Light Mellow on the web 〜 turntable diary 〜

音楽ライター:金澤寿和の音盤雑感記
This is Music Journalist : Toshi Kanazawa's Blog. Sorry for Japanese only.

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J-Fusion

■ 坂田明奈『SISTER A.K.N. Soul Music Tribute Vol.1』@目黒 Blues Alley Japan

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坂田明奈『Sister A.K.N. Soul Music Tribute Vol.1』@目黒BLUES ALLEY JAPAN。Sister A.K.N.こと坂田明奈ちゃんは、小振りな身体でファンキー・サックスをカマす女性プレイヤー。数年前に拠点を東京に移した頃から、ちょくちょくジャンクフジヤマのバンドに参加していて、その頃から何とはなくの顔見知り状態。今回はソウル・トリビュートというコトで、彼女のプロデューサー坂本竜太氏にちょっとしたアドヴァイスを求められ、その流れでライヴに足を運ぶことになった。メンバーは明奈ちゃん、竜太さん以下、Penny-K(kyd)、小山将平(g)、外薗雄一(ds)、そして今井優子ライヴでもお世話になってるパーカッションの山下あすかチャンがゲストで。

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■ 'S WONDERFUL / 伊藤広規

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山下達郎バンドの不動のベース・プレイヤー伊藤広規、お久しぶりのソロ・アルバム。資料では、12年ぶりというコトになっているが、ソロ作の他にも手を替え品を替え名を変えながら、結構な枚数のプロジェクト作品やプロデュース・アルバムを自主レーベルから出している。なので、12年前のソロ作がどれを指しているのかもよく分からないほどだが、ライヴ音源も多いし、アルバムを作り込むタイプの人でもないので、あまり構えずに接するのが良いではないか。

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■ 坐音〜Zaon @ 丸の内 Cotton Club

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和楽器の可能性を追求するフュージョン・バンドとして2019年に結成された“坐音〜Zaon”が、ようやくデビュー・アルバムを発売。そのリリース記念ライヴ@丸の内Cotton Club 2nd Showを観た。実はいろいろ繋がりのある安部潤さん(kyd)が仕掛け人なので、構想段階でチラリと話を聞かされ、音も先にファイルでもらって聴いていた。その上で、これはちゃんとフィジカルで持っていたい!、と思わせてくれる上質サウンド。そそくさとCDをゲットし、ライヴにも足を運んだ。

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■ PONTA SESSION ! / 大村憲司バンド

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明日3月9日は、日本を代表する稀代の名ドラマー:村上ポンタ秀一の一周忌。それに合わせて、この追悼ライヴ盤『 PONTA SESSION!』が出る。レコーディングされたのは、1989年12月@神戸チキンジョージ。大村憲司バンドのメンバーとしての出演だった。ポンタさん、憲司さん以外のラインナップは、高水健司(b)、続木徹(kyd)、重実徹(kyd)。ふと気づくと、ケンジとトオルが2人づつ…(苦笑)

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■ BAD AMINA / 森園勝敏

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昨年の結成50周年を軸にして、各種アーカイブ・プロジェクトが進んでいる四人囃子。その締め括りとして、来月頭に傑作2nd『GOLDEN PICNICS』(76年)の拡大版2枚組が出ることになっている。それに併せて、某音専誌向けに当時の最重要メンバーである森園勝敏・岡井大二両氏にインタビューしたのが、今月中旬。そのリリース内容は、また発売日近くなったら書くコトにするが、森園さんの話、特に音楽観・ジャンル観のエピソードがとても興味深く、脱稿した時点で、記事に盛り込めなかったコトを備忘録的に書き留めておきたい。何というか、大変僭越ながら、自分のジャンル感覚ととても近いモノを感じてしまうのだ。

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■ DREAM CRUISE / NORIKI

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本多俊之バーニングウェイヴ、山下達郎バンドへの参加を皮切りに、渡辺貞夫、日野皓正、両巨頭のグループで活躍。阿川泰子、伊藤君子、故・松木恒秀が率いたWhat Is HIP?でも、重量級のアコースティック・ピアノを聴かせた野力奏一。最近ではケイコ・リーのバンドでも活躍している。その野力が初めてメジャー・レーベルで組んだリーダー・グループが、83年に結成したNORIKI(ノリキ)だ。オリジナル・アルバムが3枚、ベスト盤が1枚あったと思うが、最近、ちょっと妙な流れで再発が進んでいる。

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■ SORA・アメアガリ / 神保 彰

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このところ、元旦に2枚のソロ・アルバムを同時リリースするのが恒例になっていた神保彰。それが今年は3枚に膨らみ、更に JIMSAKU復活もあって驚いていたら、何と今度は元旦リリースがクリスマス前に前倒しされ、結果的に1年に5枚のリーダー作が出ることになった。1週間早まっただけなので、作業のスケジュール自体には特別変化はなかったと思うし、むしろコロナ禍でワールド・ツアーが飛んでしまった分、家で落ち着いて創作に没頭できたのではないかと思う。ラテン、ファンク、の2本柱で来ていた近年のサウンド・コンセプトが、AOR、テクノに擦り変わったのも、ジックリ考えを張り巡らせた結果かもしれない。

