Light Mellow on the web 〜 turntable diary 〜

音楽ライター:金澤寿和の音盤雑感記
This is Music Journalist : Toshi Kanazawa's Blog. Sorry for Japanese only.

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Pops

■ JIM WEATHERLY passed way

jim weatherly

ミシシッピ出身のカントリー系シンガー・ソングライター:ジム・ウェザリーが、3日夜、テネシー州ブレントウッドの自宅で亡くなった。享年77歳。死因は明らかにされていない。ブルースやR&B、ゴスペルが盛んな地で育ち、エルビス・プレスリーやロカビリー・ミュージックに触発されて13歳で曲作りを開始。ミシシッピ大学ではフットボール・チームでクォーターバックとして活躍して全米選手権に出場する傍ら、バンドのヴォーカル&ギタリストとしてステージにも立っていた。大学卒業後は、あまり背が高くなかったことからプロ・フットボール選手の道を断念。68年にヴァーヴからThe Gordian Knotなるバンドでデビューしたものの、成功の糸口は掴めずソングライターに転身している。

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■ GREENFIELDS - THE GIBB BROTHERS' SONGBOOK VOL.1 / BARRY GIBB & FRIENDS

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ビー・ジーズ最後の生き残りであるバリー・ギブが、名だたる大物シンガーたちとのコラボレイトで創り上げた、超極上のセルフ・カヴァー・アルバムが届いた。こう言葉にしてしまうと、些か陳腐になってしまうと感じるほど、バリーや仲間たちの深い想いと鎮魂がこの一枚に宿っている。なるべくストリーミングなんかじゃなく、CDあるいはヴァイナルで、グラスを傾けながらジックリ浸ってほしい作品だ(国内盤ボーナスあり)。

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■ PHIL SPECTOR passed away

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今日はコレしかないよね。朝一番で飛び込んできたフィル・スペクターの訃報。おそらく現代ポップス史上、最も大きな影響力があった音楽プロデューサーだろう。その独自の音作りは “ウォール・オブ・サウンド” と呼ばれ、60年代〜70年代初頭のシーンを席巻した。数々の奇行で知られるが、03年に女優を銃で撃ち殺し、第2級殺人罪で有罪に。禁固19年の判決を受け、カリフォルニア州立刑務所の薬物中毒治療施設に収監されていた。その獄中施設で新型コロナウイルスに感染。この16日に、新型コロナによる合併症で亡くなったという。享年81歳。

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■ NIGHT TIME SHADOWS / KALIMA

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ポスト・パンク世代のUKグループ、カリマの86年1st『NIGHT TIME SHADOWS』が紙ジャケ・リイシュー。併せてカリマの2nd、前身であるスワンプ・チルドレン『SO WHAT』も同時復刻され、少し遅れて年明けには、カリマの3rd『FEELING FINE』がライナップに加わる。そう、ちょっとしたカリマ祭り。彼らに対してはそれほど深い思い入れはないものの、この『NIGHT TIME SHADOWS』は当時カセットに録音して、チョクチョク聴いていた覚えがある。だから懐かしいんだけど、いま聴いたって古くはないのだな、コレが。

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■ McCARTNEY III / PAUL McCARTNEY

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ブックレットの表4=裏表紙、真っ白い四角の中にたったひと言、"MADE IN ROCKDOWN" とある。これが今回のテーマ。6月から予定していた欧州ツアーが中止になり、ニューヨークで仕事をしている今の奥様ナンシーとも会うこと叶わず、娘メアリー家が住むイースト・サセックスの自分の農場へ。そのタイミングでロックダウンが掛かったため、そこで娘一家と暮らしながら、車で20分ほどのプライヴェート・スタジオに通い始め、気ままにレコーディングを始めたという。それこそ最初は、スマホに録り溜めていた楽曲アイディアを形にしようとしただけで、アルバムとして発表する気はなかったらしい。そんな経緯で産み落とされたのが、ポールのセルフ・プロデュース&一人多重録音シリーズ第3弾『McCARTNEY III』だ。

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■ BLUE UMBRELLA / BURT BACHARACH & DANIEL TASHIAN

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心にシンと沁みる名盤の誕生。バート・バカラック、92歳のニュー・アルバムが素晴らしい。相方のダニエル・タシアンは、ナッシュヴィル在住のソングライター/プロデューサー。ヴォーカルはすべてダシアンで、バカラックは作編曲+ピアノ2曲。本人が演奏に参加していないのは、コロナ禍による移動制限が原因だそうだ。

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■ GIMME SOME TRUTH / JOHN LENNON

