Light Mellow on the web 〜 turntable diary 〜

音楽ライター:金澤寿和の音盤雑感記
This is Music Journalist : Toshi Kanazawa's Blog. Sorry for Japanese only.

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Sorry for Japanese only.

Progressive Rock

■ YES 50 LIVE / YES

yes 50 live

今年2月に日本公演が実現した、イエス50周年記念ツアー。そのツアーのライヴ盤が発売された。収録されたのは、その前年の7月20〜21日に行われたフィラデルフィア公演が中心。正式メンバーはスティーヴ・ハウ(g)、アラン・ホワイト(ds)、ジェフ・ダウンズ(Kyd)、ビリー・シャーウッド(b)、ジョン・デイヴィソン(vo)。ただし腰に持病があるアラン・ホワイトの出番は、終盤とアンコールに限られ、代役にはジェイ・シェレンが就いている。更にその日は、トレヴァー・ホーン(vo)、パトリック・モラーツ(Kyd)という歴代メンバーがゲスト出演。アンコールではアランと共に、日本公演にも同行したオリジナル・メンバー:トニー・ケイ(kyd)もプレイした。

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■ THE SECRET / ALAN PARSONS

alan parsons_secret

ここ数年はライヴ盤やシンフォニック・プロジェクトのライヴ映像作など、スピン・オフ的作品ばかりが目立ったアラン・パーソンズ。スタジオ・レコーディングによるソロ新作としては、04年作『A VALID PATH』以来15年ぶりとなるニュー・アルバム『 THE SECRET』が4月末にリリースされた。オリジナル原盤は、先日ピックアップしたマイケル・トンプソン・バンドと同じ 伊Frontiers。DVD付きやアナログ盤、アナログのデラックス箱なども用意されている。カナザワもそそくさと輸入盤をゲットしたけれど、ようやく日本盤もDVD付き2枚組が7月末に出ることが決まったようだ。

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■ NIGHT AFTER NIGHT EXTENDED / U.K.

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スミマセン、時々古傷が疼くんです…。というコトで、密かに心待ちにしていたU.K.、79年の日本公演を収めたライヴ・アルバム『NIGHT AFTER NIGHT』の、40周年記念エキスパンデッド・エディション2CD+Blu-ray3枚組を、ようやく落ち着いて拝聴。オリジナルは9曲入りシングル・アルバムで、実際のステージの半分程度しか聴くことができなかった上、後発のワールド・ワイド盤はミックスをやり直してたりして(エディ・ジョブソンのジャケ写も差し換えられてた)、何かと曰くの多いライヴ盤であった。まぁ、バンドの解散寸前だったので、ゴタゴタはさもありなん、だけど

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■ YES 50 TOUR 2019 3rd Day @ Tokyo Dome City Hall

yes japan tour 2019

間にイエス feat.アンダーソン・ラヴィン・ウェイクマンの来日を挟んだ、2年半ぶりのイエス 日本公演@東京ドームシティ・ホール。50周年ツアーということで迷わず観に行くことにしたが、今回は東京3日間、それぞれに内容が違う。22日が『危機』再現、23日がベスト・セレクション、そして24日が3枚目『THE YES ALBUM』の再現。ちょっとだけ悩んだが、もうイエスは何度も観ているから、ベスト・セレクションは自分にとってはあまり意味がない。また『危機』再現と言っても、現行イエスに当時のメンバーはスティーヴ・ハウひとり。でも『THE YES ALBUM』なら、ハウにゲスト参加のトニー・ケイもいる。そもそも現kyd のジェフリー・ダウンズは、ソロイストというよりアンサンブルで持ち味を発揮するタイプ。…というワケで、『THE YES ALBUM』がテーマのこの日を選んだ。続きを読む

