Light Mellow on the web 〜 turntable diary 〜

音楽ライター:金澤寿和の音盤雑感記
This is Music Journalist : Toshi Kanazawa's Blog. Sorry for Japanese only.

This is Music Journalist : Toshi Kanazawa's Blog.
Sorry for Japanese only.

New Release

■ IMMORTALITY / NARADA MICHAEL WALDEN

narada_immortality

ついこの前、ジャーニーへの正式加入で世間をアッと言わせたナラダ・マイケル・ウォルデン。前任がやはり、バリバリのジャズ・ドラマーだったスティーヴ・スミスということで、このジャーニー側の人選は納得できるけれど、壱ドラマーに過ぎなかった彼に対し、ナラダはソロ・アクトとして成功し、同時にアレサ・フランクリンやホイットニー・ヒューストン、マライア・キャリー、ステイシー・ラティソウ、シャニース、アンジェラ・ボフィル、スターシップらを手掛けたグラミー受賞プロデューサーでもある。最近は最前線から離れていたとはいえ、ジャーニーへの加入じゃチョッと釣り合わない。果たして新作はどうなるか…?なんて思っているところに、ヒョッコリ、約5年ぶりナラダのソロ・アルバムが登場した。

続きを読む

■ ONE OF THOSE DAYS / LOUISIANA'S LE ROUX

LeRoux

ル・ルー、もしくはルイジアナ・ル・ルー。TOTOファンであれば、2代目シンガー:ファーギー・フレデリクセンの出身バンドがこのル・ルーだったと気づくはず。更に遡って、このバンドが The LeVee Bandと名乗っていた 70年代中盤、その頃リード・シンガーを勤めたのは、他ならぬボビー・キンボールだった。ルイジアナ・ル・ルー名でのデビューが78年で、ルー・ルーへの改名を挟みつつ、83年までにアルバム5枚。トップ20入りした<Nobody Said It Was Easy(光を求めて)>以外、大したヒットは出てないものの、4曲が全米チャートに入る堅実な成果を残したグループだった。

続きを読む

■ MOTHER OF THE SUN / JEFFERSON STARSHIP

jefferson starship 2020

これはビックリ ジェファーソン・スターシップがまだ生きていた。ニュー・アルバムとしては『JEFFERSON'S TREE OF LIBERTY』から12年ぶり。ジェファーソンの象徴であるポール・カントナーが16年に逝去し、2年後には全盛期を支えたマーティ・ベイリンも後を追うように。看板シンガー:グレイス・スリックも既に音楽シーンから退き…、ということで、66年から続いたジェファーソンの系統も途絶えてしまうと思っていた。そこに突如登場したニュー・アルバム。最初は乱発されるハーフ・オフィシャル物かと勘ぐってしまったけれど、シッカリとリード曲のPVが作られ、しかもかなり出来が良くて再びビックリ。すぐに サブスクでチェックして、フィジカル購入と相成った。

続きを読む

■ RED EYE / RANDY GOODRUM

randy goodrum_redeye

ランディ・グッドラム久しぶりのソロ・アルバムは、何と1994年のセルフ・カヴァー集
『WORDS & MUSIC(つらい別れ)』以来26年ぶり。
今回はラリー・ウィリアムス(元シーウインド)とのコラボレイト、
マイケル・ランドウ、マーカス・ミラー、ヴィニー・カリウタ、ブライアン・ブロンバーグらの参加による、『FOOL'S PARADISE』張りの
ジャジー・ポップでハイブリットな一作。
ジェイ・グレイドンとのJaR セカンドを待ち侘びる貴方に、
矢尻のような会心の一撃が突き刺さる!


続きを読む

■ ONE WORLD / BILLY OCEAN

billy ocean

全米No.1の<Caribbean Queen>、続いて全米2位の<Loverboy>、更にアルバム・タイトル曲<Suddenly >が同4位と、84年になってまさにサドゥンリーな大成功を手にしたビリー・オーシャン。翌85年末からは、映画『ナイルの宝石』のテーマ曲<When the Going Gets Tough, the Tough Get Going>が再びチャートを上昇して最高2位。86年のアルバム『LOVE ZONE』からも、<There'll Be Sad Songs (サッド・ソングス)>がまたしても全米首位。タイトル曲も続けてトップ10入りした。そして88年にも<Get Outta My Dreams, Get Into My Car>が3度目の全米トップに。この4年間のビリー・オーシャンの活躍は、まさに目を見張るモノがあった。ところがその後レゲエに転向。髪もドレッドにして、結果、アッという間に堕ちて消えていった…。上がる時も彗星のようだったけれど、落ちる時も鮮やかに急降下。でもやりたいコトをやっての結果だから、それが潔く見えたりした。

