Light Mellow on the web 〜 turntable diary 〜

音楽ライター:金澤寿和の音盤雑感記
This is Music Journalist : Toshi Kanazawa's Blog. Sorry for Japanese only.

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Pops

■ DRUMS ! DRUMS! A GO GO / HAL BLAINE

hal blaine

60年代の米ポップス・シーンを支えた名セッション・ドラマーで、レッキング・クルーの中心人物として活躍したハル・ブレイン(本名ハロルド・サイモン・ベルスキー)が、3月11日にカリフォルニア州パーム・デザートの自宅で逝去。特にどこかを病んでいたワケではなく、老衰による自然死、つまり大往生と言える。享年90歳。

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■ A STAR IS BORN(アリー スター誕生)/ ORIGINAL SOUNDTRACK

lady gaga_allie

見逃した…、と思っていたら、まだ地元シネコンで上映していたため、慌ててお出掛け。昨日のグラミーでは、一部に<Shallow>のスウィープを期待する声があり、カナザワも主要部門ひとつぐらいはイケるんじゃないかと思っていたが、結局、ノミネートされた主要2部門はどちらも獲れず終い。ガガ&ブラッドリー・クーパーでは、最優秀ポップ・パフォーマンス(グループ/デュオ)を受けただけで、今イチ盛り上がらなかった。パフォーマンスでも、ブラッドリーは英国アカデミー賞授賞式に出席するため欠席で、ガガとの共演はならず。衛星中継でのデュエットあるかも、なんて期待も寄せられたが、結局ガガ単独の力強いパフォーマンスが拝めただけだった。

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■ 第61回グラミー賞授賞式

grammy 2019

第61回グラミー賞授賞式@L.A. ステイプルズ・センターからの衛星中継を見た。主要4部門のウィナーは以下の通り。
 年間最優秀アルバム:ケイシー・マスグレイヴス『Golden Hour』
 年間最優秀レコード:チャイルディッシュ・ガンビーノ『This Is America』
 年間最優秀楽曲:チャイルディッシュ・ガンビーノ『This Is America』
 最優秀新人賞:デュア・リパ
そのほか、カナザワが気になっていたのは、この辺り。
●Best R&B Album:H.E.R. - H.E.R.
●Best Pop Duo/Group Performance:Lady Gaga and Bradley Cooper - Shallow
●Best Rock Album:Greta Van Fleet - From the Fires
●Producer of the Year:Pharrell Williams
ぶっちゃけ主要4部門に馴染みのある名はない。チャイルディッシュ・ガンビーノは、拳銃やマシンガンをぶっ放す殺戮シーンが衝撃的な<This Is America>のPVが話題になり、自分もそれを見て衝撃を受けたけれど、それ以上は追っ掛けていないし…。

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■ SONG OF JOY / CAPTAIN & TENNILLE

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年明け早々なのに、もう訃報。70年代に多くのヒット・チューンを産み落とした夫婦のポップ・デュオ:キャプテン&テニールの “キャプテン” ことダリル・ドラゴンが、1月2日、入院していたアリゾナ州プレスコットのホスピスで亡くなった。死因は腎不全。相方のトニ・テニールとは13年に離婚したが、その後も良い関係を続けていて、ダリルが体調を崩してからは、彼女が身の回りの世話のためアリゾナへ引っ越し、旅立ちの瞬間もトニが看取ったそうだ。享年76歳。

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■ WINGS WILD LIFE - Deluxe Edition / PAUL McCARTNEY & WINGS

