Light Mellow on the web 〜 turntable diary 〜

音楽ライター:金澤寿和の音盤雑感記
This is Music Journalist : Toshi Kanazawa's Blog. Sorry for Japanese only.

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New Release

■ WALKIN' ON AIR / TOMI MALM (japan edition)

tomi malm

今日は昼前から約10時間超、スタジオに缶詰。Sparkling☆cherry、お陰様でイイ具合に進んでます。ライター風情が制作側に回るなんて…、という声も時折耳に入るけれど、ジャンルを限れば誰より多くの作品に接している職業だから、志向を同じくするシンガー/バンドに対しては、第三者的立場から客観的アドヴァイスやアイディア出しができる。稀にライター/評論家が、築いた人脈を利用して自分のアルバムを作ったりするが、中途半端に終わるのが関の山。ヨーロッパの元同業なんて、ただゲストの名前に頼るばかりで、何枚アルバムを重ねてもロクなモノが出てこない。作品に接近しすぎて冷静なスタンスが守りにくい上、曲作りや演奏面の技術・経験など、プロならではのファクターがたくさん絡むからだ。もちろんトライするのは悪くない。でもやるからには、周囲を納得させる作品を作らねば、ただ己の意識の軽さを露呈するだけに終わる。

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■ ELUA ALOHA / JEFFREY FOSKETT - JEFF LARSON

fosket_larson

当ブログではお馴染みであろうカナザワがトータル・プロデュースしているsparkling☆cherryのレーディング・デイ。少し前にリズム録りは終えているので、今日はギターとヴォーカル・ダビングが主。夕方からゲスト参加の杉真理さん、濱田金吾さんがスタジオへいらして、大盛り上がりとなった。お2人はウン十年ぶりの再会らしいが、あまりの雰囲気の良さに、予定外の2人共演(+cherryが加わっての3人コーラス)まで録音。来月頭までレコーディングは続きます。

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■ ABOVE THE CLOUDS:THE COLLECTION / GLENN FREY

glenn frey collection

16年1月に急逝したグレン・フライの4枚組コレクション『ABOVE THE CLOUDS:THE COLLECTION』が発売された。かのデヴィッド・ボウイが亡くなった日から数えて、わずか1週間後。ボウイ逝去が極めてセンセーショナルに取り上げられ、今もトリビュート・イベントや展覧会が企画されたり、発掘音源やリイシューが絶えないというのに、続けて逝ったグレン周辺はヤケに静か。相方ドン・ヘンリーは16年のグラミー受賞式でグレンのトリビュート・パフォーマンスを行ない、一度はイーグルス解散をほのめかしたにも関わらず、いつの間にかヴィンス・ギルとグレンの息子ディーコンうを迎えてツアーに出ている。あぁ、何だかなぁ…

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■ REIMAGINATION / LAMONT DOZIER

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米国の至宝たるソングライターで、全盛期のモータウンを支えた ホーランド=ドジャー=ホーランドの一角であるラモント・ドジャー、久々のニュー・アルバム『REIMAGINATION』が登場した。プロデュースがフレッド・モーリンということで、きっとジックリ付き合えるオーガニック・スタイルのセルフ・カヴァー集では?と想像してたら、案の定そのようで。でもそれは否定的な意味ではなく、滅法ポジティヴ。実はラモントのセルフ・カヴァー集は初めてでなく、02年にも『REFLECTIONS OF LAMONT DOZIER』(16年にリマスターされた)を出しているが、楽曲そのものの魅力をシッカリ味わいたいなら、絶対コチラをオススメする。

