Light Mellow on the web 〜 turntable diary 〜

音楽ライター:金澤寿和の音盤雑感記
This is Music Journalist : Toshi Kanazawa's Blog. Sorry for Japanese only.

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Reisssue

■ GROOVE MERCHANT campaign

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ようやく確定申告提出。エッ、もうとっくに締切過ぎてるだろッ〜って イエイエ、僕ら物書きのギャラというのは、源泉徴収されて支払われるものなので、通常は確定申告=還付請求。だから3月15日の期限は関係なくて、5年間は有効。それでもこの時期に申告するのは、還付が早く、5〜6月の各種納税や国保の一括支払い時期に間に合うから。それで毎年、何とか回しているのです。だからこの時期、裏金問題で政治が揺れてるのはホントに腹立たしい この際、何にもできない岸田総理にはサッサと辞めてもらって石破にでも替えた方が、まだ多少は国民の方を見てくれる気がするなぁ…。

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■ NATURAL GAS

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筆者監修【Private Stock Original Master Collection 〜Light Mellow編】10作品からのご紹介、最後を飾るのはナチュラル・ガス。これはAORとかプレAORではなくて、オトナ向けのブリティッシュ・パワー・ポップ。元バッドフィンガーのジョーイ・モランド (g,vo)、コロシアム〜ユーライア・ヒープ〜テンペストを渡り歩いたマーク・クラーク (b,vo)、元ハンブル・パイのジェリー・シャーレー (ds) に、サザーランド・ブラザーズ&クイヴァーやアル・スチュワートをサポートしていたピーター・ウッド (kyd) の4人から成る、言わばスーパー・グループだった。

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■ ESSRA / ESSRA MOHAWK

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今日も今日とて、筆者監修【Private Stock Original Master Collection 〜Light Mellow編】10作品から、エスラ・モホーク。オンタイムではまったくAORファンの感性にカスリもしなかった女性シンガーだが、90年代のレア・グルーヴ・ムーヴメントで発掘。でも実は、シンディ・ローパーが86年に全米3位に仕立てた<Change Of Heart>が、彼女のペン。それを機にティナ・ターナーやリサ・フィッシャー、ジョー・リン・ターナー、ケヴ・モーらに楽曲提供していた才女なのだ。

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■ DO I LOVE YOU / PETER LEMONGELLO

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ライヴ・レポートを挟んで、再び筆者監修【Private Stock Original Master Collection 〜Light Mellow編】10作品から。如何にも60年代風ルックス、でも当時はイケメン・エンターテイナーとしてローカルな人気を誇っていたという男性シンガー、ピーター・レモンジェロの76年作が日本初CD化。プロデュースが、ビル・ラバウンティやスティーヴ・イートン、ヘレン・レディなどを手掛けたジェイ・センターというと、興味をソソられる人がいるかな? 実際その音も、ビル・ラバウンティのデビュー作『PROMISED LOVE』を、少しMOR路線にシフトさせたような趣きがある。

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■ FRANKLIN MICARE

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カナザワ監修【Private Stock Original Master Collection 〜Light Mellow編】10作品復刻、からのポスト5本目は、ニューヨーク州生まれのシンガー・ソングライター、フランクリン・ミケールの78年唯一作。アトランティック・レーベルの重鎮だったジョエル・ドーンのプロデュースで、アレンジはスティーリー・ダンへの深い関与で知られるギタリスト:エリオット・ランドール。やはり彼らに近いケニー・ヴァンスの名も見つかる。

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■ THE MOB +4

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カナザワ監修【Private Stock Original Master Collection 〜Light Mellow編】10作品復刻、からのポスト4本目は、自分でも心待ちにしていたザ・モブの75年 同名2nd。邦題はやたら仰々しくて、『熱血のファンキー・ホーン+4』。彼らはシカゴ出身のブルー・アイド・ソウル〜ファンキー・ロック・グループで、、ブラス・ロックの元祖とも言われる連中なのだ。

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■ ANGELA +1・SWEET SOUL MUSIC +1/ JOSE FELICIANO

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カナザワ監修【Private Stock Original Master Collection 〜Light Mellow編】10作品復刻、からのポスト3本目は、プエルトリコが生んだ盲目の天才シンガー・ソングライター、ホセ・フェリシアーノの2作品。情熱的なヴォーカルと、類いまれなスパニッシュ・ギターの腕前で人気を獲得し、ドアーズ<Light My Fire>、スティーヴィー・ワンダー<Golden Lady>、キャット・スティーヴンス<Wild World>など、素晴らしいカヴァー曲の数々で気を吐いた。そうして新興レーベル:プライヴェート・ストックから76年にリリースしたのが、今回揃って世界初CD化となった『ANGELA』と、翌77年作『SWEET SOUL MUSIC』である。

