Light Mellow on the web 〜 turntable diary 〜

音楽ライター:金澤寿和の音盤雑感記
This is Music Journalist : Toshi Kanazawa's Blog. Sorry for Japanese only.

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AOR Light Mellow

■ HE SANG SHE SANG / MARC JORDAN & AMY SKY

marc jordan_amy sky

AOR名盤『MANNEQUIN』や『BLUE DESERT』でお馴染み、ロッド・スチュワートやダイアナ・ロス、シカゴ、ボニー・レイット、マンハッタン・トランスファーや竹内まりやにも楽曲提供しているカナダ人シンガー・ソングライター:マーク・ジョーダンと、その奥様でやはりシンガー・ソングライターとして活躍しているエイミー・スカイの夫婦が、結婚34年にして初のデュオ・アルバムを発表した。エイミーは日本ではあまり知られていないが、やはりダイアナ・ロスやハート、メリサ・マンチェスター、アン・マレーなどに幅広く曲を書いていて。とりわけオリヴィア・ニュートン・ジョンの信頼が厚く、2016年にオリヴィア、ベス・ニールセン・チャンプマンの3人による共演アルバム『LIV ON』を出している。96年からソロ・アルバムをリリースしていて、その数すでに10枚近く。プロデューサー、演劇、TV司会者としてのキャリアもある才媛なのだ。

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■ ジェフ・ポーカロ『イッツ・アバウト・タイム』について寄稿しました

jeff pocaro book

以前、発行直後のコチラのポストでご紹介したジェフ・ポーカロの伝記本『IT'S ABOUT TIME(イッツ・アバウト・タイム)』。発行元であるDU BOOKS の note で、その本の威力について寄稿させて戴きました。

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■ LIVE '77 / MELISSA MANCHESTER

melissa manchester live77

最近、凄まじいまでのハーフ・オフィシャル・ライヴ音源ラッシュで、正直ゲンナリしているけれど、これは完全オフィシャルのフル発掘ライヴ音源。メリサ・マンチェスターが1977年10月30日、フロリダ州ゲインズヴィルのグレート・サザン・ミュージック・ホールで繰り広げたショウを、CD2枚組21曲、たっぷり約100分のヴォリュームで完全収録している。公式盤だから音質もバッチリ、しかもあまり大きくないホール公演なのか、オーディエンスの反応が生々しくて臨場感がスゴイ。如何にも古き良き時代のライヴ・アルバム、といった印象なのだ。

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■ PRITZEL LOGIC / STEELY DAN

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2年ぶりにコロナ規制のないゴールデン・ウィークということで、行楽地や高速道はどこも人やクルマでいっぱい。でも自分には締切仕事がいっぱいで、せめてもと映画へ行くのが精一杯。…なんてシャレている場合でもなく、GW中に片付けるつもりだった家の仕事は手付かずで、気分も少々荒れ気味で、久々にスティーリー・ダン『PRITZEL LOGIC』。74年の3作目で、当時の邦題はなんのこっちゃの『さわやか革命』。でも単に憂さ晴らしで聴いてたワケじゃなく、コレも仕事の延長。書きモノの都合で、ジェフ・ポーカロについて、いろいろ考察しているワケです。何と言っても『PRITZEL LOGIC』はジェフのダンでの初仕事であり、ここから彼の名声が大きく羽ばたいていった、と言えるのだから。

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■ TO BE COOL ~ The Rehearsal Sessions ~ / KOKOMO

kokomo_to be cool

ディスクガイド『AOR Light Mellow Premium 01』にも掲載している、英ホワイト・ファンク〜ソウル系パブ・ロックの草分けバンドのひとつ、ココモ。デビュー作『KOKOMO(邦題:ファンキー・マシーン★ココモ1号)』は75年初頭のリリースだったが、ここに紹介する『TO BE COOL』は、その前年のライヴ・リハーサル、デモ音源を中心としたCD2枚組だ。近年はラジオ音源を元にしたライヴ盤や流出デモ音源から成るハーフ・オフィシャル/セミ・ブートレグが横行しているが、これは歴としたバンド公認のオフィシャル盤。実はココモ、2014年にデビュー時メンバー10人中8人で再結成され、その後も断続的に活動を継続。現在は現役6人と新メンバー4人のラインアップで、この6月にもロンドンでギグを予定している。

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■ THE LOST TAPES VOL.2 / VALERIE CARTER

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ウエストコースト・ミュージック・シーンのマスコット的存在だったヴァレリー・カーターが急逝して、早5年。約1年後には未発表レア音源集『THE LOST TAPES』が組まれ、かなりの評判を呼んだが、しばし時を経て、その第2集『THE LOST TAPES VOL.2』が出た。プロデュースおよび監修は、ヴァレリーの旧友で元ルームメイト、そしてミュージシャンのキャリアもあるキャシー・クラッシュ。前作と異なるのは、初出の未発表音源だけでなく、ヴァレリーがゲスト参加した外部アーティストの既発音源もいくつか含まれていることだ。

