Light Mellow on the web 〜 turntable diary 〜

音楽ライター:金澤寿和の音盤雑感記
This is Music Journalist : Toshi Kanazawa's Blog. Sorry for Japanese only.

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Reisssue

■ THE BUOYS

the buoys

今日はAORのルーツ的なバンドをご紹介。しかも、異なる人脈の2組のアーティストの過去を辿っていくと、意外にも接点があったというネタである。ただし音的にはAORからほど遠く、ハード・ポップなアメリカン・ロック or パワー・ポップにサイケな風味を振り撒いたような、ちょっと形容しがたい内容。曲自体は悪くないし、実際ヒットも飛ばしているのに、今イチ捉えどころがなくて、バンドとしては成功しなかった。でも後年の彼らを知ると、あぁ、ナルホドね〜と。ちなみに The Buoys (ザ・ブーイズ)の Buoy とは、港などに浮かんでいる標識=浮標のこと。救命ブイ、なんてのもありますね。

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■ HIS MAJESTY'S POP LIFE ~ The Purple Mix Club / PRINCE

prince_pop life

諸々あって延ばし延ばしにしていた確定申告を何とか提出し、ついでに国より条件が緩い県の持続化給付金を申請できないものか試算してみたら、去年よりもコロナ禍の今年の方が稼ぎが良かった。そっか〜、去年の同時期は母親が逝ったり、自分も1ヶ月近く入院していたから、例年より収入が全然低かったんだな。でもまぁ、やっと特別定額給付金が入金されたようだし、これで各種税金とか保険料が払えるな…

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■ KING OF THE WORLD -40th Anniversary- / SHEILA & B. DEVOTION

sheila b.

シックのナイル・ロジャース&バーナード・エドワーズによる初期プロデュース作の1枚が、40周年記念リマスターによる2枚組エディションでリイシュー。シェイラの本国フランスでは 2LP+2CD+DVD+ハードカヴァー・ブックレットから成るBOX SETも出たようで、完全にビッグ・スター扱い。日本でのシェイラはほぼ泡沫ディスコ・アーティスト、音楽マニアにはシック・ワークス、もしくは次のL.A.録音のAORアルバム『LITLLE DARLIN'』で知られるだけだけど、実は60年代前半にデビューしたフレンチ・ポップの大スター。シルヴィー・バルタンと同世代でフランス・ギャルの先輩格、パリから世界に向けて発信されたイェイェ・ブームの元アイドルだった。シェイラの名は、彼女がトミー・ロウの全米No.1ヒット<Sheila>(62年)でデビューしたのが由来だそうだ。

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■ TELESCOPE - 2020 Special Edition - / 鈴木 茂

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鈴木茂は、素直なミュージシャンだ。はっぴいえんど での立ち位置は、まるでビートルズでのジョージ・ハリスン。単にギタリストと言うのではなく、特異な才能を持つ2人と自分の持ち味で勝負するもう一人の間で苦悩したコモン・マン、というか。その分 自己研鑽してセンスを磨き、グループ解散直後に自己を確立。ソロ・アルバムを発表順に聴いていくと、その時々の彼のやりたいこと、目線の先がよく分かる。ともにスライド・ギターが得意というのも、何かの偶然とは思えない。

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■ JERRY WILLIAMS

jerry williams 1st

都知事選は現職:小池百合子の圧勝。予想されていたこととはいえ、開票スタート直後に当確が出るほどとは。ウツケン、山本太郎、小野泰輔の3人を足してもダブル・スコア近い大差がある。選挙運動なんてやらなくても、コロナ禍の対応を見せるだけで “やってる感” が出てアピールになるもんな。非常時の現職強し、をつくづく感じるし、投票率の低さにも唖然。ま、埼玉県民のカナザワが何を言っても始まらないが、この冷めた空気感が国政にも反映されないように見守りたい。そんなコトを書いていたら、このジェリー・ウィリアムスが、ウツケンや小野泰輔みたいに思えてきた。要は、実力があっても実直さやマジメなだけでは広く浸透しない、というコトよ…

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■ THRU TRAFFIC / 東北新幹線

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15年に急逝したギタリスト:鳴海博と、現在も作編曲家として活躍中の山川恵津子が、82年にリリースしたデュオ・ユニット:東北新幹線のワン&オンリー・アルバム『TRUE TRAFFIC』が、今また脚光を浴びつつある。07年の初CD化(紙ジャケ)に始まり、アナログ再発、シングル再発、再CD化(プラケ)と進んで、今回はサブスクリプション解禁。今では鳴海さんワークスの作品化も、超マニアというか研究家の方が中心になって進めていて、8月に7インチのアナログ・ボックス(後述)が限定発売される。でもまぁ、昨今のシティ・ポップ再評価で和製AORに開眼した人は、今はコレを知らないとモグリと言われるかも…

