Light Mellow on the web 〜 turntable diary 〜

音楽ライター:金澤寿和の音盤雑感記
This is Music Journalist : Toshi Kanazawa's Blog. Sorry for Japanese only.

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New Release

■ THE ART OF CONVERSATION / LEO SIDRAN

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4年前に発表したマイケル・フランクスのカヴァー集『COOL SCHOOL(The Music of Michael Franks)』が好評を呼んだリオ・シドランのニュー・アルバム『THE ART OF CONVERSATION』が、我が【Light Mellow Searches】from P-VINEからリリース。セールス的に厳しいか…、とも考えたが、内容の充実度と前作の評価、そして最近オヤジのベン・シドランが小難しい方向に行ってしまって国内リリースから遠ざかっているので、ベンのコア・ファンに「息子は元気!」と近況をお伝えしたい気持ちも込めつつで…。

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■ HE SANG SHE SANG / MARC JORDAN & AMY SKY

marc jordan_amy sky

AOR名盤『MANNEQUIN』や『BLUE DESERT』でお馴染み、ロッド・スチュワートやダイアナ・ロス、シカゴ、ボニー・レイット、マンハッタン・トランスファーや竹内まりやにも楽曲提供しているカナダ人シンガー・ソングライター:マーク・ジョーダンと、その奥様でやはりシンガー・ソングライターとして活躍しているエイミー・スカイの夫婦が、結婚34年にして初のデュオ・アルバムを発表した。エイミーは日本ではあまり知られていないが、やはりダイアナ・ロスやハート、メリサ・マンチェスター、アン・マレーなどに幅広く曲を書いていて。とりわけオリヴィア・ニュートン・ジョンの信頼が厚く、2016年にオリヴィア、ベス・ニールセン・チャンプマンの3人による共演アルバム『LIV ON』を出している。96年からソロ・アルバムをリリースしていて、その数すでに10枚近く。プロデューサー、演劇、TV司会者としてのキャリアもある才媛なのだ。

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■ I LOVE YOU / イハラカンタロウ

ihara kantaro

少し前から注目していたシンガー・ソングライターのイハラカンタロウ。FMなどで前評判が高まっていた7インチ・シングル<I Love You / You Are Right>は、2月にリリースされるやいなや即完になってしまったようで、それをフォローする4曲入りEPにスタジオ・ライヴ2曲を追加した彼の初CDが、今週18日にドロップされる。

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■ EL MOCAMBO 1977 / THE ROLLING STONES

stones_el mocambo 1977

ローリング・ストーンズの伝説的ライヴ・パフォーマンスが、遂に全貌を現した。1977年3月4〜5日、カナダのトロントにあるキャパ300人足らずのクラブ、エル・モカンボ・タヴァーンでのシークレット・ギグ。それが何故に伝説化したのかといえば、彼らがこの年にリリースした2枚組ライヴ盤『LOVE YOU LOVE(当時の邦題は『偉大なるライヴ』)』C面に、このショウから4曲が収録されたからだ。この2枚組ライヴは、『BLACK AND BLUE』のリリースに合わせて行われた76〜77年の北米・欧州ツアーから、主にパリ、トロント公演からのパフォーマンスが収録されていたが、ドンドン巨大化していったこの時期のストーンズのライヴ・ショウにあって、小さなクラブでの臨場感溢れるステージは、極めて価値の高いモノ。それが今回、たった4曲からCD2枚組全23曲と大きくヴォリューム・アップし、フルサイズで楽しめるようになった。

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■ LIVE '77 / MELISSA MANCHESTER

melissa manchester live77

最近、凄まじいまでのハーフ・オフィシャル・ライヴ音源ラッシュで、正直ゲンナリしているけれど、これは完全オフィシャルのフル発掘ライヴ音源。メリサ・マンチェスターが1977年10月30日、フロリダ州ゲインズヴィルのグレート・サザン・ミュージック・ホールで繰り広げたショウを、CD2枚組21曲、たっぷり約100分のヴォリュームで完全収録している。公式盤だから音質もバッチリ、しかもあまり大きくないホール公演なのか、オーディエンスの反応が生々しくて臨場感がスゴイ。如何にも古き良き時代のライヴ・アルバム、といった印象なのだ。

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■ THE AMAZING GRACE / JOHN ELEFANTE

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USプログレのカンサスで、初代キーボード奏者/シンガー:スティーヴ・ウォルシュの後任を務めたジョン・エレファンテ、超久しぶりのソロ・アルバム『THE AMAZING GRACE』をリリース。最初にインフォが入った時は、「エ〜〜ッ、前のソロ作から20年くらい経ってるか?」と思ったら、自分がノー・チェックだっただけで、実は2013年に4作目のソロ・アルバムが出ていた。でもそれだって9年ぶり。お久し振りには変わりがない。