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■ MOONLIGHT FEELS LIGHT +1・ROCK'N ROLL ROCKET +1 / STARBUCK

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カナザワ監修【Private Stock Original Master Collection 〜Light Mellow編】10作品が Ultra Vybe / Octaveからいよいよ復刻。前ポストのサマンサ・サングに続いてピックアップするのは、75年の全米3位<Moonlight Feels Right(恋のムーンライト)>で知られる米南部アラバマ出身のバンド、スターバックだ。70年代後半に3枚のアルバムを残しているが、そのうち最初の2枚がプライヴェート・ストック発。いずれも初CD化ではないが、既にほぼ入手困難なので、コレは注目すべき復刻だと思う。

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■ EMOTION +1 / SAMANTHA SANG

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長らくお待ち戴いていたカナザワ監修【プライヴェート・ストック・オリジナル・マスター・コレクション Light Mellow編】10作品が 、Ultra Vybe / Octaveからいよいよ復刻。今日から何回かに分けてピックアップしていく。まずは予約受注で一番人気らしいサマンサ・サング『EMOTION 〜ときめきへの誘い+1』のご紹介をば。

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■ FLYING BEAGLE・SEVILLA BREEZE / 菊池ひみこ

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80年代のJ-FUSIONシーンの先頭を走っていた女性キーボード奏者の代表格、菊池ひみこ。80年代前半は、テイチクから『DON'T BE STUPID』『FLASHING』『ALL RIGHT』など6枚のオリジナル・アルバムを連発して脚光を浴びたが、87年にCBSソニー(当時)に移籍。そこで『FLYING BEAGLE』『SEVILLA BREEZE』という2作品をリリースした。それがこの度、最新リマスター仕様/高品質Blu-spec CD2で、タワー・レコード限定リイシュー。復刻されるは今回が初めてなので、それぞれ36〜37年ぶりとなる。

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■ STORIES / ANNA

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昨年末に解説を書いたANNAの2作目『Stories』が発売日を迎えたので、改めて。元々ANNAは角松敏生プロデュースによるVOCALAD出身。1stアルバム参加後に独立し、角松プロデュース『ANNA』でソロ・デビュー。オリジナル・リリースは98年3月だった。ANNA自身は現在、首都圏のラジオ局 bay fmの朝の顔として、月〜木朝『Miracle』という番組でパーソナリティを務めている。

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■ 縞馬に乗ったセクレタリー ・ モーニング・デュー / 菊地真美

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今年最初の対面インタビューで、菊地真美さん。82年リリースのデビュー盤、ラーセン=フェイトン・バンドと共演している『縞馬に乗ったセクレタリー』が、先月末に初CD化され、追って来月、惣領泰則の作編曲による2作目『モーニング・デュー』が復刻される。そのタイミングで、レコードコレクターズ誌に特集記事が掲載される予定なのだ。

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■ ROOM INSIDE MY HEART / CHRIS SMITH

chris smith

素晴らしいアルバムを届けてくれているモンキー・ハウスと親交が深い、
カナダ在住の英国人シンガー・ソングライターの秘宝的アルバムをココに。
現在までに4作品を発表しているが、
この95年デビュー盤がまさに珠玉。
ヨット・ロック以前の北米AORシーンにも、
人知れず名盤が産み落とされていた!


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■ BAND ON THE RUN / PAUL McCARTNEY & WINGS 50周年エディション

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ポール・マッカートニー&ウイングスの名盤『BAND ON THE RUN』の50周年記念エディション、我が家にも到着……、してません。買ってません。取りあえず、未発表の "Underdubbed Mix"をサブスクで聴いてます。2010年に出た時は、全部入りの Super Deluxe Edition(3CD+DVD)をゲットしたけど、結局繰り返し聴くのはオリジナル盤だけで…。ポール作品の中では最高傑作と信じて疑わない『BAND ON THE RUN』だけど、この手の箱モノに収録されたレア・トラックとかメイキング音源って、ひと通り聴いてどんな内容か分かってしまえば、それでだいたい満足しちゃうモンなんだよネ。

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■ PRIVATE STOCK RECORD Original Master Collection - Light Mellow Edition -

