Light Mellow on the web 〜 turntable diary 〜

音楽ライター:金澤寿和の音盤雑感記
This is Music Journalist : Toshi Kanazawa's Blog. Sorry for Japanese only.

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Pops

■ THE LOCKDOWN SESSIONS / ELTON JOHN

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オリジナル・アルバムはひと通り聴いているし、その時々で『GOODBYE YELLOW BRICK ROAD』(73年)とか『ICE ON FIRE』(85年)のように好きなアルバムがあるエルトン・ジョン。でも正直なところ、それほど深入りすることはなく、どちらかというと楽曲単位で親しんできた。だからむしろベスト盤に愛着があって、DMJ時代の74年と76年に出た『GREATEST HITS Vol.1 / Vol.2』や、ロケットから出た『THE VERY BEST OF ELTON JOHN』(90年)を聴き倒した。そのせいか、80年代後半以降は真に傑作!と言える作品に出会えていない気がしていて…。

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■ LET IT BE - Special Edition (super deluxe) / THE BEATLES

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ビートルズ『 LET IT BE』スペシャル・エディション(スーパー・デラックス)5CD+Blu-ray Audio、ようやくひと通り聴き終えた。一番の目的は、言うまでもなく『GET BACK』のグリン・ジョンズ・ミックスと、Blu-ray Audioの5.1chミックス。今となっては『ABBEY ROAD』が一番好きなアルバムだけれど、ビートルズを聴き始めた最初はシングルでコツコツ集めていて。それでアルバムとして一番最初に買ったのは、『LET IT BE』だったのよ。当時 真っ先に好きになった曲が<Yesterday>と<Let It Be>、<The Long And Winding Road>という、実に分かりやすい少年だったから…

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■ LIVE FROM LAFAYETTE / RUMER

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ビックリしたな〜、もぅ。埼玉南部で震度5強。我が家の近隣地区では震度5弱。棚からモノが落ちる、なんてコトはなかったけれど、ここ数日、小さな地震が多い気がしていたので、しばらくは注意が必要そう。ニュースを見ている限り、大きな人的被害はなさそうだが、電車が止まったり高速道路が閉鎖されたりしているようで、足止めを喰らっている皆さんはご愁傷様。東京での震度5は、あの東日本大震災以来だそうだ。

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■ THE CAVE SESSIONS VOL.1 / DIANE WARREN

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ロクなインフォーメーションもなく、いつの間にかコソッと出ていてオドロいた一枚。稀代の女性ソングライター:ダイアン・ウォーレンの、初めてのソロ・アルバムだ。…といっても彼女が歌っているワケではなく、様々な豪華ゲストを招いて書き下ろしの曲を歌ってもらった、最新のソングブック・アルバム。ダイアンは、エアロスミス<I Don't Want to Miss a Thing>、スターシップ<Nothing's Gonna Stop Us Now>、シカゴ<Look Away>、トニー・ブラクストン<Un-Break My Heart>、バッド・イングリッシュ<When I See You Smile>、そしてセリーヌ・ディオン<Because You Loved Me>など、全米No.1を多数を含むチャート・ヒットを100曲以上生み落とし、グラミー賞を筆頭に、アカデミーやゴーデン・グローブ賞ノミネートの常連でもある。

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■ THE SONGS OF LEON RUSSELL / Various Artists

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英国の名門再発レーベル:ace 編集による好評ソングライター・シリーズに、この3月、レオン・ラッセル・ソングブックが登場した。以前からレオン・ラッセル好きを公言しているけれど、それは、仙人みたいなルックスとダミ声で美しい曲を書く人、というパブリック・イメージとは別に、早くから黒人バンドをバックに付けたり、逸早くドラム・マシーン導入に取り組んだりと、サウンド・クリエイターとしても面白い人だから。でもココにいるのは、まさに多くのシンガー/アーティストに愛されるメロディ・メイカーとしてのレオンである。

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■ MUSIC / BENNY SINGS

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ベニー・シングス、前作は『CITY MELODY(原題:CITY POP)』から2年半ぶりの通算7作目『MUSIC』をドロップ。このオランダのポップ職人に関しては、2作目『I LOVE YOU』が日本で紹介される前から目をつけていて、その出世ぶりが嬉しくもあったのだが、タイトルが象徴するように前作には少々作為の匂いを感じてしまって…。何処がどう違う…とはハッキリ言えないが、いろいろなお膳立てや仕掛けが用意されて、それに自分をハメていった、そんなニュアンスを感じたのだ。

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■ JIM WEATHERLY passed way

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ミシシッピ出身のカントリー系シンガー・ソングライター:ジム・ウェザリーが、3日夜、テネシー州ブレントウッドの自宅で亡くなった。享年77歳。死因は明らかにされていない。ブルースやR&B、ゴスペルが盛んな地で育ち、エルビス・プレスリーやロカビリー・ミュージックに触発されて13歳で曲作りを開始。ミシシッピ大学ではフットボール・チームでクォーターバックとして活躍して全米選手権に出場する傍ら、バンドのヴォーカル&ギタリストとしてステージにも立っていた。大学卒業後は、あまり背が高くなかったことからプロ・フットボール選手の道を断念。68年にヴァーヴからThe Gordian Knotなるバンドでデビューしたものの、成功の糸口は掴めずソングライターに転身している。