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■ THE LOST TAPES VOL.2 / VALERIE CARTER

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ウエストコースト・ミュージック・シーンのマスコット的存在だったヴァレリー・カーターが急逝して、早5年。約1年後には未発表レア音源集『THE LOST TAPES』が組まれ、かなりの評判を呼んだが、しばし時を経て、その第2集『THE LOST TAPES VOL.2』が出た。プロデュースおよび監修は、ヴァレリーの旧友で元ルームメイト、そしてミュージシャンのキャリアもあるキャシー・クラッシュ。前作と異なるのは、初出の未発表音源だけでなく、ヴァレリーがゲスト参加した外部アーティストの既発音源もいくつか含まれていることだ。

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■ JUST LIKE THAT... / BONNIE RAITT

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ボニー姐さん、安定感に満ちた6年ぶりのニュー・アルバム『JUST LIKE THAT...』が届いた。タイトルは、アルバム4曲目に収めた同名曲から来ていて、“Just Like that your life can change” 、直訳すれば、「あなたの人生が変わるかもしれないように…」ということ。つまり、突然のコロナ禍で、それまでの生活が大きく変わってしまったことを指しているのだろう。それでも歌のテーマはともかく、音楽的にはドッシリゆったり、相も変わらぬボニー節で安堵感を与えてくれる。

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■ 'S WONDERFUL / 伊藤広規

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山下達郎バンドの不動のベース・プレイヤー伊藤広規、お久しぶりのソロ・アルバム。資料では、12年ぶりというコトになっているが、ソロ作の他にも手を替え品を替え名を変えながら、結構な枚数のプロジェクト作品やプロデュース・アルバムを自主レーベルから出している。なので、12年前のソロ作がどれを指しているのかもよく分からないほどだが、ライヴ音源も多いし、アルバムを作り込むタイプの人でもないので、あまり構えずに接するのが良いではないか。

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■ THE COMPLETE ELEKTRA SINGLES / GROVER WASHINGTON JR.

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先月頭、グローヴァー・ワシントンJr.のエレクトラ期5作品をボックスにまとめた『IN THE NAME OF LOVE - The Elektra Recordings 1979-1984』のご紹介をポストしたら、これがビックリするくらいの高反響。そのボックスから、5枚のアルバムそれぞれにボーナス・トラックとして収められていたシングル・エディットのみを集成し、1枚のコンピレーションに収めたのが、この『THE COMPLETE ELEKTRA SINGLES』。99年に急逝してしまったグローヴァーのデビュー50周年を記念した、日本独自企画盤である。

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■ HELLO STRANGER / ZACHARY CRAWFORD

zachary crawford

少し前にご紹介した Light Mellow Searches シリーズ7周年記念『Light Mellow JEWELRY COVERS』、発売になりました。将来性豊かな若手アーティストや、今またスポットを当てたいベテラン勢による、珠玉のAORカヴァー集。まだチェックされてない方は、こちらのポストをご覧いただくとして、今日は同じLight Mellow Searchesから、来週 日本リリースされるニュー・アクトを。

オランダの人気AORユニット:マーティン&ガープ、
その進化系ドーン・パトロールで活躍するフィル・マーティンが手掛けた
  アイルランド出身のシンガー・ソングライター、ザカリー・クロフォード。
2020年からデジタル・リリースでオリジナル楽曲を出していた彼の、
                  満を辞してのファースト・アルバム。
マイルドな歌声と確かなサウンドメイクに包まれた、
  大人のインテリジェンスを感じさせるハーフ・ビターなジェントル・ポップ。
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■ HIGHER / MICHAEL BUBLE

michael buble_higher

ウクライナの惨劇の前には、もはや怒りと悲しみしか出てこない。歴史や文化、イデオロギーの違いに陰謀論や降伏論…。でもこういうヤヤこしい時こそシンプルに、人は素に立ち還らないと。人が無辜の他人を傷つけて許される道理などないし、『排除の倫理』なんて人を人として見ていない。その一点に於いて、駆逐されるべき対象は明らか。…とはいえ、感情に任せてそれを発信してもネガティヴな連鎖を生むだけなので、ココでは努めて平静を保ちたい。刺々しくなっている世相に、音楽で寄り添うように。

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■ Light Mellow JEWELRY COVERS / Various Artists

jewelry covers

Light Mellow Searches シリーズ7周年記念!

