Light Mellow on the web 〜 turntable diary 〜

音楽ライター:金澤寿和の音盤雑感記
This is Music Journalist : Toshi Kanazawa's Blog. Sorry for Japanese only.

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New Release

■ LUCKY DOG / CLIF MAGNESS

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AORとかメロディック・ロックとか、産業ロックとかメロディアス・ハードとか…。まぁ、呼び名なんてどうでもイイと宣いつつ、正直 自分の中ではコミットできるモノと出来ないモノがある。産業ロックとは皮肉を込めた名称だけれど、本当に売ろうと思って売れるモノを作るのはメチャクチャ困難。それでいて当時売れていたその筋のバンド、たとえばジャーニー、ボストン、フォリナー、スティクス、REOスピードワゴン、ナイト・レンジャー…等などは、全世界に通用するメロディを有しながら、どのグループもチャンと個性を確立させていた。

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■ ミライのテーマ・うたのきしゃ / 山下達郎

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ふと気づいたが、去る7月15日は、当ブログを始めて丸14年の記念日だった。ドタバタしていて、スッカリ忘れてたわ。そんな節目なので、今日からは無理にカレンダーを追っかけず、書ける時、書きたい時に書くことにしようと思う。もちろん目指すはこれまで通り、日々更新。でもCD聴いたりライヴを観て触発されれば、1日に2本書くことだってある(もちろん時間的余裕があれば)。逆に「どうしてコレ書いてくれないの?」なんて時は、自分が書く必要性を感じないとか、作品的に書くに値しないと判断した時かも。素人ブロガーに散見するけど、イイ気になって持論ならぬ罵詈雑言を並べ立てて誰かを不快にするくらいなら、敢えてココには取り上げない。でも逆に「カナザワはこう聴いたけど、皆さんは…?」という問題は定義はアリ、だと思う。いずれにせよ、商業誌や解説では書けない、ホンネに近いことを発信する場として始めたブログなので、今後もお気楽に読んで戴ければ…

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■ WIDE OPEN / MICHAEL McDONALD (Japan Edition))

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AORレジェンドのマイケル・マクドナルドが昨年9月にリリースしたニュー・アルバム『WIDE OPEN』、いよいよ日本リリース。US発売から10ヶ月遅れての国内リリースには、各方面からお叱りの声もあるだろう。でもこの充実作を日本発売なしで終わらせる方が、よほど嘆かわしいこと。最初は自分で動き始めたものの、ちょっとハードル高そうだなぁ…、と思い始めていたところに思わぬ助け舟があり、こうして形にすることができた。まずは関係者の皆さんに感謝 m(_ _)m

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■ ALMOST PERSUADED / SWING OUT SISTER

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オリジナル新作としては『BEAUTIFUL MESS』以来、約10年ぶり。その間にジャズ・アレンジのセルフ・リメイク集『PRIVATE VIEW』を出したり、結成30周年ベストを組んだが、やはりお久しぶり感は強い。しかしその一方で、バーシアやマット・ビアンコ、ブロウ・モンキーズあたりが相次いで新作を発表、かのシャーデーも映画のサントラに楽曲提供と、同じ頃に人気を博したUK / EUの洒脱系ベテランが活発に動いている。それに触発されたワケじゃないだろうが、当時かの<Breakout>にヤラレちゃったクチとしては、この活況には思わずニンマリさせられる。

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■ SOUL SIDE OF TOWN / TOWER OF POWER

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タワー・オブ・パワーの結成50周年アルバムにして、約15年ぶりのオリジナル新作。90年代はメジャーのエピックに籍を置いたこともあってコンスタントにアルバムを出していたが、その後はライヴ盤やカヴァー・アルバムが続き、純新作としては03年作『OAKLAND ZONE』以来となる。

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■ IT'S MY TIME TO SHINE / 今井優子

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物書きであるカナザワがCD制作に関わること自体、そう多いことではないのに、何と来月は Sparkling☆Cherry と同じ日に、コレも発売される。今井優子のデビュ−30周年記念ミニ・アルバム『IT'S MY TIME TO SHINE』。こちらはコ・プロデューサーという役回りだけど、バンドと違って女性ソロ・シンガーが看板。ブランクもあったため、自ずとディレクションからマネージャー、付き人、小間遣い(?)まで、何でもごじゃれ、ということになる でもイイ汗かいた分、ミニ・アルバムとは思えぬほど濃密な、相当にグレードの高いアルバムになった。自分史に於いても記念碑的な一枚だし、きっと今井優子本人にとっても、忘れ難い作品になるのではないか?