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12月に発売されたポール・マッカートニー&ウィングスの2組のボックス・セット、『WINGS WILD LIFE』と『RED ROSE SPEEDWAY』を同時ゲット。昨日アップしたTOTOの31枚組『ALL IN』BOXと合わせると、この3アイテムだけで10万円超になる。ビートルズ関連では、ホワイト・アルバムとジョン・レノン『IMAGINE』の豪華箱も出たばかりだから、これだけでかなりイタい出費。ポールの来日もあったし、リンゴ・スターのオールスターズもまた来るし、これではエルダー・リスナーが若手アーティストから遠のくのも当然だ。聴かないんじゃなく、手が届かない。でもそこは便利な世の中、ストリーミング・サーヴィスがある。自分はフィジカル支持だけど、どうあがいたって財源は限られるから、ネット・サーヴィスは試聴機的に有効利用している。その上で “カネを出す価値アリ” と思えば、その時点で即購入。…と言っても、この手の限定ボックスは、すぐにブツとして欲しくなってしまうけど

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■ BASIA JAPAN TOUR 2018 @ Billboard Live Tokyo

basia live

9年ぶりのオリジナル・ニュー・アルバム『BUTTERFLIES』を提げての来日公演@Billboard Live Tokyo 2nd Show。新作を我が監修シリーズ【Light Mellow Searches】を出させてもらったり、来日直前メール・インタビューを行なったりで、ご縁のできた彼女だけれど、大ヒットしていた時期は遠巻きにアルバムを聴いていた程度。なので実際にライヴを観るのは、コレが初めてだったりする。

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■ EGYPT STATION / PAUL McCARTNEY

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10月末〜11月の来日公演とこの5年ぶりのニュー・アルバム発表が重なり、いつになく盛り上がっているポール・マッカートニー周辺。今まで日本公演の度にセッセと足を運んできたが、前回来日あたりからテンションが下がり気味で、行くかどうか悩んだ挙句、公演1週間ぐらい前にチケットを購入して観に行った。今回もまだチケットは手に入れておらず、どうすっかなー、状態。ひとまず新作を聴いて、と思ったが、ライヴでどうこういうタイプの作品でもなく、おそらく2〜3曲がセットに入る程度だろう。もうビートルズ・ナンバーはイイから、“sings WINGS” みたいなツアーやってくれんかな? それだったら絶対観に行くのに…、なんて言ったら、盲目的ポール・ファンに怒られるかしらネ。

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■ ALMOST PERSUADED / SWING OUT SISTER

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オリジナル新作としては『BEAUTIFUL MESS』以来、約10年ぶり。その間にジャズ・アレンジのセルフ・リメイク集『PRIVATE VIEW』を出したり、結成30周年ベストを組んだが、やはりお久しぶり感は強い。しかしその一方で、バーシアやマット・ビアンコ、ブロウ・モンキーズあたりが相次いで新作を発表、かのシャーデーも映画のサントラに楽曲提供と、同じ頃に人気を博したUK / EUの洒脱系ベテランが活発に動いている。それに触発されたワケじゃないだろうが、当時かの<Breakout>にヤラレちゃったクチとしては、この活況には思わずニンマリさせられる。

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■ LUI

lui

ラウンジーなハワイアン・コンテンポラリー発掘盤ルイのワン&オンリー作が、紙ジャケット仕様で2度目の復刻。前回はアプレミディ・レコーズからの限定リイシューだったが、今回はP-VINE【Groove Diggers】からというコトで、カナザワが解説を担当させていただいた。でもだからと言って、コレは必ずしもAORぢゃないよ!、というのが我がスタンス。偏狭なAORディレッタントには反旗を翻すけれど、このルイの78年作は、せいぜい広義のAORにカスる楽曲が2〜3あるだけ。あまりにイージー・リスニング〜ラウンジ寄りで、AORというよりMOR(Middle Of the Road)。ハワイアン・コンテンポラリーという以外に、うまい形容が見つからない。でも見るべき、あるいは聴くべき内容がなければ解説など引き受けないワケで。このジャケ写が物語る、とことんリラックスした まどろむような心地良さは、何モノにも代え難い。

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■ SAFE IN THE ARMS OF TIME / RITA COOLIDGE

