Light Mellow on the web 〜 turntable diary 〜

音楽ライター:金澤寿和の音盤雑感記
This is Music Journalist : Toshi Kanazawa's Blog. Sorry for Japanese only.

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J-Fusion

■ WITH MY SOUL / 荻原 亮

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日本のジャズ・シーン屈指の若手実力派ギタリスト、との評判を耳にしたのは、もういつのコトだったか? スガシカオやジャンクフジヤマのバンドで超絶ファンキー・ベースを弾いていた坂本竜太とのユニット DOS LUNAでの活動を挟みつつの、荻原亮 2ndリーダー・アルバム。サブスクでチェックしたらスゴく良かったので、コレはしっかりフィジカルで、とCDをゲットした。

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■ JIMSAKU BEYOND / JIMSAKU - 神保彰 × 櫻井哲夫

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神保彰と櫻井哲夫によるユニット:JIMSAKU(ジンサク)の結成30年記念アルバム。デュオ名義のリリースとしては、23〜4年ぶりになるのかな? 19年の神保還暦記念ライブに櫻井が出演し、21年ぶりにJIMSAKU復活。それを機にいろいろアイディアが出てきたみたいで、翌20年5月に『JIMSAKU 30thプロジェクト』がスタート。『JIMSAKU IN THE HOUSE』なるリモート・セッション動画が公開され、デビュー30周年記念日前夜の今年7月24日には、youtubeで『JIMSAKU IN THE STUDIO』が配信された。それに続いてのジンサクのシンサク(新作)リリースである。

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■ TOKYO MUNCH / 山弦

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ステージ上に山のような弦楽器が並ぶから、山弦。佐橋佳幸、小倉博和というギターの匠によるアコースティック・デュオ・ユニットが、17年ぶりに復活した。この山弦、そして彼ら2人にシンガーの平松八千代が加わった歌モノ・ユニット:SOY、両方合わせて2〜3回インタビュー取材したことがあるが、あれからもうそんなに経つのか

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■ TIME TREE / FAB BOND with 梶原 順

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訃報が続いてしまったので、今回はサクッと活きの良いタマを。ギターとチェロをプレイする変わり種の敏腕ミュージシャン:伊藤ハルトシを中心に、今やスッカリ山下達郎バンドの屋台骨を支えているドラマー:小笠原拓海、しなやかなベースで定評のある川内啓史の音大ジャズ科同窓生3人から成るFab Bondに、その講師として関わった梶原順が乗っかったアルバム『TIME TREE』。梶原さんが参加していた角松敏生の40th周年ライヴ@横浜アリーナで先行発売されていたけれど、密になってたグッズ販売はスルーして、普通にポチリ。入手してまだ1週間ながら、ウォーキングのBGMに使ったりして、ちょっとしたヘヴィ・ローテーション状態。最近こうした ゆったりした深いグルーヴと程よいテンションのアドリブ・ソロを聴かせる和製フュージョン ・バンド、あまりお目(耳)に掛かれていないなぁ〜、と。

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■ 土岐英史 passed away

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既報の通り、日本の音楽シーンを代表するジャズ・サックス奏者:土岐英史が、26日、ガンのため亡くなった。享年71歳。ここ数年体調を崩していて、闘病しながら折を見て演奏。教則本を書いたり、大阪音楽大学客員教授を務めるなど、後進の指導にも力を入れていた。個人的には、音専誌『THE SAX』7月号のシティ・ポップス特集で、土岐さんが参加している山下達郎『FOR YOU』(82年)を “サックス・プレイヤーが聴くべき名盤5選” に選んだばかり。<Sparkle>や<Loveland Island>といった人気曲はもちろん、達郎ライヴでの永遠のエピローグ<Your Eyes>の名ソロも、土岐さんのブロウであった。

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■ PRELUDE TO THE AFTERNOON OF A FAUN /原 信夫 and SHARPS & FLATS

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ニュースや新聞などで既報の通り、日本のジャズ・ビッグ・バンドの創始者として知られる原信夫さんが、21日に亡くなった。当ブログ的には、我が Light Mellow Searches から2ndアルバムをリリースしたばかりのギタリスト/マルチ・サウンド・クリエイター:YUMA HARA のお爺さん。孫のライヴにお姿を見せてくれたこともある。肺炎による94歳の大往生だった。

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■ 数原 晋(Trumpet Player / Arranger)逝去

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日付をまたぐ頃にこの方の訃報を知った。日本のスタジオ・シーンで大活躍した名トランペット奏者/編曲家:数原晋さん。1946年、岡山生まれというから、享年74~5歳。最近は体調を崩されてリタイア状態となり、趣味で参加しているディキシー・ランド・ジャズのバンドでたまに吹く程度だったという。4月末までに息を引き取ったようだ。

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■ 和泉宏隆(ex-THE SQUARE)逝去

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既報の通り、日本のジャズ・フュージョン・シーンで活躍してきたピアノ/鍵盤奏者の和泉宏隆(ex-T.Square)が、4月26日に急逝した。死因は急性心不全で、享年62歳。この連休中のライヴも普通に予定されていたほどで、まさに突然の出来事。村上ポンタさん同様、直接のコロナ死ではないけれど、コロナ自粛による運動不足やストレスが遠因になっている可能性もありそうだ。

