Light Mellow on the web 〜 turntable diary 〜

音楽ライター:金澤寿和の音盤雑感記
This is Music Journalist : Toshi Kanazawa's Blog. Sorry for Japanese only.

This is Music Journalist : Toshi Kanazawa's Blog.
Sorry for Japanese only.

Reisssue

■ THE FLOCK

the flock

少し前にトリリオンやデヴィッド・サンシャスを紹介した、ソニー・ミュージックの【プログレッシヴ・ロック紙ジャケット・コレクション Vol.3 アメリカンロック編】から、何と28年ぶりの国内再発になるというザ・フロックのデビュー・アルバム(69年)を。看板はプログレだが、作品的にはジャズ・ロックの趣きで、しかもフィーチャーされるのはジェリー・グッドマンのヴァイオリン。それなのに3管を擁し、ブラス・ロック的側面もあるという個性派だ。早い話、ブラッド・スウェット&ティアーズにヴァイオリンを放り込んだようなスタイルを持っている。

続きを読む

■ IN A SPECIAL WAY / GENE HARRIS

gene harris

昨日に引き続き、ユニバーサル・ミュージックの廉価盤シリーズ【名門レーベルに残されたJAZZ秘蔵の名盤】から、今度はブルー・ノート生え抜きのピアニスト:ジーン・ハリスを。この人を紹介する時に、元スリー・サウンズの…、というセリフが枕詞に使われるが、他のジャンルからこの手のBN-LA系ジャズ・ファンク作品に辿り着いた人にとって、その看板はほとんど何の役にも立たない。代わりにこの76年作『IN A SPECIAL WAY』を形容するなら、迷わずコレだ。
「アース・ウインド&ファイアー・ファミリー、多数参加」

続きを読む

■ CHESHIRE CAT / RONNIE FOSTER

ronnie foster_cheshire cat

好評を呼んでいるユニバーサル・ジャパンの入手困難盤復活、廉価盤シリーズ。先月・今月はジャズ方面に移行していて、“ここ数年入手困難だったジャズの裏名盤をピックアップ!” と謳い、全200タイトルを復刻している。ほとんどは王道モノなので自分には縁が薄いが、よくよくチェックすると、ブルーノートのLA-BN品番もいくつかラインアップ。例えば、ホレス・シルヴァーとかドナルド・バード、ボビー・ハッチャーソン、チコ・ハミルトン、ジーン・ハリス、ジョン・リー&ジェリー・ブラウンなどの、ジャズ・ファンク物。オォ、現在執筆中の『AOR Light Mellow Premium 02』に掲載予定のマキシ・アンダーソンも、おそらく3回目の復刻で。その中から、AORファンにも馴染深い黒人キーボード奏者ロニー・フォスターの75年作『CHESHIRE CAT(チェシア・キャット)』を紹介しよう。

続きを読む

■ VALOTTE / JULIAN LENNON

julian lennon

洋楽好きの多くは、ディズニー+で配信が始まったビートルズ『GET BACK』の話題で持ちきりのようで。でも自分の場合は、これを機に定額配信を申し込んだところで、その先 何も観ないまま月々の引き落としだけ続いていくのが火を見るより明らかなので、ココは我慢で Blu-ray化を待つことに。そもそも、こうした囲い込み商法には虫唾が走る人。それがビートルズとなれば、余計に背きたくなる。でも公開済みの予告編をチラ見しただけでも、オリジナル『LET IT BE』の暗いイメージが覆されるのは明らかで、かなり楽しみ。今にして思えば、『LET IT BE』はレコーディングのドキュメントというより、解散劇ありきの分裂プロセスを剥ぎ取った印象。メンバー間に多少のいがみ合いがあっても、一緒にプレイすれば楽しくなってしまう。それがミュージシャンの本質だし、ハイスクール時代から一緒に演ってきた仲間となれば尚更だ。そうでなけりゃ、あのルーフトップ・セッションなんて成立しないだろう。なのに今まで、影の部分ばかりが強調されてきた。いずれ時が過ぎて、『GET BACK』と『LET IT BE』がセットで冷静に語られるのが、一番の理想かもしれない。

