Light Mellow on the web 〜 turntable diary 〜

音楽ライター:金澤寿和の音盤雑感記
This is Music Journalist : Toshi Kanazawa's Blog. Sorry for Japanese only.

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和モノ・City Pops

■ MAZDA DRIVE & MUSIC #3 @マツダR&Dセンター横浜

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自動車メーカーのMAZDAが主催する『MAZDA DRIVE & MUSIC #3』@マツダR&Dセンター横浜プレゼホール、トークショーの司会進行及びライヴ・レポーター的に参加しました。クルマをもっと楽しんでほしい、というMAZDAでは今、カー・オーディオに特段チカラを入れているそうで、それを広める催しを組んでいるとか。そこで今回は、オーディオ試聴会とライヴ、トーク・ショウを組み合わせたユニークなイベントを企画。自分にもお声を掛けて頂いた。

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■ RUN TO LIVE, LIVE TO RUN / 円道一成

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この週末に執筆中のネタに関連して、久々にこのアルバムをレコード棚から引っ張り出し…。シャークの呼び名の下、今も現役でライヴなどを行なっている日本屈指のピュアなR&Bシンガーの草分けの一人、円道一成の84年作『RUN TO LIVE, LIVE TO RUN』、未だCD化されない幻の一作。山下達郎が2曲楽曲提供/アレンジし、自分のバンドを率いて渾身のギター・カッティングを聴かせているのに、どうして?と思わせられる逸品だ。

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■ TOKYO magic / 青野りえ

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和製AOR〜シティ・ポップのシーンに凜と佇む女性シンガー:青野りえ、待望の3rdアルバムがリリース。既にアチコチのミニFMステーションにプロモ出演が続いていて、レコ発ライヴや都内でのインストア・ライヴは終了した。自分はスケジュールがバッティングしてしまい、どちらにも足を運ぶことができなかったけれど、概ね好評だったようで…。

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■ 八神純子&後藤次利 『The Night Flight 〜 New Departure』@Billboard Live Tokyo

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ライヴ取材で、八神純子&後藤次利 『The Night Flight〜New Departure』@Billboard Live Tokyo 2days の2日目1st Show。彼女の音楽に馴染みの薄い方だと、今だに<みずいろの雨>や<パープル・タウン>のイメージが強いかも知れないが、米国在住/実質的活動休止を間に挟んで、東日本大震災復興支援を機に活動を再開し、今ではもっとも積極的なライヴ活動を展開しているベテラン女性シンガー・ソングライターの一人に数えられる。その中で、ギターとキーボードの3人で全国各地をくまなく回る長期ツアー『キミの街へ』を展開しながら、スピン・オフ的にピアノ・デュオとの公演や単身でのTalk& Live を行なうなど、形式に捕らわれずに自由なパフォーマンスを展開している。更に先月は “歌いたい曲を歌いたいだけ歌う” という年1回3時間超のライヴ『ヤガ祭り5th』を開催。しかも5回目にして初の2日間ステージにトライした。そして今月は、昨年の10周年でピリオドを打ったはずである後藤次利との『The Night Flight』を再開。題してThe Night Flight〜New Departure』である。

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■ 伊藤銀次・杉真理・鈴木雄大 Magical Friday Triangle Vol.2 @丸の内コットンクラブ

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伊藤銀次・杉真理・鈴木雄大というポップ職人御三方による Magical Friday Triangle Vol.2 @丸の内コットンクラブ。6月に続き、今回も推薦コメントを寄せたので、シッカリと2nd Showを観て参りました。ボックス・シートの一部を除いてほぼ満席と、前回観た時以上に集客好調。やっぱり楽しさ全開の充実したパフォーマンスが、オーディエンスを呼び寄せたんだろうな。

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■ SUPER ROCK in the Highest Voltage! / CREATION

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5月、8月と、東芝EMI時代の全アルバムが揃って紙ジャケ復刻されてきたクリエイション/竹田和夫。そのシリーズ最終回として、日本のロック黎明期の大名盤と言っていいクリエイションの75年のデビュー作『CREATION』、フェリック・パパラルディとの共演でワールドワイドに紹介された76年作『FELIX PAPPALARDI & CREATION』、77年のこれも人気作『PURE ELECTRIC SOUL』、そして当時注目されていたダイレクト・カッティングでレコーディングした『SUPER ROCK in the Highest Voltage!』の4枚がリイシューされた。その中から、今回が初CD化となる『SUPER ROCK...』をピックアップ。

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■ NO END SUMMER 2023 AFTER PARTY @ 渋谷HOME

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大橋純子の突然に訃報に心が塞ぎがちながら、昨日は今井優子のサポート業務で、『NO END SUMMER 2023 AFTER PARTY』@渋谷HOME。先月開催された本チャン『NO END SUMMER』では、自分も演者側に回ってDJしたが、今回は諸般の事情で回避し、こういうカタチに落ち着いた。今回の出演者は若手グループ中心で、シティポップ・カテゴリーからは多少ハズレ気味だったが、そこはゲスト枠でカヴァーする体(てい)で。寒空の中おいで下さった皆さま、どうもありがとうございました。

