Light Mellow on the web 〜 turntable diary 〜

音楽ライター:金澤寿和の音盤雑感記
This is Music Journalist : Toshi Kanazawa's Blog. Sorry for Japanese only.

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和モノ・City Pops

■ 林哲司 『SONG FILE LIVE』 @ Cotton Club 2nd Show

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林哲司 SONG FILE LIVE@Cotton Club 2nd Show。昨年は50周年というコトで、ゲスト盛りもりのアニヴァーサリー・ライヴを仕掛け、見事成功に導いた名作曲家:林哲司。今年は従来のSONG FILEに戻り、ゲストなしのカジュアルなスタイルになった。3人のシンガーを擁す8人組のレギュラー・バンドも、心機一転 “SWINGING 1984” と新たな名前を授かってのリ・スタートである。

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■ 31st. STREET BAND @ 銀座 Lounge ZERO

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藤原美穂さん (vo)や外園一馬クン (g) に以前から「観にきて〜」と誘われていた31丁目バンド。コロナ禍を挟んでの4年ぶりとなるライヴは、バンド名の由来でもある世田谷区三宿のライヴハウスを離れ、銀座Lounge Zeroに進出。ドラムに伊吹クン、ベースは目黒クンと、何だかメンバーほとんど知り合いぢゃん、という気安さもあり〜ので。前日のRAGHEADS(伊吹クンに小川翔クン、山本連クンとコチラも知り合い多数)@Bluenote Tokyoも観に行きたかったが、コチラはいつの間にかソールドアウトになっていて、結果この日に集中と。

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■ Light Mellow 松原みき・Light Mellow CHAR (Cassette)

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イヤぁ、世の中いろいろ面白いコトが起きるもので…。10年前に組んだ Light Mellow和モノのアーティスト・コンピが、何とカセットで発売されるコトになった。出るのは『Light Mellow 松原みき』と『Light Mellow Char』。昨年、この2作と『Light Mellow 尾崎亜美80's』『Light Mellow パラシュート』『Light Mellow 伊勢正三』の計5作がCD再発された時も驚いたが、今回のカセット化にはマジでクリビツテンギョ〜 ベスト盤ならともかく、こういう企画モノが再発されるのは結構珍しいのに、それがカセットよ。

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■ BACK SIDE / NEIGHBORS COMPLAIN

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あ、ビル・ウィザース!? と思った方、そのソウル愛に乾杯。エッ、Neighbors(=ネイバーズ・コンプレイン)でしょ? とまで言った方、お友達になりましょう
さて、ご紹介が遅くなりました。コレは大阪発のシティ・ファンク〜都会派R&Bバンド、Neighbors Complainが昨年末にリリースした極上シングル・コレクション。そのアートワークに、<Just The Two Of US>をフィーチャーしたビル・ウィザースのベスト盤『GREATEST HITS』のデザインをパクッているワケ。でもこういう愛情が籠った引用は、どんどんやってイイと思うんだよね。

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■ 当山ひとみ『PRETTY PENNY』LIVE @ 六本木CLAPS

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午後イチから赤坂〜六本木界隈をハシゴ。某スタジオでラジオ番組『シティポップ・コレクション』3月後半2週分を収録して、遅い一人ランチ〜時間調整からの、当山 “ペニー” ひとみ『PRETTY PENNY』LIVE@六本木CLAPS。CD2枚組のオールタイム・ベスト『PRETTY PENNY』発売日当日の、いわゆるレコ発ライヴ。ペニーさんはもちろん、サックスの園山光博さん、鍵盤の寺田正彦さんとか顔見知りのバンド・メンバーもいるし、昨今の再評価の高まりでヴェニューはソールド・アウトの満員御礼。コレはチョッと見逃せない。

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■ 未唯 mie 『未唯mieの日 LIVE』@BLUES ALLEY JAPAN

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ファン恒例、3月1日は未唯mieの日で、未唯mieの日ライヴ@目黒ブルース・アレイ・ジャパン。昨年はちょうど『MIE to 未唯mie 1981-2023 ALL TIME BEST』のリリースがあり、そのレコ発ライヴだった。その時のライヴ・アレンジ&プロデュースが、ピンク・レディー時代から縁の深い井上鑑。そして今回も鑑さんの下、土方隆行 (g) バカボン鈴木 (b) 鶴谷智生 (ds) という少数精鋭ラインアップで、興奮覚めやらぬ渾身のライヴ・パフォーマンスが展開された。

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■ 憧憬都市 〜 City Pop Covers / ジャンクフジヤマ

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こんなカヴァー集を待っていた!
ただブームに乗っただけ、
オリジナルの魅力に頼り切った無個性リメイクなんて、もう要らない。
シンガーのリアルな存在感と
スピリットが注き込まれた名曲リニューアルに、
心は自然と熱くなる!!


