Light Mellow on the web 〜 turntable diary 〜

音楽ライター:金澤寿和の音盤雑感記
This is Music Journalist : Toshi Kanazawa's Blog. Sorry for Japanese only.

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New Release

■ VINAL TAP / SPYRO GYRA

spyro gyra_vinyl tap

何と5年ぶり、スパイロ・ジャイラのニュー・アルバムが登場した。前作に当たる『THE RHINEBECK SESSIONS』を発表後、グループは代表作『MORNING DANCE』35周年記念/結成40周年のアニヴァーサリー・ツアーを展開。16年には、00年代に在籍したHeads Up時代のベスト・アルバムをリリースしている。その後しばらく音沙汰がなかったが、突如この『VINYL TAP』を発表。既にバンドを離れていた盟友デイヴ・サミュエルズ(vib)は今年になって鬼籍に入ってしまうも、中核ジェイ・ベッケンスタイン(sax)以下、トム・シューマン(kyd)、フリオ・フェルナンデス(g)、スコット・アンブッシュ(b)という90年代前半から続くラインナップは不動のままだ(ドラムを除く)。

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■ 渚にきこえて(Passes On The Other Ocean) / 1983

1983

昼過ぎから打ち合わせ2本。帰宅したらレコードコレクターズ最新号(細野晴臣特集)が届いていたので、チラチラと斜め読み。巻頭連載の『MUSIC GOES ON』で、6人組のシティ・ポップ系グループ 1983(イチキューハチサン)のkyd奏者:谷口雄さんのインタビューが載っていて、ふと当ブログで 1983 を紹介し損ねていたことに気づいた。メンバーとの面識はないけれど、ある筋のご縁で、南佳孝さんにこのバンドを紹介。3ヶ月ほどの前のこの対談記事 に繋げたことがある。もちろん自分が「面白い!」と思えなければ、紹介なんかできないワケで、ずーっと気になる存在ではあったのだ、1983は。先週の3連休に開催されたモントルー・ジャズ・フェスティヴァル・ジャパンにも出演していたそうだが(3日中2日は台風で中止)、すっかり見逃してたわ…

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■ CHICAGO CHRISTMAS

chicago xmas

かつてない規模の大型台風が今週末の三連休を直撃、ということで、世間がやたらバタついてますが。かくいう自分も、足を運ぶ予定のライヴが中止になったりしていて。ココは静かに部屋に籠り、急に飛び込んできた原稿執筆やイベント準備など、やるべきコトを片付けておこう。そんな時に舞い降りてきたのが、またまた、そう、またまた登場した、シカゴのクリスマス・アルバムだ。

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■ GIRLS IN THE GRASS / STEVE HIETT

steve hiett_girls

2016〜17年にかけて、2年連続でAOR系名盤を大量リイシューしたソニー・ミュージックの廉価盤シリーズ『AOR CITY』。その中で一番の異色盤でありつつも好セールスを上げたのが、スティーヴ・ハイエットのワン&オンリー作『渚にて…(DOWN ON THE ROAD BY THE BEACH)』だった。オリジナルは83年発表で、実は日本制作。その再評価のキーワードは、「バレアリック」である。

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■ UNPAINTED FACE 1/2・2/2 / RICHARD NATTO

ricgard natto 1jpgrichard natto 2

ハワイからのオーシャン・ウェイに 甘いメロディがゆらめく。
聴こえてくるのは、歌とアコギ、聴き覚えのある懐かしい旋律…。
素肌のままの音たちが、いま一番、愛おしい。


…な〜んていうキャッチコピーを提供させて戴いた、コンテンポラリー・ハワイアンのシンガー・ソングライター:リチャード・ナット。彼は名盤『NOT JUST ANOTHER PRETTY FACE』で知られるが、その続編とも言えるアコースティック・ギター弾き語りのカヴァー曲集『UNPAINTED FACE 1/2』と『UNPAINTED FACE 2/2』が、間もなく同時リリースされる。それに併せて、自身のサイトだけで販売されていた幻の4作目『LETS MAKE MUSIC』も新装リイシューの予定だ。

