Light Mellow on the web 〜 turntable diary 〜

音楽ライター:金澤寿和の音盤雑感記
This is Music Journalist : Toshi Kanazawa's Blog. Sorry for Japanese only.

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Pops

■ ONE YEAR - 50th Anniversary Edition - / COLIN BLUNSTONE

colin blunstone

元ゾンビーズ、コリン・ブランストーンの1stソロ・アルバムにして名盤『ONE YEAR(一年間)』の、50周年記念盤エディション。一般的に英国ポップス〜ソフト・ロック好きに評価の高いアルバムだけれど、それよりもっと大きいスケール、それこそポップ・ミュージック史上において、これほど芸術的で儚く美しいアルバムはないのではないか、と思ってしまう。当時は<Say You Don't Mind(構わないと言って)>が全英15位になった程度だったし、初CD化も1995年と決して早くなかったが、ストリング・セクションを起用しての室内楽的アレンジは、例えば、ELOあたりにも影響を与えたと思われる。

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■ NORTHERN SONGS / LEO SAYER

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70歳超えにしてますます快調らしいレオ・セイヤーのニュー・アルバムは、タイトルから分かるように、映画『GET BACK』で盛り上がるビートルズのカヴァー集。ノーザン・ソングスとは、レノン=マッカートニー作品の楽曲管理を行っている音楽出版社のこと。19年にリリースした『SELFIE』なるアルバムが、全曲レオ自身で歌と演奏すべてを賄った宅録作だったそうで、これもその延長。一部のライヴ・パーカッションのみ助っ人がいるが、それ以外はプロデュース、アレンジ、歌、演奏のすべてをワンマン・レコーディングしている。

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■ GET BACK / THE BEATLES

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さすがディズニー、商売が上手い。ビートルズ『GET BACK:THE ROOFTOP CONCERT』、1時間ほどのハイライトがたった5日間、1日1回だけの限定公開という小出しぶりを訝しがっていたら、上映完了の段階で、8時間フル尺 Blu-ray / DVD のオフィシャル日本語版のリリースがインフォメーションされた。それぞれ3枚組で、コレクタース・セットはメーカー先着特典としてB2サイズのポスター付き。発売は4月20日。値段もそれぞれ \16,500 / ¥13,500 だから、決して安くはないけど、まぁ納得できる設定か。少なくても最近の大物系デラックス・ボックスのように、いろいろ詰め込んでCDメインの7枚組4万円超なんて法外なコトはなく、何とか手が出せる。あぁ〜、良かった。

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■ GET BACK:THE ROOFTOP CONCERT / THE BEATLES

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映画『THE BEATLES GET BACK:THE ROOFTOP CONCERT』の公開初日を、地元近くのシネコンで。結局これだけのためにディズニー・チャンネルと契約する気になれず、6時間配信は未見のままココまで来てしまったが、これでハイライト・シーンは観られたな、と。1日1回、9〜13日の5日間だけの限定上映というコトで、初日は上々の入り。3連休はもっと入りそうだな。年齢層はかなり高く、40歳代以上のエルダー層中心だったけれど。

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■ JAPANESE SINGLE COLLECTION ~ Greatest Hits ~ / BILLY JOEL

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ソニー・ミュージックの日本企画でワーナー・ジャパンにも飛び火して好評展開中の『ジャパニーズ・シングル・コレクション〜グレイテスト・ヒッツ』のビリー・ジョエル編。ソロ・デビュー50周年記念でもあり、日本での全シングル39曲とミュージック・ヴィデオ42曲を集成した2CD+DVDの豪華3枚組仕様。CDの方は、仕事部屋の大掃除をしながら流しっぱにして聴いたが、もうそれだけでヴォリューム感たっぷり。

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■ A LITTLE TRIP + TIME MACHINE(ザ・ベスト・オブ・ヴィニール・キングス)/ VINYL KINGS

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ソニー・ジャパンが独自に探求しているビートルズDNAを持ったアーティストを集めたコンピレーション『Power To The Pop』シリーズ。今年9月に出た第2集『Power To The Pop2』はスルーしてしまったけれど、実はこんなバンドが発掘されていたのね。ナッシュヴィルのポップ・カントリー系ミュージシャンがワイワイ集まって、ビートルズのオマージュ・バンドを始めたというヴィニール・キングス。おそらく、このコンピで「ヘェ〜、そんなバンドいたんだ」って方が多いと思うけど、ハッキリ言います。あまりに おッセェ〜ヨ 当ブログじゃ、もう16年以上も前に紹介してるんだから…(当時のポスト)

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■ PHYSICAL -Deluxe Edition- / OLIVIA NEWTON-JOHN