続きを読む

■ SANTANA III - SA-CD Murti Hybrid Edition - / SANTANA

santana 3

最近作『BLESSINGS AND MIRACLES』が好評なサンタナだけど、コチラはリリースから50年。 サンタナの初期名盤『SANTANA III』が、SA-CDマルチ・ハイブリッド・エディション盤で世界初登場となった。装丁も7インチ紙ジャケット仕様で、何ともインパクトのあるルックス。中には<Everybody's Everything>と<No One To Depend on>の日本盤シングル・ジャケット、海外告知ポスターのレプリカが封入されている。

続きを読む

■ 小林泉美&FLYING MIMI BAND・小林泉美 SOLO reissues

mimi_orange skymimi_sea flightmimi_coconuts high
mimi_nutsmimi_tropicanamimi-ikii

高中のライヴの翌日は、この人の一斉リイシューを紹介するのが美しい。かつて高中バンドでキーボードを弾いていた小林 mimi 泉美のバンド・アルバム及びソロ・アルバム計6タイトルが、2021年最新リマスター/ボーナス・トラック収録で、大本のユニバーサルから24日にリイシューされる。タイトルは以下の通り。

続きを読む

■ SHINING SKY / TINNA

tinna_shinning sky

惣領智子と高橋真梨子によるデュオ:TINNA(ティナ)の音源発掘、完結編。今年初めに組まれた『BEST OF TINNA』への収録から溢れてしまった東芝EMI / Express在籍期の音源を集成したもので、徳間からのサントラ盤含め、TINNA名義のアルバムはこれで全部総ざらい、というコトになる。もちろんタイトル通りに、ファン待望、コレがないと始まらないという全日空CMソング、ニッポン放送『全日空ミュージックスカイホリデー』メインテーマ<Shining Sky>も収録。ステップス・レコードさん、グッド・ジョブ!

続きを読む

■ EXPOSED・MISUNDERSTOOD / STRIDER

strider 1strider 2

70年代ブリティッシュ・ハード・ロック界隈では、“B級” というのは一種の褒め言葉だ。トップ・クラスにはなれなかったが、どうにも愛着が湧いてしまう、そんな意味合いに於いて。70年代半ばに2枚のアルバムを残して消滅したストライダーというバンドは、まさにそうしたB級グループ。後々までシーンで活躍し続ける実力派メンバーを擁し、アルバムへの評価もそれなりに高かったのに、成功には届かなった。しかも弱小レーベルからのリリースだったため、1stは今回が世界初CD化。2ndは過去デジパックでのCD化があったが、ブートだ、イヤ正規盤だと物議を醸したコトがある。もちろん今回は、再発レーベルとして定評のある英Cherry Redからエアーメイル・レコーディングスへのライセンスによる正規紙ジャケ仕様盤だ。

続きを読む

■ FOREST OF FEELINGS / DAVID SANCIOUS

david sancious

主にキーボードとギターをこなす黒人マルチ・プレイヤー、デヴィッド・サンシャスのデビュー・アルバムが、紙ジャケットで9月末に国内発売された。自分は以前、海外でCD化された時に持っていたけれど、この職人的ミュージシャンのアルバムが日本でCD復刻されたことに、まずビックリ。そしてその復刻が、【プログレッシヴ・ロック紙ジャケット・コレクション Vol.3 アメリカン・ロック編】として組まれたことに、2度ビックリ。だって自分の中では、デヴィッド・サンシャスといえば、完全に“ジャズ”の人だったから。

続きを読む

■ TOM THUMB THE DREAMER / MICHAEL DINNER

michael dinner 2

6月末に紙ジャケットの輸入盤国内仕様(韓国Big Pink盤)で発売されたマイケル・ディナーの1st『THE GREAT PRETENDER』(74年)に続き、今度は彼の76年2nd『TOM THUMB THE DREAMER』が初CD化となった。デンヴァー出身の彼は、前回も書いたように(http://lightmellow.livedoor.biz/archives/52323832.html#more)初期ジェイムス・テイラーを感じさせる佇まいのシンガー・ソングライターだ。

続きを読む

■ TRILLION

trillion

月初めにTIMという発掘音源の国内仕様盤を紹介したら、殊の外 好評で、ヴォーカルのトム・グリフィンが在籍していたトリリオンにも注目が集まっている様子。アルバムは2枚しか出しておらず、しかもトム・グリフィンは2枚目にしか参加していないが、ちょうど9月に、78年の1st 『TRILLION(氷牙)』が紙ジャケ再発されているので、ちょっと触れておきたい。初CD化は98年。当ブログでは、2010年の海外再発時(国内仕様盤も出た)に取り上げている。(http://lightmellow.livedoor.biz/archives/51645659.html)