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■ GREENFIELDS - THE GIBB BROTHERS' SONGBOOK VOL.1 / BARRY GIBB & FRIENDS

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ビー・ジーズ最後の生き残りであるバリー・ギブが、名だたる大物シンガーたちとのコラボレイトで創り上げた、超極上のセルフ・カヴァー・アルバムが届いた。こう言葉にしてしまうと、些か陳腐になってしまうと感じるほど、バリーや仲間たちの深い想いと鎮魂がこの一枚に宿っている。なるべくストリーミングなんかじゃなく、CDあるいはヴァイナルで、グラスを傾けながらジックリ浸ってほしい作品だ(国内盤ボーナスあり)。

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■ PHIL SPECTOR passed away

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今日はコレしかないよね。朝一番で飛び込んできたフィル・スペクターの訃報。おそらく現代ポップス史上、最も大きな影響力があった音楽プロデューサーだろう。その独自の音作りは “ウォール・オブ・サウンド” と呼ばれ、60年代〜70年代初頭のシーンを席巻した。数々の奇行で知られるが、03年に女優を銃で撃ち殺し、第2級殺人罪で有罪に。禁固19年の判決を受け、カリフォルニア州立刑務所の薬物中毒治療施設に収監されていた。その獄中施設で新型コロナウイルスに感染。この16日に、新型コロナによる合併症で亡くなったという。享年81歳。

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■ NIGHT TIME SHADOWS / KALIMA

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ポスト・パンク世代のUKグループ、カリマの86年1st『NIGHT TIME SHADOWS』が紙ジャケ・リイシュー。併せてカリマの2nd、前身であるスワンプ・チルドレン『SO WHAT』も同時復刻され、少し遅れて年明けには、カリマの3rd『FEELING FINE』がライナップに加わる。そう、ちょっとしたカリマ祭り。彼らに対してはそれほど深い思い入れはないものの、この『NIGHT TIME SHADOWS』は当時カセットに録音して、チョクチョク聴いていた覚えがある。だから懐かしいんだけど、いま聴いたって古くはないのだな、コレが。

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■ McCARTNEY III / PAUL McCARTNEY

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ブックレットの表4=裏表紙、真っ白い四角の中にたったひと言、"MADE IN ROCKDOWN" とある。これが今回のテーマ。6月から予定していた欧州ツアーが中止になり、ニューヨークで仕事をしている今の奥様ナンシーとも会うこと叶わず、娘メアリー家が住むイースト・サセックスの自分の農場へ。そのタイミングでロックダウンが掛かったため、そこで娘一家と暮らしながら、車で20分ほどのプライヴェート・スタジオに通い始め、気ままにレコーディングを始めたという。それこそ最初は、スマホに録り溜めていた楽曲アイディアを形にしようとしただけで、アルバムとして発表する気はなかったらしい。そんな経緯で産み落とされたのが、ポールのセルフ・プロデュース&一人多重録音シリーズ第3弾『McCARTNEY III』だ。

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■ BLUE UMBRELLA / BURT BACHARACH & DANIEL TASHIAN

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心にシンと沁みる名盤の誕生。バート・バカラック、92歳のニュー・アルバムが素晴らしい。相方のダニエル・タシアンは、ナッシュヴィル在住のソングライター/プロデューサー。ヴォーカルはすべてダシアンで、バカラックは作編曲+ピアノ2曲。本人が演奏に参加していないのは、コロナ禍による移動制限が原因だそうだ。

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■ GIMME SOME TRUTH / JOHN LENNON

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ジョン・レノン『GIMME SOME TRUTH』。生誕80周年記念、ニュー・ベスト・アルバム、オリジナル・マルチ・トラックからの新リミックス…、といろいろなキャッチコピーが踊ってるが、こちとら「ジョンが死んでから、どんだけベスト盤組んでるのよ」とハナから斜に構えてるので、このくらいでは動じない。『ANTHOLOGY』みたいに貴重な未発表音源があるなら、速攻飛び付くけど。それでもポチるかどうか悩んでいたのは、 5.1ch サランドのBlu-ray Audio があるから。でもその単体発売はないので、仕方なく2CD+Blu-Rayの輸入盤ボックスをゲット。曲を聴くだけなら、こんなバカでかい箱モノは面倒だから、多分この2CDを聴くことはなさそうだな。なのでコスト・パファーマンス最悪…

