Light Mellow on the web 〜 turntable diary 〜

音楽ライター:金澤寿和の音盤雑感記
This is Music Journalist : Toshi Kanazawa's Blog. Sorry for Japanese only.

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AOR Light Mellow

■ 環七AOR vol.50@三軒茶屋Smell Bar

環七AOR
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記念すべき50回目の開催となった環七AOR@三軒茶屋Smell Ba のゲスト出演、無事に終了しました。いろいろ仕込んでいる時間がなく、出掛ける間際にサササッとアナログ盤を見繕って持参。なので、最近チェックしたもの、例えば鋭意進行中の『AOR Light Mellow Premium Vol.3』に掲載予定のCCMやハワイ物のネタとか、リリースが間近のアーティストとかが多めのラインナップになりました。
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■ STEVE EATON

steve eaton

若き日をビル・ラバウンティのバンドメイトとして過ごし、
カーペンターズやアート・ガーファンクルに
楽曲提供して注目されたスティーヴ・イートン。
フォーキーなソロ・デビューから一転、
洗練された都会派ブルー・アイド・ソウルをパッケージしたソロ第2作が、
23年ぶりにCDで復活。新規ボーナス・トラック追加。


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■ French AOR musician JEROME BEURET of Night Shift & Louis Lake, passed away

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フランスのアーバン・ポップ・クリエイター:ジェローム・ブーレが、6月15日頃までに亡くなっていたらしい。誰それ?、という方が多いだろうけど、欧州や北欧発信の新世代AORに詳しい方なら、記憶の片隅に残っているかも。彼は、ガイスターのガエル・ベンヤミンが組んだ別働ユニット:ナイト・シフトの相方。同時に、我が【Light Mellow Searches】から2016年にアルバムを紹介した、ルイス・レイクというユニットの首謀者でもあった。享年49歳。

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■ CITY NIGHT+2・TOGETHER AGAIN・BAD CITY BOYS +1 / TIERRA

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引き続きウルトラヴァイヴ【ボードウォーク・レコード・オリジナル・マスター・コレクション】Light Mellowセレクション5作品から、ティエラの3作『CITY NIGHT』(79年)、『TOGETHER AGAIN』(81年)、『BAD CITY BOYS』(82年)をまとめてご紹介。彼らはL.A.でもメキシコ系移民の多い東部バリオ地区を拠点に活動していた大型バンドで、サンタナやマロに次ぐチカーノ・ロックの人気グループとして名を馳せた。絶頂期には、ラテン・ロックにディスコやシティ・ソウル・テイストを取り込んで活躍。それが彼らのボードウォーク期の特徴だった。

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■ CHRIS CHRISTIAN

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昨日に続き、ウルトラヴァイヴ【ボードウォーク・レコード・オリジナル・マスター・コレクション】の拙監修・解説:Light Mellowセレクション5作品から、クリス・クリスチャン『CHRIS CHRISTIAN(出逢い)』。AOR好きには定番であるクリスのデビュー作だけれど、彼はこれ以前にコットン・ロイド&クリスチャンでアルバム2枚を発表。その解散後は、CCM(Contemporary Christian Music)シーンでソロ活動を始め、数枚のポップ・ゴスペル作を出している。その経験を踏まえてのネクスト・ステップが、セキュラー・シーンでのソロ・デビュー。それで新興ボードウォークと契約し、このアルバムを制作した。そしてほぼ同時期に、自分のゴスペル・レーベル Home Sweet Homeを立ち上げ、こちらではプレイング・マネージャーとして、ソロ活動とプロデュース・ワークを併行させていく。

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■ ON THE HEELS OF LOVE +2 / ROGER VOUDOURIS

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来たる6月21日にウルトラヴァイヴが発信する【ボードウォーク・レコード・オリジナル・マスター・コレクション】。その第1弾5タイトルを、 Light Mellowセレクションとして私メが監修・解説を担当させて戴いている。ボードウォークはドナ・サマーやキッスを育てたカサブランカ・レコードのオーナー:ニール・ボガートが、カサブランカ売却後の1980年に新たに設立したレコード会社。ナイト・レンジャーやジョーン・ジェット&ザ・ブラックハーツらをデビューさせ、リンゴ・スターやビーチ・ボーイズのマイク・ラヴ、カーティス・メイフィールドにオハイオ・プレイヤーズなどのキャリア組とも契約したが、肝心要のボガートが82年に急死。急速に勢いを失って短期でクローズした悲運のレーベルだ。