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■ 追悼 大橋純子

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ショック シティポップの世界的大ブームの中で、海外からもシッカリ再評価機運が高まっていた名シンガー:大橋純子が、9日に亡くなっていたことが明らかになった。享年73歳。現時点で死因は発表されていないが、近年は食道ガン、乳腺ガンとの闘病を強いられ、それでも歌手活動に復帰。ところが今年3月の定期検診で再発が発見され、5月に予定されていたビルボード・ライヴでのクラブ・サーキットが中止に。そのまま活動を休止して自宅静養に入るも、断続的にヴォイス・トレーニングを行なって復帰を目指していたらしい。ところが一週間ほど前に病状が悪化し、緊急入院。そのまま旅立ってしまったそうだ。先月22日、<夏女ソニア>をデュエットした もんたよしのりサンが急逝した時も追悼コメントを出しており、療養中でも比較的元気に過ごしていたという。

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■ ラジオ新番組『シティポップ・コレクション』出演スタート

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SNSでは紹介済みですが、10月からカナザワが関係するラジオ番組『シティポップ・コレクション』がスタートしています。メイン・パーソナリティーは、“シティロック・バンド” LUCY IN THE ROOMのmiiちゃん。自分はコメンテイターとして、同じ音楽ライター仲間の栗本斉クンと月交代(奇数月:カナザワ/偶数月:栗本)で出演します。
 ● TBC東北放送 毎週金曜 21:00〜21:30
 ● ABS秋田放送 毎週土曜 16:30〜16:50

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■ 1973-1976 LP BOX・1989 LP BOX / サディスティック・ミカ・バンド

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縁あって、サディスティック・ミカ・バンドのLP BOX2種を頂戴した。彼らも72年デビュー、73年に1stアルバムなので、今年は50周年。中核の加藤和彦、参謀たる高橋ユキヒロが既に鬼籍に入ってしまったものの、高中正義や小原礼、その後任だった後藤次利は、今も第一線で活躍している。

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■ 林哲司 作曲活動50周年記念 〜 The City Pop Chronicle in Concert 林哲司の世界 in コンサート』@東京国際フォーラム

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出掛けて来ました。『林哲司 作曲活動50周年記念 オフィシャル・プロジェクト〜 The City Pop Chronicle in Concert 林哲司の世界 in コンサート』@東京国際フォーラム。休憩挟んで約4時間超えの長丁場。それでも豪華アーティストが入れ替わり立ち替わりで、ダレる瞬間なんてまったくなく。特別に凝った演出などなかったが、それが返って、今夜の主役は林哲司が書いた楽曲なのだ!ということを浮かび上がらせた。フロント陣は、杏里、伊東ゆかり、稲垣潤一、上田正樹、エミ・マイヤー、菊池桃子、国分友里恵、佐藤竹善、杉山清貴、杉山清貴&オメガトライブ、鈴木瑛美子、寺尾聰、土岐麻子、林哲司、松城ゆきの、松本伊代、武藤彩未、Little Black Dressという18組。音楽監督は、林サンとはヤマハでの修行時代からの盟友である萩田光雄と船山基紀の御大お2人。バックを務めるSAMURAI BANDは、今 剛・増崎孝司(g)、富樫春生・安部潤(kyd)高水健司(b)江口信夫(ds)斉藤ノヴ(perc)高尾直樹・大滝裕子・稲泉りん(cho)ルイス・バジェ(tr)アンディ・ウルフ(sax)。今さん、大仏さん、ノブさん、富樫さんと、オリジナル録音に数多く参加してそうな面々がいるのがミソだなぁ。

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■ SAUDADE / a tribute of 林 哲司

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50周年記念ライヴ@東京国際フォーラムを明日に控え、その予習として、このキャリア初のトリビュート・アルバム『SAUDADE(サウダージ)』をひと足お先に。ヒットメイカー:林哲司の作曲キャリアを華麗に彩った代表曲12曲を選りすぐり、ベテランからニュー・フェイスまで幅広い顔ぶれでカヴァーしている。うち8曲が新録で、垂涎のセルフ・カヴァーもアリ。シティポップ再評価で今また注目が集まる林さんだけれど、作曲家としてはそういう狭いフィールドに留まっていないことを証明するような内容だ。

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■ 未唯mie『HALLOWEEN NIGHT 2023』@ BLUES ALLEY JAPAN 1st Show

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この時期の恒例行事、未唯mie『Halloween Night 2023』@Blues Alley Japan 1st Show。 恒例のHalloween Night というコトで、未唯mieさんが着ていた純白のドレスは、膝丈で前が開いたちょっと小ぶりなウェディング・ドレスのようにも見えた。けれど本人曰く、氷の精だそう。失礼しやした 、オーディエンスの中には気合の入ったコスプレ・マニアもいれば、ネコ耳をつけた人、ワンポイント仮装までいろいろ。まぁ人それぞれだけど、すぐお隣の渋谷ではいろいろ問題になっているご時世。正直なところ、ファンなら仮装に一生懸命になるより、もっと真摯に音楽を聴けよ、という気持ちになる。