続きを読む

■ NASHVILLE TEARS / RUMER

rumer_nashville

このところニュースが途絶えていたルーマーの、6年ぶり5枚目のフル・アルバム。米国南部のアーカンソーやジョージアといった長閑なエリアに住み、結婚・出産・育児と並行して地元コミュニティとの関係を深め、美容室でアルバイトをしたりもしていたらしい。そうした ごくごくプライヴェートな時間を楽しんでいたルーマーだが、バート・バカラックやディオンヌ・ワーウィックのバンドでミュージカル・ディレクターを務める夫はツアーの連続で留守がち。そこで彼女もスタジオへ戻る決心をしたらしい。

続きを読む

■ WITH THE MUSIC / MATT JOHNSON

matt johnson

今のジャミロクワイを支えるキーボード奏者にして、ジェイ・ケイの創作パートナーとしても存在を大きくしているマット・ジョンソン。待望のリリースとなった初リーダー作が要注目だ。インコグニート総帥ブルーイ、ジャミロクワイのメンバーなど、アシッド・ジャズ系のキー・パーソンたちがゲスト参加しているが、インコグニートより本作とほぼ同時リリースされたシトラス・サンのニュー・アルバムの方が好き、なんてリスナーには、もう自信を持ってオススメしたい。それこそ「ジャミロクワイよりコチラの方が…」となるコトは請け合いだから。

続きを読む

■ MEMORIAL LIVE TRACKS / PRISM

prism_,memorial

ココしばらく、和田アキラ(g)の闘病でライヴ活動から遠ざかっているプリズム。でもオリジナル・アルバムのリイシューは、18年秋に始まった初期作品群の高音質盤シリーズを皮切りに、着々とキャリアをフォローしてきている。ただ個人的にプリズムを熱心に聴いていたのは、和田アキラと渡辺建(b)の創設メンバーに青山純(ds)、中村哲(kyd)の4人時代まで。その後、和田と渡辺の双頭ユニット体制になり、プログレ・フュージョン色を強めたが、アルバムに耳を通しても今イチ楽曲的魅力に乏しく、次第に熱は冷めていった。プリズムに限らずだけど、日本のベテラン・フュージョン系って、どうもイイ頃の自分たちをコピーしているようなのばかりで、ワクワク感が決定的に薄いのよ。

続きを読む

■ 葉山ナイツ / NATSU SUMMER

natsu summer_hayama

厳しい残暑が続く中、それでも確実に過ごしやすい瞬間が増えてきた8月末日。夏が過ぎてしまう前に、コレは紹介しておかないと。ナツ・サマーの2ndフル・アルバム『葉山ナイツ』。ただ心地良い都市型ラヴァーズ・ロックを演っているのは変わらないものの、今作は太陽燦々というよりは、夕暮れどきの涼やかな時間を更にチル・アウトさせてくれる作品。湘南でも海水浴場のあるような大きな海岸ではなく、リッチなリゾート空間のある葉山のイメージ、というのがポイントかも。関東圏の人じゃないと伝わりにくいかもしれんケド…。

続きを読む

■ WHOOSH ! / DEEP PURPLE

deep purple_whoosh!

あいやぁ〜、コレは傑作。デビューから52年、再結成から26年。リッチー・ブラックモア脱退から数えると7作目のスタジオ作。ジョン・ロードも抜けて、イアン・ペイス、イアン・ギラン、ロジャー・グローヴァー、スティーヴ・モーズにドン・エイリーという現行の陣容になってからは、17年目で5作目となる。もっというと、ベテラン・プロデューサーのボブ・エズリンと組んでからは3作目。今の充実ぶりは、このエズリンあってこそだろう。前作『INFINITE』(17年)が最後のアルバムと言われていたけれど、こうして新作が出た。またコロナ禍で、予定されてたファイナル・ツアーが1年先送りになったことから、もう1回スタジオに戻る可能性もあるという。頑張るな、爺さんたち