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■ LATE CHECKOUT / DENT MAY

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超のつくベテラン勢のポストが続いたので、マーティン&ガープ以来の新人を。あ、マーティン&ガープ、大評判です。まだ未チェックの方は、是非コチラからチェックのほどを。 音源もあります。で、デント・メイ。新人といっても、既に09年にはデビューしていて、この夏のリリースされた『LATE CHECKOUT』は5作目なんだそうだ。

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■ HELEN REDDY, FRANCIS ROCCO PRESTIA passed away

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今日は朝から訃報が相次いだ。まず朝早くに飛び込んできたのは、オーストラリアはメルボルン出身の女性ポップ・シンガー、ヘレン・レディ逝去の報。29日午後、L.A.の自宅で息を引き取った。享年78歳。そして夕方には、タワー・オブ・パワーの牽引役の一人だった唯一無二の個性派ベース・プレイヤー:ロッコ・プレスティアも同日、69歳で。

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■ NASHVILLE TEARS / RUMER

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このところニュースが途絶えていたルーマーの、6年ぶり5枚目のフル・アルバム。米国南部のアーカンソーやジョージアといった長閑なエリアに住み、結婚・出産・育児と並行して地元コミュニティとの関係を深め、美容室でアルバイトをしたりもしていたらしい。そうした ごくごくプライヴェートな時間を楽しんでいたルーマーだが、バート・バカラックやディオンヌ・ワーウィックのバンドでミュージカル・ディレクターを務める夫はツアーの連続で留守がち。そこで彼女もスタジオへ戻る決心をしたらしい。

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■ FLAMING PIE - Archive Collection - / PAUL McCARTNEY

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2010年にお目見えした『BAND ON THE RUN』からスタートした、ポール・マッカートニーのアーカイヴ・コレクション。これまでずーっと豪華装丁のボックス・セットでゲットし続けてきたけれど、今回登場の『FLAMING PIE』は、2CDセットのスペシャル・エデョションにスケール・ダウンしてオーダーした。このアーカイヴ・シリーズは、シッカリ吟味した最新デジタル・リマスターのオリジナル盤に、大量のレア音源と時に映像、そして興味深いグッズ類を「これでもかッ」状態にパッケージ。でも貴重は貴重だけど、シリースが進むほどに内容は徐々にトゥ・マッチとなり、価格もモア・エクスペンシヴに。それに対して、自分のオリジナルへの思い入れは、時代が下がるに連れて低くなっていく。何せカナザワはウイングス時代最強論者?だからね。最近は、いよいよバランスが悪くなってきたな、と感じていたワケだ。そこへきて、今回の『FLAMING PIE』アーカイヴのベーシックとなる "デラックス・エディション" は、5CD+2DVDで約4万円。対して9月に出るプリンス『Sign Of The Times 』の "スーパー・デラックス・エディション" は、8CD+DVDで2万弱。これじゃポールは4000円足らずの2枚組で済ませて、浮いた金でプリンスを、となってしまうよ

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■ EMITT RHODES

emmit rhodes

ポール・マッカートニーについてアレコレ思いを巡らせて原稿を書いたばかりだというのに、そのタイミングでこの人の訃報に触れるとは…。ひとりビートルズ、新しいポール・マッカートニーと謳われた宅録ポップ才人エミット・ローズが、7月19日、就寝中に亡くなった。16年にローズが43年ぶりのニュー・アルバム『RAINBOW ENDS』を発表してでカムバックした時のパートナー、クリス・プライスが明らかにしたそうだ。享年70歳。

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■ VENUS AND MARS / WINGS

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月初めに、ポール三昧で『 ABND ON THE RUN』聴いてます、と書いたばかりだが、今また再びポールで。前回は執筆のための いわばネタ選びとして広くポールのアルバムを聴き漁ったが、今回は直接PCに向かって、曲を聴きながらキーボードを叩いている。書くのはアルバムではなく、楽曲単位。なので今回は、75年に出たウイングス『VENUS AND MARS』収録曲のいずれかについて、ちょっとした原稿を書いていることになる。ま、他のアルバムからの楽曲についても、いくつか書いてるけれど。

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■ KING OF THE WORLD -40th Anniversary- / SHEILA & B. DEVOTION

sheila b.

シックのナイル・ロジャース&バーナード・エドワーズによる初期プロデュース作の1枚が、40周年記念リマスターによる2枚組エディションでリイシュー。シェイラの本国フランスでは 2LP+2CD+DVD+ハードカヴァー・ブックレットから成るBOX SETも出たようで、完全にビッグ・スター扱い。日本でのシェイラはほぼ泡沫ディスコ・アーティスト、音楽マニアにはシック・ワークス、もしくは次のL.A.録音のAORアルバム『LITLLE DARLIN'』で知られるだけだけど、実は60年代前半にデビューしたフレンチ・ポップの大スター。シルヴィー・バルタンと同世代でフランス・ギャルの先輩格、パリから世界に向けて発信されたイェイェ・ブームの元アイドルだった。シェイラの名は、彼女がトミー・ロウの全米No.1ヒット<Sheila>(62年)でデビューしたのが由来だそうだ。

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