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■ uLAyasu / 幾見雅博

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40周年アニヴァーサリー・ライヴの映像作が出て、大きな盛り上がりを見せている角松敏生周辺だが、その角松のインスト代表曲<Sealine>で、イントロのリズム・ギターを弾いているのは誰かご存知だろうか? 実はそれは角松自身ではない。いまココに紹介するセッション・ギタリスト、幾見雅博なのだ。幾見は『SEA IS A LADY』のレコーディングに参加しただけでなく、その時に行われたインスト・ツアーにもサポート・ギタリストとして同行。調べてみると、その前の『T’S BALLAD』に新曲として収録された<Ramp In>や<Song For You>も、幾見さんがギターを弾いている。期間は短かったものの、角松のキャリアの重要ポイントで、角松を支えた職人ミュージシャンの一人なのだ。

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■ 高中正義『デビュー50周年 虹伝説ファイナル』@ 日本武道館

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高中正義のデビュー50周年/『虹伝説』40周年を記念しての『虹伝説ファイナル』@日本武道館。レコードコレクターズ誌に特集記事を書いたご縁もあってか、急遽、観に行くことになりました。サポート・メンバーは斉藤ノヴ(per)岡沢章(b)宮崎まさひろ(ds)宮崎裕介/井上薫(kyd)と、当の高中以外、全員顔見知り。コーラスのAMAZONS(大滝裕子・吉川智子・斉藤久美)も、大滝さんとは面識がある。それに大学の軽音サークル時代、高中のコピー・バンドを手伝っていたこともあって、キティ時代の楽曲は身に染み付いていたりする。そうした意味で、ぜひ観たいと思っていたライヴだった。最後に高中を観たのは、3年前の『BRASILIAN SKIES 40周年』ツアー以来か。よく考えてみたら、LIVE Light Mellowのリハーサルに始まって、(芳野)藤丸さんのライヴなど、4週連続で宮崎さんのドラム・プレイに接しているな。

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■ WITH MY SOUL / 荻原 亮

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日本のジャズ・シーン屈指の若手実力派ギタリスト、との評判を耳にしたのは、もういつのコトだったか? スガシカオやジャンクフジヤマのバンドで超絶ファンキー・ベースを弾いていた坂本竜太とのユニット DOS LUNAでの活動を挟みつつの、荻原亮 2ndリーダー・アルバム。サブスクでチェックしたらスゴく良かったので、コレはしっかりフィジカルで、とCDをゲットした。

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■ JIMSAKU BEYOND / JIMSAKU - 神保彰 × 櫻井哲夫

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神保彰と櫻井哲夫によるユニット:JIMSAKU(ジンサク)の結成30年記念アルバム。デュオ名義のリリースとしては、23〜4年ぶりになるのかな? 19年の神保還暦記念ライブに櫻井が出演し、21年ぶりにJIMSAKU復活。それを機にいろいろアイディアが出てきたみたいで、翌20年5月に『JIMSAKU 30thプロジェクト』がスタート。『JIMSAKU IN THE HOUSE』なるリモート・セッション動画が公開され、デビュー30周年記念日前夜の今年7月24日には、youtubeで『JIMSAKU IN THE STUDIO』が配信された。それに続いてのジンサクのシンサク(新作)リリースである。

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■ TOKYO MUNCH / 山弦

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ステージ上に山のような弦楽器が並ぶから、山弦。佐橋佳幸、小倉博和というギターの匠によるアコースティック・デュオ・ユニットが、17年ぶりに復活した。この山弦、そして彼ら2人にシンガーの平松八千代が加わった歌モノ・ユニット:SOY、両方合わせて2〜3回インタビュー取材したことがあるが、あれからもうそんなに経つのか

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■ TIME TREE / FAB BOND with 梶原 順

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訃報が続いてしまったので、今回はサクッと活きの良いタマを。ギターとチェロをプレイする変わり種の敏腕ミュージシャン:伊藤ハルトシを中心に、今やスッカリ山下達郎バンドの屋台骨を支えているドラマー:小笠原拓海、しなやかなベースで定評のある川内啓史の音大ジャズ科同窓生3人から成るFab Bondに、その講師として関わった梶原順が乗っかったアルバム『TIME TREE』。梶原さんが参加していた角松敏生の40th周年ライヴ@横浜アリーナで先行発売されていたけれど、密になってたグッズ販売はスルーして、普通にポチリ。入手してまだ1週間ながら、ウォーキングのBGMに使ったりして、ちょっとしたヘヴィ・ローテーション状態。最近こうした ゆったりした深いグルーヴと程よいテンションのアドリブ・ソロを聴かせる和製フュージョン ・バンド、あまりお目(耳)に掛かれていないなぁ〜、と。