■ KING CRIMSON - Uncertain Times Japan Tour 2018 @渋谷オーチャードホール

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いつもはAORだシティポップスだ、と言っていても、自分のルーツはビートルズと70年代ロック。特にプログレ系の大御所バンドが来日するとなれば、足を運ばずにはいられない。…というワケで、1ヶ月近くを費やして、くまなくジャパン・ツアーを展開しているキング・クリムゾンの東京7日目最終公演へ。実は11月の方でチケットを確保していたが、諸事情により(当ブログのレギュラー的お客様はご存知ですよね?)、この追加公演を買い直した。席は若干悪くなったけど、それでも1階席PAのやや後ろを確保できたのでラッキー クリムゾンは3年前のツアーも同じオーチャードホールで観戦したけれど、圧倒されて、よく分からないうちに終わってしまった感があった(2015.12.7.の Live Review) そこで今回は、前回以上に近年のライヴ盤で予習しつつ…。


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■ ELECTRIC SAVAGE / COLOSSEUM II

colosseum 2

忙しさにかまけていたら、いつの間にか、英国ジャズ・ロック・シーンの伝説的ドラマー:ジョン・ハイズマンが亡くなっていた。ハイズマンは、最近ガン性の脳腫瘍を取り除く手術を受けたものの失敗に終わり、ホスピスに入院。6月12日に息を引き取ったという。享年73歳。

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■ CAMEL MOONMADNESS TOUR 2018 @ クラブチッタ川崎

camel_moonmadness tour
締切テンコ盛りの中、すべての仕事をうっちゃって、叙情派プログレ最高峰であるキャメル『ムーンマッドネス』ツアー2018@クラブチッタ川崎4daysの最終公演へ行ってきた。ビートルズで洋楽に入り、本格的にロックを聴き始めて間もない頃に代表作『THE SNOW GOOSE』を聴き、どっぷりハマってしまったキャメル。普段はAORとか都会派を気取るカナザワ(←ホントかッT)も、昔はハード・ロックやプログレ好きのロック小僧なワケで。それを知ってるひと握りの業界人が仕事を振ってきて、実はキャメル関連でも故ピーター・バーデンスのソロ作や、キット・ワトキンスがいたハッピー・ザ・マンのライナーを書いたことがある。

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■ FROM MIGHTY OAKS / RAY THOMAS

ray thomas
今年はやたら訃報が多いなぁ…。年末に、今年4月の “ロックの殿堂” 入りが決まった英国のベテラン・ロック・バンド:ムーディー・ブルースのフルート奏者レイ・トーマスが、4日に逝った。健康上の理由でグループから02年に離脱し、現在のラインナップからは外れているが、結成〜全盛期の在籍なので、殿堂入りのメンバーになっている。享年76歳。

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■ YES feat. ANDERSON RABIN WAKEMAN

anderson rabin wakeman

昨日17日、アンダーソン・ラヴィン・ウェイクマン(通称ARW)から突如改名したイエス feat.アンダーソン・ラヴィン・ウェイクマンのライヴ、日本公演初日@渋谷オーチャードホールへ足を運んだ。やっと『ロックの殿堂』入りを果たし、つい10日ほど前にニューヨークで開催されたセレモニーに登場。ARWの3人と、クリス・スクワイアーの死後、本家イエスの家督を継いでいるスティーヴ・ハウとアラン・ホワイトが合体。大のイエス・ファンを公言しているゲディ・リー(Rush)が助っ人参加して、<Roundabout>と<Owner Of A Lonely Heart>を披露したのだ。そしてその僅か3日後にARWが改名し、2組のイエスが並立することに。おそらくはクリスの遺志を汲んでだろう、名前を巡ってお家騒動を繰り広げるより、かつての中心メンバー全員がイエス・ファミリーを名乗れるよう、手打ちが行われたと思われる。そしてファンが2度目の大同団結=リユニオンを期待するのを尻目に、2組のイエスが同等に活動できることになった。

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■ LET ME FLY / MIKE + THE MECHANICS

