Light Mellow on the web 〜 turntable diary 〜

音楽ライター:金澤寿和の音盤雑感記
This is Music Journalist : Toshi Kanazawa's Blog. Sorry for Japanese only.

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Rock 80's〜

■ THE AMAZING GRACE / JOHN ELEFANTE

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USプログレのカンサスで、初代キーボード奏者/シンガー:スティーヴ・ウォルシュの後任を務めたジョン・エレファンテ、超久しぶりのソロ・アルバム『THE AMAZING GRACE』をリリース。最初にインフォが入った時は、「エ〜〜ッ、前のソロ作から20年くらい経ってるか?」と思ったら、自分がノー・チェックだっただけで、実は2013年に4作目のソロ・アルバムが出ていた。でもそれだって9年ぶり。お久し振りには変わりがない。

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■ THE SEEDS OF LOVE / TEARS OF FEARS

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ちょいとワケありで、ティアーズ・フォー・フィアーズ。ニュー・アルバム『THE TIPPING POINT』を出したばかりで、当ブログでもコチラで紹介しているけれど、今回は敢えて89年リリースの3rdアルバム『THE SEEDS OF LOVE』。一般的には<Everybody Wants To Rule The World(ルール・ザ・ワールド)>や<Shout(シャウト)>を英米で大ヒットさせたということで、英米アルバム・チャート首位を獲得した2nd『SONGS FROM THE BIG CHAIR(シャウト))』の方が有名な気がするが、最高傑作と言うにふさわしいのは、やはりコチラだろう。

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■ LOVE WILL PROVIDE / RICHARD DARBYSHIRE

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このところ、モダン・ブルー・アイド・ソウルづいてる気がしたので、ついでにこんなトコロを。リチャード・ダービシャーが99年にリリースした『LOVE WILL PROVIDE』。英ドーム・レーベルの国内リイシュー盤が廉価再発になっているので、興味のある方は在庫があるうちに、というコトで。個人的には、アートワークと若干収録曲を軽量化して出していた01年の国内盤で親しんでました。

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■ EXTERNAL COMBUSTION / MIKE CAMPBELL & THE DIRTY KNOBS

mike campbell

マイク・キャンベルというギタリストには、ニューヨークのセッション・プレイヤーで、チェンジとかB.B.& Q.バンド、それにハッシュ・プロダクション系に数多く参加していたマイク(マイケル)・“ディノ”・キャンベルなる人もいるけれど、今回はトム・ペティ&ザ・ハートブレイカーズの方。最近はフリートウッド・マックでリンジー・バッキンガムの後釜を務めているが、そのマイク・キャンベルが自分のバンド:ザ・ダーティ・ノブズとの2作目を出した。しかもコレが、かなりご機嫌なアメリカン・ロックン・ロール・アルバムで。このジャケを見てピ〜ンと来た方、その直感は間違ってませんゼ

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■ SHERIFF

sheriff

ユニバーサル・ミュージック【入手困難盤復活!! HR/HM VOL.5:世界15カ国編】の発売日。でも個人的にご縁があるのは、ゲイリー・ムーアやスコーピンズくらい。なので【VOL.4:北米編】から、まだ紹介できてなかったコレを。カナダはトロント発のアメリカン・ハード系の変わり種の一発屋、シェリフ である。残したアルバムは、82年作『SHERIFF』のみ。でもオンタイムではまったく知りもしなかったバンドなのだけど。

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■ CUPID & PSYCHE 85 / SCRITTI POLITTI

scritti politti

スクリッティ・ポリッティの85年名作『CUPID & PSYCHE 85(キューピッド&サイケ85)』が、唐突にエクスパンデッド・エディションでリイシュー。どうやら昨年9月に行われた英国ツアーが『CUPID & PSYCHE 85』再現ツアーだったようで、それに合わせてコレと99年発表の4作目『ANOMIE & BONHOMIE』をリイシューするプロジェクトだったらしい。が、コロナ禍もあってか進行が遅れ、今月になってようやく発売に漕ぎ着けたようである。

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■ THE TIPPING POINT / TEARS FOR FEARS

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ローランド・オーザバルとカート・スミスから成る80'sサウンドのアイコン的ユニット:ティアーズ・フォー・フィアーズによる17年ぶりのアルバム。でも個人的な感覚としては、<Sowing The Seeds Of Love>がヒットした3枚目のアルバム『THE SEEDS OF LOVE』(89年)以来、30年ぶりに近い。2人が分裂してローランド・オーザバルのソロ・プロジェクトになった『ELEMENTAL(ブレイク・イット・ダウン・アゲイン)』(93年)をサクッと聴いた時、あまりピ〜ンと来なくて、そのまま距離を置いてしまったんだな。

