Light Mellow on the web 〜 turntable diary 〜

音楽ライター:金澤寿和の音盤雑感記
This is Music Journalist : Toshi Kanazawa's Blog. Sorry for Japanese only.

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Pops

■ KING OF THE WORLD -40th Anniversary- / SHEILA & B. DEVOTION

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シックのナイル・ロジャース&バーナード・エドワーズによる初期プロデュース作の1枚が、40周年記念リマスターによる2枚組エディションでリイシュー。シェイラの本国フランスでは 2LP+2CD+DVD+ハードカヴァー・ブックレットから成るBOX SETも出たようで、完全にビッグ・スター扱い。日本でのシェイラはほぼ泡沫ディスコ・アーティスト、音楽マニアにはシック・ワークス、もしくは次のL.A.録音のAORアルバム『LITLLE DARLIN'』で知られるだけだけど、実は60年代前半にデビューしたフレンチ・ポップの大スター。シルヴィー・バルタンと同世代でフランス・ギャルの先輩格、パリから世界に向けて発信されたイェイェ・ブームの元アイドルだった。シェイラの名は、彼女がトミー・ロウの全米No.1ヒット<Sheila>(62年)でデビューしたのが由来だそうだ。

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■ BAND ON THE RUN / PAUL McCARTNEY & WINGS

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真綿で首を絞められているような、ジワジワとイヤ〜な感じで増えているコロナ感染。そんな中、約3ヶ月ぶりにクルマで都心へ出向き、某レコード会社で打ち合わせ。執筆や選曲の仕事は家に引き篭もっていてもできるけど、人が集まり、フェイス・トゥ・フェイスで話をするからこそスムーズに進むコトがある。今回のミーティングも晩秋に向けてのプロジェクト。コロナ自粛下にも関わらず、 AORやシティ・ポップ関係でいろいろと面白いプロジェクトが動き出している。ライヴ関連はまだ戦々恐々とはいえ、なかなかイイ感じで7月がスタートした。

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■ LIVE IN MOSCOW 1979 / ELTON JOHN with RAY COOPER

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今年はコロナの影響で6月に延期になっている世界的なレコード祭典、レコード・ストア・デイ。その昨年のヴァイナル限定リリースだったエルトン・ジョンの2枚組ライヴ盤が、約1年を経てCDでリリースされた。あまり期待せずにポチッたけれど、思いのほか内容が充実していて、もう何度か聴き倒している。

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■ TAKING OFF / NEIL INNES

neil innes

大晦日だというのに朝から訃報。ビートルズの名パロディで有名なラトルズやボンゾ・ドッグ・バンドで活躍した稀代のメロディ・メイカー、モンティ・パイソンとも深い関係にあった英国人アーティスト:ニール・イネスが29日に死去した。突然死だったらしく、最近も音楽活動を続けていたとか。享年75歳。

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■ POWER TO THE POP / Various Artists

power to the pop

ビートルズの遺伝子たちの作品を詰め込んだ、日本企画のコンピレーションCD2枚組『POWER TO THE POP』、試聴中。12月中旬売りの某音専誌でビートルズDNA関連の特集記事が組まれ、カナザワもそれに参加したので、ちょっとそんな特別な思いを込めつつ。

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■ WHAT'S MY NAME / RINGO STARR

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老いてますます好調な、リンゴ・スターの約2年ぶり、20作目のスタジオ新作。最近の彼のアルバムは、どれもリラックスした中にシッカリ中身の詰まった楽曲が盛り込まれ、素直に楽しめる作りになっていた。でもこの新作『WHAT'S MY NAME』は、その延長線上にありながら、何処か表情が違っている気がする。楽しいだけじゃない、本気で演ってんだヨ と言わんばかりの作風なのだ。

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■ ABBEY ROAD 〜 50th Anniversary -Super Deluxe Edition- / THE BEATLES

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ビートルズ『ABBEY ROAD』50周年記念の Super Deluxe Edition が我が家にも。ついでにタワーレコードのウェブサイトで展開中の『アビイ・ロード』50周年&映画「Yesterday」公開記念特集【○○××が選ぶザ・ビートルズセレクション】にもお声掛け戴き、アンケートに参加させていただきました(こちらを参照⇨金澤寿和(音楽ライター)が選ぶザ・ビートルズセレクション

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■ ROCKETMAN / ELTON JOHN

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台風15号が関東地方を直撃。被害に遭われた皆様がた、心よりお見舞い申し上げます。幸い、さいたま市の我が家は何の被害もなく、たまたま有休を取っていた相方とエルトン・ジョン『ROCKETMAN』を観に行くことに。タイトル曲は、レイ・ブラッドベリの短編集『刺青の男』(51年)に収録された短編「The Rocket Man」に影響を受けて書かれたと言われるが(72年作『HONKY CHATEAU』に収録)、エルトンが立ち上げたレーベルの名前も “ロケット” だし、「火星に向けて一人旅立った宇宙飛行士の孤独」というコンセプトが、よほどお気に入りなのだろう。もっともロケット・レーベルの作品群は、エルトン自身のモノを除いて、全然CD化が進んでいないのだけれど…
(以下ネタバレあり)