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■ MISTY HOUR / 伊東ゆかり

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前日ポストに続き、ビクター【マスターピース・コレクション】の流れでリイシューされる林哲司のワークス3作品から、彼がプロデュースした伊東ゆかりの82年作『MISTY HOUR』をご紹介。初CD化が5年前の【Light Mellow's Choice】で、拙監修の紙ジャケ仕様だったが、今回はその前年に出ていたアルバム未収のシングル曲<強がり>をボーナス追加。これももちろん最新マスタリングで、UHQCDの高音質盤での登場だ。

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■ SUMMER WINE / 林 哲司

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ビクター【マスターピース・コレクション】の流れで、デビュー50周年を迎えたヒットメイカー:林哲司のワークス3作品をリイシュー。復刻されるのは林哲司自身の3rdソロ『SUMMER WINE』(80年) と、林プロデュースによる伊東ゆかり『MISTY HOUR』(82年)、アレンジで関わった松崎しげるの4thアルバム『私の歌・俺たちの朝』(77年) 。同時に歌謡曲系・アイドル系の関連楽曲36曲を厳選した2枚組、『ビクター・トレジャー・アーカイヴス〜林哲司 ビクター・イヤーズ』もリリースされる。そのうち、自分が解説を担当した2作『SUMMER WINE』と伊東ゆかりサン『MISTY HOUR』を、順次紹介していこう。

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■ EPO with GOOD BYE APRIL - Autumn Conjunction 2023 @六本木CLAPS 2nd Show

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EPO with GOOD BYE APRIL『Autumn Conjunction 2023 』@六本木CLAPS 2nd Show のライヴ・レポート。先日リハーサルをちょいと覗いて、対談の仕切り進行役としてその場にいただけで、APRILのメンバーたちの高揚感が手に取るように伝わってきたから、そのジョイント・ライヴは心から楽しみにしていた。自ずと、どんなセットリストになるのかも事前に把握していたけれど、そういうプランをすべて飛び越した、楽しさ満点のパフォーマンス。これがライヴの醍醐味。こうした機会は、なかなか巡り会えるモノじゃあありません、って

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■ CITY MUSIC TOKYO - reflection - / Various Artists

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流線形)クニモンド瀧口クンの企画・選曲・監修によるシティポップ・コンピレーション・シリーズ『CITY MUSIC TOKYO』のキング編。当ブログでも何作かご紹介しているが、トータルするとコレで9作目とか(タワーレコード限定も何枚かアリ)。現在進行形の若手アーティストにも明るいクニモンド氏なので、インディ中心のセレクション物だと自分的に「?」も多いが、その分 勉強にもなっていて有り難い。このキング編は、老舗メーカーらしさと、クロスオーヴァー/フュージョン系に強いレーベル・カラーを上手く織り交ぜた構成が特徴だ。

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■ 竹田和夫・クリエイション Autumn Live Shows 2023 @ 原宿クロコダイル

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日本のブルース・ロック・ギタリストの第一人者:竹田和夫が率い、和製ロック黎明期の70年代〜80年代に活躍したバンド、クリエイション。そのクリエイション代表作と竹田ソロ合わせて11枚が、紙ジャケ/デジタル・リマスターの高音質仕様でこの5月から3回に分けてリイシューされていて、当ブログでも初CD化の79年作『スタジオ・ライヴ!』 とか、TVドラマ『ムー一族』主題歌<暗闇のレオ>を収録したクロスオーヴァー的ソロ作『MISTY MORNING FLIGHT』(78年) を既に紹介済み。そのポストを見たレコード会社担当氏からお声掛け頂き、クリエイションとして出演する原宿クロコダイルへ。クロコはもう何年も来てなかったのに、ここ半月で2度目。ちょっと不思議だけど、外道も観たばかりだし、サディスティック・ミカ・バンドとかセンチメンタル・シティ・ロマンスとか、それぞれの周年絡みで70年代和製ロック、ちょっとキテいるみたいだ。

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■ NO END SUMMER 2023@フィッシャリーズ・テラス

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NO END SUMMER 2023@フィッシャリーズ・テラス、好天に恵まれて無事終了。東京湾に面してレインボー・ブリッジも望める豊海/勝どきのロケーションにあり、マグロ卸業者直営の海鮮丼で有名なこのお店。その店内に特設ステージを設けての、DJ &ライヴ・イベントでありました。ライヴ・ゲストは、芳野藤丸(with 原久美)、濱田金吾、二名敦子 with 山本圭右<PIPER>、当山ひとみ、藤原美穂<CHOCOLATE LIPS>、今井優子 with 安部潤、にFunkcuts という面々で、随所にシークレットなコラボ企画もアリ。keiZiroのMCで、スムーズなスタートとなりました。


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■ ANNA

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元VOCALAND、角松敏生がフル・プロデュースを手掛けたANNAのソロ・デビューアルバム(97年発表)が、Light Mellow冠・拙監修・解説で初めての復刻。現在は BAY FM(千葉)の朝の顔、人気パーソナリティとして頑張っているが、歌わないのはもったいないと思っちゃうほどの豊かな表現力や、新人らしからぬ存在感が詰まっていた。

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