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■ STRONGER / COOL MILLION

cool million_stronger

Sparkling☆CherryのCherry、yoshiro と一緒に Inter FM897で展開中のDJ OSSHY『RADIO DISCO』に出演。スタジオへ向かう車中では、Cool Million の新作『STRONGER』を爆音で鳴らし、ひとりで気分アゲアゲ。う〜ん、正しい選択じゃ

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■ SPACE BETWEEN / SAMMY HAGER & THE CIRCLE

sammy hager the circle

あ、ザ・サークルって、いっ時だけのプロジェクトじゃなかったのね? …というわけで、ヴォイス・オブ・アメリカというに相応しいサミー・ヘイガーが、ヴァン・ヘイレン時代からの盟友マイケル・アンソニー(b)、お抱えギタリストのヴィック・ジョンソン、そしてドラムにジェイソン・ボーナムを迎えて結成したザ・サークルの4年ぶり2ndアルバム。夏前に出ていたようだけど、全然気づかなかったわ… ジェイソンがいるってことで、前作はヴァン・ヘイレン、サミーのソロ、そしてモントローズ時代の楽曲にツェッペリン・ナンバーまで引っ張り出した豪華ライヴ盤だったが、なんとビックリそれでは終わらず、こうしてスタジオ録音盤が出た。きっとチキンフット(サミー、マイケル、ジョー・サトリアーニ、レッド・ホット・チリ・ペッパーズのチャド・スミス)がコンスタントに活動できないから、という事情もあるんだろうな。

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■ GHOST IN MY HEART / QUINT STARKIE

quint starkie

これはこれは北欧でヒッソリとリリースされていた隠れ好盤(オリジナル・リリース 2016年)が、我が Light Mellow Searches によって、いよいよ日本初登場となる。そのアーティストは、何と在スウェーデン30年の英国人シンガー・ソングライター:クイント・スターキー。現地アメリカではあまりもう聴くことができなくなった良質のウエストコースト・サウンドを、今に届けてくれる逸材だ。

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■ LOFT SESSIONS OUTTAKES / Various Artists

loft sessions outtakes

一部で “現在のシティ・ポップ・ブームの原点” とも言われている拙監修のシティ・ポップ・ディスクガイド『Light Mellow 和モノ』("669"は04年初版・増補改訂版 "Special"は13年の発行で2度重版されている)。そこでもシッカリと紹介し、CD再発も繰り返されてきた和モノの名オムニバス『ロフト・セッションズ VOL.1 〜フィーチャリング・フィメール・ヴォーカリスト』(78年)。その未発表音源が40年振りに発掘され、『ロフト・セッションズ・アウトテイクス』として陽の目を見た。『ロフト・セッションズ』は当時、下北沢や新宿にあったライヴ・ハウス:ロフトがビクターと共同でレーベルを立ち上げ、そこからリリースした企画アルバム。そのハコで活動していた若手ミュージシャンや女性新人ヴォーカリストたちの溌剌とした歌と演奏を、瑞々しいまま瞬間冷凍パッケージしようと試みた、フレッシュかつダイナミックなスタジオ・セッション・アルバムだ。当ブログでも、16年の2度目のCD復刻の際に取り上げている。(当時のポストはこちらから)

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■ FIVE MILE ROAD / GERRY BECKLEY

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アメリカの片割れ、ジェリー・ベックリーのニュー・アルバムがこそっとリリースされている。前作『CAROUSEL』から約3年ぶり。カナザワは連続して解説を書かせて戴いてるが、商品サンプルが送られてこないので、ウッカリ発売日を忘れてたわ ホームであるアメリカは、今年が結成50周年というコトで、結成50周年を記念した50曲入りのワーナー期アンソロジー3枚組『THE COLLECTION』(日本のみボーナス曲追加の51曲)が出たり、昨年のロンドン公演を2CD+DVDに収めたボックス・セット『LIVE AT THE PALLADIUM』が出てツアーにも忙しいようだが、その合間を縫うように、ジェリーはソロ活動にも精力的だ。

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■ ORCHESTRATING MY LIFE / RICK SPRINGFIELD