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■ GREATEST HITS Vol.1・Vol.2 / ELTON JOHN

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昨日のポール・マッカートニーに続いての大物連パツ。この8月23日に自伝的映画『ロケットマン』が公開されるのに先駆けて、エルトン・ジョンのデビュー50周年にかけた初期スタジオ・アルバム&ベスト盤 13作(69年〜77年)が紙ジャケット/SHM-CD仕様で復刻された。上掲はその再発ベスト盤『GREATEST HITS』(74年)と、『GREATEST HITS VOLUME II(フィラデルフィア・フリーダム)』(77年)である。

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■ AMOEBA GIG / PAUL McCARTNEY

paul_amoeba gig

先月リイシューされたポール・マッカートニーのライヴ盤4作のうち、何故か買いそびれていた『СHO BA В СССР(バック・イン・ザ・U.S.S.R.)』(88年)と、初のフルサイズ収録となった『AMOEBA GIG』を輸入盤(デジパック)でゲット。日本盤は、購入見送りの『WINGS OVER AMERICA』(78年)と『PAUL IS LIVE』(93年)と併せてすべて紙ジャケット仕様だが、『OVER AMERICA』は東芝時代の初回紙ジャケとデラックス・ボックスがあるので今更感が強く、『PAUL IS LIVE』はオリジナルからしてCDなのに、紙ジャケにする必要があるのか?と。紙ジャケなら何でもOK、という紙ジャケ・マニアも多いと聞くけれど、カナザワの場合は “オリジナル・アナログ盤のミニチュア” という建前を重視する。アナログ盤に親しんでいたからこその紙ジャケ、というコダワッリだ。だからCD時代のオリジナル作を勝手に紙ジャケ化されても、ほとんどソソられない。

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■ SPOOKY・MAMAS AND PAPAS/SOUL TRAIN・TRACES・SONG / CLASSICS IV

classic IV

今年で20周年を迎えたガイド本『AOR Light Mellow』の掲載アイテムの中で、今も未CD化のまま陽の目を見ていない作品がいくつかある。そのひとつが、デニス・ヨスト 唯一のソロ・アルバム『GOING THROUGH THE MOTIONS』(81年)。そして彼の出身グループであるクラシックスIVの作品群も、音楽的評価が高い割にはCD化が進まず、これまでに出てたのは、似たような内容の編集盤ばかりだった。それがいつの間にか英国再発レーベル Beat Goes On (BGO)で、ツルッと4in2のオリジナル復刻。調べたらどうやら昨年暮れにリイシューされたらしく、ちょいと慌ててゲットした次第である。

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■ DRUMS ! DRUMS! A GO GO / HAL BLAINE

hal blaine

60年代の米ポップス・シーンを支えた名セッション・ドラマーで、レッキング・クルーの中心人物として活躍したハル・ブレイン(本名ハロルド・サイモン・ベルスキー)が、3月11日にカリフォルニア州パーム・デザートの自宅で逝去。特にどこかを病んでいたワケではなく、老衰による自然死、つまり大往生と言える。享年90歳。

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■ A STAR IS BORN(アリー スター誕生)/ ORIGINAL SOUNDTRACK

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見逃した…、と思っていたら、まだ地元シネコンで上映していたため、慌ててお出掛け。昨日のグラミーでは、一部に<Shallow>のスウィープを期待する声があり、カナザワも主要部門ひとつぐらいはイケるんじゃないかと思っていたが、結局、ノミネートされた主要2部門はどちらも獲れず終い。ガガ&ブラッドリー・クーパーでは、最優秀ポップ・パフォーマンス(グループ/デュオ)を受けただけで、今イチ盛り上がらなかった。パフォーマンスでも、ブラッドリーは英国アカデミー賞授賞式に出席するため欠席で、ガガとの共演はならず。衛星中継でのデュエットあるかも、なんて期待も寄せられたが、結局ガガ単独の力強いパフォーマンスが拝めただけだった。

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■ 第61回グラミー賞授賞式

grammy 2019

第61回グラミー賞授賞式@L.A. ステイプルズ・センターからの衛星中継を見た。主要4部門のウィナーは以下の通り。
 年間最優秀アルバム:ケイシー・マスグレイヴス『Golden Hour』
 年間最優秀レコード:チャイルディッシュ・ガンビーノ『This Is America』
 年間最優秀楽曲:チャイルディッシュ・ガンビーノ『This Is America』
 最優秀新人賞:デュア・リパ
そのほか、カナザワが気になっていたのは、この辺り。
●Best R&B Album:H.E.R. - H.E.R.
●Best Pop Duo/Group Performance:Lady Gaga and Bradley Cooper - Shallow
●Best Rock Album:Greta Van Fleet - From the Fires
●Producer of the Year:Pharrell Williams
ぶっちゃけ主要4部門に馴染みのある名はない。チャイルディッシュ・ガンビーノは、拳銃やマシンガンをぶっ放す殺戮シーンが衝撃的な<This Is America>のPVが話題になり、自分もそれを見て衝撃を受けたけれど、それ以上は追っ掛けていないし…。

