Light Mellow on the web 〜 turntable diary 〜

音楽ライター:金澤寿和の音盤雑感記
This is Music Journalist : Toshi Kanazawa's Blog. Sorry for Japanese only.

This is Music Journalist : Toshi Kanazawa's Blog.
Sorry for Japanese only.

Progressive Rock

■ THE FLOCK

the flock

少し前にトリリオンやデヴィッド・サンシャスを紹介した、ソニー・ミュージックの【プログレッシヴ・ロック紙ジャケット・コレクション Vol.3 アメリカンロック編】から、何と28年ぶりの国内再発になるというザ・フロックのデビュー・アルバム(69年)を。看板はプログレだが、作品的にはジャズ・ロックの趣きで、しかもフィーチャーされるのはジェリー・グッドマンのヴァイオリン。それなのに3管を擁し、ブラス・ロック的側面もあるという個性派だ。早い話、ブラッド・スウェット&ティアーズにヴァイオリンを放り込んだようなスタイルを持っている。

続きを読む

■ I DREAMED OF ELECTRIC SHEEP(電気羊の夢を見た)/ PFM

pfm_2021

今日は各方面のライヴ・イベントからインヴィテーションを頂戴していたが、諸般の事情ですべて断念。先ほどから、1ヶ月前にリリースされてメチャ良かったPFMのニュー・アルバム『I DREAMED OF ELECTRIC SHEEP(電気羊の夢を見た)』を、改めて聴き直している。ご存じですか? PFM= Premiata Forneria Marconi(プレミアータ・フォルネリア・マルコーニ)。70年代初頭から活動しているイタリアの老舗プログレ・バンド。前身時代を含めると、既に55年のキャリアを誇る長寿バンドで、PFMになってから50年、一度も解散していない稀有な連中なのだ。

続きを読む

■ GRAEME EDGE (The Moody Blues), JOHN GOODSALL (Brand X) passed away

moody blues livetumblr_60fe8d11569d29087bd9a0f424df3ee1_ac176282_540
goodsall1brand x_livestock

今日はブリティッシュ・ロック方面から訃報が立て続けに。まずはムーディー・ブルースのドラマー:グレアム・エッジの訃報が、現地時間11日に発表。享年80歳。ガンを発症していた。また、フィル・コリンズも在籍したブランドXのギタリスト:ジョン・グッドソールが、11日に死去。こちらは享年68歳。現時点では死因は発表されていない。

続きを読む

■ FOREST OF FEELINGS / DAVID SANCIOUS

david sancious

主にキーボードとギターをこなす黒人マルチ・プレイヤー、デヴィッド・サンシャスのデビュー・アルバムが、紙ジャケットで9月末に国内発売された。自分は以前、海外でCD化された時に持っていたけれど、この職人的ミュージシャンのアルバムが日本でCD復刻されたことに、まずビックリ。そしてその復刻が、【プログレッシヴ・ロック紙ジャケット・コレクション Vol.3 アメリカン・ロック編】として組まれたことに、2度ビックリ。だって自分の中では、デヴィッド・サンシャスといえば、完全に“ジャズ”の人だったから。

続きを読む

■ TRILLION

trillion

月初めにTIMという発掘音源の国内仕様盤を紹介したら、殊の外 好評で、ヴォーカルのトム・グリフィンが在籍していたトリリオンにも注目が集まっている様子。アルバムは2枚しか出しておらず、しかもトム・グリフィンは2枚目にしか参加していないが、ちょうど9月に、78年の1st 『TRILLION(氷牙)』が紙ジャケ再発されているので、ちょっと触れておきたい。初CD化は98年。当ブログでは、2010年の海外再発時(国内仕様盤も出た)に取り上げている。(http://lightmellow.livedoor.biz/archives/51645659.html)

