Light Mellow on the web 〜 turntable diary 〜

音楽ライター:金澤寿和の音盤雑感記
This is Music Journalist : Toshi Kanazawa's Blog. Sorry for Japanese only.

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Pops

■ EGYPT STATION / PAUL McCARTNEY

paul_egypt station

10月末〜11月の来日公演とこの5年ぶりのニュー・アルバム発表が重なり、いつになく盛り上がっているポール・マッカートニー周辺。今まで日本公演の度にセッセと足を運んできたが、前回来日あたりからテンションが下がり気味で、行くかどうか悩んだ挙句、公演1週間ぐらい前にチケットを購入して観に行った。今回もまだチケットは手に入れておらず、どうすっかなー、状態。ひとまず新作を聴いて、と思ったが、ライヴでどうこういうタイプの作品でもなく、おそらく2〜3曲がセットに入る程度だろう。もうビートルズ・ナンバーはイイから、“sings WINGS” みたいなツアーやってくれんかな? それだったら絶対観に行くのに…、なんて言ったら、盲目的ポール・ファンに怒られるかしらネ。

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■ ALMOST PERSUADED / SWING OUT SISTER

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オリジナル新作としては『BEAUTIFUL MESS』以来、約10年ぶり。その間にジャズ・アレンジのセルフ・リメイク集『PRIVATE VIEW』を出したり、結成30周年ベストを組んだが、やはりお久しぶり感は強い。しかしその一方で、バーシアやマット・ビアンコ、ブロウ・モンキーズあたりが相次いで新作を発表、かのシャーデーも映画のサントラに楽曲提供と、同じ頃に人気を博したUK / EUの洒脱系ベテランが活発に動いている。それに触発されたワケじゃないだろうが、当時かの<Breakout>にヤラレちゃったクチとしては、この活況には思わずニンマリさせられる。

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■ LUI

lui

ラウンジーなハワイアン・コンテンポラリー発掘盤ルイのワン&オンリー作が、紙ジャケット仕様で2度目の復刻。前回はアプレミディ・レコーズからの限定リイシューだったが、今回はP-VINE【Groove Diggers】からというコトで、カナザワが解説を担当させていただいた。でもだからと言って、コレは必ずしもAORぢゃないよ!、というのが我がスタンス。偏狭なAORディレッタントには反旗を翻すけれど、このルイの78年作は、せいぜい広義のAORにカスる楽曲が2〜3あるだけ。あまりにイージー・リスニング〜ラウンジ寄りで、AORというよりMOR(Middle Of the Road)。ハワイアン・コンテンポラリーという以外に、うまい形容が見つからない。でも見るべき、あるいは聴くべき内容がなければ解説など引き受けないワケで。このジャケ写が物語る、とことんリラックスした まどろむような心地良さは、何モノにも代え難い。

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■ SAFE IN THE ARMS OF TIME / RITA COOLIDGE

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リタ・クーリッジといえば、71年にソロ・デビューした超ベテランの女性シンガー。その長いキャリアゆえに音楽性にも多少の変化があって、時代によってイメージが変わる。元々はジョー・コッカーやデラニー&ボニー、レオン・ラッセル周辺のスワンプ人脈に連なり、 “デルタ・レディ” と呼ばれて、エリック・クラプトンとも共演した。その後クリス・クリストファーソンと結婚し、ポップ・カントリー系夫婦デュオとして活動。ソロでは、日本で彼女の代名詞となった<あなたしか見えない(Don't Cry Out Loud)>をヒットさせている。離婚後はMOR志向を強め、ジャズやポップスのスタンダード・カヴァー作を発表。05年にジャズ・アルバム『AND SO IS LOVE』を出した時に来日し、インタビューさせてもらったが、チェロキー・インディアンの血を引く彫りの深い顔立ちと、聡明なキャラが印象的な女性だった。

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■ BRUNO MARS 24K MAGIC WORLD TOUR 2018 @ さいたまスーパーアリーナ

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自宅からクルマで10分でブルーノ・マーズ。…というワケで、当世きっての人気者ブルーノの『24K MAGIC WORLD TOUR 2018』@さいたまスーパーアリーナ初日 に参加。ローリング・ストーンズ、エリック・クラプトン、クイーン with ポール・ロジャース、キャロル・キング、ホイットニー・ヒューストン、ジャネット・ジャクソンなどをココのアリーナで観たけど、もしかしたらストーンズと並んで、もっとも記憶に残る地元公演になったかな。(以下ネタバレあり)

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■ INSTANT REPLAY・RELIGHT MY FIRE / DAN HARTMAN

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大人気のミュージカル・スターでシンガー・ソングライター、実は20年来の旧友でもある石井一孝のライヴ@赤坂・草月ホール。彼のライヴは既に何度も足を運んでいるが、今回はミュージカル色濃いめの内容で、その手は門外漢のカナザワは「ふ〜ん…」といった感じ。しかしラテン気質でキャラが濃ゆい石井には、まさに天職。オリジナルを書いても、何処となくクイーン色(ってかフレディ・テイストね)が滲んじゃうんだよなー、ってコトを再確認して、一緒に観た知り合いたちと一杯。程良い時間に帰宅して、缶ビールを飲みながら、ソニーの廉価再発シリーズ【DISCO FEVER】でリイシューされたダン・ハートマン、日本初CD化の2枚を手に取った。もっともカナザワの手持ちは輸入盤だけど…