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■ MIRAGE / SPARKLING☆CHERRY

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当ブログではお馴染み、カナザワがトータル・プロデュースで関わるオトナなシティ・ポップス・バンド:Sparkling☆Cherry。待望の2ndアルバムが、いよいよ7月25日リリース。前作もそれなりに充実したアルバムだったが、この新作のデキは、ハンパない。ハンパないけど、内輪の人間が言っても説得力がないので、先んじて音を聴いて戴いたミュージシャンの方々が寄せてくれたコメントを、ずらずらーっと並べてみよう。

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■ 彼女の時計 / Lamp

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直近リリースのシティポップ物でよく聴いているのが、先月発売された Lamp のニュー・アルバム。04年作『恋人へ』を初めて聴き、十数年間も追うとはなしに追ってきたというか、ふと気づくと5枚のアルバムをゲットしていた。積極的に聴き込むことはなかったものの、どうも気になってしまう。自分にとっては、そんな風に少し謎の存在…。ちょうど自分の家があるエリアが「染谷」なので、Lampのメンバー:染谷太陽さんに親近感を抱いている、というワケでもないんだけれど…。

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■ 今ここにあるべき百戦錬磨 〜7人〜 / NOBU CAINE

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斉藤ノヴ率いるノブ・ケイン、結成30年目にして18年ぶりの復活! 結成メンバーの斉藤ノブと村上ポンタ秀一を中心に、旧メンバーの重実徹(kyd)、福原将宜(g)が復帰。そして宮崎裕介(kyd)、川崎哲平(b)、山内陽一郎(ds)の3人が新加入し、タイトル通りの7人が揃った。ダブル・ドラムにダブル・キーボードというノブ・ケインならではのフォーメーションは、そのままこのグループの音の特徴を示すものでもある。

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■ SAFE IN THE ARMS OF TIME / RITA COOLIDGE

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リタ・クーリッジといえば、71年にソロ・デビューした超ベテランの女性シンガー。その長いキャリアゆえに音楽性にも多少の変化があって、時代によってイメージが変わる。元々はジョー・コッカーやデラニー&ボニー、レオン・ラッセル周辺のスワンプ人脈に連なり、 “デルタ・レディ” と呼ばれて、エリック・クラプトンとも共演した。その後クリス・クリストファーソンと結婚し、ポップ・カントリー系夫婦デュオとして活動。ソロでは、日本で彼女の代名詞となった<あなたしか見えない(Don't Cry Out Loud)>をヒットさせている。離婚後はMOR志向を強め、ジャズやポップスのスタンダード・カヴァー作を発表。05年にジャズ・アルバム『AND SO IS LOVE』を出した時に来日し、インタビューさせてもらったが、チェロキー・インディアンの血を引く彫りの深い顔立ちと、聡明なキャラが印象的な女性だった。

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■ ALL THE TIME / THE TEMPTATIONS

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今日も今日とてスタジオに缶詰。それでも予定時間を多少余して歌録りが終わり…と、順調に進み、まずはひと安心。何と隣のスタジオには 知り合いが新作レコーディングに来ていて、思いがけず お久しぶり&初めまして!の名刺交換大会になる。音楽業界って、広いようで狭いやね。

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■ WALKIN' ON AIR / TOMI MALM (japan edition)

