Light Mellow on the web 〜 turntable diary 〜

音楽ライター:金澤寿和の音盤雑感記
This is Music Journalist : Toshi Kanazawa's Blog. Sorry for Japanese only.

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Progressive Rock

■ 『カンタベリー・ロック完全版』にまつわる雑感

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先月の発刊以来、自分のすぐ脇に置いて、仕事の合間にチラ見しながら音を聴いたりしていたカンタベリー・ロック本。今もそのパターンは続いているが、企画元の和久井光司さんはもう次の本に向かってらっしゃるので、その前に書いておこうと。それにしても和久井さん、その都度チームを組んで動いているとはいえ、1年に何冊の本を作っているのだ? こちとら1年以内に1冊出す予定が、1年半経ってもようやく先が見えてきたところだというのに…

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■ FIELDS

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前日のアフィニティの余韻で、またしてもブリティッシュ・ロック/プログレ系のフィールズ、71年発表の唯一のアルバムを。メンバーは元レア・バードのグラハム・フィールド(kyd)、元キング・クリムゾンのアンドリュー・マカロック(ds)、そして当時売り出し中だったアラン・バリー(g, b. vo)というキーボード・トリオ。3人とも英国ドーセット州出身で、同郷ロバート・フリップの人脈に近い、というのがポイントだろう。

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■ AFFINITY

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日曜の名物FM番組:山下達郎サンデー・ソングブックのリクエスト特集にて、何とアフィニティ<Eli's Coming>。リクエストを出した主は、何と達郎バンドのkyd:難波弘之。ウチワで何やってんだよ〜、と苦笑しながら、難波さんのルーツという話にナルホド、と。そこで思わず、CDを引っ張り出してみた。リリースされたアルバムはコレ1枚きりだけど、英国ロックきってのレア盤として知られ、何度も何度も繰り返し再発されている。実際、我が家にも複数。オリジナル・アルバムは7曲入りだったが、それが紙ジャケット化された時だったかボーナス曲8曲追加の15曲入りとなり、更にデラックス・エディションの2枚組になり、気がつけばいつの間にか4枚組ボックス仕様が出ていた。

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■ IAN McDONALD passed away

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ちょっとショック キング・クリムゾンやフォリナーの結成メンバーとして知られるイアン・マクドナルドが、2月9日、ニューヨークの自宅で亡くなった。家族に囲まれての、安らかな旅立ちだったという。死因はガンで、享年75歳。クリムゾンはオフィシャル・サイトで、“イアンのキング・クリムゾンへの貢献はかけがえのない深いもの” と追悼コメントを発表している。

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■ THE ZEALOT GENE / JETHRO TULL

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折角の週末だというのに、コワいジャケットでスミマセン… でも内容はそこまでオドロオドロしくなく、重厚ながらも叙情的だったりジェントルだったりで、アートワークのイメージよりも遥かに聴きやすく。ブリティッシュ・ロック界のレジェンド、ジェスロ・タルの18年ぶりのニュー・アルバム『THE ZEALOT GENE(ザ・ゼロット・ジーン)』。ジャケに写る人相が悪いオッサンは、タルを率いるイアン・アンダーソン。かつては樵(きこり)みたいな風貌で、フルートの一本足奏法を披露していた彼も、ずいぶんコワモテのジジイになった。

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■ McDONALD and GILES

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オリジナル・キング・クリムゾンの2人、マクドナルド&ジャイルズによる唯一のアルバム『McDONALD & GILES』が、98年以来となる紙ジャケ再発。…というワケで、買い直すべきか否か、と聴き直している。オリジナル・リリースは1970年。つまり、イアン・マクドナルドとマイケル・ジャイルズは、かの伝説的名盤『IN THE COURT OF THE CRIMSON KING(クリムゾン・キングの宮殿)』発表直後に、さっさとグループを脱退してしまったのだ。何でも、1ヶ月に及んだ過酷なUSツアーがナイーヴな2人を疲弊させ、ロバート・フリップに脱退を通告させたとか。


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■ THE FLOCK

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少し前にトリリオンやデヴィッド・サンシャスを紹介した、ソニー・ミュージックの【プログレッシヴ・ロック紙ジャケット・コレクション Vol.3 アメリカンロック編】から、何と28年ぶりの国内再発になるというザ・フロックのデビュー・アルバム(69年)を。看板はプログレだが、作品的にはジャズ・ロックの趣きで、しかもフィーチャーされるのはジェリー・グッドマンのヴァイオリン。それなのに3管を擁し、ブラス・ロック的側面もあるという個性派だ。早い話、ブラッド・スウェット&ティアーズにヴァイオリンを放り込んだようなスタイルを持っている。