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■ PRECIOUS TIME / PAT BENATAR

pat benatar_precious time

ユニバーサルの廉価企画【入手困難盤復活!! HR/HM1000 VOL4 北米編】で、女性ロック・シンガーのアイコン的存在のひとりだったパット・ベネターの作品群が、8枚まとめて安価再発。 数年前に紙ジャケ復刻されて現時点でも入手可能な最初の2枚『IN THE HEAT OF THE NIGHT(真夜中の恋人達)』(79年)、『CRIMES OF PASSION(危険な恋人)』(80年)を除くクリサリス期が、まとめて出るのは快挙と言っていいだろう。

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■ THE RIDDLE / NIK KERSHAW

nik kershaw

廉価版があるうちに、というコトで、ユニバーサル【入手困難盤復活!! 続・ロック黄金時代の隠れた名盤〈1976-1985編〉】から、ニック・カーショウのヒット作『THE RIDDLE』を。84年に発表された2nd。ニック・カーショウというと、80年代ブリティッシュ・ポップ若手御三家として、ハワード・ジョーンズやポール・ヤングと共に女性人気が高かった一人。そのおかげで要らぬ先入観が生まれてしまい、真剣に聴くのがが遅れてしまった。遅ればせながらシッカリ聴いたのは、90年代になってから。89年リリースの4th『THE WORKS』が、ピーター・ウルフのプロデュースと知ったのがキッカケだった。

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■ ERIC MARTIN

eric martin

年末にデスク周辺のCDの山を整理したところ、手に入れたまま放置プレイになっているブツが多数出てきた。リイシュー物だと中身を知っていてゲットするパターンが多いから、勢い後回しになりやすい。このエリック・マーティン 85年の1st ソロも、そんな感じ。オンタイムで聴いていたが、CDは持っていなかったので何処かのタイミングで…、と思ったまま幾年月。16年の再発は気づかずに見逃していたが、昨年秋に英Rock Candyでリマスター再発されたので、その機を捉えてゲットしていたのだ。

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■ THE JOURNEY / WET WET WET

wet wet wet

WET WET WET といえば、映画『フォー・ウェディング』のメイン・テーマ<Love Is All Around(愛にすべてを)>の大ヒットで知られるスコットランド出身の4人組ポップ・ロック・バンド。多くのシングル・ヒットを飛ばしているが、上掲曲は全英シングル・チャートで14週トップと当時の記録を更新した。結成は86年で、翌年デビュー。当時活躍した英国勢の若手グループというと、シャーデーを筆頭に、スクリッティ・ポリッティやデュラン・デュラン、ユーリズミックス、カルチャー・クラブ、ABC、ティアーズ・フォー・フィアーズ、ブロウ・モンキーズ、カッティング・クルー…なんてところがすぐに思い浮かぶが、その多くがブルー・アイド・ソウルのエッセンスを特徴的に持っていた。このWET WET WETも、そもそもバンド名をスクリッティ・ポリッティの<Gettin, Havin' and Holdin'>から引っ張ってきたそうで。でもその中でも最もクセが少なく、ジャズへの憧憬も漂わせたりして、当時からAORに近いスタイルだなぁ、と思っていたものだ。

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■ VALOTTE / JULIAN LENNON

julian lennon

洋楽好きの多くは、ディズニー+で配信が始まったビートルズ『GET BACK』の話題で持ちきりのようで。でも自分の場合は、これを機に定額配信を申し込んだところで、その先 何も観ないまま月々の引き落としだけ続いていくのが火を見るより明らかなので、ココは我慢で Blu-ray化を待つことに。そもそも、こうした囲い込み商法には虫唾が走る人。それがビートルズとなれば、余計に背きたくなる。でも公開済みの予告編をチラ見しただけでも、オリジナル『LET IT BE』の暗いイメージが覆されるのは明らかで、かなり楽しみ。今にして思えば、『LET IT BE』はレコーディングのドキュメントというより、解散劇ありきの分裂プロセスを剥ぎ取った印象。メンバー間に多少のいがみ合いがあっても、一緒にプレイすれば楽しくなってしまう。それがミュージシャンの本質だし、ハイスクール時代から一緒に演ってきた仲間となれば尚更だ。そうでなけりゃ、あのルーフトップ・セッションなんて成立しないだろう。なのに今まで、影の部分ばかりが強調されてきた。いずれ時が過ぎて、『GET BACK』と『LET IT BE』がセットで冷静に語られるのが、一番の理想かもしれない。

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■ TIM

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ようやくコイツが紹介できます。83年にデビュー・アルバムを完成させていながら、陽の目を見ずに終わった幻の名グループ:TIM。その音源が、37年の年月を経て発掘された。輸入盤にオビとカナザワの解説を付けた国内仕様盤の発売は、もう2ヶ月前。しかし実際のところは予約完売、2度目の入荷も受注残消化で在庫がなくなり、3度目の正直でやっとマトモに流通し始めた次第。次の入荷があるかどうか分からないので、気になる方は早めのゲットをオススメしたい。