続きを読む

■ LIQUID QUARTET LIVE / MICHAEL LANDAU

michael landau_live

「彼こそ完璧なる名手だ」 ─ ジェイムズ・テイラー
「世界で最も素晴らしいギタリスト/ミュージシャンの1人だね」 ─ スティーヴ・ルカサー

そんな風に称えられる孤高のギタリスト:マイケル・ランドウ。彼の2年ぶりのニュー・アルバムは、昨年11月に、地元ハリウッドにある著名ライヴ・ハウス:Baked Potatoでレコーディングされた、LIQUID QUARTETでのライヴ盤だ。

続きを読む

■ MODESTY FORBITS / GRAHAM GOULDMAN

graham gouldman 020

20年目のディスクガイド『AOR Light Mellow Premium 01』、いよいよ大詰め。いま2度目の著者校正中です。これを早朝までに上げて、その後印刷所に入稿予定。諸々あって遅れましたが、9月中旬〜下旬には店頭に出せるかなァ〜。自分の手を離れたら、当面の仕事をやっつけつつ、早速 続編『Premium 02』の準備にも入らないと。予定では3冊でひと組ですから

続きを読む

■ LONELY BOY - The Asylum Years Anthology - / ANDREW GOLD

andrew gold box

この人はホントにファンから愛されているな…。そう思わせてくれるのが、故アンドリュー・ゴールドだ。亡くなったのが11年だから、もうすぐ没後10年が経つが、愛情の籠もったリイシュー作業はその少し前から始まっていて…。メジャーからのオリジナル・ソロ・アルバムは僅か4枚で、10CCのグレアム・グールドマンと組んだワックスでも3枚。その後は自主制作で細々…、という感がある。それが00年代半ばには再発レーベル Collector's Choiceから4作がボーナス付きで、没後の13年には英Edselからこの4枚+未発表曲集を集成したCD3枚組がリリース。その後 Omnivore Recordingsからは未発表ライヴ『THE LATE SHOW - LIVE 1978』、ついこの5月にも初期未発表曲集『SOMETHING NEW: UNRELEASED GOLD』(その時のポストはこちら)が出たばかり。そして今度は、6CD+DVDの7枚組アンソロジー・ボックスが英Esoteric Recordings / Cherry Red から。英米にこれだけ熱心なファンがいるなら、どうしてもっと早くに…、なんて思ってしまうな。

続きを読む

■ AB'S -7

abs7

新生AB'S の復活盤、降臨。デビュー当時から彼らにヤラレちゃってた人としては、本格的再結成を今か今かとと待ち詫びていたワケで、若干間延びした感さえあるのだが、再始動してからもベースが交代したり、一筋縄ではいかなかった様子。ちなみに現行メンバーは、芳野藤丸(g. vo)、松下誠(g. vo)、岡本郭男(ds)のオリジナル・メンバー3人に、竹越かずゆき(kyd, vo)、遠山陽介(b)の5人。新加入の若手2人の血液型は、残念ながら分からない。(AB'Sという名前は、メンバー全員の血液型がA型かAB型だったことからきている)。

続きを読む

■ Light Mellow BREAD & BUTTER

LM_BreadAndButter

今回のポストもシティ・ポップ関連のLight Mellowモノ。【レコードの日】よりもコチラが先にリリースされます。これもお久しぶりの Light Mellow 和モノのアーティスト・コンピ。デビュー50年を迎えた超・大ベテラン:ブレッド&バターのLight Mellow ベストが出ます。未発表曲1曲あり。

続きを読む

■ EXPANSIONS AND VISIONS / CITRUS SUN

citrus sun_expansions

コレは超絶にカッコ良い〜 アルバム・タイトルにも掲げられているロニー・リストン・スミスのカヴァー<Expansions>のコトだ。そして続くオリジナル曲<A Lust For Life>は、70年代の古き良きクロスオーヴァー感を湛えたモダン・ジャズ・ファンクで、ポルトガル出身の若きギタリスト:フランシスコ・サレスのジョージ・ベンソン張りの表現力が噴出。それに導かれてレガ・ダウナのハーモニカ・ソロ(彼も弱冠22歳)、ドミニク・グローヴァーのアグレッシヴなトランペットが爆裂する。イヤイヤこのノッケの2曲で、もう降参状態なのだ。