続きを読む

■ A MOMENTARY LAPSE OF REASON - Remixed & Updated - / PINK FLOYD

floyd_momentary box

87年に発表された『A MOMENTARY LAPSE OF REASON(鬱)』のニュー・リミックス&アップデイト盤、言うまでもなくゲットしてます。元々は2019年に出た18枚組『THE LATER BOX』の一部としてリリースされた作品だが、ほとんど単体で持っている身では おいそれとは手が出せず、将来のバラ売りを心待ちにしていた。そしてライヴ盤『DELICATE SOUND OF THUNDER(光〜PERFECT LIVE!)』『LIVE AT KNEBWORTH 1990』に続いて、この『鬱』のニュー・リミックスが出たワケだ。ラインナップ的にはCD単体、アナログ盤などあるが、自分は海外でしか出ていないCD+Blu-ray Deluxe Editionを購入。Blu-rayには5.1chマルチやハイレゾ音源はもちろん、<Learning To Fly>のMV、ライヴで使用されたスクリーン映像3曲、英国の海岸に800超のベッドを並べて話題をさらった『鬱』のジャケット撮影ドキュメントなどがシュートされている。

続きを読む

■ THE QUEST / YES

yes_the quest

ここ10年くらいにリリースされたオフィシャル・ライヴ盤だけでもアップアップしているのに、最近は、躍進のキッカケになった72年のUSツアー7公演を丸ごと収めたCD14組『PROGENY』とか、8人で回った91年『UNION』ツアーの30枚組ボックス『UNION 30 LIVE』とか、もう完全にギブアップ。それでも前作『HEAVEN & EARTH』から7年ぶりのスタジオ新作となれば、やっぱりソワソワする。しかも最初から、通常盤と5.1chミックスやハイレゾ音源を収めたBlu-ray Disc付き3枚組の併売と言うから、余計にムズムズ。通常CDはサクッと何度か聴いたけれど、締切が差し迫っていた仕事を終わらせたタイミングで、サウンド音源を爆音で聴いてみた。

続きを読む

■ COUNTERPOINTS / ARGENT

argent_counterpoints

昨日のELOに繋がって、最近初CD化されたコレを。元ゾンビーズのロッド・アージェントが率いた70'sブリティッシュ・グループ、アージェントのラスト・アルバム。発表は75年で、通算8作目。アージェントというと、プログレ指向が強かったロッドと、優れたポップ・センスの持ち主であるラス・バラードのバランス感で成り立っていたワケだが、この最終作は既にラス・バラードが抜けたあと。自分的には、この初CD化で初めて聴くことができた。

続きを読む

■ ATOM HEART MOTHER - 原子心母・箱根アフロディーテ 50周年記念盤 - / PINK FLOYD

pink floyd_aphrodite 50

ピンク・フロイド『原子心母』の箱根アフロディーテ50周年記念盤、当然のように自分もフラゲしています。中身はCD+Blu-Rayの2枚組。アルバム自体は前回リマスターの流用らしく、目新しさは何もナシ。目的は遂に発見された、50年前のオリジナル・フィルムからのレストア映像。それと7インチ・シングル・サイズの紙ジャケと、アフロディーテにまつわる山盛りのメモラビリア、というコトになる。

続きを読む

■ OUT OF THIS WORLD / KAYAK

kayak

オランダを代表するベテラン・ロック・バンド:カヤックの、3年ぶり18作目が届いた。日本ではプログレッシヴ・ロック扱いだけど、実際はもっとポップで、産業ロック〜メロディック・ロック的ノリも。80年代にデビューしていたら、ポンプ・ロックにされていただろうな。このブログ的には、ザリガニ・ジャケのヨーロピアンAOR名盤『BY APPOINTMENT OF...』(83年)で知られるザ・プレジデントの主格ピム・クープマンの出身バンドとしてご存知の方が多いかも。

続きを読む

■ LIVE AT KNEBWORTH 1990 / PINK FLOYD

pink floud_knebworth

ピンク・フロイドが1990年に出演した英国南部で開催された伝説的野外ライヴ・イベント、ネブワース・コンサートのライヴ・アルバムが遂に。70年代半ばから続いているこのチャリティー・イベント、90年はポール・マッカートニーやエルトン・ジョン、エリック・クラプトン、ジェネシス、元レッド・ツェッペリンのペイジ=プラントなど、錚々たるビッグ・ネームが出演。12万人のオーディエンスを集めた。その中でフロイドは全7曲、約1時間のショウを披露したのである。