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■ PURE IMAGINATION -The Hit Covers Collection - / JACOB COLLIER

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この週末は、先週取った角松敏生、ブルー・ペパーズそれぞれのインタビューの仕上げ。その中で、ブルー・ペパーズの2人が「僕らがやりたい、作りたいと思ったことを既にやっている。僕らよりも若いのに…」と絶賛していたのが、このジェイコブ・コリアーだ。一昨年の来日公演を見たときの感想は、以前、こちらのポストでレビューしたが、彼らの言葉を受けて、ココではまだ紹介してなかったこのアルバムを引っ張り出した。ジェイコブ君の昨年9月の来日に合わせて、日本のみでリリースされた驚異のヒット曲カヴァー集である。

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■ 第60回グラミー授賞式

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ヒップホップ勢優勢、主要部門をヒッツホップが独占か!?などと、そちら方面からの期待が高まっていた第60回グラミー賞。終わってみれば、ブルーノ・マーズのスウィープ(圧勝)という、ある意味順当な結果に。ブルーノはノミネート全6部門中、最優秀レコード、最優秀アルバム、最優秀ソングの主要3部門を含む全部門で受賞をさらった。新人賞は前評判が高かったシザではなく、アリシア・カーラに。ラッパー:ジェイZは最多の8部門にノミネートながら無冠に。同じくラップ/ヒップホップの人気者ケンドリック・ラマーは5部門を獲得し、明暗を分けた。

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■ GETTIN' IT IN THE STREET / DAVID CASSIDY

david cassidy
約3週間のブログ更新停止中に、デヴィッド・キャシディの訃報が届いた。11月21日、肝不全のためフロリダ州フォートローダーデール近郊の病院で死亡。今年、認知症を発症したことを公表したばかりで、亡くなる数日前から多臓器不全のため入院し、ICUに入っていた。享年67歳。カナザワ的には、キャシディ自身に対して強い思い入れがあるワケではないが、小学生の時に『パートリッジ・ファミリー』をTVで観ていたのだから、実は洋楽に目覚めるキッカケだったビートルズよりも先に、キャシディの歌を聴いていたことになる。

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■ SOUTHERN NIGHTS / GLEN CAMPBELL

glen campbell
米国を代表するカントリー系ポップ・シンガーでギタリストでもあるグレン・キャンベルが、8日ナッシュヴィルで死去。ここ数年アルツハイマー病を患い、闘病生活を送りながら、音楽活動を継続。12年に大規模なフェアウェル・ツアーを行ない、この6月に最後のアルバムとして発表した『ADIOS』が、まさに遺作となった。享年81歳。

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■ ORIGINAL DEMOS, PRIVATE RECORDINGS AND RARITIES (プライヴェート・トレジャーズ)/ BARRY MANN & CYNTHIA WEIL

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ようやく落ち着きを取り戻してきたせいか、コレをマトモに紹介していなかったコトにいま気づき…。3ヶ月前のゴールデン・ウィーク中に「いま執筆中」としてココにポストを上げただけだっだのを思い出した。Facebookには一度上げたかな。果たして皆さんは手にして戴いただろうか? …というワケで、まだの方に今一度改めて。

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■ CAROLE KING(文藝別冊 KAWADE夢ムック)

carole king mook
実質的に1ヶ月以上空けて、久々の更新です。でもまだ怒涛の日々、続いております。おそらく7月頭まではこんな調子かと。それでも少し先が見えてきた、というか、超テンパリ状態を脱して、少しだけ気持ちに余裕が出たので、そろそろコチラも再開しないと、というわけで。初夏から秋ぐらいはライトメロウ的に “旬な季節” なので、この時期仕事が集中するのは仕方ない。今年は連休ごろから、毎日1本前後のペースでライナー書いている計算。もっとも廉価シリーズが多く、文字数が少ないからこそ、こなせている感じ。逆に言えば、5〜10年前の倍の仕事量をこなさないと、同じ稼ぎにはならない、という悲しい現実なのだな。でもそれだけ依頼が来ている、というのはとてもありがたいこと。 感謝です

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■ ORIGINAL DEMOS / BURT BACHARACH & TONIO K.

