Light Mellow on the web 〜 turntable diary 〜

音楽ライター:金澤寿和の音盤雑感記
This is Music Journalist : Toshi Kanazawa's Blog. Sorry for Japanese only.

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Reisssue

■ FLEETWOOD MAC 1969 TO 1974 / FLEETWOOD MAC

fleetwood mac box

ブルース・バンドだった初期フリートウッド・マックの実質的リーダー:ピーター・グリーンが7月末に亡くなったコトもあって、このところ、初時マックの記事をよく見かけていたけれど、実はその前からリリース予定が組まれていたのが、このCDボックス『FLEETWOOD MAC 1969 TO 1974』8枚組である。長いキャリアを誇るだけあって、これまでにも25周年記念の4枚組『THE CHAIN』、50周年記念3枚組『DON'T STOP』といったCDボックスがあったし、複数のオリジナル・アルバムを廉価で抱き合わせた "ORIGINAL ALBUM SERIES" も出ていた。でも今回のは本家ワーナー・グループ企画による本格的オリジナル・アルバム集成。この70年代前半の作品群としては、初めてデジタル・リスマスターが施され、ボーナス曲も各アルバムで合計20曲(追加なしのアルバムもある)。更にボーナス・ディスクとして、74年の貴重なライヴ音源が付いている。

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■ GOATS HEAD SOUP - Super Deluxe Box - / THE ROLLING STONES

stones_goates delux

ローリング・ストーンズ『GOATS HEAD SOUP(山羊の頭のスープ)』(73年)のスーパー・デラックス・ボックス、既に我が家にも到着しています。カナザワ的には、アナログ盤はオリジナル日本盤があるので不要。注目度が高い "Brussels Affair – Live 1973" の音源も、"FROM THE VAULT"シリーズの『THE MARQUEE CLUB LIVE IN 1971』に抱き合わせで付属していたので、もう耳にしている。なので目的は、disc 2 の Rarities & Alternative MixesとサラウンドのDVD。

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■ MIDNIGHT CRUISIN' + MUGSHOT / 濱田金吾

kingo hamada_2in1

sparkling☆cherryをサポートして頂いたりしてスッカリ近しい存在になった濱田金吾さんのムーン時代の傑作『midnight cruisin'』(82年/4th)と『MUGSHOT』(83年/5th)が、久しぶりのリイシュー。しかもお得な2in1という形で、金吾さん自身の楽曲解説付き。年季の入ったファンなら01年の再発やその後のベスト盤を持っているだろうけど、昨今のシティ・ポップ・ブーム〜J-AOR人気で金吾ワールドに触れたムキには、まさに絶好のタイミングのリイシューとなる。

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■ SOMETHIN' RIGHT / JIM SCHMIDT

jim schmidt

ついこの間 初CD化されたばかりだと思っていたら、イヤイヤ、もう10年ぶりの再CD化と知ってビックリ。80年代のCCM名盤の中でもトップ10、イヤイヤ、トップ5に入れてもおかしくないような隠れ名盤が、コソッと復活しました。オリジナル・リリースは83年。でもブルース・ヒバードやロビー・デューク、トミー・クームスあたりとは違って、当時の日本へはロクにインポートされてなかったんじゃないかと思う。それなのに、10年前の初CD化も限定的なリイシュー(初CD化時のポスト) 確かそのあと追加プレスされたはずだけど、何れにせよ短期間で市場から消えていたアイテムだから、今回の再CD化はとても喜ばしい。紙ジャケ仕様で最新デジタル・リマスター。

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■ MICHAEL STOSIC

michael stosic

  至福のウェストコースト・ブリーズに包まれて…
 そのクオリティに驚愕するAOR/ブルー・アイド・ソウルの
 秘宝が、歓喜の世界初リイシュー。


ネバダ生まれのコンテンポラリー・クリスチャン系シンガー・ソングライター、マイケル・ストージックが82年に残した知られざる名盤、奇跡の復刻。
西海岸の爽快なブリーズが、ゆったり心地よく耳をくすぐります。

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■ FLAMING PIE - Archive Collection - / PAUL McCARTNEY