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■ HELLO STRANGER / ZACHARY CRAWFORD

zachary crawford

少し前にご紹介した Light Mellow Searches シリーズ7周年記念『Light Mellow JEWELRY COVERS』、発売になりました。将来性豊かな若手アーティストや、今またスポットを当てたいベテラン勢による、珠玉のAORカヴァー集。まだチェックされてない方は、こちらのポストをご覧いただくとして、今日は同じLight Mellow Searchesから、来週 日本リリースされるニュー・アクトを。

オランダの人気AORユニット:マーティン&ガープ、
その進化系ドーン・パトロールで活躍するフィル・マーティンが手掛けた
  アイルランド出身のシンガー・ソングライター、ザカリー・クロフォード。
2020年からデジタル・リリースでオリジナル楽曲を出していた彼の、
                  満を辞してのファースト・アルバム。
マイルドな歌声と確かなサウンドメイクに包まれた、
  大人のインテリジェンスを感じさせるハーフ・ビターなジェントル・ポップ。
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■ Light Mellow JEWELRY COVERS / Various Artists

jewelry covers

Light Mellow Searches シリーズ7周年記念!

今まで紹介してきたAOR作品群から
  宝石のようなカヴァー曲だけを厳選。
カヴァーが流行っている今だからこそ、
     安易なリメイクとは差がつくチョイス。
往年の名曲たちに新しい息吹きを。

★監修・選曲・解説:金澤寿和

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■ BRING ON THE GOOD TIMES / DAWN PATROL

dawn patrol

好感度120%!
オランダのAORユニット:マーティン&ガープが
進化する形でスタートした5人組、ドーン・パトロールのデビュー・アルバム。
スティーリー・ダンへのリスペクトを示しながらも、
欧州のグループらしい思慮深さやヨット・ロック世代らしいムードを持ったサウンドが
サイコーです。


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■ BEFORE AFTER / DARYL HALL

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ダリル・ホールの2枚組ベスト・アルバム『BEFORE AFTER』を、今週末4月1日(金)の世界同時発売に先駆けてご紹介。顧みればダリルは、ホール&オーツの活動休止の時期や節目のタイミングで5枚のソロ作を出している。時間の幅は約35年。そこからダリル自身が選曲し、当人が“LFDH”と呼ぶライヴ映像プロジェクト『LIVE FROM DARYL'S HOUSE』から音源を追加したのがコレだ。ただ、このライヴ音源のいくつかがベスト・セクションの合間に散りばめられているので、「??」と思っていたら、その曲順を決めたのもダリル本人だという。

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■ BRAVE NEW WORLD・WISDOM AND MADNESS / GIG

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AORトリオのGIGことグッドラム・イニス・ガイチが、日本未発だった1stアルバム『BRAVE NEW WORLD』(18年)と最新の2ndアルバム『WISDOM AND MADNESS』の同時リリースで、拙監修【Light Mellow Searches】from P-VINE より本邦初登場。『BRAVE NEW WORLD』は元々、名画『2001年宇宙の旅』に登場するスター・チャイルドを髣髴とさせる新人類的アートワークで目を引いたが、今回はランディ・グッドラムの意向により、日本で新たに制作した新装ジャケに変更され、2枚で対になるようなイメージ戦略がとられた。

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■ JEFF PORCARO - IT'S ABOUT TIME(書籍)

jeff pocaro book

僕の友、ジェフが恋しい。
あのソウルフルな、弾けるスタイルが恋しい。
          -- ドナルド・フェイゲン --

彼はどんなミュージシャンにも、どんな曲にも、
さらに優れたサウンドを加えてくれた。
そんなことができたのは、何よりも彼が誠実で広い心を持っていたからこそだ。
          -- ヴィニー・カリウタ --

僕にとってジェフのプレイは、
まさしく彼の内側にいる人間そのものだった。
          -- ジム・ケルトナー --


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■ SOUL LETTERS / OLE BORUD

ole borud_soul letters

全AORフリーク待望、オーレ・ブールドの第5作『SOUL LETTERS』の国内盤リリースが、いよいよ来週23日に迫ってきた。SNSではデジタル・リリース日だった11日に向けて、オーレ自身がカウントダウンさながらに収録曲を1曲づつコメント付きでアップ。それは日本でも見られたものの、11日からのデジタル・リリースはエリア縛りで日本からは聴けず、来週までお預け状態になっているようだ。当ブログでは1ヶ月前に音源到着の速報をアップしたが、その後オーレにメール取材を行なって、無事にライナー入稿。カナザワの手元には、既に商品サンプルが届いている。ウホホ〜

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■ HEROES & LEGENDS / TJ GEORGE

