Light Mellow on the web 〜 turntable diary 〜

音楽ライター:金澤寿和の音盤雑感記
This is Music Journalist : Toshi Kanazawa's Blog. Sorry for Japanese only.

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Reisssue

■ MISS M / 竹内まりや

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昨日のポストが杉(真理)さんのソロ40種周年記念の新作で、今日はそこに参加していた(竹内)まりやの40周年記念リイシューって、なかなか美しい流れだな
ってなワケで、まりや復刻シリーズも第4弾まで進んで、80年12月発売の『Miss M』。アナログA面がL.A.録音でデヴィッド・フォスターとジェイ・グレインドンのアレンジ、B面はまりやのオリジナル楽曲を中心にした国内録音。当時のカナザワはエアプレイにドンズバでハマっていたし、まりやのライヴも見に行ってたくらいなので、このアルバムが出た時にはかなり興奮したのを覚えている。

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■ CUT THE CAKE +2 / AVERAGE WHITE BAND

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アヴェレイジ・ホワイト・バンド、15年に発売した拙監修リイシュー・シリーズの新装盤が、一気に7作、再登場。19年最新リマスター+ボーナス・トラック新規追加で、ライナーも最新情報を盛り込むなど手を入れている。今回リイシューされる7作は、73年のデビュー作『SHOW YOUR HAND』から、お風呂ジャケで知られる78年作『WARMER COMMUNICATIONS』まで。前回シリーズでは2枚のレア・トラック集に分散していた楽曲を、然るべきアルバムにボーナス収録したのが今回の目玉だ。

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■ THE SECOND ADVENTURE +2 / DYNASTY

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ライナーを書かせてもらったビル・ウルファーと同じ、【ソーラー・レコード・オリジナル・マスター・コレクション】1月発売分からの日本初CD化作品。シャラマーやウィスパーズ、レイクサイド、ミッドナイト・スターらのようにレーベルの看板には成り得なかったものの、レーベル内では彼らに劣らぬ存在感を示したグループがダイナスティである。81年にリリースされたこのアルバムは、『THE SECOND ADVENTURE』というタイトルとは裏腹に、実は彼らの3作目。前作『ADVENTURES IN THE LAND OF MUSIC』から2曲のダンス・チューンがヒットしたため、その続編であることをアピールしたのだ。

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■ LOVE SONGS / 竹内まりや

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まりやの40周年記念リマスター・プロジェクト第3弾の『LOVE SONGS』。通常こういう復刻プロジェクトは、数枚まとめて一度にドカンと大きく打ち上げるのがパターンだが、まりやさんのはRCA期の5作を毎月1枚づつリイシューしている。これだとリスナーの財布には優しいし、プロモーションも長〜くていねいにできるが、その分 宣伝費は膨大に膨らむ。やっぱり まりやさんだからこそできる壮大な記念プロジェクトだ。

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■ THE STRANGER・52ND STREET(40th Anniversary Deluxe Edition)/ BILLY JOEL

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昨年10月に出た『52ND STREET(ニューヨーク52番街)』(78年)、12月に出た『THE STRANGER』(77年)の、それぞれ40周年記念デラックス・エディション(SACDマルチ・ハイブリッド盤/7インチ紙ジャケット仕様)に、ようやく対峙。どちらも発売直後にゲットしたが、中身は重々分かっているし、どうせならマルチで聴きたいので、大掃除が片付いてから…と思い、今まで放っておいた。「ビリー・ジョエルってAOR?」とよく質問を受けるが、そういう時は決まって、「ビリーはAORじゃなくポップス系シンガー・ソングライターだけど、70年代のビリーは作品ごとにAOR要素を強めて、『THE STRANGER』と『52ND STREET』でそのピークに至る」と説明する。ポップ・アーティストならではのスタンスで、自分の楽曲と時代の音に折り合いをつけているのだ。意外に多くのニューヨークのセッション・ミュージシャンを起用しているのも、その証し。

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■ WOLF +9 / BILL WOLFER

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シャラマーやウィスパーズ、レイクサイド、ミッドナイト・スターにクライマックス、ベイビーフェイスがいたザ・ディール等など擁して70年代終盤〜80年代に人気を博した Sound Of Los Angels Records こと SOLAR レーベル。日本では定期的にディストリビュートが移り変わり、カナザワもかつて代表作数点の紙ジャケ再発を監修したことがあるが、今はウルトラ・ヴァイブ/ソリッドがソーラーの国内販売権を握り、新たに SOLAR RECORDS / OCTAVE-LAB というレーベルを立ち上げて、大掛かりなリイシュー・プロジェクトに乗り出している。これまでソーラー物は、カナダの Unidisc がかなり細かい復刻作業を進めていたものの、日本では少々手に入れづらかったので、アイテム次第で結構なニーズがあるのではないか? 来週にはその第2弾7枚がリイシューされる。

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■ SARAVAH SARAVAH! / 高橋ユキヒロ

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レコードコレクターズ最新号のYMO特集を眺めていて、まだコレを聴いてなかったことを思い出し、早速スピン。高橋ユキヒロが78年にリリースしたソロ名義の1st『SARAVAH !』のリテイク版。オケはそのまま残してリミックスに留め、ヴォーカルだけを録り直した変則的新装盤だ。かつて小坂忠さんが名盤『HORO』をリテイクして『HORO 2010』を出したけど、それと同じパターン。ユキヒロ氏はその少し前まで忠さんをサポートしていたから、何か触発されるモノがあって、タイミングを窺っていたのかな?