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■ SONG OF JOY / CAPTAIN & TENNILLE

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年明け早々なのに、もう訃報。70年代に多くのヒット・チューンを産み落とした夫婦のポップ・デュオ:キャプテン&テニールの “キャプテン” ことダリル・ドラゴンが、1月2日、入院していたアリゾナ州プレスコットのホスピスで亡くなった。死因は腎不全。相方のトニ・テニールとは13年に離婚したが、その後も良い関係を続けていて、ダリルが体調を崩してからは、彼女が身の回りの世話のためアリゾナへ引っ越し、旅立ちの瞬間もトニが看取ったそうだ。享年76歳。

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■ WINGS WILD LIFE - Deluxe Edition / PAUL McCARTNEY & WINGS

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12月に発売されたポール・マッカートニー&ウィングスの2組のボックス・セット、『WINGS WILD LIFE』と『RED ROSE SPEEDWAY』を同時ゲット。昨日アップしたTOTOの31枚組『ALL IN』BOXと合わせると、この3アイテムだけで10万円超になる。ビートルズ関連では、ホワイト・アルバムとジョン・レノン『IMAGINE』の豪華箱も出たばかりだから、これだけでかなりイタい出費。ポールの来日もあったし、リンゴ・スターのオールスターズもまた来るし、これではエルダー・リスナーが若手アーティストから遠のくのも当然だ。聴かないんじゃなく、手が届かない。でもそこは便利な世の中、ストリーミング・サーヴィスがある。自分はフィジカル支持だけど、どうあがいたって財源は限られるから、ネット・サーヴィスは試聴機的に有効利用している。その上で “カネを出す価値アリ” と思えば、その時点で即購入。…と言っても、この手の限定ボックスは、すぐにブツとして欲しくなってしまうけど

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■ BASIA JAPAN TOUR 2018 @ Billboard Live Tokyo

basia live

9年ぶりのオリジナル・ニュー・アルバム『BUTTERFLIES』を提げての来日公演@Billboard Live Tokyo 2nd Show。新作を我が監修シリーズ【Light Mellow Searches】を出させてもらったり、来日直前メール・インタビューを行なったりで、ご縁のできた彼女だけれど、大ヒットしていた時期は遠巻きにアルバムを聴いていた程度。なので実際にライヴを観るのは、コレが初めてだったりする。

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■ EGYPT STATION / PAUL McCARTNEY

paul_egypt station

10月末〜11月の来日公演とこの5年ぶりのニュー・アルバム発表が重なり、いつになく盛り上がっているポール・マッカートニー周辺。今まで日本公演の度にセッセと足を運んできたが、前回来日あたりからテンションが下がり気味で、行くかどうか悩んだ挙句、公演1週間ぐらい前にチケットを購入して観に行った。今回もまだチケットは手に入れておらず、どうすっかなー、状態。ひとまず新作を聴いて、と思ったが、ライヴでどうこういうタイプの作品でもなく、おそらく2〜3曲がセットに入る程度だろう。もうビートルズ・ナンバーはイイから、“sings WINGS” みたいなツアーやってくれんかな? それだったら絶対観に行くのに…、なんて言ったら、盲目的ポール・ファンに怒られるかしらネ。

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■ ALMOST PERSUADED / SWING OUT SISTER

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オリジナル新作としては『BEAUTIFUL MESS』以来、約10年ぶり。その間にジャズ・アレンジのセルフ・リメイク集『PRIVATE VIEW』を出したり、結成30周年ベストを組んだが、やはりお久しぶり感は強い。しかしその一方で、バーシアやマット・ビアンコ、ブロウ・モンキーズあたりが相次いで新作を発表、かのシャーデーも映画のサントラに楽曲提供と、同じ頃に人気を博したUK / EUの洒脱系ベテランが活発に動いている。それに触発されたワケじゃないだろうが、当時かの<Breakout>にヤラレちゃったクチとしては、この活況には思わずニンマリさせられる。

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■ LUI

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ラウンジーなハワイアン・コンテンポラリー発掘盤ルイのワン&オンリー作が、紙ジャケット仕様で2度目の復刻。前回はアプレミディ・レコーズからの限定リイシューだったが、今回はP-VINE【Groove Diggers】からというコトで、カナザワが解説を担当させていただいた。でもだからと言って、コレは必ずしもAORぢゃないよ!、というのが我がスタンス。偏狭なAORディレッタントには反旗を翻すけれど、このルイの78年作は、せいぜい広義のAORにカスる楽曲が2〜3あるだけ。あまりにイージー・リスニング〜ラウンジ寄りで、AORというよりMOR(Middle Of the Road)。ハワイアン・コンテンポラリーという以外に、うまい形容が見つからない。でも見るべき、あるいは聴くべき内容がなければ解説など引き受けないワケで。このジャケ写が物語る、とことんリラックスした まどろむような心地良さは、何モノにも代え難い。

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