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ブレッド&バター岩沢二弓さんのラジオ番組『湘南BASE』のゲストにお呼ばれし、その収録のため藤沢まで。オンエアがクリスマス当日(ネットによって異なる場合も)ということで、AORのX'masソングをリクエストされていたので、いくつか見繕って選曲させていただいた。近くなったらFacebookでご案内するので、どうぞお楽しみに。それにしても、最近コロナが治まっているせいか高速道路がメチャ混み。藤沢まで普通は2〜2時間半なのに、それが3時間半も掛かるとは思わなんだ…

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■ THE LOCKDOWN SESSIONS / ELTON JOHN

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オリジナル・アルバムはひと通り聴いているし、その時々で『GOODBYE YELLOW BRICK ROAD』(73年)とか『ICE ON FIRE』(85年)のように好きなアルバムがあるエルトン・ジョン。でも正直なところ、それほど深入りすることはなく、どちらかというと楽曲単位で親しんできた。だからむしろベスト盤に愛着があって、DMJ時代の74年と76年に出た『GREATEST HITS Vol.1 / Vol.2』や、ロケットから出た『THE VERY BEST OF ELTON JOHN』(90年)を聴き倒した。そのせいか、80年代後半以降は真に傑作!と言える作品に出会えていない気がしていて…。

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■ LET IT BE - Special Edition (super deluxe) / THE BEATLES

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ビートルズ『 LET IT BE』スペシャル・エディション(スーパー・デラックス)5CD+Blu-ray Audio、ようやくひと通り聴き終えた。一番の目的は、言うまでもなく『GET BACK』のグリン・ジョンズ・ミックスと、Blu-ray Audioの5.1chミックス。今となっては『ABBEY ROAD』が一番好きなアルバムだけれど、ビートルズを聴き始めた最初はシングルでコツコツ集めていて。それでアルバムとして一番最初に買ったのは、『LET IT BE』だったのよ。当時 真っ先に好きになった曲が<Yesterday>と<Let It Be>、<The Long And Winding Road>という、実に分かりやすい少年だったから…

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■ LIVE FROM LAFAYETTE / RUMER

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ビックリしたな〜、もぅ。埼玉南部で震度5強。我が家の近隣地区では震度5弱。棚からモノが落ちる、なんてコトはなかったけれど、ここ数日、小さな地震が多い気がしていたので、しばらくは注意が必要そう。ニュースを見ている限り、大きな人的被害はなさそうだが、電車が止まったり高速道路が閉鎖されたりしているようで、足止めを喰らっている皆さんはご愁傷様。東京での震度5は、あの東日本大震災以来だそうだ。

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■ THE CAVE SESSIONS VOL.1 / DIANE WARREN

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ロクなインフォーメーションもなく、いつの間にかコソッと出ていてオドロいた一枚。稀代の女性ソングライター:ダイアン・ウォーレンの、初めてのソロ・アルバムだ。…といっても彼女が歌っているワケではなく、様々な豪華ゲストを招いて書き下ろしの曲を歌ってもらった、最新のソングブック・アルバム。ダイアンは、エアロスミス<I Don't Want to Miss a Thing>、スターシップ<Nothing's Gonna Stop Us Now>、シカゴ<Look Away>、トニー・ブラクストン<Un-Break My Heart>、バッド・イングリッシュ<When I See You Smile>、そしてセリーヌ・ディオン<Because You Loved Me>など、全米No.1を多数を含むチャート・ヒットを100曲以上生み落とし、グラミー賞を筆頭に、アカデミーやゴーデン・グローブ賞ノミネートの常連でもある。

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■ THE SONGS OF LEON RUSSELL / Various Artists

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英国の名門再発レーベル:ace 編集による好評ソングライター・シリーズに、この3月、レオン・ラッセル・ソングブックが登場した。以前からレオン・ラッセル好きを公言しているけれど、それは、仙人みたいなルックスとダミ声で美しい曲を書く人、というパブリック・イメージとは別に、早くから黒人バンドをバックに付けたり、逸早くドラム・マシーン導入に取り組んだりと、サウンド・クリエイターとしても面白い人だから。でもココにいるのは、まさに多くのシンガー/アーティストに愛されるメロディ・メイカーとしてのレオンである。

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■ MUSIC / BENNY SINGS

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ベニー・シングス、前作は『CITY MELODY(原題:CITY POP)』から2年半ぶりの通算7作目『MUSIC』をドロップ。このオランダのポップ職人に関しては、2作目『I LOVE YOU』が日本で紹介される前から目をつけていて、その出世ぶりが嬉しくもあったのだが、タイトルが象徴するように前作には少々作為の匂いを感じてしまって…。何処がどう違う…とはハッキリ言えないが、いろいろなお膳立てや仕掛けが用意されて、それに自分をハメていった、そんなニュアンスを感じたのだ。