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ジョン・レノン『GIMME SOME TRUTH』。生誕80周年記念、ニュー・ベスト・アルバム、オリジナル・マルチ・トラックからの新リミックス…、といろいろなキャッチコピーが踊ってるが、こちとら「ジョンが死んでから、どんだけベスト盤組んでるのよ」とハナから斜に構えてるので、このくらいでは動じない。『ANTHOLOGY』みたいに貴重な未発表音源があるなら、速攻飛び付くけど。それでもポチるかどうか悩んでいたのは、 5.1ch サランドのBlu-ray Audio があるから。でもその単体発売はないので、仕方なく2CD+Blu-Rayの輸入盤ボックスをゲット。曲を聴くだけなら、こんなバカでかい箱モノは面倒だから、多分この2CDを聴くことはなさそうだな。なのでコスト・パファーマンス最悪…

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■ LATE CHECKOUT / DENT MAY

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超のつくベテラン勢のポストが続いたので、マーティン&ガープ以来の新人を。あ、マーティン&ガープ、大評判です。まだ未チェックの方は、是非コチラからチェックのほどを。 音源もあります。で、デント・メイ。新人といっても、既に09年にはデビューしていて、この夏のリリースされた『LATE CHECKOUT』は5作目なんだそうだ。

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■ HELEN REDDY, FRANCIS ROCCO PRESTIA passed away

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今日は朝から訃報が相次いだ。まず朝早くに飛び込んできたのは、オーストラリアはメルボルン出身の女性ポップ・シンガー、ヘレン・レディ逝去の報。29日午後、L.A.の自宅で息を引き取った。享年78歳。そして夕方には、タワー・オブ・パワーの牽引役の一人だった唯一無二の個性派ベース・プレイヤー:ロッコ・プレスティアも同日、69歳で。

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■ NASHVILLE TEARS / RUMER

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このところニュースが途絶えていたルーマーの、6年ぶり5枚目のフル・アルバム。米国南部のアーカンソーやジョージアといった長閑なエリアに住み、結婚・出産・育児と並行して地元コミュニティとの関係を深め、美容室でアルバイトをしたりもしていたらしい。そうした ごくごくプライヴェートな時間を楽しんでいたルーマーだが、バート・バカラックやディオンヌ・ワーウィックのバンドでミュージカル・ディレクターを務める夫はツアーの連続で留守がち。そこで彼女もスタジオへ戻る決心をしたらしい。

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■ FLAMING PIE - Archive Collection - / PAUL McCARTNEY

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2010年にお目見えした『BAND ON THE RUN』からスタートした、ポール・マッカートニーのアーカイヴ・コレクション。これまでずーっと豪華装丁のボックス・セットでゲットし続けてきたけれど、今回登場の『FLAMING PIE』は、2CDセットのスペシャル・エデョションにスケール・ダウンしてオーダーした。このアーカイヴ・シリーズは、シッカリ吟味した最新デジタル・リマスターのオリジナル盤に、大量のレア音源と時に映像、そして興味深いグッズ類を「これでもかッ」状態にパッケージ。でも貴重は貴重だけど、シリースが進むほどに内容は徐々にトゥ・マッチとなり、価格もモア・エクスペンシヴに。それに対して、自分のオリジナルへの思い入れは、時代が下がるに連れて低くなっていく。何せカナザワはウイングス時代最強論者?だからね。最近は、いよいよバランスが悪くなってきたな、と感じていたワケだ。そこへきて、今回の『FLAMING PIE』アーカイヴのベーシックとなる "デラックス・エディション" は、5CD+2DVDで約4万円。対して9月に出るプリンス『Sign Of The Times 』の "スーパー・デラックス・エディション" は、8CD+DVDで2万弱。これじゃポールは4000円足らずの2枚組で済ませて、浮いた金でプリンスを、となってしまうよ

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■ EMITT RHODES

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ポール・マッカートニーについてアレコレ思いを巡らせて原稿を書いたばかりだというのに、そのタイミングでこの人の訃報に触れるとは…。ひとりビートルズ、新しいポール・マッカートニーと謳われた宅録ポップ才人エミット・ローズが、7月19日、就寝中に亡くなった。16年にローズが43年ぶりのニュー・アルバム『RAINBOW ENDS』を発表してでカムバックした時のパートナー、クリス・プライスが明らかにしたそうだ。享年70歳。

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■ VENUS AND MARS / WINGS

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月初めに、ポール三昧で『 ABND ON THE RUN』聴いてます、と書いたばかりだが、今また再びポールで。前回は執筆のための いわばネタ選びとして広くポールのアルバムを聴き漁ったが、今回は直接PCに向かって、曲を聴きながらキーボードを叩いている。書くのはアルバムではなく、楽曲単位。なので今回は、75年に出たウイングス『VENUS AND MARS』収録曲のいずれかについて、ちょっとした原稿を書いていることになる。ま、他のアルバムからの楽曲についても、いくつか書いてるけれど。