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■ BRIDGES / STEVE LUKATHER

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“ソロとTOTOとの架け橋(Bridges)”とされるスティーヴ・ルカサーのブラン・ニュー・ソロ作、その名も『BRIDGES』のリリースが、いよいよ来週に迫ってきた。「曲の大半をジョセフ・ウィリアムズ、デヴィッド・ペイチ、そして俺自身で書き、TOTOの昔の仲間を呼んで演奏してもらい、ランディ・グッドラムやスタン・リンチといった共同作曲家たちによって、そのすべてが一つになった」(スティーヴ・ルカサー)と意気込む。

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■ OLE BORUD @ COTTON CLUB day-3

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再びオーレ・ブールード・ウィークに戻って、2023年ジャパン・ツアー3日目最終日の2nd Show、つまり6公演最後のステージに参加した。中日は土曜ということもあってチケット予約が一番入っていたそうだが、今回はラストなので、ほぼフルハウス状態。否応にも期待が高まる。

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■ OLE BORUD @ COTTON CLUB day-1

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北欧AORの雄オーレ・ブールード、3年ぶり5回目の来日公演の幕が切って落とされた。幸運にも1st / 2nd に通しで参加。1st開演前に差し入れを持ってバックステージを覗いたところ、オーレは弦を張り替えながらリラックス・ムード。サウンドチェックも問題ナシで、メンバーたちも笑顔で迎えてくれた。(以下ネタバレあり)

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■ OLE BORUD Japan Tour いよいよ!

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今週末は丸の内コットン・クラブでオーレ・ブールド3days。一行は31日に来日し、1日が唯一のオフ。渋谷や原宿、秋葉原あたりをハングアウトし、夜はプライヴェートなウェルカム・パーティーに合流した。和食系居酒屋でディナー&軽呑みし、そのままホテルのラウンジで語り合い、意気揚々と引き上げていった。

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■ THE LOVE GOES ON / MICHAEL THOMPSON BAND feat. MOON CALHOUN

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2010年代初頭までデヴィッド・フォスターのお抱えギタリストを務めていたL.A.の敏腕セッション・ギタリスト:マイケル・トンプソンのリーダー・バンド、マイケル・トンプソン・バンド(MTB)のニュー・アルバム。ソロ・アルバムを出したり、プロジェクト的グループでのリリースもあるが、ここ数年はイタリアのFrontierのサポートで、MTBを母船のようにしている模様。アルバムとしては2020年の『HIGH TIMES - LIVE IN ITALY』、スタジオ作品としては2019年『LOVE & BEYOND』以来4年ぶりになる。

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■ BEHIND THE LENS / PAUL YOUNG

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ホール&オーツのカヴァー・ヒット<Every Time You Go Away>で有名な英国のブルー・アイド・ソウル・シンガー、ポール・ヤング。2016年に出した60〜70年代のソウル/R&Bカヴァー集『GOOD THING』以来、7年ぶりの新録アルバム。でも書き下ろしの新曲中心に構成したオリジナル・アルバムというと、06年作『ROCK SWINGS』を通り越して、その約10年前、97年に出した『PAUL YOUNG』にまで遡らなければならない。つまり、何とビックリ 四半世紀ぶりの純オリジナル・アルバムになる。でもコレが味わい深くて、なかなかイイのよ。

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■ OLE BORUD 来日公演迫る!

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近年のAORシーンを牽引している感のあるオーレ・ブールド、4度目となる待望の来日公演が、いよいよ来週末に迫ってきた。日程を確認しておこう。

6月2日(金) / 3日(土)/4日(日)@丸の内コットンクラブ
■ 6.2 fri.
[1st.show] open 5:00pm / start 6:00pm
[2nd.show] open 7:30pm / start 8:30pm
■ 6.3 sat., 6.4 sun.
[1st.show] open 3:00pm / start 4:00pm
[2nd.show] open 5:30pm / start 6:30pm

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■ SPATS ・ CHEESE

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ウルトラヴァイヴによる【T.K.レコード・スペシャルプライス・セール】が5月17日からスタート。マイアミ・ソウルの爆心地となったT.K.だから、自ずとソウル〜R&B系が中心になるが、そこは太陽が燦々と降り注ぎ、カリブの風がそよぐ北米きってのリゾート地。そこでハヤる音楽も、自ずと人種やジャンルがクロスオーヴァーしたトロピカル・グルーヴ満載になる。K.C.&ザ・サンシャイン・バンドやフォクシーといったブルー・アイド・ソウル系グループが活躍し、ボビー・コールドウェルの本格デビューを進めたレーベルとしても有名だ。その廉価再発アイテムの中から、当ブログ的にオススメ・アイテムをまず2枚。

