Light Mellow on the web 〜 turntable diary 〜

音楽ライター:金澤寿和の音盤雑感記
This is Music Journalist : Toshi Kanazawa's Blog. Sorry for Japanese only.

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New Release

■ TOMMY LiPUMA WORKS

tommy lipuma works

外国人に比べ、名人芸や職人技を尊ぶのが日本人の気質。だからこそ、こういう編集盤が生まれたのだろう。先月末に発売された、稀代の名プロデューサー:トミー・リピューマの仕事45曲を集めた3枚組『TOMMY LIPUMA WORKS』が素晴らしい出来栄えだ。デヴィッド・フォスターを考えると分かりやすいが、メガヒットを連発した80年代後半以降のフォスター・ワークス集は海外で編成されるのに、それ以前のAOR的フォスター作品集は日本でしか出ない。そうなると、芸術性はフォスター以上に高いものの商業性には乏しいトミー・リピューマのワークス集は、当然のように日本発信になる。もちろんリピューマの偉業を知る人は海外にだって大勢いるけれど、こうしてパッケージとして成立するとは思われていないのが現状。だからこの『TOMMY LIPUMA WORKS』は、日本の音楽シーンが世界に誇る編集盤だと言って良い。

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■ MUSIC LIFE / 杉 真理

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最近ちょくちょくとお目にかかる機会が増えた杉真理さん。かねてから制作を進めていたデビュー40周年記念アルバムがリリースされた。その名もズバリ、『MUSIC LIFE』。普通はちょっと斜に構えて粋がっちゃうものだけど、そこで正面切って『音楽人生』と言い切れる。そこがポップ・マエストロのマエストロたる所以なのだ。

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■ Wayfarer / 畠山美由紀

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昨年末にリリースされた畠山美由紀、5年半ぶりのオリジナル新作(通算7作目)をカー・オーディオでヘヴィ・ローテーション中。ゆったりした情感を湛える彼女の癒し系ヴォイスは、夏をヒンヤリ涼しく、冬をほんのり温かくしてくれるエアコンの如き存在だが、この最新型は以前にも増して効果テキメン。port of notesを含め、彼女の今までのどのアルバムよりも愛着を持って接している。

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■ 24TH STREET NY DUO・25TH AVENUE LA TRIO / 神保 彰

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世界的ドラマーとなった神保彰が、毎年の年始めに2枚セットでアルバムを同時発売するようになったのが、2012年から。最初はオリジナル新作とカヴァー・アルバムの組み合わせだったのに、6年目の17年はソロ作とブロンボ(超絶技巧ベーシスト:ブライアン・ブロンバーグとの双頭ユニット)の3作目になり、その翌年はラテン・フュージョンの『22 SOUTH BOUND』とスムーズ・ジャズ『23 WEST BOUND』という対比型に進化した。そして今年もそのスタイルを受け継いで、『24TH STREET NY DUO』と『25 TH AVENUE LA TRIO』の2作をリリース。元旦発売だったのに、ご紹介が遅くなってしまった。

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■ BRIDGE / NEIGHBORS COMPLAIN

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昨日の “佐藤竹善&Friends” ライヴで大フィーチャーされた大阪の4人組: Neighbors Complain(ネイバーズ・コンプレイン)。当ブログ常連さんには とうにお馴染みだと思うが、先月23日に2ndフル・アルバム『BRIDGE』が出ているので、このタイミングでご紹介。最近新しいお客様も多く、Neighbors Complainって誰?なんて方も多そうなので…。

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■ NOW / PETER SUNDELL

peter sundell

昨日、竹内まりやをポストしたら、それだけでアクセス倍増。ページビューはその更に倍!って感じで、まぁ、人気の音楽ブログを作るのはたやすいな。でも一般リスナーさんでも書けるネタを自分が書いても意味ないワケで、ココはやっぱり他の人がやらないコト、カナザワでないと書けないコトを書いていく。そして今日はピーター・スンデル。誰それ?、という方がほとんどだと思うが、かくいうカナザワもアーティスト名を聞いただけでは、何処の誰だか分からなかった。

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■ LIVE IN HOLLYWOOD / LINDA RONSTADT

linda ronstadt

まさに待望。現在は引退状態にあるウエストコーストの歌姫リンダ・ロンシュタットの、キャリア初となるライヴ・アルバムが届けられた。最近は「発掘音源」なんて聞いてもまったく驚かないし、大きな期待を寄せることも少なくなった。特にライヴ盤に関しては、あまり質の良くないハーフ・オフィシャルのライヴCDが多く出回っている昨今だから、こうしたホンマもんのライヴ盤も、ちょっと眉唾で見てしまうクセがついている。