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■ JIM WEATHERLY passed way

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ミシシッピ出身のカントリー系シンガー・ソングライター:ジム・ウェザリーが、3日夜、テネシー州ブレントウッドの自宅で亡くなった。享年77歳。死因は明らかにされていない。ブルースやR&B、ゴスペルが盛んな地で育ち、エルビス・プレスリーやロカビリー・ミュージックに触発されて13歳で曲作りを開始。ミシシッピ大学ではフットボール・チームでクォーターバックとして活躍して全米選手権に出場する傍ら、バンドのヴォーカル&ギタリストとしてステージにも立っていた。大学卒業後は、あまり背が高くなかったことからプロ・フットボール選手の道を断念。68年にヴァーヴからThe Gordian Knotなるバンドでデビューしたものの、成功の糸口は掴めずソングライターに転身している。

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■ GREENFIELDS - THE GIBB BROTHERS' SONGBOOK VOL.1 / BARRY GIBB & FRIENDS

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ビー・ジーズ最後の生き残りであるバリー・ギブが、名だたる大物シンガーたちとのコラボレイトで創り上げた、超極上のセルフ・カヴァー・アルバムが届いた。こう言葉にしてしまうと、些か陳腐になってしまうと感じるほど、バリーや仲間たちの深い想いと鎮魂がこの一枚に宿っている。なるべくストリーミングなんかじゃなく、CDあるいはヴァイナルで、グラスを傾けながらジックリ浸ってほしい作品だ(国内盤ボーナスあり)。

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■ PHIL SPECTOR passed away

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今日はコレしかないよね。朝一番で飛び込んできたフィル・スペクターの訃報。おそらく現代ポップス史上、最も大きな影響力があった音楽プロデューサーだろう。その独自の音作りは “ウォール・オブ・サウンド” と呼ばれ、60年代〜70年代初頭のシーンを席巻した。数々の奇行で知られるが、03年に女優を銃で撃ち殺し、第2級殺人罪で有罪に。禁固19年の判決を受け、カリフォルニア州立刑務所の薬物中毒治療施設に収監されていた。その獄中施設で新型コロナウイルスに感染。この16日に、新型コロナによる合併症で亡くなったという。享年81歳。

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■ NIGHT TIME SHADOWS / KALIMA

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ポスト・パンク世代のUKグループ、カリマの86年1st『NIGHT TIME SHADOWS』が紙ジャケ・リイシュー。併せてカリマの2nd、前身であるスワンプ・チルドレン『SO WHAT』も同時復刻され、少し遅れて年明けには、カリマの3rd『FEELING FINE』がライナップに加わる。そう、ちょっとしたカリマ祭り。彼らに対してはそれほど深い思い入れはないものの、この『NIGHT TIME SHADOWS』は当時カセットに録音して、チョクチョク聴いていた覚えがある。だから懐かしいんだけど、いま聴いたって古くはないのだな、コレが。

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■ McCARTNEY III / PAUL McCARTNEY

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ブックレットの表4=裏表紙、真っ白い四角の中にたったひと言、"MADE IN ROCKDOWN" とある。これが今回のテーマ。6月から予定していた欧州ツアーが中止になり、ニューヨークで仕事をしている今の奥様ナンシーとも会うこと叶わず、娘メアリー家が住むイースト・サセックスの自分の農場へ。そのタイミングでロックダウンが掛かったため、そこで娘一家と暮らしながら、車で20分ほどのプライヴェート・スタジオに通い始め、気ままにレコーディングを始めたという。それこそ最初は、スマホに録り溜めていた楽曲アイディアを形にしようとしただけで、アルバムとして発表する気はなかったらしい。そんな経緯で産み落とされたのが、ポールのセルフ・プロデュース&一人多重録音シリーズ第3弾『McCARTNEY III』だ。

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■ BLUE UMBRELLA / BURT BACHARACH & DANIEL TASHIAN

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心にシンと沁みる名盤の誕生。バート・バカラック、92歳のニュー・アルバムが素晴らしい。相方のダニエル・タシアンは、ナッシュヴィル在住のソングライター/プロデューサー。ヴォーカルはすべてダシアンで、バカラックは作編曲+ピアノ2曲。本人が演奏に参加していないのは、コロナ禍による移動制限が原因だそうだ。

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■ GIMME SOME TRUTH / JOHN LENNON

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ジョン・レノン『GIMME SOME TRUTH』。生誕80周年記念、ニュー・ベスト・アルバム、オリジナル・マルチ・トラックからの新リミックス…、といろいろなキャッチコピーが踊ってるが、こちとら「ジョンが死んでから、どんだけベスト盤組んでるのよ」とハナから斜に構えてるので、このくらいでは動じない。『ANTHOLOGY』みたいに貴重な未発表音源があるなら、速攻飛び付くけど。それでもポチるかどうか悩んでいたのは、 5.1ch サランドのBlu-ray Audio があるから。でもその単体発売はないので、仕方なく2CD+Blu-Rayの輸入盤ボックスをゲット。曲を聴くだけなら、こんなバカでかい箱モノは面倒だから、多分この2CDを聴くことはなさそうだな。なのでコスト・パファーマンス最悪…

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