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■ COOL SCHOOL – The Music of Michael Franks / LEO SIDRAN

leo sidran_cool sch.
先日、23日に日本先行リリースとなるマイケル・フランクス『THE MUSIC IN MY HEAD』をご紹介したが、そのポストでちょっと触れたリオ・シドランのマイケル・カヴァー集『COOL SCHOOL – The Music of Michael Franks』が届いたので早速。リオがベン・シドランの息子なのは誰もがご存知と思うけれど、ドラマー出身ながらも今ではすっかりマルチ・タレントを発揮し、ベンのソロ活動やレーベルを支える右腕的存在に成長している。親父ベンとマイケルは、マイケルの83年作『DRAGONFLY SUMMER』で2曲、ベンがプロデュースを担当した縁もあるけれど、そもそもこの2人、故トミー・リピューマを介して かなり近い間柄だった。だからマイケルは、リオを幼い頃から知っていたのだ。

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■ POP STEP 40 / CIRCUS

circus_pop step

6月の "LIVE Light Mellow" にご出演いただくサーカスの新作。コレが結構ヤバイことになっているのをご存知か? 元からポップス系コーラス・グループとしてハイ・ファイ・セットを追うように登場し、ファースト・アルバム(78年)で早々に<夢で逢えたら>と<ケッペキにいさん>という吉田美奈子のレパートリーを同時カヴァーしていた彼ら。そのセンスと力量はまさに本物だったが、ヒット曲の連打でお茶の間に指示を広げた結果、図らずもムード歌謡的な<ミスター・サマータイム>のイメージが先に定着してしまい、そこから抜け出せなくなってしまった。全盛期の血縁編成が分裂して若返りを図って数年、路線を変えることは叶わなかったが、40周年のココへ来て一気に勝負に出た感がある。

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■ BUTTERFLIES / BASIA

basia

順番が逆になったが、マイケル・フランクスより1週早い5月16日に我が【Light Mellow Searches】からリリースされるのは、何とバーシア、こちらも9年ぶりとなるニュー・アルバム『BUTTERFLIES』。最近シャーデーがサントラ絡みで新曲を出したり、スウィング・アウト・シスターも新作・来日が控えているなど、この辺りのオシャレ系英欧勢のリリースが相次いでいる。【Light Mellow Searches】でも昨年からワークシャイ、ブロウ・モンキーズの最新アルバムを相次いで出しているので、ちょっと意外に思っている人もいるのでは? まぁ、監修者がオサレなので、当然っちゃー当然なのだが…(←自爆

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■ THE MUSIC IN MY HEAD / MICHAEL FRANKS

Michael Franks-1

時は過ぎゆく。多くのものが変わる。
   しかしながら、変わらないものもある…。

                lyrics from the song "Bluebird Blue"


マイケル・フランクスの、通算18作目となるオリジナル・アルバムが届いた。タイトルは『THE MUSIC IN MY HEAD』。前作『TIME TOGETHER』から約7年ぶり。マイケルは73歳になった。でもその世界観は、何ひとつ変わらない。このアルバムも、聴いた瞬間に70年代の初期名盤『THE ART OF TEA』や『SLEEPING GYPSY』のイメージが大きく広がる。囁くようなマイケルのヴォーカルは、時に “ヘタウマ” などと揶揄されながらも、何モノにも左右されないワン&オンリーの自己表現スタイルを確立し、それを頑なに貫いてきた。

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■ PEYOTE(ペヨテ)/ 惣領泰則 & EVE

syoryo & eve

こそっと紙ジャケで再発されました。惣領泰則& EVEによる81年の共演作『PEYOTE(ペヨテ)』。惣領は、石川セリやピコこと樋口康夫、ベースの原田時芳(=クマ原田)らを排出し、NHKステージ101でも活躍したシングアウト、ドン・コスタに認められて全米デビューし、ポール・マッカートニーからの楽曲提供を受けたブラウンライス、両グループのの元リーダー。70年代後半は帰国して作編曲家として活動、ジム・ロック・シンガーズを率いてリーダー作を出したり、女性デュオ:TINNAを仕掛けている。そうした時のキー・パーソンはいつも奥様;惣領智子(現在は離婚)だが、それをこの時はEVEに替えて制作したのが、このアルバムだった。

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■ AM WAVES / YOUNG GUN SILVER FOX