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■ WATCH FOR FALLENROCK / FALLENROCK

fallenrock

クルマの運転席をあしらったレコードというと、AOR系のファンなら真っ先にビル・ラバウンティ、ちょっとマニアックなところでフランキー&ザ・ノックアウツ、ジェイムス・リー・スタンリーとかを思い浮かべると思う。でも、このフォールンロックが浮かぶ人なんて、果たしているのかな? ただマイナーでも内容は悪くなくて、アルバムもシッカリとオールマン・ブラザーズなどで知られるキャプリコーンから出ている。しかもレーベル・イメージほどサザン・ロックはしてなくて、印象的にはカントリー寄りのウエストコースト・ロック。なるほど本拠地はナッシュヴィルだそうで。例えば、初期ドゥービー・ブラザーズから穏やかで地味めのナンバーだけを集めたような…、というのが近いかな。もちろん雰囲気は初期のビル・バラウンティにも…。

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■ ANTICIPATED HITS / FAN FICTION

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ステイト・カウズやPage 99、マイルズを超越する衝撃がここに! 
突如L.A.から現れたマーク・サムソン(vo)とジェフ・ハニーカット(kyd)によるAORデュオ、2021年発表の1stアルバムを日本発売。
ペイジス、マクサス、TOTO、スティーリー・ダン好きならマスト!!


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■ WAITING FOR THE SUN TO RISE / MARC JORDAN

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日本では『MANEQUINN』や『BLUE DESERT』の人気から、AORアクトとして知られているマーク・ジョーダン。でも世界的な評価は、ダイアナ・ロスやシカゴ、マンハッタン・トランスファー、ベット・ミドラー、オリヴィア・ニュートン・ジョン、ジョシュ・グローバン、シェールらに広く楽曲提供しているカナダ人シンガー・ソングライター、というものだろう。 とりわけロッド・スチュワートに書いた<Rhythm Of My Heart>は、91年に全米トップ5ヒットに。思慮深い歌詞が高く評価され、彼の代名詞的存在になっている。そんなマークから、意外に早くニュー・アルバム『WAITING FOR THE SUN TO RISE』が届けられた。

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■ CARRIE / CHAMPLIN WILLIAMS FRIESTEDT

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CWFことチャンプリン・ウィリアムス・フリーステットの最新EPのリリースが、連休明けの10日に迫ってきた。80年代ウエストコースト・サウンドに愛情を注ぐ北欧スウェーデンのギタリスト/プロデューサー:ピーター・フリーステットを中心に、シカゴでも活躍したAORのレジェンド・シンガー:ビル・チャンプリン、そしてTOTOの3代目シンガーとして活躍するジョセフ・ウィリアムスが結成したスーパー・プロジェクト。今までに『CWF』(15年)、『CWF2』(20年)とフル・アルバム2枚を出しているが、それ以前からピーターのリーダー・プロジェクト: L.A.Project としてのリリースや、ウィリアムス=フリーステットという双頭ユニットのアルバムがあり、その進化系として現在のCWFがある。

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■ Legendary Drummer in L.A. RALPH HUMPHREY passed away

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L.A.のセッション・ドラマーで、ドラム講師としてもたくさんの後進を育てたラルフ・ハンフリーが、長きに渡るガンとの闘病の末、23日に亡くなっていたことが分かった。享年78歳。TOTOのポーカロ兄弟の父ジョー・ポーカロと共に、ハリウッドにあるミュージシャンズ・インスティテュートを設立し、80 年から96 年までドラム部門の学部長を務めた人物。ロス・アンジェルス・カレッジ・オブ・ミュージックでも講師を務めた。日本のトップ・ドラマー沼澤尚の恩師でもある。

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■ FAREWELL TOUR / THE DOOBIE BROTHERS

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日本中のエルダー・ロック・ファンを興奮させているドゥービー・ブラザーズの50周年ツアーも、残すところ大阪と広島の3公演のみ。前回来日にはなかったこの盛り上がりは、やっぱりマイケル・マクドナルドが同行して、オールタイム・ヒッツを網羅しているからに相違ない。武道館公演のレポートはコチラを参照いただくとして、今回は来日に合わせてリイシューされた紙ジャケット〜MQA-CD/UHQCDコレクションから、82年9月のフェアウェル・ツアー最終日のライヴ盤(発表は83年)『FAREWELL TOUR』を。

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