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仕事尽くしで終わりそうな大型連休の最後は、少し前にサンプルが届いていた海外リリース物を一点。デヴィッド・フォスター・ソングブック『FLY AWAY』、トム・スノウやスティーヴン・ドーフといった職人ソングライターたちのデモ・トラック集を発掘・発表している スペインのインディ・レーベル:Contante & Sonante からの新作で、何とバート・バカラック&トニオ K. のオリジナル・デモ集である。この連休中、キャロル・キング、バリー・マン&シンシア・ワイルと解説を書いていて、そのタイミングでバカラックのデモ集が届くという、何だかビックリするようなスゴい展開に、少し慰められたりして…

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■ WRITER / CAROLE KING

carole king writer
ゴールデン・ウィーク後半戦? いえいえ、カナザワは全開で原稿執筆中です。いま取り掛かっているのは、キャロル・キングのカタログ・レビュー。この夏 帝国劇場で、キャロルの半生を彼女の名曲と共に描くミュージカル『ビューティフル』が上演されるが(キャロル役は水樹奈々/平原綾香のダブル・キャスト)、それに併せてムック本が発刊されるそうで、そこに書いて欲しいと飛び込みの依頼が来た。

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■ ONE ON ONE JAPAN TOUR 2017 @TOKYO DOME / PAUL McCARTNEY

paul 2017

ポール・マッカートニー ONE ON ONE JAPAN TOUR 2017 東京ドーム2日目に足を運んだ。一応、来日のたびに1度は観ているが、ショーの内容的にはかなり満足。もっとも、個人的には動くポールを生で見られただけで大感動した初来日ステージの時の感激度を越えることはないのだけれど、こんなに頻繁に日本へ来てくれるなんて思わなんだ。

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■ FLOWERS IN THE DIRT - Deluxe Edition - / PAUL McCARTNEY

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ポール・マッカートニーのアーカイヴ・コレクション第10弾『FLOWERS IN THE DIRT』。2017年リマスターの2枚組スペシャル・エディションの発売から遅れること1ヶ月あまり。ようやくCD3枚組+DVDのデラックス・エディションが届き、今日やっと封を開けた。ぶっちゃけこのシリーズのデモ集は、大抵は内容をチェックしたらもう次はいつ聴くか分からずで、映像なんて “いつ観るの?” 状態。だから実際は、スペシャル・エディションで充分コトが足りると思っている。でもこれまでのシリーズ9枚、すべて国内デラックス版で揃えちゃった手前、高価でも今更止められなくなっているのヨ ま、ビートルズは自分のルーツであるから、関連作へのお布施は惜しまないと決めているのでイイのだが…(←と、自分に言い聞かせている)

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■ LOVE ME BY NAME / LESLEY GORE

lesley gore_love me
15年2月に68歳で亡くなった60'sの人気ポップス・シンガー、レスリー・ゴーア。彼女が久々にクインシー・ジョーンズ制作でリリースした76年の好作が、ようやくCD化された。元々クインシーに見出されたレスリーは、63年に16歳でデビューすると、すぐさま<涙のバースデイ・パー ティ(It's My Party)>が全米No.1ヒットとなり、ポップ・アイドルとして人気沸騰。その後もシンガー・ソングライター、女優、そして活動家としても名を馳せた。しばしのブランクを挟んで、モータウン傘下のMowestから72年に『SOMEPLACE ELSE NOW』を発表。キャロル・キング的佇まいで、レディーになった姿をアピールした(CD化時のレビュー)

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■ CLOUD NINE / GEORGE HARRISON

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大物プロデューサー:トミー・リピューマの訃報が飛び込んだり、確定申告に追われたり、何かと心が落ち着かない中、断続的にプライヴェートなジョージ・ハリスン祭り開催中。先週のディスクユニオンのイベントでも、“ビートルズの4人の中で一番AORしている人” としてジョージを挙げ、79年作『GEORGE HARRISON(慈愛の輝き)』から<Love Comes To Everyone(愛はすべての人に)>をプレイした。再発CDが届いて真っ先にプレイヤー乗せたのは、やはり『ALL THINGS MUST PASS』だったけど、今はポジティヴな愛のエネルギーに満ちたこの『CLOUD NINE』(87年)から元気を貰っている。

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■ 第59回グラミー賞授賞式

adele 25 25/ADELE

昨日発表された第59回グラミー賞。主要4部門のうち新人賞を除く3部門、すなわち最優秀レコード賞、最優秀アルバム賞、最優秀楽曲賞を、アデルの『25』及び<Hello>が独占した。彼女は他にも最優秀ポップ・ソロ・パフォーマンス、最優秀ポップ・ヴォーカル・アルバムを獲得し、計5冠。9部門ノミネートのビヨンセは、「最優秀アルバム賞を獲るのでは?」という下馬評が高かったが、結局、最優秀アーバン・コンテンポラリー・アルバムなど2冠にとどまった。

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■ THIS GIRL'S IN LOVE 〜 a Bacharach & David Songbook 〜 / RUMER

rumer_bucharach
このところの東京地方、天気は良いけどかなり寒い日が続いている。おかげで11月末に引いた風邪が、完治しないうちにブリ返し。ずーっと寝込むまずに来ているのは幸いだけど、せっかく仕事部屋の音盤整理が片付き、ようやくあとは掃除機をかけるだけ、というトコまで漕ぎ着けたのに、これじゃあ書きモノの集中力が上がらないんだよなぁ…。逆にこうしてサラッと書けるブログの方が捗ったりして。

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