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■ MOONPIE

moonpie

ムーンパイ…? チョコパイとかエンゼルパイなら知ってるけど…、と思ったアナタ、貴殿はただの甘いモン好き(←自分)。このムーンパイは、レア・グルーヴ方面から発掘されたアフリカン・アメリカン1人を含む8人組大型グループ。オリジナル・ヴァイナルはディガー感涙の激レア盤で、AORファンにも好まれそうな洗練されたシティ・ソウルを聴かせてくれる。もちろんコレが世界初リイシュー! スティーヴィー・ワンダー、タワー・オブ・パワー、アース・ウィンド&ファイアーにスティーリー・ダンのカヴァーを演っていると聞けば、きっと誰もが興味をソソられるだろう。ちなみにシティ・ソウルのガイド本には載っておらず、解説を担当した不肖カナザワも、音を聴くのは今回が初めてだ。

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■ BURNIN' / BOB MARLEY & THE WAILERS

wailers_burnin'

な〜んか執筆でPCに向かっても集中力が上がらないし、身体も倦怠感でダルダル。スッキリ気分転換したいが、爆音でハード・ロックを聴く気分でもなく、そこで手にしたのがボブ・マーリー。直接 意識はしてなかったけれど、自分の中に、全米中で勃発している人種差別抗議デモへの共感が眠っているのだろう。ちょうどボブ・マーリー生誕75周年でもあるそうで、今月末には紙ジャケ盤11作がアンコール再発されるとか。カナザワはひと通り持っているが、手持ちの紙ジャケ/デジタル・リマスター盤シリーズは01年仕様。あぁ、Time flies...

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■ THE COMPLETE SUSSEX & COLUMBIA ALBUMS / BILL WITHERS

bill withers box

この新型コロナ禍の初期の頃、まだアメリカでは他人事だった時期に、持病の心臓疾患が悪化して逝ってしまったビル・ウィザース。ここでもすぐに追悼ポストを上げたけれど、今度は "Black Lives Matter" 運動の中で、再びビルの楽曲が浮上してきている。<Lean On Me>。ツライ時は僕を頼って、という信頼の歌だ。

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■ HOW SWEET TO BE AN IDIOT / NEIL INNES

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ビートルズ・フリークには縁の深いボンゾ・ドッグ・バンドやラトルズ〜モンティ・パイソンで知られるニール・イネス。昨年末に亡くなった彼が、再編ボンゾ・ドック・バンド解散後の73年に発表した傑作1st ソロ・アルバムが、ようやくオリジナルに準拠する形で初CD化となった。タイトル曲はオアシスの有名曲<Whatever>の元ネタとして訴訟問題になり、共作クレジットになった経緯もある。

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■ SPREADING LOVE + HAPPY FEET / AL HUDSON & THE SOUL PARTNERS

soul partners

時間的余裕がない中で気分転換したくて、何となく手が伸びた未聴CDの山から、アル・ハドソン&ザ・ソウル・パートナーズの2in1。CD化されたのは、去年の暮れ頃だったかな? 1st『ESPECIALY FOR YOU』(76年)と2nd『CHERISH』(77年)で1枚、3rd 『SPREADING LOVE』(78年)と4th『HAPPY FEET』(79年)で1枚と、2枚の2in1が英Expansionで復刻。これはソウル・パートナーズの後継グループであるワン・ウェイが、超久しぶりのニュー・アルバム『NEW OLD SCHOOL』を同レーベルから出したことと連動していたようだ。

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■ YOUNG AND INNOCENT DAYS -Complete Recordings 1968-1971 / DONALD FAGEN & WALTER BECKER

becker_fagen early years

スティーリー・ダン結成前のドナルド・フェイゲン&ウォルター・ベッカーが、ソングライター・チームとして活動していた68〜71年に録音していた音源集2枚組。過去にリリースされた2枚のアルバム、サントラ盤『YOU GOTTA WALK IT LIKE YOU TALK IT』と『EARLY YEARS』に19曲の未発表音源を含む全37曲をコンプリート収録、というのがキャッチ・コピーになっている。が、注意一秒ケガ一生、ココは充分に中身を吟味しておきたい。