今まで紹介してきたAOR作品群から
  宝石のようなカヴァー曲だけを厳選。
カヴァーが流行っている今だからこそ、
     安易なリメイクとは差がつくチョイス。
往年の名曲たちに新しい息吹きを。

★監修・選曲・解説:金澤寿和

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■ BRING ON THE GOOD TIMES / DAWN PATROL

dawn patrol

好感度120%!
オランダのAORユニット:マーティン&ガープが
進化する形でスタートした5人組、ドーン・パトロールのデビュー・アルバム。
スティーリー・ダンへのリスペクトを示しながらも、
欧州のグループらしい思慮深さやヨット・ロック世代らしいムードを持ったサウンドが
サイコーです。


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■ BEFORE AFTER / DARYL HALL

daryl hall_before after

ダリル・ホールの2枚組ベスト・アルバム『BEFORE AFTER』を、今週末4月1日(金)の世界同時発売に先駆けてご紹介。顧みればダリルは、ホール&オーツの活動休止の時期や節目のタイミングで5枚のソロ作を出している。時間の幅は約35年。そこからダリル自身が選曲し、当人が“LFDH”と呼ぶライヴ映像プロジェクト『LIVE FROM DARYL'S HOUSE』から音源を追加したのがコレだ。ただ、このライヴ音源のいくつかがベスト・セクションの合間に散りばめられているので、「??」と思っていたら、その曲順を決めたのもダリル本人だという。

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■ CURE THE JONES / MAMAS GUN

mamas gun_cure the jones

ヤング・ガン・シルヴァー・フォックスのシンガー:アンディ・プラッツのいるママズ・ガンの待望のニュー・アルバム『CURE TH JONES』。約4年半ぶりに降臨。アレッ YGSFとママズ・ガン、立場が入れ替わっちゃってますネ アンディ・プラッツにとっては、本来はママズ・ガンこそが活動母体。でも日本では、30歳代〜40代前半ぐらいの比較的若い音楽ファンはともかく、いわゆるエルダー層のAOR好きには、「YGSFを先に知った」という方が少なくないハズで。でもその逆転現象を一気に取り戻しそうなのが、この新作と言えそう。ちなみにカナザワ、今回初めてママズ・ガンのライナーを書かせて戴いてます。

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■ ふたりのシルエット feat. 堀込泰行/流線形 ・ WINDY/SPAKLING☆CHERRY

流線形配信用_ふたりのシルエットジャケsparkling cherry_windy

今回は配信/デジタル・リリース関係を2本まとめて。1本目は、約16年振りのニュー・アルバム発売に先駆けて、先月から4ヶ月連続の新曲リリースがスタートした流線形の第2弾。2本目は、12月にニュー・アルバム『WINDY』を出したSparkling☆Cherry、いよいよそれがフルでデジタル・リリースされる、というお知らせ。

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■ EXTERNAL COMBUSTION / MIKE CAMPBELL & THE DIRTY KNOBS

mike campbell

マイク・キャンベルというギタリストには、ニューヨークのセッション・プレイヤーで、チェンジとかB.B.& Q.バンド、それにハッシュ・プロダクション系に数多く参加していたマイク(マイケル)・“ディノ”・キャンベルなる人もいるけれど、今回はトム・ペティ&ザ・ハートブレイカーズの方。最近はフリートウッド・マックでリンジー・バッキンガムの後釜を務めているが、そのマイク・キャンベルが自分のバンド:ザ・ダーティ・ノブズとの2作目を出した。しかもコレが、かなりご機嫌なアメリカン・ロックン・ロール・アルバムで。このジャケを見てピ〜ンと来た方、その直感は間違ってませんゼ

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■ RAIN OR SHINE / 青野りえ

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シティ・ポップ系シンガー・ソングライター:青野りえ、前作『PASTORAL』以来となる4年半ぶりの2ndフル・アルバム。昨年秋にデジタル・リリースしたThe Bookmarcsとのコラボ・シングル<Never Can Say Goodbye>が前哨戦扱いでアルバム未収、ということは、きっとそれだけの自信作なのだろう。プロデューサーが異なるのが理由なら、ボーナス曲として入れることだってできたハズだから。

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■ ROCK BELIEVER / SCORPIONS

scorpions_rock believer

スミマセン、たまに病気が出ます…、ということで、先月リリースされたばかりのスコーピオンズのニュー・アルバム。ウォーキングに出たり、いろいろ頭がウニウニしている時に脳内をスッキリさせる、最近のカンフル剤だ。デビュー・アルバム『LONESOME CROW(恐怖の蠍団)』から50年。カナザワが初めて聞いたスコーピオンズが、3枚目『IN TRANCE(復讐の蠍団)』だったから、ほぼ47年。80年代半ば以降はしばらく聴いてなくて、<Wind Of Change>が全米4位になった時なんぞ、「ヘェ〜、売れちゃってるのネ」なんて冷めた目で見ていた。ラスト・アルバムと宣言してリリースした『STING IN THE TAIL(蠍団とどめの一撃)』(10年)は、昔のよしみで購入したが、その後もズルズルと活動が続き、これが7年ぶりの19作目になる。

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● Light Mellow Searches 7周年を記念した珠玉のAOR Cover集●



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