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ファースト・アルバム『WEST END COAST』が大好評を得たヤング・ガン・シルヴァー・フォックス(以下YGSF)、待望の2枚目が発売になった。タイトルは『AM WAVES』。輸入盤はママズ・ガンの中心人物でもあるアンディ・プラッツと、人気プロデューサーであるショーン・リーという、メンバー2人のモノクロ・フォト。しかし日本では、前作のアートワークを引き継いだパーム・ツリーのものに差し替えられた。ま、クソださいオビはないけれど、コレで正解でしょう。

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■ BREATH FROM THE SEASON 2018 / 角松敏生

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待望の角松ニュー・アルバムは、かつて自身のレーベルでプロデュースを手掛けたビッグ・バンド:Tokyo Ensemble Labへのトリビュート作品で、角松自身の既発曲にビッグ・バンド・アレンジを施したセルフ・リメイク・アルバム。いつも通り発売日前に音を貰っておきながら、今回は書き物のゴールデン・ウィーク進行に重なり、アップするタイミングが遅れてしまった…。先日のポンタさんライヴでも、顔見知りに「早くブログに書いて下さいね」と催促される始末で…。へぇ、どうもスミマセン m(_ _)m

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■ CHICAGO / VI DECADE LIVE -THIS IS WHAT WE DO-

chicago_VI decades

1日おいて再び CTAこと California Transit Authorityの東京公演2日目@Billboard Live Tokyo。それまで家で書き仕事をしていたら、何とも素晴らしいタイミングで本家シカゴのボックス・セット『VI DECADE LIVE -THIS IS WHAT WE DO-』が到着した。これは、結成50周年を迎えた彼らが、60、70、80、90、00年代、そして10年代と、6つのディケイドそれぞれのライヴを収録したCD4枚+DVDの5枚組。外出前でさすがに全部は聴き通せないので、少し摘み聴きをして家を出た。

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■ HONEY DON'T LEAVE LA / DANNY KORTCHMAR & IMMEDIATE FAMILY

danny kortchmar 018
ジェイムス・テイラー、キャロル・キングを筆頭に、ジャクソン・ブラウンやリンダ・ロンシュタット、ドン・ヘンリーといった米西海岸の大物シンガーたちの数々を後ろで支えた名ギタリスト、ダニー・コーチマー。フライング・マシーン、ザ・シティ、ジョー・ママ、ザ・セクション、そしてデヴィッド・フォスターが出世する原点ともなったアティチューズ等など…。最近は奥田民生と共演したりもして、それぞれに注目するポイントは異なるかもしれない。が、プロデューサーとしての手腕も含め、アメリカン・ロック好きには絶対無視できない西海岸のキー・パーソンが彼である。オールド・ファンには “クーチ” の愛称でも知られるコーチマー周辺が、今にわかに騒がしくなってきた。

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■ ORAMA / BLICHER HEMMER GADD

blicher hemmer gadd

昨日のポンタさんのライヴに触発されて、今日はスティーヴ・ガッドで。このところチック・コリアとバンドを組んだり、桑原あいをサポートしたり、はたまた自分のスティーヴ・ガッド・バンドでも新作発表と、作品リリースや来日公演の機会が増えているガッド。さすがに以前のような、バリバリのスタジオ・セッションはほとんどなくなった。きっと彼は声が掛かれば出て行くのではなく、今の自分を活かせる場、貢献できる仕事を選んでいるのだと思う。

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■ BLOOD / RHYE

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今日は昼過ぎからミーティングだの何だのとあちこちハシゴし、最後にちょっと軽く2〜3杯引っ掛けて帰宅。ホロ酔いだけど、何か物足りなくて、心がザワつく。そこで缶ビールを開けつつ手が伸びたのが、Rhye の新作『BLOOD』だ。ちょっと前に入手してチラ聴きし、“あとでシカッリ聴き直そう”と思いつつ、忙しさにカマけて放置プレイ。でもそれを、先日お邪魔した某大物プロデューサーのご自宅でも発見し、うふふと嬉しくなってしまった。大手レコード会社トップを歴任し、今では相談役みたいな方なのに、今も若いアーティストの新しい作品に触れて、感性を磨くことを怠らない姿勢に嬉しくなった。イヤ、でも実際に重要なのは、ごくシンプルに、ステキな音楽に対して素直に反応できるかどうか、なのかも。売れる売れない、で判断するのは、やはり何処か間違ってる。