続きを読む

■ A MOMENTARY LAPSE OF REASON - Remixed & Updated - / PINK FLOYD

floyd_momentary box

87年に発表された『A MOMENTARY LAPSE OF REASON(鬱)』のニュー・リミックス&アップデイト盤、言うまでもなくゲットしてます。元々は2019年に出た18枚組『THE LATER BOX』の一部としてリリースされた作品だが、ほとんど単体で持っている身では おいそれとは手が出せず、将来のバラ売りを心待ちにしていた。そしてライヴ盤『DELICATE SOUND OF THUNDER(光〜PERFECT LIVE!)』『LIVE AT KNEBWORTH 1990』に続いて、この『鬱』のニュー・リミックスが出たワケだ。ラインナップ的にはCD単体、アナログ盤などあるが、自分は海外でしか出ていないCD+Blu-ray Deluxe Editionを購入。Blu-rayには5.1chマルチやハイレゾ音源はもちろん、<Learning To Fly>のMV、ライヴで使用されたスクリーン映像3曲、英国の海岸に800超のベッドを並べて話題をさらった『鬱』のジャケット撮影ドキュメントなどがシュートされている。

続きを読む

■ BAREBACK / RICHARD TORRANCE

richard torrance bareback

昨日のポストで紹介したニールセン/ピアソンと一緒に、拙監修【Light Mellow's Choice】from VIVID SOUNDでリイシューしたのが、70年代に活躍したシンガー・ソングライター:リチャード・トランスの77年作『BAREBACK』。彼のアルバムとしては4作目で、ニコレット・ラーソンやランディ・クロフォード、マリア・マルダーなどが歌っている名曲<Rio De Janeiro Blue>のオリジナルがココに収められている。レオン・ラッセルとデニー・コーデルが設立したシェルター・レコードから、74年にデビュー。スワンプやカントリー・ロック方面からは、それなりの評価を受けたようだが、<Rio De Janeiro Blue>があるからといって、AORサイドでの評価は必ずしも高くない。

続きを読む

■ NIELSEN / PEARSON

nielsen peason 2

自分が監修したり解説を書いたモノが、ことごとく発売延期になっていて、ちょっと心苦しい昨今。でもこの紙ジャケ・リイシューは無事に発売されます。ニールセン/ピアソンが80年に発表した2nd 『NIELSEN / PEARSON』。AOR系廉価リイシューの時に、3枚目『BLIND LUCK』と共に許諾申請したが、何故か権利の所在が確認されず、ずーっとペンディングのまま。オカシイねぇ、90年代には2in1でオフィシャル・リイシューされているのに。でも韓国 Big Pink がそれをツルッとやってのけて、まずは2ndが復刻。『BLIND LUCK』もいずれ出るのかな?

続きを読む

■ BOXING DAYS / 黒住憲五

kurozumi_boxing days

再び、ビクター『マスターピースコレクション〜 CITY POP名作選〜』第2期17作からの紹介に戻って、今回は初CD化となった黒住憲五『BOXING DAYS』。これまでの黒住作品のCD化に浅からず関わってきて、少し前に実現したサブスク化も、自分のリクエストが発端になった。黒住さん本人からも、以前から「『BOXING DAYS』も出し直そうよ」とのお話を戴いていたので、それとなくチャンスを窺っていた。そして『マスターピースコレクション〜 CITY POP名作選〜』の企画が持ち上がった時に提案したところ、担当A&R氏も念頭にあったようで、こうして意見の一致を見て、ようやくCD化が実現。そうした下地があったので、コレも黒住さんご自身の話をお聞きしつつ、自分が解説を担当させてもらった。


続きを読む

■ MORE 愛 +1 / 丸山圭子

keiko matuyama

昨日に引き続き、ビクター『マスターピースコレクション〜 CITY POP名作選〜』第2期17作から、やはりカナザワが解説を担当させてもらった丸山圭子『MORE 愛 +1』を。1981年発表の通算8作目で、ビクター/ZENレーベルへ移籍後の3枚目。第1期発売分『MISS LONELY』に引き続いての執筆だったので、今回はご本人にお出まし戴き、メール・インタビューをお願いした。