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今日は昼前から約10時間超、スタジオに缶詰。Sparkling☆cherry、お陰様でイイ具合に進んでます。ライター風情が制作側に回るなんて…、という声も時折耳に入るけれど、ジャンルを限れば誰より多くの作品に接している職業だから、志向を同じくするシンガー/バンドに対しては、第三者的立場から客観的アドヴァイスやアイディア出しができる。稀にライター/評論家が、築いた人脈を利用して自分のアルバムを作ったりするが、中途半端に終わるのが関の山。ヨーロッパの元同業なんて、ただゲストの名前に頼るばかりで、何枚アルバムを重ねてもロクなモノが出てこない。作品に接近しすぎて冷静なスタンスが守りにくい上、曲作りや演奏面の技術・経験など、プロならではのファクターがたくさん絡むからだ。もちろんトライするのは悪くない。でもやるからには、周囲を納得させる作品を作らねば、ただ己の意識の軽さを露呈するだけに終わる。

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■ ELUA ALOHA / JEFFREY FOSKETT - JEFF LARSON

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当ブログではお馴染みであろうカナザワがトータル・プロデュースしているsparkling☆cherryのレーディング・デイ。少し前にリズム録りは終えているので、今日はギターとヴォーカル・ダビングが主。夕方からゲスト参加の杉真理さん、濱田金吾さんがスタジオへいらして、大盛り上がりとなった。お2人はウン十年ぶりの再会らしいが、あまりの雰囲気の良さに、予定外の2人共演(+cherryが加わっての3人コーラス)まで録音。来月頭までレコーディングは続きます。

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■ ABOVE THE CLOUDS:THE COLLECTION / GLENN FREY

glenn frey collection

16年1月に急逝したグレン・フライの4枚組コレクション『ABOVE THE CLOUDS:THE COLLECTION』が発売された。かのデヴィッド・ボウイが亡くなった日から数えて、わずか1週間後。ボウイ逝去が極めてセンセーショナルに取り上げられ、今もトリビュート・イベントや展覧会が企画されたり、発掘音源やリイシューが絶えないというのに、続けて逝ったグレン周辺はヤケに静か。相方ドン・ヘンリーは16年のグラミー受賞式でグレンのトリビュート・パフォーマンスを行ない、一度はイーグルス解散をほのめかしたにも関わらず、いつの間にかヴィンス・ギルとグレンの息子ディーコンうを迎えてツアーに出ている。あぁ、何だかなぁ…

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■ REIMAGINATION / LAMONT DOZIER

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米国の至宝たるソングライターで、全盛期のモータウンを支えた ホーランド=ドジャー=ホーランドの一角であるラモント・ドジャー、久々のニュー・アルバム『REIMAGINATION』が登場した。プロデュースがフレッド・モーリンということで、きっとジックリ付き合えるオーガニック・スタイルのセルフ・カヴァー集では?と想像してたら、案の定そのようで。でもそれは否定的な意味ではなく、滅法ポジティヴ。実はラモントのセルフ・カヴァー集は初めてでなく、02年にも『REFLECTIONS OF LAMONT DOZIER』(16年にリマスターされた)を出しているが、楽曲そのものの魅力をシッカリ味わいたいなら、絶対コチラをオススメする。

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■ COOL SCHOOL – The Music of Michael Franks / LEO SIDRAN

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先日、23日に日本先行リリースとなるマイケル・フランクス『THE MUSIC IN MY HEAD』をご紹介したが、そのポストでちょっと触れたリオ・シドランのマイケル・カヴァー集『COOL SCHOOL – The Music of Michael Franks』が届いたので早速。リオがベン・シドランの息子なのは誰もがご存知と思うけれど、ドラマー出身ながらも今ではすっかりマルチ・タレントを発揮し、ベンのソロ活動やレーベルを支える右腕的存在に成長している。親父ベンとマイケルは、マイケルの83年作『DRAGONFLY SUMMER』で2曲、ベンがプロデュースを担当した縁もあるけれど、そもそもこの2人、故トミー・リピューマを介して かなり近い間柄だった。だからマイケルは、リオを幼い頃から知っていたのだ。