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■ MALCOM CECIL・和田アキラ passed away

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お仕事関係で数人の会食@渋谷。普段はクルマ移動の人なので、電車へ都内へ出向くのは今年2度目。でも渋谷駅とその周辺の変貌ぶりには驚くばかりで、半ばお上りさん状態だった。そして何より、人の多さに驚愕。マスク姿なのを除けば、ココには既に日常が戻ってきているみたいで、とてもコロナ下とは思えない。これでは第4波の感染拡大は収まらず、五輪中止へ真っしぐら? イヤ、元々自分はコロナがなくても、スポーツや復興をダシにした利権金権まみれの五輪なんて要らない、と思っていたのだけれど…。何れにせよ、久々に仲間に会っての会食は、今の日常にあまりストレスを感じていないカナザワでも、やっぱり鬱憤が晴れます。でも家に戻ってほろ酔いでPCを開けたら、国内外から悲しい訃報が相次いで…

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■ DAY DREAM・PROMISE ME THE MOON / 森園勝敏

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元・四人囃子のギタリスト/ヴォーカリスト:森園勝敏のソロ・キャリアを、インストゥルメンタルとヴォーカル・チューンそれぞれで振り返ったベスト・アルバムが2枚、同時発売された。02年にビクターが『ニッポンのロック・ギタリスト』というベスト盤シリーズを組み、その中の1枚として森園版が用意されたことがあったが、独立した企画としてはお初。昨年、名曲<レィディ・ヴィオレッタ>のヴァージョン違いを掻き集めてアルバムにしてしまった『LADY VIOLETTA』の美しき暴挙が好評だったことから、こういう企画が生まれたそうだ。

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■ NO FUSE / NANIWA EXPRESS

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このところ、J-フュージョンのベテラン・グループに激震が相次いでいるようだ、と先日書いたばかり。プリズム:和田アキラの闘病も結構長くなってきて、音沙汰がないままで心配なこの頃だが、実はこのナニワ・エキスプレスも、密かに不運に見舞われていた。バンドの名物ドラマー:東原力哉が原因不明の運動障害に冒され、活動をストップしていると公表されたのだ。症状は数年前から出ていたらしいが、現在はそれが悪化して日常生活にも支障が出ているという。

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■ MINT JAMS / CASIOPEA

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昨日ポストした『レコードコレクターズ誌3月号〜アルファ・レコード特集』にちなんで、アルファのクロスオーヴァー/フュージョン路線の旗頭だったカシオペアを。自分が一枚セレクトするなら、圧倒的に『MAKE UP CITY』(80年)なのだが、今はその2作後のコレ『MINT JAMS』が旬らしい。82年2月末にライヴ・レコーディングされ、その3ヶ月後には早くもレコ屋店頭に。まさに採り(録り)たてホヤホヤの実況盤。基本ダビングはナシで、オーディエンスの拍手や歓声は(ほぼ)すべてカット。その一方で演奏にリヴァーブをかけたり、エフェクトを使って空間演出をしている。

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■ DYNAMOGENIC / 川口千里

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メジャー・デビュー作となった『CIDER ~ Hard&Sweet ~』から4年ぶり、通算4作目となるニュー・アルバム。CD自体は昨年12月の発売直後にゲットして、音はとうに聴いていたが、初回限定のBlu-rayを観てからブログにアップしようと思っていたら、結局 今になっても観ること叶わず。そこで昨日、神保さんの新作を取り上げたタイミングで、千里ちゃんのも、と相成った。

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■ 28 NY BLUE / 神保 彰 feat. Oz Noy & Edmond Gilmore

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3年前の2018年元旦から、オリジナル新作アルバム2枚を同時発売するという新しいルーティンをスタートさせた世界的ドラマー、神保彰。コロナ禍でワンマン・オーケストラのワールド・ツアーが中止になって時間ができたのをイイことに、これまで目標に掲げながら達成できていなかった新曲の年100曲書きを完遂。それを元に、2021年の年明けは新作3枚を同発する暴挙()に出た。

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■ MEMORIAL LIVE TRACKS / PRISM

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ココしばらく、和田アキラ(g)の闘病でライヴ活動から遠ざかっているプリズム。でもオリジナル・アルバムのリイシューは、18年秋に始まった初期作品群の高音質盤シリーズを皮切りに、着々とキャリアをフォローしてきている。ただ個人的にプリズムを熱心に聴いていたのは、和田アキラと渡辺建(b)の創設メンバーに青山純(ds)、中村哲(kyd)の4人時代まで。その後、和田と渡辺の双頭ユニット体制になり、プログレ・フュージョン色を強めたが、アルバムに耳を通しても今イチ楽曲的魅力に乏しく、次第に熱は冷めていった。プリズムに限らずだけど、日本のベテラン・フュージョン系って、どうもイイ頃の自分たちをコピーしているようなのばかりで、ワクワク感が決定的に薄いのよ。