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大変たいへん長らくお待たせしておりました。海外ライセンサーの事情で昨年から数ヶ月に渡って延期を繰り返していたプライヴェート・ストック・オリジナル・マスター・コレクションのLight Mellow編が、いよいよ発売決定。当初は5タイトルづつ2回に分けて出る予定だったが、ドカンと一気に10枚出せることに。解説はすべて不肖私メ。各アルバムの詳細を紹介するのは、リリースが近くなってからにするが、既に予約は各所で始まっているので、軽くご案内をば。

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■ LEE RITENOUR IN RIO / LEE RITENOUR

lee ritenour in rio

昨日に引き続き、『アドリブ・ベスト・レコード』選定のビクター・ジャズ名盤を初SA-CDハイブリッド化するシリーズ第2弾から、リー・リトナーの『IN RIO』(タワーレコード限定リイシュー)。これが出た79年と言うと、クロスオーヴァー/フュージョンの人気真っ盛りで、ジェントル・ソウツのダイレクト・ディスク盤で脚光を浴びたリトナーは、ラリー・カールトンと並んで、まさにその先導役を担っていた。USではエレクトラと契約して『THE CAPTAIN'S JOURNEY』『FEEL THE NIGHT』と好作を連発し、渡辺香津美や大村憲司との連名作『CONCIERTO DE ARANJUEZ(アランフェス協奏曲)』はアルファからと、各方面で引っ張りだこ。そしてジェントル・ソウツで人気に火を点けたJVCビクターでは、またまたこの好企画を立ち上げたのである。

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■ OUT OF THE SHADOWS / DAVE GRUSIN

dave grusin_out shadows

今はなき音専誌アドリブの50周年記念で、誌上の恒例企画だった『アドリブ・ベスト・レコード』に選定されたビクターのジャズ名盤を初SA-CDハイブリッド化するシリーズ第2弾から、デイヴ・グルーシンのJVC2作目『OUT OF THE SHADOWS』(82年)を。デイヴ・グルーシンは60年代初めからサントラやTVドラマ絡みのアルバムを多く出しているヒトなので、ピュアなソロ・アルバムとの区別が曖昧なんだけれど、クロスオーヴァー/フュージョン・テイストの作品というと、76年作『DISCOVERED AGAIN!』が最初なのかな? そこから数えると、これは名盤『MOUNTAIN DANCE』(80年) に次ぐ4作目に当たる。

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■ ROCKIE ROBBINS 4CD Reissues

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ミネアポリスのアーバン・ソウル・シンガー、ロッキー・ロビンスが、79~85年にA&MやMCAからリリースした4作品が、英Expansionから2組の2in1CDでリイシューされた。2019年に34年ぶりの新作『GOOD LIFE』を出したのがExpansionだったので、その流れかと思うが、ちょっと間延びの感あり。それでもロッキー・ロビンスの4枚が足並み揃えてオフィシャル再発されたのは、今回が初めてだから、これは注目したい。ミネアポリス出身ということで、下積み時代にはアレキサンダー・オニールとも近い存在だったとか。もっともヴォーカル・スタイルは全然違って、ロッキーの方は優男風なんだけど。

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■ 1980 / B.T. EXPRESS

bt express 1980

今日も引き続きUltra-Vybeの期間限定ソウル名盤廉価セールから。このシリーズ、基本的に60~70年代のソウル/ファンク/ディスコ作品が多くて、当ブログのメインのお客様であるアーバン・ソウル、当時でいうブラック・コンテンポラリー系の垢ぬけた作品は、あまり多くない。でもだからこそ、お気に入りの盤を手元に置くなら、こういうタイミングを見失わずに、と思っている。…というワケで、今回はB.T.エキスプレスの80年盤『1980』を。

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■ THE NEW LAMONT DOZIER ALBUM ~ LOVE AND BEAUTY / LAMONT DOZIER

lamont dozier_love beauty

昨日のポストに続き、Ultra-Vybeの期間限定ソウル名盤廉価セールから。ネタはラモント・ドジャーの74年作『THE NEW LAMONT DOZIER ALBUM ~ LOVE AND BEAUTY』。モータウンをビッグにしたソングライター・チーム、ホーランド=ドジャー=ホーランドの3人が、モータウンから独立して設立したホット・ワックス/インヴィクタスからのワン&オンリー作。でもコトはそれほど単純じゃなかった、というのは、ソウル・ファンならとうにご存知だろう。

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スーパーDB / ダウンタウン
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●ギターマガジンWEB に連載スタート。
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第1弾は山下達郎初期作で知られる椎名和夫の参加10作。 guitar_maga 2312

●ALFA MUSIC公式note、【アルファミュージック考現学】に寄稿しています。
ALFA+アルファ〜リアル・クロスオーヴァー進化論
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