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エディ・マネーの訃報を聞き、そこにリック・スプリングフィールドがコメントを寄せているのを見て、彼の現役バリバリのライヴ・パフォーマンスを思い出していた。この春にひっそり出ていたニュー・アルバムは、やたらと落ち着いたイメージを醸し出していて、オーケストラとの企画モノとはいえ「あのアグレッシヴな男も、70歳ともなれば こんなに分別臭くなってしまうのか…」と、ちょっぴり残念に思っていたのだ。ところが実際に聴いてみたら、何だ 全然ヤンチャぢゃないの〜

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■ OUTSIDE THE LIMIT / OLE BORUD

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待ちに待ったオーレ・ブールドのニュー・アルバム『OUTSIDE THE LIMIT』が、もう間もなく、10月2日に日本発売。今回もシッカリ解説を書かせて戴いた。アルバムとしては、前作『STEPPING UP』から約5年ぶり。その間に2度の来日公演(通算3回目/他にプロモ来日あり)を行なっているので、そうお久し振り感はないのだが、北欧のAORシーンが活況を呈している中、ようやくの “真打ち登場” ではある。もっともオーレ自身はずっと忙しくしていて、17年初頭のジャパン・ツアー後は、彼のもうひとつのフィールドであるデス・メタル方面に邁進。欧米混成の新しいクリスチャン・デス・メタル・プロジェクト:フレッシュキラーのアルバムを作り、ライヴを行っていたらしい。それがハネたところで、再びAORに戻ってきたワケである。

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■ RUBBERBAND / MILES DAVIS

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故マイルス・デイヴィスが85〜86年に録音していた秘蔵アルバム『RUBBERBAND』が、ようやく陽の目を見た。昨年春のレコード・ストア・デイで発表された4曲入りの12インチ盤『RUBBERBAND EP』を序章として、この9月頭に世界同発。音専誌などでは早速特集などが組まれているが、「その割に盛り上がってないなぁ…」と感じてしまうのは、さすがのマイルスも没後28年が経過して神通力が弱まったからか。それとも、それだけシーンの変貌が著しいのか。ま、そのどちらもハズレではないと思うけど。

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■ THREADS / SHERYL CROW

sheryl crow

「最後のアルバムになるかもしれない」と自ら語っている、シェリル・クロウの最新アルバム降臨。「グラミーを9つも獲っている大物とはいえ、たかが93年デビューのキャリアで何を言ってるの」と最初は思ったが、デビュー以前に教壇に立っていたり、デビューのために最初に作ったアルバムがお蔵入りしたりと、実は結構な苦労人。『TUESDAY NIGHT MUSIC CLUB』が大ヒットした後も、エリック・クラプトンと浮き名を流したり、鬱になったり、映画に出たりと、なかなか波乱万丈の道筋を歩いている。社会派の楽曲や政治的発言も多く、発売自粛や放送禁止を喰らったことも少なくない。それでもその飾らないトコロが好かれるのか、大物アーティストとの交流が盛んで。最後と言われるこのアルバムも、そうした多彩なゲストたちとのコラボレーションを収めた、超豪華デュオ・アルバムになっている。

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■ TRUE LOVE・UNSPOKEN / FRANK WEBER

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今年5月にプライヴェートで来日し、急遽、日本人ジャズ・トリオのゲストとして六本木のクラブに出演したフランク・ウェバー。その時に持ってきていた2枚の自主制作盤が、拙・解説付きの国内流通盤として改めて発売された。正規リリースとしては、10年春に日本で出た3作目『BEFORE YOU』以来9年ぶり。スティーヴ・ガッド(ds)やリチャード・ティー(kyd)、ジョン・トロペイ(g)、ウィル・リー(b)、マイク・マイニエリ(vibe)らが参加した78年の1st『…AS THE TIME FLIES』、イーグルス<Take It To The Limit>の名カヴァーを収録した80年の2nd『FRANK WEBER(ニューヨークのストレンジャー)』とAORの名盤・好盤を出したフランクだったが、彼自身は当時もっとジャズっぽい方向へ進みたいと望んでおり、それ以降は長きに渡って表舞台から遠ざかることになった。