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■ I DREAMED OF ELECTRIC SHEEP(電気羊の夢を見た)/ PFM

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今日は各方面のライヴ・イベントからインヴィテーションを頂戴していたが、諸般の事情ですべて断念。先ほどから、1ヶ月前にリリースされてメチャ良かったPFMのニュー・アルバム『I DREAMED OF ELECTRIC SHEEP(電気羊の夢を見た)』を、改めて聴き直している。ご存じですか? PFM= Premiata Forneria Marconi(プレミアータ・フォルネリア・マルコーニ)。70年代初頭から活動しているイタリアの老舗プログレ・バンド。前身時代を含めると、既に55年のキャリアを誇る長寿バンドで、PFMになってから50年、一度も解散していない稀有な連中なのだ。

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■ GRAEME EDGE (The Moody Blues), JOHN GOODSALL (Brand X) passed away

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今日はブリティッシュ・ロック方面から訃報が立て続けに。まずはムーディー・ブルースのドラマー:グレアム・エッジの訃報が、現地時間11日に発表。享年80歳。ガンを発症していた。また、フィル・コリンズも在籍したブランドXのギタリスト:ジョン・グッドソールが、11日に死去。こちらは享年68歳。現時点では死因は発表されていない。

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■ FOREST OF FEELINGS / DAVID SANCIOUS

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主にキーボードとギターをこなす黒人マルチ・プレイヤー、デヴィッド・サンシャスのデビュー・アルバムが、紙ジャケットで9月末に国内発売された。自分は以前、海外でCD化された時に持っていたけれど、この職人的ミュージシャンのアルバムが日本でCD復刻されたことに、まずビックリ。そしてその復刻が、【プログレッシヴ・ロック紙ジャケット・コレクション Vol.3 アメリカン・ロック編】として組まれたことに、2度ビックリ。だって自分の中では、デヴィッド・サンシャスといえば、完全に“ジャズ”の人だったから。

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■ TRILLION

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月初めにTIMという発掘音源の国内仕様盤を紹介したら、殊の外 好評で、ヴォーカルのトム・グリフィンが在籍していたトリリオンにも注目が集まっている様子。アルバムは2枚しか出しておらず、しかもトム・グリフィンは2枚目にしか参加していないが、ちょうど9月に、78年の1st 『TRILLION(氷牙)』が紙ジャケ再発されているので、ちょっと触れておきたい。初CD化は98年。当ブログでは、2010年の海外再発時(国内仕様盤も出た)に取り上げている。(http://lightmellow.livedoor.biz/archives/51645659.html)

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■ A MOMENTARY LAPSE OF REASON - Remixed & Updated - / PINK FLOYD

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87年に発表された『A MOMENTARY LAPSE OF REASON(鬱)』のニュー・リミックス&アップデイト盤、言うまでもなくゲットしてます。元々は2019年に出た18枚組『THE LATER BOX』の一部としてリリースされた作品だが、ほとんど単体で持っている身では おいそれとは手が出せず、将来のバラ売りを心待ちにしていた。そしてライヴ盤『DELICATE SOUND OF THUNDER(光〜PERFECT LIVE!)』『LIVE AT KNEBWORTH 1990』に続いて、この『鬱』のニュー・リミックスが出たワケだ。ラインナップ的にはCD単体、アナログ盤などあるが、自分は海外でしか出ていないCD+Blu-ray Deluxe Editionを購入。Blu-rayには5.1chマルチやハイレゾ音源はもちろん、<Learning To Fly>のMV、ライヴで使用されたスクリーン映像3曲、英国の海岸に800超のベッドを並べて話題をさらった『鬱』のジャケット撮影ドキュメントなどがシュートされている。

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■ THE QUEST / YES

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ここ10年くらいにリリースされたオフィシャル・ライヴ盤だけでもアップアップしているのに、最近は、躍進のキッカケになった72年のUSツアー7公演を丸ごと収めたCD14組『PROGENY』とか、8人で回った91年『UNION』ツアーの30枚組ボックス『UNION 30 LIVE』とか、もう完全にギブアップ。それでも前作『HEAVEN & EARTH』から7年ぶりのスタジオ新作となれば、やっぱりソワソワする。しかも最初から、通常盤と5.1chミックスやハイレゾ音源を収めたBlu-ray Disc付き3枚組の併売と言うから、余計にムズムズ。通常CDはサクッと何度か聴いたけれど、締切が差し迫っていた仕事を終わらせたタイミングで、サウンド音源を爆音で聴いてみた。