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■ 土岐英史 passed away

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既報の通り、日本の音楽シーンを代表するジャズ・サックス奏者:土岐英史が、26日、ガンのため亡くなった。享年71歳。ここ数年体調を崩していて、闘病しながら折を見て演奏。教則本を書いたり、大阪音楽大学客員教授を務めるなど、後進の指導にも力を入れていた。個人的には、音専誌『THE SAX』7月号のシティ・ポップス特集で、土岐さんが参加している山下達郎『FOR YOU』(82年)を “サックス・プレイヤーが聴くべき名盤5選” に選んだばかり。<Sparkle>や<Loveland Island>といった人気曲はもちろん、達郎ライヴでの永遠のエピローグ<Your Eyes>の名ソロも、土岐さんのブロウであった。

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■ PRELUDE TO THE AFTERNOON OF A FAUN /原 信夫 and SHARPS & FLATS

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ニュースや新聞などで既報の通り、日本のジャズ・ビッグ・バンドの創始者として知られる原信夫さんが、21日に亡くなった。当ブログ的には、我が Light Mellow Searches から2ndアルバムをリリースしたばかりのギタリスト/マルチ・サウンド・クリエイター:YUMA HARA のお爺さん。孫のライヴにお姿を見せてくれたこともある。肺炎による94歳の大往生だった。

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■ 数原 晋(Trumpet Player / Arranger)逝去

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日付をまたぐ頃にこの方の訃報を知った。日本のスタジオ・シーンで大活躍した名トランペット奏者/編曲家:数原晋さん。1946年、岡山生まれというから、享年74~5歳。最近は体調を崩されてリタイア状態となり、趣味で参加しているディキシー・ランド・ジャズのバンドでたまに吹く程度だったという。4月末までに息を引き取ったようだ。

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■ 和泉宏隆(ex-THE SQUARE)逝去

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既報の通り、日本のジャズ・フュージョン・シーンで活躍してきたピアノ/鍵盤奏者の和泉宏隆(ex-T.Square)が、4月26日に急逝した。死因は急性心不全で、享年62歳。この連休中のライヴも普通に予定されていたほどで、まさに突然の出来事。村上ポンタさん同様、直接のコロナ死ではないけれど、コロナ自粛による運動不足やストレスが遠因になっている可能性もありそうだ。

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■ MALCOM CECIL・和田アキラ passed away

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お仕事関係で数人の会食@渋谷。普段はクルマ移動の人なので、電車へ都内へ出向くのは今年2度目。でも渋谷駅とその周辺の変貌ぶりには驚くばかりで、半ばお上りさん状態だった。そして何より、人の多さに驚愕。マスク姿なのを除けば、ココには既に日常が戻ってきているみたいで、とてもコロナ下とは思えない。これでは第4波の感染拡大は収まらず、五輪中止へ真っしぐら? イヤ、元々自分はコロナがなくても、スポーツや復興をダシにした利権金権まみれの五輪なんて要らない、と思っていたのだけれど…。何れにせよ、久々に仲間に会っての会食は、今の日常にあまりストレスを感じていないカナザワでも、やっぱり鬱憤が晴れます。でも家に戻ってほろ酔いでPCを開けたら、国内外から悲しい訃報が相次いで…

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■ DAY DREAM・PROMISE ME THE MOON / 森園勝敏

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元・四人囃子のギタリスト/ヴォーカリスト:森園勝敏のソロ・キャリアを、インストゥルメンタルとヴォーカル・チューンそれぞれで振り返ったベスト・アルバムが2枚、同時発売された。02年にビクターが『ニッポンのロック・ギタリスト』というベスト盤シリーズを組み、その中の1枚として森園版が用意されたことがあったが、独立した企画としてはお初。昨年、名曲<レィディ・ヴィオレッタ>のヴァージョン違いを掻き集めてアルバムにしてしまった『LADY VIOLETTA』の美しき暴挙が好評だったことから、こういう企画が生まれたそうだ。

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■ NO FUSE / NANIWA EXPRESS

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このところ、J-フュージョンのベテラン・グループに激震が相次いでいるようだ、と先日書いたばかり。プリズム:和田アキラの闘病も結構長くなってきて、音沙汰がないままで心配なこの頃だが、実はこのナニワ・エキスプレスも、密かに不運に見舞われていた。バンドの名物ドラマー:東原力哉が原因不明の運動障害に冒され、活動をストップしていると公表されたのだ。症状は数年前から出ていたらしいが、現在はそれが悪化して日常生活にも支障が出ているという。

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