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■ BLOWIN' / THE JESS RODEN BAND

jess roden band live

今回はちょっと渋好みで、英国ブルー・アイド・ソウルの名シンガー率いるジェス・ローデン・バンド。このところの韓国Big Pinkは、着々とジェス・ローデン周辺の紙ジャケCD化を進めていて、ソロになる前に参加していたブロンコなどもリイシュー。ジェス・ローデン・バンドは先に76年の1st『KEEP YOU HAT ON』が再発されていたから、これで残るは2ndの『PLAY IT DIRTY...PLAY IT CLASS』だけになった。この2枚目は20年くらい前に一度だけCDになっていたが、知るのが遅くて既に入手困難。アナログ盤が持ってるけど、こちらも心待ちにしているところだ。

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■ MERCURY SHOES / JESSE BARISH

jesse barish 2

今日も29日の発売が目前に迫った【Light Mellow's Choice】@VIVID SOUNDS から、ジェシ・バリッシュの2nd『MERCURY SHOES』のリイシューを(韓国 Big Pink 再発盤の国内流通仕様)。ジェシはジェファーソン・スターシップ<Count On Me>(78年/全米8位)や、マーティ・バリン<Hearts(ハート悲しく)>(81年/全米8位)を書いたことで知られるシンガー・ソングライター。オンタイムでは大して注目されなかったが、レア・グルーヴの時代になって再評価が進んだ人だ。

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■ BYE-BYE PRETTY BABY / SUSAN WEBB

susan webb

昨日は 29日に【Light Mellow Searches】@P-VINE から発売される CRAC(クラック)をご紹介したが、【Light Mellow's Choice】@VIVID SOUNDS でも29日のリリースが2タイトル予定されている(韓国 Big Pink 再発盤の国内流通仕様)。その一方が、ジミー・ウェッブの妹スーザン・ウェッブのワン&オンリー作『BYE-BYE PRETTY BABY』(75年)だ。兄のアルバムには早くから参加していたが、その後ジミー関連のグレン・キャンベルやシェールのアルバムに参加。ジョニ・ミッチェルの名盤『COURT AND SPARK』でもデヴィッド・クロスビーとコーラスしていた。

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■ ALL FOR YOU / CRAC

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コロナにメゲずこの29日に P-VINE ×【Light Mellow Searches】から発売されるのは、CRAC(クラック)の『ALL FOR YOU』。去年の暮れに、UKのKing Undrground というインディ・レーベルが発掘したネタをゲットしたところ、かなり良かったので、日本にもシッカリ紹介したい!と思って動き、首尾よく実現。 P-VINEも頑張ってくれて、別売りシングルをボーナス収録した上に、シッカリした作りの紙ジャケ仕様で大満足となった。まずはその時をポストをコチラ から。

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■ PEOPLE / 小坂 忠

chu kosaka_people

名盤『HORO』にも匹敵する小坂忠のもうひとつの名盤『PEOPLE』がリマスターされ、高音質CDとアナログ・レコードで再発された。01年11月のリリースから18年半ぶり、初めての復刻である。カナザワは今回、クリア・ヴァイナルのアナログ盤をゲット。個人的には「HORO』より聴く回数が多いかも。それぐらいシックリくるアルバムなのだ。

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■ CENTENNIAL PARK / RMS

rms

明日にも緊急事態宣言が発令されそうで、世の中が滅茶苦茶ザワついている。ずーっと執筆お籠もり中の自分も、TVのニュースやネット情報を見たりして、なかなか集中度が上がらない。そういう時は思い切って気分転換の時間を作った方が、返って効率が良くなるモノ。そこで少し前に紙ジャケット再発された、このキレッキレなRMSを。

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■ COLOGNE +2 / 秋元 薫

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タワーレコードとのコラボ企画【Light Mellow'S Pick】久々のリイシューで、秋元薫『Cologne +2』を4月1日発売で。別企画の紙ジャケCDが出たり、7インチが切られたり、はたまたアナログLPが出たりしていたけれど、今回はタワーレコード限定のボーナス曲入りCDリイシュー企画。ライナーを書かせて戴くことになり、単発ながらシリーズ復活と相成った。

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■ LIVE IN OFFENBACH 1978 / WEATHER REPORT

weather_offenbach 1978

コロナ・ウィルス蔓延、なんてコトとは関係なく、ひたすら執筆に追われて家にお籠もり中のカナザワですが、昨日ポストとしたブレッカー・ブラザーズのライヴ盤の熱気に当てられ、今日はコイツを。少し前に日本流通盤が出ていたウェザー・リポートの78年ライヴ。2CD+DVDだけど、さすがにCDを見返している余裕はなく、CDの流し聴きにて…。

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