続きを読む

■ US + THEM / ROGER WATERS

roger waters_us+them DVD

今日は1日PCに向かい合っていたので、気分転換にコレ。一昨年暮れのマスコミ試写会で観ることができたので、blu-rayは買うだけ買って実は観てなかった。でも今月末に、ピンク・フロイドの1990年、伝説のネブワース・コンサートのライヴ盤が出るというので、今一度観ておこうと。すると試写会時には映像のド迫力に押されてよく見えていなかった部分が、今度は手に取るように分かってきて。「遅ぇーヨ」というご指摘は、甘んじてお受けします…

続きを読む

■ DELICATE SOUND OF THUNDER 2019 / PINK FLOYD

pink floyd_hikari

ピンク・フロイド『DELICATE SOUND OF THUNDER (光〜PERFECT LIVE)』のレストア映像をようやく。発売日にゲットし、音源そのものはCDやサブスクで流しっぱ にしたりしてたが、時間と気持ちに少し余裕ができたこのタイミングで、頂きモノのベルギー・ビール特大瓶を小脇に置きつつ約2時間。ちなみにポチったのは、Blu-RayとCD2枚組をそれぞれ単品で。Blu-Ray / DVD +CDの4枚組デラックス・セットも出ていたけど(現在は売り切れ)、Blu-RayとDVDの抱き合わせって何の意味があるの?と思っちゃうので、敢えてコチラで。

続きを読む

■ 1000 HANDS -CHAPTER ONE- / JON ANDERSON

jon anderson

イエスのシンガー:ジョン・アンダーソンが30年越しで制作していたソロ大作『1000 HANDS』。昨年自身の公式サイトで限定リリースされていたものが、今年夏にようやく一般リリースされた。少し遅れてゲットしたが、その壮大でチカラの籠った作りに「もう少しジックリ聴き直して…」なんて思っていたら、早2ヶ月が経ってしまった。でもコレ、ファンの間では、ジョンのソロ作群でNo.1、なんて呼び声も出ている作品なのだ。

続きを読む

■ SECRETS & LIES / JAKKO M JAKSZYK

jakko m jakszyk 020

現キング・クリムゾンのフロント・プレイヤーとして、ギターとヴォーカルの重責を担っているジャッコ・ジャクジクのソロ・アルバム。ライナーによると、14年ぶり5作目のソロ作だそうで、クリムゾン参加後ではお初とか。正直「へぇ〜、そんなに出してんだ!」という感じだが、実はカナザワがジャッコを知ったのは意外に古く、83〜4年に、かのスティッフから12インチをシコシコ出していた頃に遡る。当時は単に “JAKKO” と名乗り、近年一部で再評価が進むラー・バンドみたいなことをやっていた。

続きを読む

■ THE ROYAL AFFAIR TOUR 〜 LIVE FROM LAS VEGAS / YES

yes_vegas

イエスの最新ライヴ盤『THE ROYAL AFFAIR TOUR 〜 LIVE FROM LAS VEGAS』がリリース。ラス・ヴェガスでのライヴというと、即、豪華ホテルのディナー・ショウがイメージされてしまって、とてもプログレのイエスと結びつかないのだけれど、実際ヴェガスのハード・ロック・ホテルに於けるライヴ・レコーディング。ただしこの THE ROYAL AFFAIR TOUR は、カール・パーマーによるELPレガシーやジョン・ロッジ・バンドとのジョイント・ライヴで、それぞれが亡くなったメンバーへの追悼ステージを披露するのが目的。それ故イエスは昨年7月26日に、クリス・スクワイアやピーター・バンクスといったオリジナル・メンバーに捧げるショウを行なったそうだ。その時の模様をパッケージしたのが、このライヴ盤である。

続きを読む

■ THE ANTHOLOGY ~ A Musical Journey / GREG LAKE

greg lake anthology

キング・クリムゾン、エマーソン・レイク&パーマー(ELP)の結成メンバーとして知られ、16年に亡くなったグレッグ・レイクのCD2枚組アンソロジーが登場。ELP解散後80年代にスタートしたソロ活動は、最初はゲイリー・ムーアをパートナーにして注目されたものの、日本ではあまり当たらず。しかし本国UKでは、ELP稼働中に出したソロ・シングル<I Believe In Father Christmas(夢見るクリスマス)>が全英2位を記録。今ではその季節になると毎年聴かれるポップ・スタンダードになっており、その名は広く知られている。