続きを読む

■ 君の場所 ~ Shape of You ~ / 鈴木雄大

yudai suzuki 020
庄野真代のニュー・アルバム『66』を聴き、鈴木雄大提供曲<愛のうた>の素晴らしさに魅せられて、「アッ 雄大さんの新しいの、ゲットしてないぢゃん」と気づいたので、慌ててポチッと。最後にお目にかかったのは、昨年11月に代官山蔦屋書店で行われたブレッド&バターのトーク&ミニ・ライヴで、ブレバタのサポートされた時でしたかね。エンジニアさんの関係で、ずっとコツコツ作っていたのは知っていたし、完成したことも耳にしていたけれど、音盤自体は手にしてなかったのだ。

続きを読む

■ SUNSET TRAIL / アマネトリル

amanetrill_sunset trail

昨日のポストに書いたように、午後イチから夜までシティ・ポップ関連のTV番組の収録でスタジオに缶詰。緊張はしなかったけれど、著名人も一緒だったためかサスガに気が張ってたようで、終わってドッと疲れが… 詳細は情報公開日までしばしお待ちを。

続きを読む

■ ONE NIGHT / MR. PRESIDENT

mr.president

AOR方面ではアル・サニーやアンドレ・ソロンコ、それにブラジルのAOR旗手ルーカス・アルーダなどを精力的に輩出しているフランスの新興レーベル:Favorite Recordingsからの新作は、モダン・ディスコ〜極上都市型ファンクのプロジェクト、ミスター・プレジデントの3rdアルバム『ONE NIGHT』。本国ではアナログとデジタル・リリースのみだが、日本ではボーナス曲3曲を追加して独自にCDリリース。そのうちの1曲<I Get So Crazy>は、feat. Yuma Hara で T-Groove Remix。昨日 facebookにアップした ショップ回りで、 T-Groove たちが Yuko I.(aka 今井優子)と一緒に手にしていたのはコレでした。

続きを読む

■ READY OR NOT 〜 Philly Soul Arrangements & Productions 1965 - 1978 / THOM BELL

thom bell

英Kentの音楽職人シリーズから、フィラデルフィア・ソウルの名アレンジャー/ プロデューサーであるトム・ベルの作品集。1ヶ月くらい前に発売されてたけれど、ようやく聴けた。このところ仕事ではシティ・ポップ系ばかり聴いていたので、耳が全然違う音を欲していたのよ。

続きを読む
HOME
Light Mellow on the Web

link_fb
細かいNewsはコチラで発信
TOPICS
● Disc Guide『AOR Light Mellow』20周年 ●

AOR_LM_cov_0823
AORライトメロウ プレミアム 01 Legends & Pre-AOR
9月23日発売
お求めはタイトルをクリック
詳細はコチラから

●Kanazawa 監修 Playlist Vol.2 が公開されました●

LM city essence 2
『J-DIGS:Light Mellow City Essence Vol.2』
#applemusic

#spotify

隔月公開予定/全6回
● 角松敏生ワークス集『GOOD DIGGER』ライナー特別寄稿 ●

kadomatsu_works1 (1)
Sony Music サイトにUP。
以下リンク先の専用バナーからご覧下さい。
OTONANO
Light Mellow Searches
 カナザワ監修シリーズ
 from P-VINE Records

Light Mellow Compilation
● Light Mellow Searches - 5th Anniversary Edition ●
タワーレコード限定企画のスペシャル・コンピレーション
LM Searches_0202jpg

詳細・購入はコチラから。

● Light Mellow TK / Light Mellow MALACO ●
ライト・メロウ・シリーズに マイアミ・ソウルの本拠地 TK編、サザン・ソウルの救世主マラコ編登場 !


Liner Notes

Light Mellow 和モノ
Light Mellow 和モノ45 復活!

和モノ45 logo
2020.11.3.レコードの日に、以下4枚の7inchをreissue
noriyo ikeda_glass
■池田典代■
ガラスの虹/リトル・チャイルド(未発表曲)

yamagata_smile
■やまがたすみこ■
あの日のように微笑んで/ほろ酔いイヴ

paris match_saturday
■ paris match ■
Saturday/SILENT NIGHT

yuko imai_stay with me
■今井優子■
真夜中のドア〜Stay with me〜/TRUST YOUR HEART

詳細・購入はこちらから
レコードの日オフィシャル

Light Mellow 和モノ Artist Compilation

LM_BreadAndButter
Light Mellow BREAD&BUTTER

● CITY POP on Vinyl 2020 ●

Light Mellow 関連出品
Recent Comments
Article Serch
Archives