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■ KING OF THE WORLD -40th Anniversary- / SHEILA & B. DEVOTION

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シックのナイル・ロジャース&バーナード・エドワーズによる初期プロデュース作の1枚が、40周年記念リマスターによる2枚組エディションでリイシュー。シェイラの本国フランスでは 2LP+2CD+DVD+ハードカヴァー・ブックレットから成るBOX SETも出たようで、完全にビッグ・スター扱い。日本でのシェイラはほぼ泡沫ディスコ・アーティスト、音楽マニアにはシック・ワークス、もしくは次のL.A.録音のAORアルバム『LITLLE DARLIN'』で知られるだけだけど、実は60年代前半にデビューしたフレンチ・ポップの大スター。シルヴィー・バルタンと同世代でフランス・ギャルの先輩格、パリから世界に向けて発信されたイェイェ・ブームの元アイドルだった。シェイラの名は、彼女がトミー・ロウの全米No.1ヒット<Sheila>(62年)でデビューしたのが由来だそうだ。

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■ BAND ON THE RUN / PAUL McCARTNEY & WINGS

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真綿で首を絞められているような、ジワジワとイヤ〜な感じで増えているコロナ感染。そんな中、約3ヶ月ぶりにクルマで都心へ出向き、某レコード会社で打ち合わせ。執筆や選曲の仕事は家に引き篭もっていてもできるけど、人が集まり、フェイス・トゥ・フェイスで話をするからこそスムーズに進むコトがある。今回のミーティングも晩秋に向けてのプロジェクト。コロナ自粛下にも関わらず、 AORやシティ・ポップ関係でいろいろと面白いプロジェクトが動き出している。ライヴ関連はまだ戦々恐々とはいえ、なかなかイイ感じで7月がスタートした。

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■ LIVE IN MOSCOW 1979 / ELTON JOHN with RAY COOPER

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今年はコロナの影響で6月に延期になっている世界的なレコード祭典、レコード・ストア・デイ。その昨年のヴァイナル限定リリースだったエルトン・ジョンの2枚組ライヴ盤が、約1年を経てCDでリリースされた。あまり期待せずにポチッたけれど、思いのほか内容が充実していて、もう何度か聴き倒している。

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■ TAKING OFF / NEIL INNES

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大晦日だというのに朝から訃報。ビートルズの名パロディで有名なラトルズやボンゾ・ドッグ・バンドで活躍した稀代のメロディ・メイカー、モンティ・パイソンとも深い関係にあった英国人アーティスト:ニール・イネスが29日に死去した。突然死だったらしく、最近も音楽活動を続けていたとか。享年75歳。

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■ POWER TO THE POP / Various Artists

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ビートルズの遺伝子たちの作品を詰め込んだ、日本企画のコンピレーションCD2枚組『POWER TO THE POP』、試聴中。12月中旬売りの某音専誌でビートルズDNA関連の特集記事が組まれ、カナザワもそれに参加したので、ちょっとそんな特別な思いを込めつつ。

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■ WHAT'S MY NAME / RINGO STARR

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老いてますます好調な、リンゴ・スターの約2年ぶり、20作目のスタジオ新作。最近の彼のアルバムは、どれもリラックスした中にシッカリ中身の詰まった楽曲が盛り込まれ、素直に楽しめる作りになっていた。でもこの新作『WHAT'S MY NAME』は、その延長線上にありながら、何処か表情が違っている気がする。楽しいだけじゃない、本気で演ってんだヨ と言わんばかりの作風なのだ。

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■ ABBEY ROAD 〜 50th Anniversary -Super Deluxe Edition- / THE BEATLES

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ビートルズ『ABBEY ROAD』50周年記念の Super Deluxe Edition が我が家にも。ついでにタワーレコードのウェブサイトで展開中の『アビイ・ロード』50周年&映画「Yesterday」公開記念特集【○○××が選ぶザ・ビートルズセレクション】にもお声掛け戴き、アンケートに参加させていただきました(こちらを参照⇨金澤寿和(音楽ライター)が選ぶザ・ビートルズセレクション

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金澤寿和 企画監修
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チケット好評発売中 《出演》ブレッド&バター
大橋純子/南佳孝
《band》sparking☆cherry
【日時】2021年4月4日(日)
1回目 開場14:00/開演14:30
2回目 開場17:30/開演18:00
【場所】原宿クエストホール  http://www.quest-hall.or.jp
【料金】6,800円(税込) 
【問】キャピタルヴィレッジ
Tel.03-3478-9999
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PLAYLIST
●Kanazawa 監修 Playlist ●

●『J-DIGS: Light Mellow City Essence Vol.4』
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