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■ ATBPO / NIGHT RANGER

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ナイト・レンジャー新作、リリースから2ヶ月遅れのご紹介。『ATBPO』とは “And The Band Plays On” の略で、要は、バンドはプレイし続けるゼってこと。コロナ禍で作ったことを意識したタイトルだけど、中身は何も変わっちゃいない。ってか、4年前の前作『DON'T LET UP』、そしてコレと、黄金期の勢いを取り戻したかのように、絶好調じゃ〜ないですか

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■ INSOLO / GARY KEMP

gary kemp

10月 2021年も最終コーナーを回った感覚ながら、『AOR Light Mellow Premium 02』は、まだ発売日が見渡せず…。01からちょうど1年経ってしまったので、年内には何とかとかしたいが…。一応、地道には進んでいます。ま、新しい月なので、当ブログではカタログ紹介は一旦お休みして、最近のニュー・アルバムから、元スパンダー・バレーのギタリスト、最近ではピンク・フロイドのニック・メイスンのプロジェクト:ソーサーフル・オブ・シークレッツでもメッチャ良いプレイをしていたゲイリー・ケンプのソロ・アルバムを。7月末に出ていたモノだけどね。

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■ VIENNA ー 40th Anniversary Deluxe Edition -- / ULTRAVOX

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沢田研二やアン・ルイス、BOOWYの元ネタになっているウルトラヴォックスの代表作『VIENNA』(80年)の、40周年記念デラックス・エディションが届いた。5CD +DVDの豪華ボックスで、ハコの中には、ゲートフォールドのアナログ・サイズ・ジャケット2組にメンバー4人のアート・プリント、楽曲コメントや未発表写真満載の20ページに及ぶブックレットが入っているので、かなりの満足度。英国オフィシャル・サイトでは昨年10月から先行発売が始まっていたが、ここへ来てようやく一般発売がスタートした。これで5000円前後だからコスパもサイコー。

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■ JAZZ AWAKE / JOHNNY HATES JAZZ

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80年代に隆盛を誇った第2次ブリティッシュ・インヴェンジョン勢でも、結構AORに寄っていたジョニー・ヘイツ・ジャズ。再結成後2作目となるニュー・アルバムが、約7年ぶりに登場した。去年初めの来日公演を<Shattered Dreams>聴きたさに観に行ったところ、思いの外ステキなパフォーマンスをやっていて好感 (その時のライヴ・レポート)。そこでも披露していた新曲を引っ提げての新作登場、というワケだ。

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■ THE DEVONNS

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シカゴから現れたド新人の4ピース・バンド、ザ・デヴォーンズのデビュー・アルバムが本日のピックアップ。キャッチコピーに拠れば、“ヤング・ガン・シルヴァー・フォックス・ファンに突き刺さるメロウでスウィートでグルーヴィな傑作ブルーアイド・ソウル・アルバム!” とのこと。確かに現行ポップ・シーンに照らせば、 ヤング・ガン・シルヴァー・フォックスを引き合いに出すのは正しいだろう。でも元々のUSプレス・リリースには、“70年代を中心としたシカゴ・ソウル黄金期のムードを呼び覚ますスローバックなソウルのレコード” とある。実際ヤング・ガン〜が纏っているウエストコースト・エッセンスはザ・デヴォーンズには稀薄で、ノーザン・ソウルの匂いを強烈に感じるのだ。

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■ BROADCAST / CUTTING CREW

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少し前にどこかで大ヒット曲<Died In Your Arms>を耳にして以来、時々脳内再生させていたカッティング・クルー、デビュー盤を。このバンド、たまたま輸入盤店で入ってきたばかりのレコードが掛かっていたのを耳にして、メッチャいい曲!と即買いしたのを思い出す。まだヒットどころか日本盤も出てなくて、ヨーロッパ盤を買った。産業ロックというよりは、わずかにAORテイストもある英国産ポップ・ロック・バンドとして、前年に出たマイク+ザ・メカニクスあたりと一緒に聴き倒したな。

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■ SANDINISTA!/ THE CLASH

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先週のストラングラーズ:デイヴ・グリーンフィールドの訃報に関してではなく、お怒りモードでザ・クラッシュ。しかも一番ヘヴィな『SANDINISTA(サンディニスタ!)』を聴いている。このアルバムは、ザ・クラッシュが80年に発表した4作目で、アナログ3枚組で出された問題作。もとよりレゲエを取り入れてきたザ・クラッシュだけど、ココではダブ的手法にも踏み込んでいる。過激なタイトルは、ニカラグアで79年に革命を起こし政権を奪取した左翼ゲリラ組織、サンディニスタ民族解放戦線に由来。反体制的なパンク・バンドの作品で、最も政治色の強いもののひとつだ。

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