『CODA(最終楽章)』で始まる熱い8月。Zeppの最新リマスター&未発表音源シリーズ完結編となる『PRESENCE』、『IN THROUGH THE OUT DOOR』、『CODA』が到着した。ジックリ聴いてる時間はしばらくなさそうなので、まずは各アルバムのコンパニオン・ディスク(未発表音源集)のみを手に。そのうち『PRESENCE』と『IN THROUGH…』のの2枚に関しては、レファレンス・ミックスやラフ・ミックスのい発掘音源が中心で、これまでのリリースに比べ発見や驚きは少なかった。おそらくこの時期は、余計なマテリアルなど創らず収録曲のみに神経を集中させていたから、オープンにできるような蔵出し音源がなかったのだろう。 続きを読む
ジミー・ペイジによるレッド・ツェッペリンの最新リマスター・シリーズが、ようやく75年の傑作『PHYSICAL GRAFFITI』まで進んだ。Zeppファンの間では、どのアルバムをフェイヴァリットに挙げるかによってその人の音楽的嗜好が分かる、なんて言われるが、カナザワの一番はコレ。それに次いで『HOUSE OF THE HOLLY』、…ってチョッと変かな? 楽曲単位で行くと<Achilles Last Stand>なので、昔は一時 “『PRESENCE』が一番好き” と言ってたんだけど、やっぱり『PHYSICAL GRAFFITI』はこのヴォリューム感が圧巻で。