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■ SAX WORLD Vol.17 - 1970~80's J-フュージョン サックス大特集

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音専誌 SAX WORLD 最新号 Vol.17に寄稿。『1970~80's J-フュージョン サックス大特集』のカヴァー・ストーリー、【サックスから見たJ-フュージョンの歴史】を執筆しています。でもサックス専門誌だからこういうタイトルになっているのであって、実はカナザワの意見としては、これこそが本当の【J-フュージョンの歴史】だと思っている。この雑誌を作っているY氏から「通説とは違うものを!」と依頼され、我が意を得たり、と書いたものだ。

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■ CALIFORNIA SHOWER / 渡辺貞夫

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引き続き、日本のジャズ・クロスオーヴァー/フュージョン事始めについて考察中。今回のお題目は、サックス奏者を中心に、という注釈付きなのだが、そうでなくてもやはり渡辺貞夫、ナベサダのことは忘れられない。60年代後半はボサノヴァやブラジル音楽、70年代前半はアフリカに魅せられていた感のあるナベサダだが、中盤からはそれまでのスタイル変遷を振り返るようにライヴ・アルバムを連発。その上でギアを切り替えるように突入したのが、77年作『MY DEAR LIFE』に始まるクロスオーヴァー/フュージョン・エラであった。

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■ IN THE GROOVE / 稲垣次郎 & HIS SOUL MEDIA

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日本のジャズ・クロスオーヴァー/フュージョン事始めについての考察を、某音専誌向けに執筆中。一般的に海外のクロスオーヴァー/フュージョンというのは、エレクトリック・マイルスに始まって、その薫陶を受けたチック・コリア、ジョー・ザヴィヌル、ハービー・ハンコック、ジョン・マクラフリンらが各々のグループでそれを進化させていったという考え方が主流である。でもその一方で、ソウル・ジャズ〜ジャズ・ファンクは、人気の割にかなり軽視されてきた。ハッキリ言って、もう片手落ちレヴェルである。

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■ MIRROR OF MY MIND / 川崎燎(Ryo Kawasaki)

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遠くエストニアからの訃報。ジャズ・ギタリストの川崎燎(Ryo Kawasaki)が13日に逝去。長く食道ガンを患っていたそうだ。70年代前半にニューヨークへ渡り、ギル・エヴァンスやエルヴィン・ジョーンズ、チコ・ハミルトンといった巨匠たちと共演。しかし80年代以降はギター・シンセサイザーを開発したり、MIDIのマルチ・トラック・レコーディング・システムを考案したり、MIDIシークエンサーを応用してニューヨークのハウス・ミュージック・シーンに切り込んだりと、ボーダーレスな活動を展開した。ところが近年はクラブ〜レア・グルーヴ方面からの再評価が高く、エストニアに拠点を定めた00年頃からクロスオーヴァー/フュージョンへ回帰。こちらに紹介する『LEVEL 8』が、彼の最後の作品となった。

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■ LADY VIOLETTA / 森園勝敏

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コレはヤラレタ
アルバム1枚、何処を切っても<Lady Violetta>。金太郎飴といやぁそうだけど、よく見れば顔の表情やポーズが結構違っている、という感覚。最近はリミックスがバンバン作られる時代なので、人気アーティストのリード曲のマキシ・シングルなどでは、CD1枚同じ曲がミックス違いで何パターンも入ってることが珍しくない。でもこのアルバムのように、ひとりのアーティストの代表曲1曲を、複数のスタジオ・テイク、各種ライヴ・ヴァージョンで蒐集し、ひとトコロにまとめるというのは、ちょっと画期的かも。しかもそれが、ただ出せば売れてくれる人気者ではなく、日本のロック界のレジェンダリーなベテラン・ギタリスト。どうしたってファン層は限られる。でも逆に言えば、それだけ絶対的な存在感を放つミュージシャンであり、吸引力の強さを持った楽曲だからこそ実現した企画なのだ。

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 カナザワ監修シリーズ
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◆リリース一覧はココから◆

Light Mellow ANALOG
Liner Notes
LIVE Light Mellow Vol.4
● 開催決定! LIVE Light Mellow Vol.4 ●

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2021年11月6日 (土) 16:00/16:30
こくみん共済coopホール スペース・ゼロ
【出演】ブレッド&バター
芳野藤丸 feat. SHŌGUN
paris match
ジャンク フジヤマ
SPARKLING☆CHERRY
【料金】 6,800円(税込)
詳細はこちらから
Light Mellow 和モノ45
LM和モノ45_logo
●8/28(土)開催 CITY POP on VINYL 2021 に7インチ・シングル5枚をエントリー●


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■マザーグース『貿易風にさらされて single ver / album ver』
■大橋純子『テレフォン・ナンバー / ブックエンド』
■ スーパー・パンプキン『カリプソ・レディ / フレッシュ・レモネード』
■井上忠夫『ビロード色の午後 / DANCING SHADOWS』
■ ジャンク フジヤマ『SPARKLE / 秘密』

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