clif magness

AORとかメロディック・ロックとか、産業ロックとかメロディアス・ハードとか…。まぁ、呼び名なんてどうでもイイと宣いつつ、正直 自分の中ではコミットできるモノと出来ないモノがある。産業ロックとは皮肉を込めた名称だけれど、本当に売ろうと思って売れるモノを作るのはメチャクチャ困難。それでいて当時売れていたその筋のバンド、たとえばジャーニー、ボストン、フォリナー、スティクス、REOスピードワゴン、ナイト・レンジャー…等などは、全世界に通用するメロディを有しながら、どのグループもチャンと個性を確立させていた。

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エリック・タッグ2nd 初紙ジャケ化
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監修・解説
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 カナザワ監修シリーズ
 from P-VINE Records

WORKS(解説)
ワーナージャパン AOR
ワーナー新 名盤探検隊
紙ジャケ AOR編

●クリストファー・クロス
 ボーナス1曲
 カナザワ解説再掲載
●ウィルソン・ブラザーズ
 ボーナス1曲
  ●マイケル・センベロ
 カナザワ新規解説
●レスリー・スミス
カナザワ解説加筆修正
●ターリー・リチャーズ
カナザワ新規解説
Produce
◆ 今井優子 ◆
30周年記念ミニアルバム

角松敏生参加。
詳細はコチラから。


◆Sparkling☆Cherry
待望の第2作。

杉真理,濱田金吾参加。
詳細はコチラから。
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  カナザワ監修シリーズ
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