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リタ・クーリッジといえば、71年にソロ・デビューした超ベテランの女性シンガー。その長いキャリアゆえに音楽性にも多少の変化があって、時代によってイメージが変わる。元々はジョー・コッカーやデラニー&ボニー、レオン・ラッセル周辺のスワンプ人脈に連なり、 “デルタ・レディ” と呼ばれて、エリック・クラプトンとも共演した。その後クリス・クリストファーソンと結婚し、ポップ・カントリー系夫婦デュオとして活動。ソロでは、日本で彼女の代名詞となった<あなたしか見えない(Don't Cry Out Loud)>をヒットさせている。離婚後はMOR志向を強め、ジャズやポップスのスタンダード・カヴァー作を発表。05年にジャズ・アルバム『AND SO IS LOVE』を出した時に来日し、インタビューさせてもらったが、チェロキー・インディアンの血を引く彫りの深い顔立ちと、聡明なキャラが印象的な女性だった。

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■ BRUNO MARS 24K MAGIC WORLD TOUR 2018 @ さいたまスーパーアリーナ

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自宅からクルマで10分でブルーノ・マーズ。…というワケで、当世きっての人気者ブルーノの『24K MAGIC WORLD TOUR 2018』@さいたまスーパーアリーナ初日 に参加。ローリング・ストーンズ、エリック・クラプトン、クイーン with ポール・ロジャース、キャロル・キング、ホイットニー・ヒューストン、ジャネット・ジャクソンなどをココのアリーナで観たけど、もしかしたらストーンズと並んで、もっとも記憶に残る地元公演になったかな。(以下ネタバレあり)

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■ INSTANT REPLAY・RELIGHT MY FIRE / DAN HARTMAN

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大人気のミュージカル・スターでシンガー・ソングライター、実は20年来の旧友でもある石井一孝のライヴ@赤坂・草月ホール。彼のライヴは既に何度も足を運んでいるが、今回はミュージカル色濃いめの内容で、その手は門外漢のカナザワは「ふ〜ん…」といった感じ。しかしラテン気質でキャラが濃ゆい石井には、まさに天職。オリジナルを書いても、何処となくクイーン色(ってかフレディ・テイストね)が滲んじゃうんだよなー、ってコトを再確認して、一緒に観た知り合いたちと一杯。程良い時間に帰宅して、缶ビールを飲みながら、ソニーの廉価再発シリーズ【DISCO FEVER】でリイシューされたダン・ハートマン、日本初CD化の2枚を手に取った。もっともカナザワの手持ちは輸入盤だけど…

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■ PURE IMAGINATION -The Hit Covers Collection - / JACOB COLLIER

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この週末は、先週取った角松敏生、ブルー・ペパーズそれぞれのインタビューの仕上げ。その中で、ブルー・ペパーズの2人が「僕らがやりたい、作りたいと思ったことを既にやっている。僕らよりも若いのに…」と絶賛していたのが、このジェイコブ・コリアーだ。一昨年の来日公演を見たときの感想は、以前、こちらのポストでレビューしたが、彼らの言葉を受けて、ココではまだ紹介してなかったこのアルバムを引っ張り出した。ジェイコブ君の昨年9月の来日に合わせて、日本のみでリリースされた驚異のヒット曲カヴァー集である。

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■ 第60回グラミー授賞式

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ヒップホップ勢優勢、主要部門をヒッツホップが独占か!?などと、そちら方面からの期待が高まっていた第60回グラミー賞。終わってみれば、ブルーノ・マーズのスウィープ(圧勝)という、ある意味順当な結果に。ブルーノはノミネート全6部門中、最優秀レコード、最優秀アルバム、最優秀ソングの主要3部門を含む全部門で受賞をさらった。新人賞は前評判が高かったシザではなく、アリシア・カーラに。ラッパー:ジェイZは最多の8部門にノミネートながら無冠に。同じくラップ/ヒップホップの人気者ケンドリック・ラマーは5部門を獲得し、明暗を分けた。