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桜は大かた散ってしまったけれど、なかなか気持ちのイイ陽気になってきた。仕事もいろいろ入ってきていて、早くもゴールデン・ウィーク返上状態に。ライフワーク的なモノにも本格着手したいのに…と、うれしい悲鳴が溢れる。このところ少し鬱々としていたけれど、やっぱりイイ音楽をたくさん聴いて、アクティヴに発信していくのが自分のスタイルだわ

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■ SCORE / DUNCAN MACKAY

duncan mackay
個人的待望! マニアックなプログレ系作品の初CD化が実現した。コックニー・レヴェルや10C.C.、キャメル、アラン・パーソンズ・プロジェクト、ケイト・ブッシュ、バッジーなどで活躍した南アフリカ育ちの英国人キーボード奏者、ダンカン・マッケイの2ndソロ(77年)。昨年末に輸入盤が出て、日本盤を待たず即ゲット。レコードコレクターズ誌の最新号に、1月末に亡くなったジョン・ウェットンの追悼特集があり、それを見てふと思い出したように引っ張り出した。

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■ RED / KING CRIMSON

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キング・クリムゾン〜UK〜エイジアなどを渡り歩いたベース奏者/シンガーのジョン・ウェットンが、生まれ故郷の英国ドーセット州ボーンマスの自宅で就寝中に息を引き取った。結腸ガンと闘いながら音楽活動を続け、昨年秋には激ヤセした姿を晒しながらも復活宣言。今年3月から始まるエイジアのツアーに参加予定だったが、その後の回復が思わしくなく、ビリー・シャーウッドが代役を務めることが発表されたばかり。因縁深いグレッグ・レイクが昨年12月に亡くなっており、その後を追うような死だった。享年67歳。

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■ EMERSON LAKE & PALMER

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今年3月のキース・エマーソン自死に次いで、今度はグレッグ・レイクが12月7日、長年のガンとの闘病生活の果てに亡くなった。享年69歳。続きを読む

■ YES JAPAN TOUR 2016

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イエスのジャパン・ツアー2016最終日@渋谷・Bunkamura オーチャードホールを観た。さすがに73年の初来日は観てないものの、<Owner Of A Lonely Heart>ヒット後のツアー、8人組のユニオン・ツアー、そしてその後2度ほど来日公演に参戦。しかし、やっぱり究極の8人体制を観てしまったあとのステージはどうも物足りず、そのまま足が遠のいた。今回の来日でも、『YESSONGS』と『TALES FROM TOPOGRAPHIC OCEANS(海洋地形学の物語)』からの曲を演るという当初のアナウンスを聞いたとコロで、食指は動かず。でもそのあと『DRAMA』からも何曲かプレイする、そして今後は『DRAMA』の楽曲は演奏しない、なんて追加情報が入って、俄然行く気に。もちろん『こわれもの( FRAGILE)』や『危機( CLOSETO THE EDGE)』がイエスの代表作なのは分かっちゃいるが、天邪鬼なカナザワは、むしろ、『RELAYER』や『究極(GOING FOR THE ONE)』、そして『DRAMA』に愛着を持っちゃうのよ。

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■ THE PRELUDE IMPLICIT(暗黙の序曲) / KANSAS

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もう1枚、28日に発売されたカナザワ解説担当の作品は、何と16年ぶりとなるカンサスのニュー・アルバム『暗黙の序曲(THE PRELUDE IMPLICIT)』。実はカナザワがプログレ好きであることを知ってるA&R氏が、以前カンサスの紙ジャケ・リイシューの時にライナー執筆を振ってきて、今回もまた!という流れになったのだ。でも内容が分かっているカタログ再発と完全な新作とでは、解説の重要度やプレッシャーも違う。分かりやすく言えば、内容を知らないだけに今イチだったらどう書く…?、AOR系ならどうにでもかわせるが専門外だとねぇ…、というワケだ。