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■ MATHMATICS:THE MCA YEARS / MELISSA MANCHESTER

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連休明けだから…、というワケでもないが、連続打ち合せに新年会と午後からバタバタ。新年会は、レコード会社や出版関係者などの有志10人足らずでの年明け恒例宴席で、年1回ここでしか会わない人がいたりする。でも去年は、集まった人のほとんどと直・間接的に仕事ができた。いつの間にか内輪で「カナザワ会」と呼び名が付いていて苦笑したが、まぁ、今年も皆さんと仕事ができたら嬉しいなぁ。

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■ Gauloise(ゴロワーズ) / ムッシュかまやつ

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いわゆるアシッド・ジャズの Akimbo が大好きだった。ブラン・ニュー・ヘヴィーズ(BNHs)のサイモン・バーソロミュー(g)とジャミロクワイのオリジナル・ドラマー:ニック・ヴァン・ゲルダーが組んでいたバンドで、98年にアルバムを出している。アシッド・ジャズ系には好感を持っていたから、BNHsもインコグニートもジャミロクワイも、それなりに聴いていた。ただ自分には Akimbo は別格だった。前線に立つバンドのメンバーが、表舞台ではできないような音楽をホンネで演っている感じがして、積極的に応援したい気持ちになった。でもその4年近くも前に、日本でこんなスグレモノのアシッド・ジャズ・アルバムが制作されていたことは、ずーっと後まで知らずにいた。ギターはやっぱりサイモン・バーソロミュー。フロントに立っていたのは、ムッシュこと、かまやつひろしである。

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■ BEGINNING・UNIVERSITY STREET / 竹内まりや

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新年早々 訃報が続いたので、その印象を払拭しようと、今日は明るく朝から竹内まりや。昨年11月からスタートしている40周年記念再発プロジェクトの、第1弾『BEGINNING』(78年11月発売)と第2弾『UNIVERSITY STREET』(79年5月発売)をチョイスした。当時のカナザワはちょうど高3〜大学1年。学生サークルに入ってバンド活動を本格化させる直前で、短期間ながら、いわゆるニュー・ミュージックに どハマリしていた。しかも大学入学のタイミングで『UNIVERSITY STREET』だったから、そのキュートなキャンパス・ポップスにツボを突かれたのだ。

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■ WINGS WILD LIFE - Deluxe Edition / PAUL McCARTNEY & WINGS

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12月に発売されたポール・マッカートニー&ウィングスの2組のボックス・セット、『WINGS WILD LIFE』と『RED ROSE SPEEDWAY』を同時ゲット。昨日アップしたTOTOの31枚組『ALL IN』BOXと合わせると、この3アイテムだけで10万円超になる。ビートルズ関連では、ホワイト・アルバムとジョン・レノン『IMAGINE』の豪華箱も出たばかりだから、これだけでかなりイタい出費。ポールの来日もあったし、リンゴ・スターのオールスターズもまた来るし、これではエルダー・リスナーが若手アーティストから遠のくのも当然だ。聴かないんじゃなく、手が届かない。でもそこは便利な世の中、ストリーミング・サーヴィスがある。自分はフィジカル支持だけど、どうあがいたって財源は限られるから、ネット・サーヴィスは試聴機的に有効利用している。その上で “カネを出す価値アリ” と思えば、その時点で即購入。…と言っても、この手の限定ボックスは、すぐにブツとして欲しくなってしまうけど

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■ THE SECOND ALBUM / PUZZLE

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年が変わる前に、【Light Mellow's Choice】12月発売分から最後の1本。かのジョン・ヴァレンティが在籍した7人組パズルの2nd、国内流通仕様紙ジャケット再発を。これまでに名曲<My Love>をコンピ盤『 Light Mellow 〜AOR Groovin' & Breezin'〜 Universal Edition』(00年)に収めたことがあったが、フル・アルバムの復刻は今回の日本流通盤を供給している韓国Big Pink盤が初。日本リリースはコレが初めてとなる。

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■ THE FARAGHER BROTHERS

faragher bros

昨日のPLEASE に続き、VIVID SOUNDで展開中の【Light Mellow's Choice】から、今度はファラガー・ブラザーズの76年1st、18年ぶりのリイシューを。通称イエロー・アルバム。もちろんコレも韓国プレスによる直輸入国内流通仕様の紙ジャケット盤である。