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2010年にお目見えした『BAND ON THE RUN』からスタートした、ポール・マッカートニーのアーカイヴ・コレクション。これまでずーっと豪華装丁のボックス・セットでゲットし続けてきたけれど、今回登場の『FLAMING PIE』は、2CDセットのスペシャル・エデョションにスケール・ダウンしてオーダーした。このアーカイヴ・シリーズは、シッカリ吟味した最新デジタル・リマスターのオリジナル盤に、大量のレア音源と時に映像、そして興味深いグッズ類を「これでもかッ」状態にパッケージ。でも貴重は貴重だけど、シリースが進むほどに内容は徐々にトゥ・マッチとなり、価格もモア・エクスペンシヴに。それに対して、自分のオリジナルへの思い入れは、時代が下がるに連れて低くなっていく。何せカナザワはウイングス時代最強論者?だからね。最近は、いよいよバランスが悪くなってきたな、と感じていたワケだ。そこへきて、今回の『FLAMING PIE』アーカイヴのベーシックとなる "デラックス・エディション" は、5CD+2DVDで約4万円。対して9月に出るプリンス『Sign Of The Times 』の "スーパー・デラックス・エディション" は、8CD+DVDで2万弱。これじゃポールは4000円足らずの2枚組で済ませて、浮いた金でプリンスを、となってしまうよ

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■ 摩天楼のヒロイン+5 / 南 佳孝

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引き続き、ULTRA-VYBE / Solid Records 名盤1000円シリーズ【邦楽編】のシティ・ポップ・アイテムから、2年前にリイシューされた南佳孝のデビュー・アルバム『摩天楼のヒロイン+5 (45周年記念盤)』もこの廉価版シリーズで。はっぴいえんど解散後の松本隆、初プロデュース作品(73年)というコトで、本作をもってシティ・ポップの第1号作品とする声もある。

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■ 翼を下さい・GENTLE BREEZE / TIME FIVE

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訃報続きで間が空いてしまったが、この2枚も稲村一志と第一巻第百賞と同様、ULTRA-VYBE / Solid Records 名盤1000円シリーズ【邦楽編】のシティ・ポップ・アイテム。日本のフォー・フレッシュメンなんて呼ばれるベテランのコーラス・グループ:タイム・ファイブの、クロスオーヴァー・ポップ志向の2作品だ。ハイ・ファイ・セットやサーカスに比べるとジャズ・ヴォーカルへの傾倒が顕著で、ライヴでは楽器をプレイしながらハモるのも珍しい。しかも結成51年にも関わらず、5人のメンバーに変更がない、のもスゴイところ。そんなタイム・ファイブが、70年終盤〜80年代初頭にかけてシティ・ポップやソフト&メロウと呼ばれる洗練された都会派サウンドを目指したトコロを、カナザワ監修・解説で2012年末に初CD化。その廉価リイシューが今回のご紹介である。

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■ FREE FLIGHT +5 / 稲村一志と第一巻第百章

kazushi inamura

カナザワもお世話になっているULTRA-VYBE / Solid Recordsが、名盤1000円シリーズ【邦楽編】を限定展開中。シティ・ポップ系の名盤や隠れアイテムがいくつか入っているので、未入手の方はこのタイミングで是非。今日はその中から、“北海道のシュガー・ベイブ” と称された稲村一志と第一巻第百章の77年デビュー作『FREE FLIGHT』を。“喫茶ロック” の括りでの初・紙ジャケCD化が02年。カナザワはその時に初めて聴いたのだけれど、解説によれば、近年の再評価はキッカケは、当時のプロモ盤を模した2015年のアナログ・シングル再発『二月の匂い(c/w イースト・ナエボ)』なのだとか。あら、それって 拙企画【Light Mellow 和モノ45】じゃないの〜。もっともアレは、14年に亡くなった稲村追悼企画でもあって…。その後ショーボートの発売権移動があり、18年にULTRA-VYBEがリイシュー。更にこの廉価再発となった。