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■ BRAVE NEW WORLD / GIG (Goodrum Innis Gaitsch)

gig
夕方から今井優子の新作ミニ・アルバム歌入れ立会い@都内某所にある角松のホーム・スタジオ。その中身は、仮オープン中の今井優子オフィシャル・サイトをご覧いただくとして、ココでは4月30日にワールドワイド限定1000枚でリリースされる、 “GIG” なるニュー・プロジェクトのアルバムをご紹介しよう。
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■ GOLDEN BEST -SIngles 1976〜1984- / 笠井紀美子

kimiko kasai golden best

今は引退し、L.A.でジュエル・デザイナーとして、また音楽プロデューサー:リチャード・ルドルフの後添い(すなわちミニー・リパートンの後妻)となっている元ジャズ・シンガー:笠井紀美子のベスト・アルバムが、密かにリリースされた。ジャズ・シンガーとしてはすっかり過去の人だが、クラブ・シーンでは未だ人気が高く、CDよりむしろアナログ盤が高値取引されている。そうした意味で、76年から84年に発表した全シングル(7inch+12inch)を集めたベスト盤というのは、結構ニーズに合っているな。彼女のシングル盤って、結構レアだから。少なくても、歌謡曲やアイドル・シンガーたちのゴールデン☆ベストとは毛色の違ったリスナー層に受け入れられそうな一枚だ。

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■ EVERYBODY KNOWS / STILLS & COLLINS

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  恋したこと、忘れちゃいないさ…

スティーヴン・スティルスとジュディ・コリンズ。50年前に愛を育んだ元・恋人同士が、再会と特別な友情を祝して作り上げた初めてのデュオ・アルバム。そのニュースを知った時は、正直 期待ではなく、“今更 何を歌うんだろう?” と懐疑心の方が強く働き、ノスタルジー・ムードたっぷりの作風を懸念した。実際アルバムでは、2人にまつわる往年の名曲が、あれやこれやとたくさん取り上げられていて…。ところが実際に聴いてみると、特段 目新しいコトは演ってないのに、すごく瑞々しい仕上がりでビックリ 共に70歳代という、言ってしまえば「爺さん・婆さん」のアルバムなのに、10代の少年少女が瞳をキラキラさせているような、それでいてシットリ落ち着きのある、そんな清々しいアルバムになっているのだ。

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■ AOR CITY SEASONS / Various Artists

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  AORとともに 僕らの季節はめぐる

ソニー・ミュージック・ジャパンのAOR廉価企画【AOR CITY】シリーズでは、既に永井博さんのイラスト/拙監修・選曲の『Light Mellow ONE DAY』と『Light Mellow SEALINE』というCD3枚組コンピを、2年連続でリリースさせて戴いた。最近では、そのダイジェスト的なアナログ盤も出たが、今度はそのスピン・オフ的な4枚組『AOR CITY Seasons』が、この21日に発売される。

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■ THE SNAKE KING / RICK SPRINGFIELD

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11年に観に行ったリック・スプリングフィールドの来日公演は、それまでの彼のスマートなポップ・スター的イメージを軽く覆えしてしまうほど、衝撃的なライヴだった((その時のポスト)。還暦越えにも関わらず、チョイ悪どころか、かなりワイルドなロック・スターの風情。あれで強かにショックを受けて以来、リックの新作アルバムは積極的にチェックしてきた。で、年明け早々、密かにドロップされていたこのアルバム。ほぼ同発で日本盤が出ていたことなんて、まったく知らなかったよ…

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