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■ HELLO FROM LAS VEGAS / LIONEL RICHIE

lionel richie live

日本の洋楽シーンでは話題性優先で、あまり情報が入ってこなくなったベテラン・アーティストをすぐに “過去の人” として扱う傾向が強いけれど、実際に本国へ行くとシッカリ国内ツアーに精を出していたり、ラスヴェガスあたりでロング・ランのショウを展開していたりする。このライオネル・リッチーもそのタイプ。80年代は、それこそマイコーことマイケル・ジャクソンの向こうを張るほどの勢いがあったのに、その後は低迷。12年に発表したゲスト満載のカントリー系セルフ・カヴァー・アルバム『TASKEGEE』で26年振りの全米No.1に返り咲き、復活を果たした。でも日本では盛り上がらず、14年に観た武道館公演も、なかなか充実したパフォーマンスだったのに、入りはちょっと寂しかった。その時の当ブログでは、「ちょっぴりラスベガスのディナー・ショウ的親近感も交えつつ、この大バコを盛り上げた」と書いている(当日のブログ)

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■ THE TALES PEOPLE TELL / KELLY FINNIGAN

kelly finnigan

AOR寄りの洗練されたブルー・アイド・ソウル・シンガーは少なくないが、その中でストロング・スタイルの強靭な喉を持つ人といえば、ビル・チャンプリンとマイク・フィニガンが双璧を成す。ビルはサンフランシスコのフラワー・ムーヴメント下でマニアックな人気を誇ったサンズ・オブ・チャンプリン出身。マイクはスワンプ系の出自を持ち、ジミ・ヘンドリックスやジョー・コッカー、エタ・ジェイムズらの作品にも参加している。でもそれより重要なのは、全盛期のデイヴ・メイスン・バンドの参謀/キーボード奏者として長く活躍したこと。そのマイク・フィニガンの息子が、このケリー・フィニガンである。

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■ この世界は愛で溢れているだろう / 高木大丈夫と No Problems

takagi daijyoubu

異例のコトだけど、まずは先入観ナシでこの曲、この映像に触れてみてほしい。今のカナザワのエナジー・ソング、高木大丈夫とNo Problems<この世界は愛で溢れているだろう>。

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■ SUPERHEROES / RANDY WALDMAN

randy waldman_superheroes

半年以上も前に解説を書いたジャズ系CDが、今月末にようやく輸入盤国内仕様でリリースされる.。メイン・アクトは、ピアノ奏者だけでなく、映画音楽方面の作編曲家・指揮者としても知られるランディ・ウォルドマン。これまでのセッション・ワークも多彩で、21歳の時にフランク・シナトラのツアーに参加。80年頃はジョージ・ベンソンのバンドに抜擢され、最後はツアーの音楽監督を任せられた。バーブラ・ストライサンドとはもう30年の付き合いで、やはり今ではショウの音楽監督を務めている。80年代後半からリーダー作もポツポツと出しているが、2作目以降、ソロの時はオーセンティックなジャズ・ピアノにこだわっているのが特徴。超絶技巧ベーシスト:ブライアン・ブロンバーグとよく組んでいるのも、ジャズ方面では知られている。

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■ SEMPRE / MARCOS VALLE

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ブラジルのアーバン・メロウ達人/グルーヴ・マスター、マルコス・ヴァーリ。前作『ESPHERA』以来、何と9年ぶりとなる新作『SEMPRE』が素晴らしい〜。その『ESPHERA』も確か6〜7年ぶりだったはず。それでも70〜80年代作品の復刻が相次いでいるし、14年にはマルコスのデビュー50周年ライヴ盤(withステイシー・ケント)もあったから、あまりお久しぶり感はない。…ってか、87年頃からずーっと表舞台に立たず、90年代も終わりに近くになって、ようやくロンドンのクラブ・シーンで復活した人。そこから数えると、20余年で5作目になる。まぁとにかく、“カリオカ・ソウル” なんて称されてもいる黒っぽいマルコスが好きな向きは、どうか素通りナシで願います。

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音盤&トーク・ライヴ vol.18
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12月13日 (金)
@ 神保町 楽器カフェ
19:00 / 19:30〜
1,500円+1ドリンク
予約はこちらで受付中

●Ole Borud 来日決定!●
2020.1.30 tue -2/1 sat
@丸の内 Cotton Club
詳細は Cotton Clubサイトへ


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