続きを読む

■ type III / paris match

paris match 3

7月の第1回発売が大変好評を読んでいるビクター『マスターピースコレクション〜 CITY POP名作選〜』。その第2期17作が発売になった。前回同様、カナザワも再び解説を担当させてもらっている。まずはその中から、シリーズで最も若いユニット、paris matchから紹介していこう。今回セレクトされたのは、彼らの代表作とされている02年の3rdアルバム『type III』だ。

続きを読む

■ LET IT BE - Special Edition (super deluxe) / THE BEATLES

beatles let it be 1beatles let it be 2beatles let it be 3beatles let it be 4beatles let it be 5beatles let it be 6

ビートルズ『 LET IT BE』スペシャル・エディション(スーパー・デラックス)5CD+Blu-ray Audio、ようやくひと通り聴き終えた。一番の目的は、言うまでもなく『GET BACK』のグリン・ジョンズ・ミックスと、Blu-ray Audioの5.1chミックス。今となっては『ABBEY ROAD』が一番好きなアルバムだけれど、ビートルズを聴き始めた最初はシングルでコツコツ集めていて。それでアルバムとして一番最初に買ったのは、『LET IT BE』だったのよ。当時 真っ先に好きになった曲が<Yesterday>と<Let It Be>、<The Long And Winding Road>という、実に分かりやすい少年だったから…

続きを読む

■ WILD THINGS RUN FAST / JONI MITCHELL

joni mitchell_wild things

再びユニバーサルミュージック【入手困難盤復活! ロック黄金時代の隠れた名盤〈1976-1985編〉】に戻って、ジョニ・ミッチェルの82年作『WILD THINGS RUN FAST』。自分の中では、コレとこの次の『DOG EAT DOG』はセットのようなモノなので、1枚だけ抜かれると違和感があるが、『BLUE』に代表される初期フォーク作ばかりが再評価されているのはちょっと悲しく、こうしてリイシューされたことにナイス・ジョブと。ま、ジャズ期と言われる70年代半ばの『COURT AND SPARK』や『THE HISSING OF SUMMER LAWNS(夏草の誘い)』が一番好きなのは変わらないんですけど…。

続きを読む

■ REFLECTOR・OUT OF OUR HANDS / PABLO CRUISE

pablo cruise_reflectorpablo cruise_out of

まだ引き続き、ユニバーサルミュージック【入手困難盤復活! ロック黄金時代の隠れた名盤〈1976-1985編〉】から、パブロ・クルーズの80年代作品2枚。解散前のオリジナル期としては、実質最後の2作に当たる。去年暮れの拙監修『初CD化&入手困難盤復活 AOR Light Mellow 1000』に、代表作と言える『WORLDS AWAY』(78年)と『PART OF THE GAME』(79年)をラインナップしたあるので、その後続をコチラで。

続きを読む
HOME
Light Mellow on the Web

link_fb
細かいNewsはコチラで発信
TOPICS
● Blue Peppers 待望の新作『SYMPHONY』12月8日発売●

blue peppers_symphony
予約受付中! 以下をクリック
SYMPHONY

●「真夜中のドア〜stay with me」をフィーチャーした松原みき×林哲司の全曲コンピレーション・アルバムが発売!●


解説を担当しています

●フュージョン・ライヴ名盤『CASINO LIGHTS』が、世界初2枚組仕様『CASINO LIGHTS TWINS:LEGENDARY LIVE AT MONTREAUX JAZZ FESTIVAL 1981』として復刻●

casino lights twins

カナザワ監修・解説
ブロク記事はこちら
商品詳細・好評発売中!
※タワーレコード限定商品
Light Mellow Searches
 カナザワ監修シリーズ
 from P-VINE Records


◆リリース一覧はココから◆

Liner Notes
Light Mellow ANALOG
Light Mellow's Choice
 カナザワ監修シリーズ
 from VIVID SOUND

AOR Light Mellow Premium
● Disc Guide『AOR Light Mellow』20周年 ●

AOR_LM_cov_0823
AORライトメロウ プレミアム 01 Legends & Pre-AOR
大好評発売中
お求めはタイトルをクリック
詳細はコチラから

Recent Comments
Article Serch
Archives