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■ FLAPPER / 吉田美奈子

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久々に午前中から打ち合わせのハシコで、新橋〜新宿。東京の感染者は高止りしていて、地方都市でも急増。そのタイミングでの Go To Travel 強行は、ほとんどコロナのバラまきにしか思えない。感染数が再び増加したのだから、東京除外とキャンセル代金補償なんて小手先対応ではなく、最初からキャンペーン延期、困窮する観光業には貸付すれば、そう大きな不満は出なかっただろうに。しかも代わりに Go To Eat とか、またおバカな経済対策を持ち出してくる。人が動かないのは感染増で不安なのが理由だから、感染拡大を抑えて安心感を与えれば、人は補助金なんてなくても動き出す。その分、医療費とか検査拡大に回せよ。なのに民を見ず、内輪の都合で拙速に動くから墓穴を掘るワケだ。東大始め超一流大卒の政治家・官僚が揃っているのに、やってることはまるで中高生並み、…と言っては賢い中高生に失礼か 倫理観なんてまるでナシ。有事の危機対応で政府の内情が分かるものだが、もしフクシマの時に安部政権だったら、最悪、東京に人間が住めなくなっていた可能性もあったな。

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■ THE BUOYS

the buoys

今日はAORのルーツ的なバンドをご紹介。しかも、異なる人脈の2組のアーティストの過去を辿っていくと、意外にも接点があったというネタである。ただし音的にはAORからほど遠く、ハード・ポップなアメリカン・ロック or パワー・ポップにサイケな風味を振り撒いたような、ちょっと形容しがたい内容。曲自体は悪くないし、実際ヒットも飛ばしているのに、今イチ捉えどころがなくて、バンドとしては成功しなかった。でも後年の彼らを知ると、あぁ、ナルホドね〜と。ちなみに The Buoys (ザ・ブーイズ)の Buoy とは、港などに浮かんでいる標識=浮標のこと。救命ブイ、なんてのもありますね。

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■ HIS MAJESTY'S POP LIFE ~ The Purple Mix Club / PRINCE

prince_pop life

諸々あって延ばし延ばしにしていた確定申告を何とか提出し、ついでに国より条件が緩い県の持続化給付金を申請できないものか試算してみたら、去年よりもコロナ禍の今年の方が稼ぎが良かった。そっか〜、去年の同時期は母親が逝ったり、自分も1ヶ月近く入院していたから、例年より収入が全然低かったんだな。でもまぁ、やっと特別定額給付金が入金されたようだし、これで各種税金とか保険料が払えるな…

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■ KING OF THE WORLD -40th Anniversary- / SHEILA & B. DEVOTION

sheila b.

シックのナイル・ロジャース&バーナード・エドワーズによる初期プロデュース作の1枚が、40周年記念リマスターによる2枚組エディションでリイシュー。シェイラの本国フランスでは 2LP+2CD+DVD+ハードカヴァー・ブックレットから成るBOX SETも出たようで、完全にビッグ・スター扱い。日本でのシェイラはほぼ泡沫ディスコ・アーティスト、音楽マニアにはシック・ワークス、もしくは次のL.A.録音のAORアルバム『LITLLE DARLIN'』で知られるだけだけど、実は60年代前半にデビューしたフレンチ・ポップの大スター。シルヴィー・バルタンと同世代でフランス・ギャルの先輩格、パリから世界に向けて発信されたイェイェ・ブームの元アイドルだった。シェイラの名は、彼女がトミー・ロウの全米No.1ヒット<Sheila>(62年)でデビューしたのが由来だそうだ。

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■ TELESCOPE - 2020 Special Edition - / 鈴木 茂

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鈴木茂は、素直なミュージシャンだ。はっぴいえんど での立ち位置は、まるでビートルズでのジョージ・ハリスン。単にギタリストと言うのではなく、特異な才能を持つ2人と自分の持ち味で勝負するもう一人の間で苦悩したコモン・マン、というか。その分 自己研鑽してセンスを磨き、グループ解散直後に自己を確立。ソロ・アルバムを発表順に聴いていくと、その時々の彼のやりたいこと、目線の先がよく分かる。ともにスライド・ギターが得意というのも、何かの偶然とは思えない。

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■ JERRY WILLIAMS

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都知事選は現職:小池百合子の圧勝。予想されていたこととはいえ、開票スタート直後に当確が出るほどとは。ウツケン、山本太郎、小野泰輔の3人を足してもダブル・スコア近い大差がある。選挙運動なんてやらなくても、コロナ禍の対応を見せるだけで “やってる感” が出てアピールになるもんな。非常時の現職強し、をつくづく感じるし、投票率の低さにも唖然。ま、埼玉県民のカナザワが何を言っても始まらないが、この冷めた空気感が国政にも反映されないように見守りたい。そんなコトを書いていたら、このジェリー・ウィリアムスが、ウツケンや小野泰輔みたいに思えてきた。要は、実力があっても実直さやマジメなだけでは広く浸透しない、というコトよ…