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■ COUNTERPOINTS / ARGENT

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昨日のELOに繋がって、最近初CD化されたコレを。元ゾンビーズのロッド・アージェントが率いた70'sブリティッシュ・グループ、アージェントのラスト・アルバム。発表は75年で、通算8作目。アージェントというと、プログレ指向が強かったロッドと、優れたポップ・センスの持ち主であるラス・バラードのバランス感で成り立っていたワケだが、この最終作は既にラス・バラードが抜けたあと。自分的には、この初CD化で初めて聴くことができた。

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■ ATOM HEART MOTHER - 原子心母・箱根アフロディーテ 50周年記念盤 - / PINK FLOYD

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ピンク・フロイド『原子心母』の箱根アフロディーテ50周年記念盤、当然のように自分もフラゲしています。中身はCD+Blu-Rayの2枚組。アルバム自体は前回リマスターの流用らしく、目新しさは何もナシ。目的は遂に発見された、50年前のオリジナル・フィルムからのレストア映像。それと7インチ・シングル・サイズの紙ジャケと、アフロディーテにまつわる山盛りのメモラビリア、というコトになる。

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■ OUT OF THIS WORLD / KAYAK

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オランダを代表するベテラン・ロック・バンド:カヤックの、3年ぶり18作目が届いた。日本ではプログレッシヴ・ロック扱いだけど、実際はもっとポップで、産業ロック〜メロディック・ロック的ノリも。80年代にデビューしていたら、ポンプ・ロックにされていただろうな。このブログ的には、ザリガニ・ジャケのヨーロピアンAOR名盤『BY APPOINTMENT OF...』(83年)で知られるザ・プレジデントの主格ピム・クープマンの出身バンドとしてご存知の方が多いかも。

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■ LIVE AT KNEBWORTH 1990 / PINK FLOYD

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ピンク・フロイドが1990年に出演した英国南部で開催された伝説的野外ライヴ・イベント、ネブワース・コンサートのライヴ・アルバムが遂に。70年代半ばから続いているこのチャリティー・イベント、90年はポール・マッカートニーやエルトン・ジョン、エリック・クラプトン、ジェネシス、元レッド・ツェッペリンのペイジ=プラントなど、錚々たるビッグ・ネームが出演。12万人のオーディエンスを集めた。その中でフロイドは全7曲、約1時間のショウを披露したのである。

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■ US + THEM / ROGER WATERS

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今日は1日PCに向かい合っていたので、気分転換にコレ。一昨年暮れのマスコミ試写会で観ることができたので、blu-rayは買うだけ買って実は観てなかった。でも今月末に、ピンク・フロイドの1990年、伝説のネブワース・コンサートのライヴ盤が出るというので、今一度観ておこうと。すると試写会時には映像のド迫力に押されてよく見えていなかった部分が、今度は手に取るように分かってきて。「遅ぇーヨ」というご指摘は、甘んじてお受けします…

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■ DELICATE SOUND OF THUNDER 2019 / PINK FLOYD

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ピンク・フロイド『DELICATE SOUND OF THUNDER (光〜PERFECT LIVE)』のレストア映像をようやく。発売日にゲットし、音源そのものはCDやサブスクで流しっぱ にしたりしてたが、時間と気持ちに少し余裕ができたこのタイミングで、頂きモノのベルギー・ビール特大瓶を小脇に置きつつ約2時間。ちなみにポチったのは、Blu-RayとCD2枚組をそれぞれ単品で。Blu-Ray / DVD +CDの4枚組デラックス・セットも出ていたけど(現在は売り切れ)、Blu-RayとDVDの抱き合わせって何の意味があるの?と思っちゃうので、敢えてコチラで。

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■ 1000 HANDS -CHAPTER ONE- / JON ANDERSON

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イエスのシンガー:ジョン・アンダーソンが30年越しで制作していたソロ大作『1000 HANDS』。昨年自身の公式サイトで限定リリースされていたものが、今年夏にようやく一般リリースされた。少し遅れてゲットしたが、その壮大でチカラの籠った作りに「もう少しジックリ聴き直して…」なんて思っていたら、早2ヶ月が経ってしまった。でもコレ、ファンの間では、ジョンのソロ作群でNo.1、なんて呼び声も出ている作品なのだ。

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