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■ IS THAT YOUR YACHT? / BRUCE BLACKMAN

bruce blackman

年末〜年始の大掃除で、山積みだったCDの中から救出したネタのひとつ。76年に全米3位と大ヒットした<Moonlight Feels Right(恋のムーンライト)>で知られるポップ・ロック・バンド、スターバックのリーダーだったブルース・ブラックマンのソロ 17年作。ジャケのイメージ通り、お気楽でゆる〜いB級トロピカル・グルーヴが満載の、愛すべき一枚だ。

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■ PYRAMID 4

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先日、井山大今のライヴを観ていて、ふと思い出したのが、このピラミッドの4作目。9月のリリース直後に購入してすぐに流し聴きし、何か前3作とは違った雰囲気を感じ取って、“近いうちにチャンと聴き直そう” と思ったまま、約4ヶ月も放置プレイしてしまった。大変失礼致しました。でもこのアルバムが前作から7年半ぶりだったとは… 途中に新録曲入りベストがあったとはいえ、ホンの2〜3年のことのようにしか感じていなかった


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■ DAVID FOSTER WORKS 2

david foster works 2

年末11月〜12月初旬に実現したデヴィッド・フォスターのクラブ公演の興奮が冷めやらぬうちに、好評ワークス集の第2集がリリースされた。このシリーズの特徴は、世界的メガヒットを連発して大人気プロデューサーとなる以前、すなわち70年代〜80年代半ば頃までのAOR的フォスター・ワークスを中心に選曲しているところ。その中から、前回はヒット曲、有名曲にレア楽曲を絡めたチョイスになっていた。

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■ WHITE KNIGHT / TODD RUNDGREN

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先日の新年会の時、ちょっと盛り上がったのがトッド・ラングレンの話題。果たして5月の来日公演(@すみだトリフォニーホール/大阪もアリ)には行くべきか?と、熱い議論が交わされたのだ。それは取りも直さず、今度のトッドがどんなパフォーマンスを披露してくれるのか?、という部分に掛かっている。実を言うとカナザワとレコード会社ディレクター某氏は、数年前のビルボード・ライヴで「?」なソロ公演に遭遇していて、またアレをやられた日にゃ〜 と言うワケだ。来日情報の謳い文句には「キャリア集大成」なんてあるけど、それが信用ならないコトは、経験上分かっている。

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■ THE GAMES - East Meets West 2018 - / 向谷 実

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暮れから取り掛かっていた仕事部屋の大掃除/断捨離プロジェクト(?)が、ようやくメイン・イベントである9年振りの iMac 入れ替えに辿り着き、移行作業も9割がた片付いた。PC入れ替えは2年ほど前から考えていたが、手間が掛かるので締切に余裕がないと着手できない。そのためアッという間に月日が過ぎ、最近はネットを見るにも反応が鈍く不安定で、イライラが募る状況。そこで年末のうちに最新iMacを購入し、正月に入れ替えるつもりが、結局この連休になった。移行がスムーズに行かずサポートの助けを借りて、無事に移行。最近は apple も随分低姿勢になったな。あとは不要ファイルや溜まりに溜まったメールなどを整理するだけ。外観はモニターが薄くなった以外大差はないが、スペックが上がって かなり快適。やっぱり、女房とPCは新しいに限る もっともCD収納はまだ終わってないので、ジャズ・フュージョン系CDを、あと250枚ほどをやっつけにゃならないけど…

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■ MELLOW AND SPACY ELE POP / サノトモミ

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昨今のシティ・ポップ・ブームには、良しにつけ悪しきにつけ、色々と思うトコロあり。昨日の、とある打ち合わせでもそんな話が出たけれど、ここ1〜2年でデビューしてきた新人たちはともかく、それなりのキャリアを積んできた人たちは、無闇にその動きに惑わされる必要などないと確信している。若手の中にだって、 そのブーム化に違和感を感じて自分の信じるモノを演る、と語る頼もしい連中が出てきているのは嬉しいことだ。