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■ THRU TRAFFIC / 東北新幹線

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15年に急逝したギタリスト:鳴海博と、現在も作編曲家として活躍中の山川恵津子が、82年にリリースしたデュオ・ユニット:東北新幹線のワン&オンリー・アルバム『TRUE TRAFFIC』が、今また脚光を浴びつつある。07年の初CD化(紙ジャケ)に始まり、アナログ再発、シングル再発、再CD化(プラケ)と進んで、今回はサブスクリプション解禁。今では鳴海さんワークスの作品化も、超マニアというか研究家の方が中心になって進めていて、8月に7インチのアナログ・ボックス(後述)が限定発売される。でもまぁ、昨今のシティ・ポップ再評価で和製AORに開眼した人は、今はコレを知らないとモグリと言われるかも…

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■ MOONPIE

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ムーンパイ…? チョコパイとかエンゼルパイなら知ってるけど…、と思ったアナタ、貴殿はただの甘いモン好き(←自分)。このムーンパイは、レア・グルーヴ方面から発掘されたアフリカン・アメリカン1人を含む8人組大型グループ。オリジナル・ヴァイナルはディガー感涙の激レア盤で、AORファンにも好まれそうな洗練されたシティ・ソウルを聴かせてくれる。もちろんコレが世界初リイシュー! スティーヴィー・ワンダー、タワー・オブ・パワー、アース・ウィンド&ファイアーにスティーリー・ダンのカヴァーを演っていると聞けば、きっと誰もが興味をソソられるだろう。ちなみにシティ・ソウルのガイド本には載っておらず、解説を担当した不肖カナザワも、音を聴くのは今回が初めてだ。

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■ BURNIN' / BOB MARLEY & THE WAILERS

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な〜んか執筆でPCに向かっても集中力が上がらないし、身体も倦怠感でダルダル。スッキリ気分転換したいが、爆音でハード・ロックを聴く気分でもなく、そこで手にしたのがボブ・マーリー。直接 意識はしてなかったけれど、自分の中に、全米中で勃発している人種差別抗議デモへの共感が眠っているのだろう。ちょうどボブ・マーリー生誕75周年でもあるそうで、今月末には紙ジャケ盤11作がアンコール再発されるとか。カナザワはひと通り持っているが、手持ちの紙ジャケ/デジタル・リマスター盤シリーズは01年仕様。あぁ、Time flies...

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■ THE COMPLETE SUSSEX & COLUMBIA ALBUMS / BILL WITHERS

bill withers box

この新型コロナ禍の初期の頃、まだアメリカでは他人事だった時期に、持病の心臓疾患が悪化して逝ってしまったビル・ウィザース。ここでもすぐに追悼ポストを上げたけれど、今度は "Black Lives Matter" 運動の中で、再びビルの楽曲が浮上してきている。<Lean On Me>。ツライ時は僕を頼って、という信頼の歌だ。

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■ HOW SWEET TO BE AN IDIOT / NEIL INNES

neil innes 1st

ビートルズ・フリークには縁の深いボンゾ・ドッグ・バンドやラトルズ〜モンティ・パイソンで知られるニール・イネス。昨年末に亡くなった彼が、再編ボンゾ・ドック・バンド解散後の73年に発表した傑作1st ソロ・アルバムが、ようやくオリジナルに準拠する形で初CD化となった。タイトル曲はオアシスの有名曲<Whatever>の元ネタとして訴訟問題になり、共作クレジットになった経緯もある。

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Liner Notes

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Light Mellow 和モノ45 復活!

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■池田典代■
ガラスの虹/リトル・チャイルド(未発表曲)

yamagata_smile
■やまがたすみこ■
あの日のように微笑んで/ほろ酔いイヴ

paris match_saturday
■ paris match ■
Saturday/SILENT NIGHT

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■今井優子■
真夜中のドア〜Stay with me〜/TRUST YOUR HEART

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