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■ POP STEP 40 / CIRCUS

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6月の "LIVE Light Mellow" にご出演いただくサーカスの新作。コレが結構ヤバイことになっているのをご存知か? 元からポップス系コーラス・グループとしてハイ・ファイ・セットを追うように登場し、ファースト・アルバム(78年)で早々に<夢で逢えたら>と<ケッペキにいさん>という吉田美奈子のレパートリーを同時カヴァーしていた彼ら。そのセンスと力量はまさに本物だったが、ヒット曲の連打でお茶の間に指示を広げた結果、図らずもムード歌謡的な<ミスター・サマータイム>のイメージが先に定着してしまい、そこから抜け出せなくなってしまった。全盛期の血縁編成が分裂して若返りを図って数年、路線を変えることは叶わなかったが、40周年のココへ来て一気に勝負に出た感がある。

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■ BUTTERFLIES / BASIA

basia

順番が逆になったが、マイケル・フランクスより1週早い5月16日に我が【Light Mellow Searches】からリリースされるのは、何とバーシア、こちらも9年ぶりとなるニュー・アルバム『BUTTERFLIES』。最近シャーデーがサントラ絡みで新曲を出したり、スウィング・アウト・シスターも新作・来日が控えているなど、この辺りのオシャレ系英欧勢のリリースが相次いでいる。【Light Mellow Searches】でも昨年からワークシャイ、ブロウ・モンキーズの最新アルバムを相次いで出しているので、ちょっと意外に思っている人もいるのでは? まぁ、監修者がオサレなので、当然っちゃー当然なのだが…(←自爆

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■ THE MUSIC IN MY HEAD / MICHAEL FRANKS

Michael Franks-1

時は過ぎゆく。多くのものが変わる。
   しかしながら、変わらないものもある…。

                lyrics from the song "Bluebird Blue"


マイケル・フランクスの、通算18作目となるオリジナル・アルバムが届いた。タイトルは『THE MUSIC IN MY HEAD』。前作『TIME TOGETHER』から約7年ぶり。マイケルは73歳になった。でもその世界観は、何ひとつ変わらない。このアルバムも、聴いた瞬間に70年代の初期名盤『THE ART OF TEA』や『SLEEPING GYPSY』のイメージが大きく広がる。囁くようなマイケルのヴォーカルは、時に “ヘタウマ” などと揶揄されながらも、何モノにも左右されないワン&オンリーの自己表現スタイルを確立し、それを頑なに貫いてきた。

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■ PEYOTE(ペヨテ)/ 惣領泰則 & EVE

syoryo & eve

こそっと紙ジャケで再発されました。惣領泰則& EVEによる81年の共演作『PEYOTE(ペヨテ)』。惣領は、石川セリやピコこと樋口康夫、ベースの原田時芳(=クマ原田)らを排出し、NHKステージ101でも活躍したシングアウト、ドン・コスタに認められて全米デビューし、ポール・マッカートニーからの楽曲提供を受けたブラウンライス、両グループのの元リーダー。70年代後半は帰国して作編曲家として活動、ジム・ロック・シンガーズを率いてリーダー作を出したり、女性デュオ:TINNAを仕掛けている。そうした時のキー・パーソンはいつも奥様;惣領智子(現在は離婚)だが、それをこの時はEVEに替えて制作したのが、このアルバムだった。

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マイケル・マクドナルド最新作
ようやく国内盤発売



ワーナー新 名盤探検隊
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●クリストファー・クロス
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 カナザワ解説再掲載


●ウィルソン・ブラザーズ
 ボーナス1曲
 

●マイケル・センベロ
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●レスリー・スミス
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●ターリー・リチャーズ
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WORKS(解説)
Produce
◆ 今井優子 ◆
30周年記念ミニアルバム

角松敏生参加。
詳細はコチラから。

◆Sparkling☆Cherry
待望の第2作。

杉真理,濱田金吾参加。
詳細はコチラから。
Event
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音盤&トーク・ライヴ Vol.13 決定!
音盤トーク017
7月28日(土)
@武蔵小山カフェアゲイン
15:00 open / 16:00 start
charge:1500円
レーザーターテーブルの高音質で爆音AORをご堪能下さい。
[問い合わせ・予約]
www.cafe-again.co.jp
TEL:03-5879-2251
※画像は古いモノです。

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