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■ GETTIN' IT IN THE STREET / DAVID CASSIDY

david cassidy
約3週間のブログ更新停止中に、デヴィッド・キャシディの訃報が届いた。11月21日、肝不全のためフロリダ州フォートローダーデール近郊の病院で死亡。今年、認知症を発症したことを公表したばかりで、亡くなる数日前から多臓器不全のため入院し、ICUに入っていた。享年67歳。カナザワ的には、キャシディ自身に対して強い思い入れがあるワケではないが、小学生の時に『パートリッジ・ファミリー』をTVで観ていたのだから、実は洋楽に目覚めるキッカケだったビートルズよりも先に、キャシディの歌を聴いていたことになる。

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■ SOUTHERN NIGHTS / GLEN CAMPBELL

glen campbell
米国を代表するカントリー系ポップ・シンガーでギタリストでもあるグレン・キャンベルが、8日ナッシュヴィルで死去。ここ数年アルツハイマー病を患い、闘病生活を送りながら、音楽活動を継続。12年に大規模なフェアウェル・ツアーを行ない、この6月に最後のアルバムとして発表した『ADIOS』が、まさに遺作となった。享年81歳。

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■ ORIGINAL DEMOS, PRIVATE RECORDINGS AND RARITIES (プライヴェート・トレジャーズ)/ BARRY MANN & CYNTHIA WEIL

mann_weil
ようやく落ち着きを取り戻してきたせいか、コレをマトモに紹介していなかったコトにいま気づき…。3ヶ月前のゴールデン・ウィーク中に「いま執筆中」としてココにポストを上げただけだっだのを思い出した。Facebookには一度上げたかな。果たして皆さんは手にして戴いただろうか? …というワケで、まだの方に今一度改めて。

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■ CAROLE KING(文藝別冊 KAWADE夢ムック)

carole king mook
実質的に1ヶ月以上空けて、久々の更新です。でもまだ怒涛の日々、続いております。おそらく7月頭まではこんな調子かと。それでも少し先が見えてきた、というか、超テンパリ状態を脱して、少しだけ気持ちに余裕が出たので、そろそろコチラも再開しないと、というわけで。初夏から秋ぐらいはライトメロウ的に “旬な季節” なので、この時期仕事が集中するのは仕方ない。今年は連休ごろから、毎日1本前後のペースでライナー書いている計算。もっとも廉価シリーズが多く、文字数が少ないからこそ、こなせている感じ。逆に言えば、5〜10年前の倍の仕事量をこなさないと、同じ稼ぎにはならない、という悲しい現実なのだな。でもそれだけ依頼が来ている、というのはとてもありがたいこと。 感謝です

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■ ORIGINAL DEMOS / BURT BACHARACH & TONIO K.

bacharack toniok
仕事尽くしで終わりそうな大型連休の最後は、少し前にサンプルが届いていた海外リリース物を一点。デヴィッド・フォスター・ソングブック『FLY AWAY』、トム・スノウやスティーヴン・ドーフといった職人ソングライターたちのデモ・トラック集を発掘・発表している スペインのインディ・レーベル:Contante & Sonante からの新作で、何とバート・バカラック&トニオ K. のオリジナル・デモ集である。この連休中、キャロル・キング、バリー・マン&シンシア・ワイルと解説を書いていて、そのタイミングでバカラックのデモ集が届くという、何だかビックリするようなスゴい展開に、少し慰められたりして…

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■ WRITER / CAROLE KING

carole king writer
ゴールデン・ウィーク後半戦? いえいえ、カナザワは全開で原稿執筆中です。いま取り掛かっているのは、キャロル・キングのカタログ・レビュー。この夏 帝国劇場で、キャロルの半生を彼女の名曲と共に描くミュージカル『ビューティフル』が上演されるが(キャロル役は水樹奈々/平原綾香のダブル・キャスト)、それに併せてムック本が発刊されるそうで、そこに書いて欲しいと飛び込みの依頼が来た。

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