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■ STORIES / ANNA

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昨年末に解説を書いたANNAの2作目『Stories』が発売日を迎えたので、改めて。元々ANNAは角松敏生プロデュースによるVOCALAD出身。1stアルバム参加後に独立し、角松プロデュース『ANNA』でソロ・デビュー。オリジナル・リリースは98年3月だった。ANNA自身は現在、首都圏のラジオ局 bay fmの朝の顔として、月〜木朝『Miracle』という番組でパーソナリティを務めている。

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■ 『Sparkling Night』sparkling☆cherry @六本木CLAPS

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約半年ぶりの Sparkling☆cherry ライヴ@六本木CLAPS。出演メンバーは Cherryとkyd青木に、宮崎まさひろ (ds)、外園一馬 (g.cho)、吉池千秋 (b)、そしてゲストに濱田金吾 (vo,g) とカンバスの小川タカシ(g.vo)という、彼らのファンにはお馴染みの面々。何処か温ったかなムードが漂うのは、このバンド独特のムードだな。

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■ 清野由美 Mini Live @ Light Mellow Summit カブキラウンジ

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冠を貸しているものの、しばらく足が遠のいてしまっていた Light Mellow Summit@新宿カブキラウンジへ。お目当ては、シティポップ・シーンで再評価が高まっているシンガー:清野由美のミニ・ライヴ。人前で歌うのは、何と43年ぶりとかで、この貴重な機会を逃すワケにはいかないのだ。

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■ 『トノバン 音楽家 加藤和彦とその時代』 試写会 @渋谷ユーロライブ

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日本音楽制作者連盟主催の試写会『トノバン 音楽家 加藤和彦とその時代』@渋谷ユーロライブ。この映画は、フォーク・クルセイダーズやサディスティック・ミカ・バンドの原動力となり、ソロに転じてからは和製ポップスの金字塔的存在となっている俗称“ヨーロッパ三部作” を制作、作曲家やプロデューサーとしても多くの著名アーティストに関わってきた稀代の音楽家、トノバンこと加藤和彦のキャリアを辿った、貴重な音楽ドキュメンタリー。5月の全国公開に先駆け、音楽関係者対象の試写会に足を運んだ。

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■ 真夜中のドア ~ Stay With Me / 浅野ヨンエ [ 小林信吾 Last Produce Work ]

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かの名アレンジャー/キーボード奏者にして敏腕プロデューサー、ココでは角松敏生のブレーンとしてもよく知られている小林信吾。他にも中島みゆき、浜崎あゆみ、平原綾香などとの共演で知られ、最近では 昨年11月に急逝したKANの日本レコード大賞受賞曲<愛は勝つ>のアレンジャーとして、しばしば名前が上がってくる。その小林信吾の逝去から、早3年半。何とこのタイミングで、彼が遺したラスト・プロデュース作品が世に出ることになった。それが、浅野ヨンエ(Yongae)が歌う<真夜中のドア〜 Stay with Me>である。

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■ シティポップ・スタジオ LIVE @ 神奈川県民ホール

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ある筋からご招待いただき、シティポップ・スタジオ LIVE@神奈川県民ホール。昨年11月にBS朝日でオンエアされたスペシャルなスタジオ・ライヴ『シティポップ・スタジオ』の実演版。豪華出演陣によるオムニバス・ライヴで、オーディエンスとしては理屈抜きに楽んだ一方、LIVE Light Mellow という同じようなライヴ・イベントを仕掛けている立場としては、裏事情も推察できてしまって、いろいろ考えさせられる場面も。

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■ Disc Guide『Light Mellow 和モノ Special』 韓国版 登場

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『Light Mellow 和モノ Special』、何とビックリ、韓国版が発売された。アチラの書店で普通に購入できるのかどうか、まったく詳細が分かっていないのだが、とりあえず見本誌が1冊届いて。オリジナルの『Light Mellow 和モノ669』からちょうど20年。よくぞココまで。ま、中を見てもハングルばかりで、全然読めないんだけど…