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■ MIRAGE / CAMEL

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UK叙情派プログレの代表格キャメルが16年ぶりに来日。その『RED MOON RISING TOUR in JAPAN 〜一期一会〜』@六本木EXシアターを観た。来日決定のニュースを知り、学生時代にコピー・バンドを組んでいた身としては矢も盾もたまらず、チケットをゲット。最初は22日(日)のプログレ・フェス(キャメルの他スティーヴ・ハケットが出演)を観るつもりが、他のフェスとバッティングしたため、前回クラブ・チッタで観たハケットを諦め、キャメルの単独公演20日にスライド。早速チケットをゲットしたところ、昨日紹介したライヴともバッティングし、21日の方を買い直すハメになった。でも骨髄性線維症で再起不能と言われたアンディ・ラティマー(g)が、骨髄移植の末に奇跡的復活。しかも往年の名曲を中心としたセットが組まれると知り、これを観ずして…、という気になった。

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■ ARGUS / WISHBONE ASH

wishbone ash
現在発売中の音専誌2誌に、寄稿&登場しました。1本はお馴染みレコード・コレクターズ誌。ココには準レギュラー的に書かせてもらっているが、4月号(大滝師匠の表紙)のT.K.レコーズ特集にレビュー数本を書いたのに続き、最新の5月号ではメイン特集『70年代プログレッシヴ・ロックの叙情性』に参加させてもらった。当ブログの常連さんだと、カナザワのプログレ好きはそれなりに知られていると思うが、こういう専門的特集の執筆陣に選出されたのはチョッと意外。訊いてみたら、編集会議では早くから執筆候補に挙げられていたそう。これは光栄デス。

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■ BRAIN SALAD SURGERY / EMERSON LAKE & PALMER

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書きモノがテンコ盛りでブログ更新がままならぬ中、先週末あたりから、またイヤ〜な空気を感じていた。最初の予感は、チャカ・カーンやルーファスに縁深いシカゴ出身の黒人シンガー・ソングライター:ギャヴィン・クリストファーの訃報(3月3日、鬱血性心不全で死去。享年66歳)。続いて、ポストに上げたジョージ・マーティン逝去があり、それを追うように、今度はブラジルから名パーカッション奏者ナナ・ヴァスコンセロス死亡の情報が入った(3月9日、肺がんの合併症。享年71歳)。ナナはビリンバウの世界的プレイヤーで、一時パット・メセニー・グループに参加して活躍。来月エグベルト・ジスモンチと来日公演を行なう予定だった。

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■ THE ELEMENTS OF KING CRIMSON TOUR IN JAPAN 2015 / KING CRIMSON

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キング・クリムゾン『THE ELEMENTS OF KING CRIMSON TOUR IN JAPAN 2015』の初日@渋谷文化村オーチャードホール。もう観られないと思っていたクリムゾンだが、突然の来日決定で、即チケットをゲット。数多のプログレおたくと違って、「ロバート・フリップが元気なうちに…」と少々クールに構えてのクリムゾン初参戦だったが、その充実度はハンパなく。いろいろ驚かされたが、でもちょっと思うところもアリ、で。

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■ BETTER LATE THAN NEVER / ANDERSON PONTY BAND

anderson ponty
“APB”と略されてしまうと、思わず同じ頭文字のサザン・ロック系やR&B系の別バンドを思い出してしまうけれど、こちらの “APB” は、元イエスのジョン・アンダーソンと、フランク・ザッパ&マザーズやマハヴィシュヌ・オーケストラで活躍したジャズ・ヴィオリン奏者ジャン・リュック・ポンティが組んだ双頭ユニット “アンダーソン=ポンティ・バンド” のこと。正直最初は、イエスを離れたジョンの老後対策顔見せ興行ユニットと思っていたが、アルバムを聴いてビックリ。中途半端な仕事の多かったジョンが、かなりポジティヴなコラボレイトを展開していて、コイツは積極的に応援しないと、と思い直した。

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