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■ MANILA THRILLER / PLEASE

please

年内最後の忘年会@渋谷の中華料理屋から、そのまま友人がやっている代々木上原のBARで終電近くまでトップリと。レコーディングにも深く関わるなど、いろいろ波乱万丈な一年だったが、締め括りが楽しかったので、まぁヨシとしよう。残り2日で大掃除の残り、ジャンルごとに仕分けたCDをラックに収納して、最後の懸念はPC入替のタイミング。年明け一番の締切が多いので、始動は早めの設定なのよ。

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■ LATUL

latul

メロウ・グルーヴ界隈では結構前からネタに挙げられていたオランダ人ギタリストのリーダー・バンド:ラチュールのワン&オンリー作が、今月初旬に紙ジャケットで初CD化された。自分もアナログ盤を持っているので、いつか復刻したいなー、と思っていたネタだが、AORとしては81年作という年代以上にミクスチャー感が強く、印象としてはUSより2〜3年遅れた音作り。例えばフュージョン系AOR作品なら、81年にはリー・リトナー『RIT』がヒットしているワケで、そこはやはりヨーロッパ物という気がしている。

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■ STARGAZER / GORDON MICHAELS

gordon michaels

仕事が落ち着いたココ何日か、ダラダタと仕事部屋の大掃除をしている。「わぁー、早い」と宣うこと勿れ。実は1年遅れ、去年の暮れの大掃除を今になってやっているのだ。去年の今頃はいろいろドタバタしていて何もできず、→年が明けてから→確定申告終わってから→ゴールデン・ウィークに→盆休みにでも→秋に仕事が落ち着いたら→で、いま2年分をまとめてやっている次第 デスクの周りに山積みになっていた数百枚のCDはジャンル別に仕分けが終わり、ラックへの収納待ち。2年近く溜まってた紙資料類も、必要なモノだけ残して処分した。去年からやりたかったデスク下のラグはニトリで購入した新品に交換済み。1年以上前に壊れたまま食卓の椅子で代用していたワーキング・チェアもオーダーした。あとはデスク周りを片付けてから、2年越しの懸案、PCの入れ替えをそろそろ。9年近く使っているので、いよいよ動作が危険な感じなのよ… さて自分はスッキリきれいな仕事場で新年を迎えられるのか あとチョッと小ぶりなCDラックも買って来なきゃ とにかく今はゴミがいっぱい詰まったポリ袋に囲まれているワケなのだ

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■ A COLLECTION OF SHORT DREAMS / DAVE LEWIS

dave lewis

韓国再発レーベルBig Pinkでの待望の世界初CD化が、VIVID SOUNDで展開している【Light Mellow's Choice】で国内流通実現。デイヴ・ルイスといえば、"英国のザ・バンド” と称されるアンドウェラを率いたシンガー・ソングライターだから、UKスワンプのファンは彼がAORと呼ばれることに違和感を覚えるだろう。でもクリス・レインボーやジョン・マイルズがAORでOKなら、このデイヴ・ルイスだって!と思う。

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■ LIFE AFTER ROMANCE +5 / NED DOHENY

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昨今のネッド・ドヒニー人気にあやかって、今は入手困難になっているネッドの88年カムバック作『LIFE AFTER ROMANCE』を、拙監修【Light Mellow Searches】で紙ジャケ復刻。アナログ盤は激レアで、オークション市場でも高嶺の花だけど、中古CDは珍しくないので逡巡したが、『HARD CANDY』や『PRONE』の再発、Numero盤『SEPARATE OCEANS』のリリース、10年の自主制作盤『THE DARKNESS BEYOND THE FIRE』の日本オフィシャル・リリースなどが相次ぎ、若いファンも増えている最中なので、これもアリだと。もちろん前回リイシュー時のボーナス・トラック5曲は、そのまま収録されている。

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■ CITY VIBRATION / SPECIAL JAM COMPANY with 酒井俊

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スペシャル・ジャム・カンパニー with 酒井俊 のワン&オンリー作、【Light Mellow和モノ】括りで個人的待望の初CD化実現 拙監修のディスク・ガイドには以前からシッカリ掲載していたが、アルバム自体が珍しいからか、あまり話題にならずにココまで来てしまった。でもクロスオーヴァー好きにはマストな内容だし、グループの出自を知れば、シティ・ポップ・ファンが興味を持つこと請け合い。大袈裟に言ってしまえば、デビュー前の竹内まりやが歌っていたことで知られる『LOFT SESSIONS vol.1』の裏作品、としたって過言ではないかも…

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■ FLUORESCENT LAMP+2・PLAY ROOM / 二名敦子

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復帰後は小さいながらもコンスタントなライヴ活動を続けている二名敦子のカタログ2作が、先月・今月で相次いで復刻。どちらも初モノではないけれど、彼女の旧作リイシュー(早川英梨名義含め)のピークは13〜14年だったから、もう4〜5年は経っているワケで。それが今またこのように、偶然にも復刻が相次ぐ。これはやはり彼女の人気の根強さと、現在進行形であるコトの強みだろう。『FLUORESCENT LAMP』の方には、何と新録曲のボーナス・トラックも入っているし…

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