続きを読む

■ LIVE AT THE ROUNDHOUSE / NICK MASON'S SAUCERFUL OF SECRETS

nick mason

私的ピンク・フロイド祭り2日目。今日はニック・メイスンのソーサーフル・オブ・シークレッツの『LIVE AT THE ROUNDHOUSE』。19年5月にロンドンのラウンドハウスで行われたライヴを、2CD+DVD、Blu-ray、2LPでリリースされた(サブスクでも)。これは本来4月にリリースされるはずだったもので、新型コロナの影響により9月まで延期。それがようやくお目見えしたワケである。発売に合わせて4〜5月に行われるはずだったツアーも10月に順延されたが、いま英国〜ヨーロッパは再び感染拡大になっているから、再度リスケになるのだろうな。

続きを読む

■ DAVID GILMOUR

david gilmour

ピンク・フロイドのデヴィッド・ギルモア、シド・バレットのソロ・アルバム紙ジャケ・リイシューがようやく。最初にアナウンスされてから、かれこれ1年半ぐらい待たされましたかね? しかも単なる情報だけでなく、音専誌への出稿もあって、特集組まれちゃうくらい期待を集めていたのに、そこから延期・延期の繰り返し。鈍重なフロイド・サイドの動きの悪さが原因だけど、ソニー担当者S氏の困り果てた顔も目に浮かんでいた。でも結果的にロジャー・ウォーターズ『US + THEM』、ニック・メイスンズ・ソーサーフル・オブ・シークレッツのライヴ盤と同時展開になり、プログレ方面はチョッとしたピンク・フロイド祭り。カナザワもシッカリ、買うべきものは買わせて戴きます

続きを読む

■ FLY FROM HERE:RETURN TRIP / YES

yes_return trip

やるべきコトはいっぱいあるが、どうもエンジンが掛からないので、しばしイエスで現実逃避中。こうも暑いとやっぱり集中力が上がらず、どうしてもダレますわね… ハード・ロック系ではなく、イエスのように空調が効いてるような密室系プログレに手が伸びたのも、やはりこの暑さゆえ、という気が。そこで目についたのが、昨年末から一般流通がスタートした『FLY FROM HERE:RETURN TRIP』。11年にリリースされた何度目かの新生イエス第1弾『FLY FROM HERE』の、いわゆるリヴィジッド盤として18年に発表され、ライヴ会場や一部通販でのみ流通し、速攻で入手困難に陥っていた作品だ。

続きを読む
HOME
Light Mellow on the Web

link_fb
細かいNewsはコチラで発信
TOPICS
● Blue Peppers 待望の新作『SYMPHONY』12月8日発売●

blue peppers_symphony
予約受付中! 以下をクリック
SYMPHONY

●「真夜中のドア〜stay with me」をフィーチャーした松原みき×林哲司の全曲コンピレーション・アルバムが発売!●


解説を担当しています

●フュージョン・ライヴ名盤『CASINO LIGHTS』が、世界初2枚組仕様『CASINO LIGHTS TWINS:LEGENDARY LIVE AT MONTREAUX JAZZ FESTIVAL 1981』として復刻●

casino lights twins

カナザワ監修・解説
ブロク記事はこちら
商品詳細・好評発売中!
※タワーレコード限定商品
Light Mellow Searches
 カナザワ監修シリーズ
 from P-VINE Records


◆リリース一覧はココから◆

Liner Notes
Light Mellow ANALOG
Light Mellow's Choice
 カナザワ監修シリーズ
 from VIVID SOUND

AOR Light Mellow Premium
● Disc Guide『AOR Light Mellow』20周年 ●

AOR_LM_cov_0823
AORライトメロウ プレミアム 01 Legends & Pre-AOR
大好評発売中
お求めはタイトルをクリック
詳細はコチラから

Recent Comments
Article Serch
Archives