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■ ALL IN 1978 - 2018 / TOTO

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デビュー40周年ツアーで来日も迫ってきたTOTOの、完全限定31枚組デラックス・ボックス『ALL ONE』(17LP+13CD+Blu-ray)をゲーットォ〜 54,000円もするビッグな買い物だったが、実は真っ先に予約し、発売と同時に届いていたのだ。最初にリリース情報を知った時は、「日本盤は出そうもない」とタカを括って輸入盤の予約を検討したが、重量があり送料がバカ高そうなので躊躇していたところ、ソニー・ジャパンが100セット(後に200セットに拡大)だけ輸入し、通販のミュージック・ショップだけで発売することが決定。その時点で即、予約を入れた。スティーリー・ダンとの仕事で知られるエリオット・シャイナーの手で初リマスタリングされたオリジナル・アルバム(これまでは日本独自リマスタリング)は、いま順繰りに聴いているが、まずは いの一番に耳にした新録盤『OLD IS NEW』、EPサイズながらようやくお目見えとなった『LIVE IN TOKYO 1980』、そしてTOTOで唯一のサラウンド盤『5.1 TOTO IV(聖なる剣)』のBlu-Rayの感想をまとめて。

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■ POOR VACATION

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例年になく余裕のある年末。仕事納めに当たる年内最後の執筆入稿は、2週間ほど前にインタビューした都市型ポップ・ユニットのニュー・カマー:Poor Vacation の記事。掲載は年明けなので詳細は控えるけれど、中心メンバーはズブの新人ではなく、昨今のシティ・ポップ・ブームに乗って出てくる若い連中みたいに浮ついていない。シーンを俯瞰できるオトナのリスナーにこそ、シッカリ訴求したいグループなのである。

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■ THIS CHRISTMAS DAY / JESSIE J

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何かクリスマスっぽいのをアップするかな?、と思っていて、まだこの好盤を書いてなかった!と思い当たった。今の英国きっての実力派女性シンガー・ソングライターであるジェシー・J、2010年のデビュー以来4作目にして、初のクリスマス・アルバム。日本では今イチ知名度が低いが、クリス・ブラウンやマイリー・サイラスへの楽曲提供で注目され、アーティストとしても既に3曲をUKチャート首位へ送り込んでいる。立ち位置的には、アリシア・キーズの英国版とでもいえば分かりやすいか?

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■ BOOKMARC MELODY / THE BOOKMARCS

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世間はクリスマス・イヴ。もっとも我が家は毎年、せいぜいケーキを買ってくるくらいで、クリスマス・ムードなど微塵もない。が最近は、相方がゴスペルにハマっているため、お付き合いでチョッとしたゴスペルの野外イベントに顔出し。例年より少しだけ雰囲気増量のイヴになった。オープン間もない渋谷STREAMに初めて行ったけど、コンサート・ホールもあるようだし、これから時々足を運ぶコトになるのかな?

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■ LIVE IN JAPAN / DANNY KORTCHMAR and IMMEDIATE FAMILY

danny kortchmar live

来年のAOR系悪巧みのため、午後から銀座のインド料理屋で濃ゆ〜いミーティング。春前に、面白いエイジレスなAORイベントが組めるとイイな。他の首謀者はまだ伏せておくけど、ダサ帯話やCCM話、中古盤屋巡りの秘話などは、きっと飛び出してくるでしょう(これだけでで分かる人には分かるな…)MTG後、首謀者の一人と連れ立って新宿某所のレコ屋に出向いたが、美品のAOR中古盤のポップに「ダサ帯付き」と書かれていて、思わず吹いた…

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■ THE LOST TAPES / VALERIE CARTER

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西海岸のミュージシャンたちからマスコットのように愛され、その筋の音楽ファンからは友人のように親しまれたヴァレリー・カーター。近年は実質的引退状態にあったが、17年3月に急逝。彼女の自宅や友人宅、親しかったジャクソン・ブラウンの倉庫などから発掘された未発表音源をまとめてリリースされたのが、本作『LOST TAPES』である。

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■ WATER / ALESSI BROTHERS

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これもご紹介が遅れたネタ。<Oh Lori>や<All For The Reason>といったヒット曲で知られる美形双子デュオ:アレッシー(ブラザーズ)の、2018年最新作。ディスクユニオンのThink! レーベルから、拙執筆によるライナー付きの輸入盤国内仕様で、9月にリリースされている。

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5月22日発売

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 カナザワ監修シリーズ
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  カナザワ監修シリーズ
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LIVE Light Mellow Vol.2
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◆伊藤銀次・尾崎亜美・南佳孝
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