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■ 縞馬に乗ったセクレタリー ・ モーニング・デュー / 菊地真美

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今年最初の対面インタビューで、菊地真美さん。82年リリースのデビュー盤、ラーセン=フェイトン・バンドと共演している『縞馬に乗ったセクレタリー』が、先月末に初CD化され、追って来月、惣領泰則の作編曲による2作目『モーニング・デュー』が復刻される。そのタイミングで、レコードコレクターズ誌に特集記事が掲載される予定なのだ。

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■ BEGINNING / 竹内まりや

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そぼ降る雪も、グラミー授賞式も関係なく、地味ぃ〜にお仕事。一応 式典は掻い摘んで観ていたけれど、賞レースにはとっくに興味を失っているので、気になるのはゲスト・パフォーマンスと恒例(…と言っていいのかどうか)のトリビュート・コーナー。ブラック・ミュージックの影の立役者クラレンス・エイヴァント追悼でサウンズ・オブ・ブラックネスやジャム&ルイスが出演していたり、ティナ・ターナー追悼でフェンテイジアが熱演したり。パフォーマンスでは、やはりジョニ・ミッチェルとビリー・ジョエルに感心。…と言っても、両人ともこのステージで歌うに至るストーリーにこそ感動のタネがあるワケで、実際のところ、自分自身は結構クールに観ていたのでした。でも思い入れの強い人なら、無条件に感動しちゃうだろうなぁ〜。

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■ YELLOW MAGIC ORCHESTRA

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毎月寄稿しているALFA MUSIC公式note【アルファミュージック考現学】。1月末に、『ALFA+アルファ〜リアル・クロスオーヴァー進化論』が更新されました。書いたのは、上掲ジャケ写の通り、イエロー・マジック・オーケストラ。クロスオーヴァー目線で書いているシリーズなので、自ずと時代は結成直後になります。

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■ TOMOKO I / 桑江知子

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最近、いわゆるシティポップ系隠れ名盤を漁る機会があって、久々に手にした一枚。桑江知子といえば、化粧品のCMソングとして大ヒットした<私のハートはストップモーション>ばかりが突出していて、一発屋的イメージがあるけれど、実は現在もシッカリと歌い続けていて。最近はシティポップ・ブームの煽りを受けて、大きな舞台に引っぱり出される機会も増えているようだ。でもそのネタは、相も変わらず<私のハートはストップモーション>。果たしてそれで良いのかネ…。

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■ 未唯mie Sings 新春“Pink Lady Night 2024” @ Blues Alley Japan

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毎年の恒例、仙波清彦 Produce 未唯mie Sings 新春“Pink Lady Night 2024”。大阪〜横浜と続いて、東京@Blues Alley Japan 2days 3stageの最終公演に参加。もう15回を数えるこの出し物、自分も両手では数え切れないほど観せてもらっているので、コレがないと年明けを迎えた気になれない、というか…。特に最近の未唯mieさん、TVドラマ『セクシー田中さん』ベリーダンス講師役での出演を始めとして、何かと露出多め。昨年はベスト盤とかのリリースもあったし、例年になくイイ感じの年明けを迎えられたんじゃないかな? どうやら、初めてPink Lady Nightを観に来た、なんてオーディエンスも増えていたようだし。

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■ 愛を形にするなら / 赤松英弘

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95年にリリースされた赤松英弘の1st『愛を形にするなら』が、何とも嬉しいサブスクのオフィシャル解禁! この時代にあっては信じがたいほどのシティポップ〜和製AORテイスト全開の1枚で、筆者監修ディスクガイド『Light Mellow 和モノ』では、2013年の増補改訂版はおろか、2004年刊行の初版本からリコメンドしている。04年リリースのコンピ盤『Light Mellow HOURS』にも、<Merry You>というアーバン・ミディアムをセレクトしていたし…。

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クリス・スミス / ROOM INSIDE MY HEART
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メイヴァ・ボーザキオン / LOVIN' TRUTH
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●ギターマガジンWEB に連載スタート。
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第1弾は山下達郎初期作で知られる椎名和夫の参加10作。 guitar_maga 2312

●ALFA MUSIC公式note、【アルファミュージック考現学】に寄稿しています。
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最新更新は佐藤博の代表作『awakening』。
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