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オハイオを拠点に活動する実力派シンガー・ソングライター、TJ ジョージの日本デビューが遂に、我が【Light Mellow Searches】on P-VIneから。2010年からサブスク中心にアルバム3枚以上の音源を発表し、先物買いの音楽ファンの評判に。このアルバムでは豪華ゲスト・シンガーを招き、ビル・チャンプリンが歌うファンキー・ナンバー、ビル・メドレー(ライチャス・ブラザーズ)が歌うソウルフルなミッド・チューン、そしてリチャード・ペイジ(ペイジス〜Mr.ミスター)が2曲提供し、彼自身と娘エイジャがヴォーカルを取る。バックにはトリス・インボーデン (ds)、マーク・マクミラン (kyd)、マイケル・パウロ (sax)、レニー・カストロ (perc) らが参加。何ともインテリジェンス溢れる、オトナな作品が完成した。

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■ Bass Player SCOTT EDWARDS passed away

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2日連続の訃報。今度は知る人ぞ知る職人ミュージシャン、ベース・プレイヤーのスコット・エドワーズが逝ってしまった。スティーヴィー・ワンダーのバック・バンド:ワンダーラヴの同僚だったレイ・パーカーJr.がSNSに書き込んだもので、11日には亡くなっていたと思われる。おそらく70歳前後で、死因は明らかになっていない。


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■ I'M IN LOVE AGAIN / BRANDON BARNES

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新作・旧作を問わず、注目すべきAOR作品/アーティストや隠れた傑作に光を当ててきた拙監修シリーズ【Light Mellow Seaches】from P-VINEも、今年で早7年目を迎えた。ちょうどこれまでにリリースしてきたアイテムをザッと振り返る機会があって、ちょっと拾い聴きしたり、時に懐かしんだり…。作品によってAOR度はマチマチだけれど、作品クオリティに関しては、どれも一定ラインはシッカリとクリアしている、そう自負できるラインアップだ。そんな中、「あぁ、コレはもっと売ってあげたかったなぁ…」「内容の割にはリスナーの皆さんに届かなかったなぁ…」と、少し悲しい気持ちにさせられるアイテムがある。その筆頭が約4年前、2017年10月にリリースしたブランドン・バーンズの1stソロ・アルバム『I'M IN LOVE AGAIN』だ。

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■ DONNY GERRARD of SKYLARK passed away

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訃報。デヴィッド・フォスターの華々しいキャリアの出発点となったカナダのバンド:スカイラークのシンガーだったドニー・ジェラルドが、現地時間の2月3日、自宅で家族に看取られながら旅立った。ガンで闘病していたという。享年75歳。

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■ LEMURIA

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カラパナのオリジナル・メンバーだったカーク・トンプソン(kyd)が主導し、自身のレーベルHeavenから78年にデビューさせた大所帯プロジェクト、レムリア。94年に輸入CDで再発されて以降、日本でもCD/アナログで何度か復刻されているが、その決定版となるであろうコンプリート・ヴァージョンが登場。CDはカナザワの解説付きで、来週9日に発売。アナログは全曲収録のLP2枚組で、ちょい先の5月に発売される(解説ナシ)。個人的には、ドリームズヴィル・レーベルでリイシューされた01年盤以来のライナー執筆。アルバム1枚で消えただけに、プロジェクトに関しては新たに書き加えるコトなどないものの、ハワイアン・コンテンポラリーを取り巻く状況は大きく変わっているので、その辺りに触れつつ。20年ぶりというコトで、リライトというよりは新規書き下ろし。サスガにちょっとした感慨があります。

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■ LOVE, GLORY, HONOR & HEART:The Complete Full Moon & Warner Bros. Recordings 1981-1992 / PETER CETERA

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半年以上もリリースが遅れたピーター・セテラの英国編集アンソロジー6枚組『LOVE, GLORY, HONOR & HEART:THE COMPLETE FULL MOON & WARNER BROS. RECORDINGS 1981-1992』がようやく。輸入盤は既に入荷し、拙ライナー入りの輸入国内仕様盤が2月2日の発売予定になっている。延び延びになっていた原因がボーナス・トラックの取り扱いにあったのか、収録予定曲が少しだけ減っての商品化。お陰で当初のスケジュールで昨年5月に執筆を終えていたライナーに、軽く手を加えるハメになった。

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■ JON LIND passed away

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ロニー・スペクターが12日に亡くなったばかりだが、アメリカン・ポップス史に残る名シンガーだと知りつつ、個人的な思い入れが薄いので、追悼記事は一家言持つ方々にお任せすることにした。でもこうした自分の嗜好に絡むポップ職人の訃報には、触れずにはいられない。元フィフス・アヴェニュー・バンドで、アース・ウインド&ファイアーやマドンナ、ヴァネッサ・ウィリアムスなどにヒットを提供したジョン・リンド(Jonathan G. Lind)が、15日に亡くなった。2年の間、癌と闘病を続けていたという。享年73歳。

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● Light Mellow Searches 7周年を記念した珠玉のAOR Cover集●



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