Light Mellow on the web 〜 turntable diary 〜

音楽ライター:金澤寿和の音盤雑感記
This is Music Journalist : Toshi Kanazawa's Blog. Sorry for Japanese only.

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Reisssue

■ ON THE BEACH - Deluxe Edition - / CHRIS REA

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ビートルズ『ABBEY ROAD』に続いて、今日もデラックス・エディションのご紹介。…といってもコチラは今月末のリリースを先取りして。お題はカナザワが大好きで、ベスト盤のライナーを書いたこともある、地味ながらも滋味溢れる英国産AORアーティスト:クリス・レア。80年代後半〜90年代初頭に出した7作目『SHAMROCK DIARIES』からの計5作『ON THE BEACH』、『DANCING WITH STRANGERS』、『THE ROAD TO HELL』、『AUBERGE』が、すべての2枚組デラックス・エディションで再発されるのだ。そのうち、人気作にして日本での出世作でもある86年作『ON THE BEACH』が国内発売されることになり、その音源をひと足早く聴くことができた。

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■ ABBEY ROAD 〜 50th Anniversary -Super Deluxe Edition- / THE BEATLES

abbey road deluxe

ビートルズ『ABBEY ROAD』50周年記念の Super Deluxe Edition が我が家にも。ついでにタワーレコードのウェブサイトで展開中の『アビイ・ロード』50周年&映画「Yesterday」公開記念特集【○○××が選ぶザ・ビートルズセレクション】にもお声掛け戴き、アンケートに参加させていただきました(こちらを参照⇨金澤寿和(音楽ライター)が選ぶザ・ビートルズセレクション

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■ FAT CHANCE

fat chance

片や、AORレジェンドの一人に数えられるビル・ラバウンティ。片や、カーペンターズが77年に全米トップ40入りさせた<All You Get From Love Is A Love Song(ふたりのラヴ・ソング)>を筆頭にライチャス・ブラザーズやアート・ガーファンクル、グレン・キャンベル、キャプテン&テニールらに楽曲を取り上げられたスティーヴ・イートン。その2人を輩出したアイダホの6人組:ファット・チャンスの、72年のワン&オンリー作『FAT CHANCE』が、韓国 Big Pink で紙ジャケット再発され、その国内仕様盤が発売された。

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■ SATIN DOLL / BOBBI HUMPHREY

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引き続き【BLUE NOTE 80 WORKS】からもう1枚。BN-LA期を代表するファンキー&メロウなフルート奏者ボビー・ハンフリーの74年作。ブルーノートでの4作目にして、マイゼル兄弟とのコラボレイト第2弾。ドナルド・バード『BLACK BYRD』と並び称されるのは、前作『BLACKS AND BLUES』の方だけど、この辺りを軽く扱ったりクラブ・ネタに封じ込めてしまうフュージョン・ガイド本って、自分は信用できない。マイルス電化に始まるのはヨシとしても、その門下生(チック・コリアとかハンコック、マハヴィシュヌあたり)ばかり重視してソウル・ジャズの系譜を軽んじるのは、フュージョンの説明として片手落ちに等しいな。

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■ GREEN IS BEAUTIFUL / GRANT GREEN

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59歳になりました! たくさんのメッセージやコメント、どうもありがとうございます。別に誕生日が嬉しいトシでもないですし、今年は母親が逝ったり自分も入院したり、他にもイロイロあったので祝う気分ではないですが、還暦に向けてシッカリやるべきことをやっていかないと、と思っています。まずは現在 開催中のBillboard Cafe & Dinning とのコラボ企画のハイライト・イベント、Excellent DJ Evening を成功させないと! …というワケで、誕生日モードは facebook にとどめて、ココではいたって普通の展開を。

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■ LESLEY STEP LIGHTLY:Gm Recordings Plus 1974 -1982 / LESLEY DUNCAN

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先日ポストしたエルトン・ジョンの自伝的ミュージカル映画『ROCKETMAN』を見ていて、ポップス史に残る名ソングライター・コンビであるエルトンとバーニー・トーピンの精神的絆の強さを実感した人は多いと思う。でもその時、ふと脳裏をかすめたのは、この女性シンガー・ソングライター:レズリー・ダンカンのことだった。エルトンの3作目『TUMBLEWEED CONNECTION』(70年)に収録された<Love Song>が、彼女の楽曲だったからである。エルトンが外部ライターの曲を取り上げた例はごく少なく、しかもコレが初めてのことだった。

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■ DUANE & GREG ALLMAN

duane & Gregg allman

このところ、米国南部のスワンプ系をブログ・ネタにする比率が高い気がするが、思うにみんな、テデスキ・トラックス・バンドの好調ぶりにアテられてしまっているのだろう。彼らは先ごろ出演したフェスでエリック・クラプトン(デレク&ザ・ドミノス)の『LAYLA』を曲順通りに(ほぼ)フル・カヴァーし、その模様を公開して(詳細はこちら)、大評判を得ている。それに釣られるようにして、グレッグ・オールマンとディッキー・ベッツの息子同士で組んだバンドが活動を本格化させたりも。一方再発市場では、グレッグの名盤『LAID BACK』のデラックス盤が登場。日本では、オールマン・ブラザーズ・バンド結成前夜のデュエイン&グレッグがマイアミのレーベルに残した秘蔵音源が、オフィシャルCD化された。

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■ THE SPIRIT OF GLENCOE / GLENCOE

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こういうバンドを聴いていると、ジャンル分けなんてまったくナンセンスに思えるし、ごく狭いカテゴリーに捉われることがバカバカしくなってくる。このグレンコーなる4人組は、70年代前半のロンドンで活動していた、いわゆるパブ・ロック・グループ。その立ち位置を紐解いていくと、アヴェレイジ・ホワイト・バンドと出身母体が同じこと、主要メンバーが後にイアン・デュリー&ザ・ブロックヘッズに加入すること、そしてプロデューサーが意外にもベン・シドランだったことが浮かび上がる。

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■ PRESSURES AND PLEASURES +4・QUIET SKIES+3 / 松下 誠

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昨日に続き 松下誠の紙ジャケ・リイシューから、今度は名盤『FIRST LIGHT』の半年後に発表された 2nd『PRESSURES AND PLEASURES』(82年)と3rd『QUIET SKIES』(83年)をまとめて。ポップスにアプローチしてAOR的傑作を完成させ、一部で高く評価された誠さんだったが、もうそんなの何処吹く風。音楽的野心を追求すべく、オリジナリティの確立を目指して新しい道へと進み始めている。キング・クリムゾンに代表されるプログレ好きの側面に加え、ちょうど復帰して来日したマイルス・デイヴィスのライヴに遭遇。その影響がこの2作目に現れている。

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■ FIRST LIGHT +1 / 松下誠

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いま海外からのアナログ需要が最大級に膨らんでいる松下誠のJ-AOR大名盤『FIRST LIGHT』(81年)が、Bridge Inc からCD復刻。同じくムーン・レーベルに残した 2nd『PRESSURES AND PLEASURES』、3rd『QUIET SKIES』も同時リイシューとなった。すべて初めての紙ジャケット仕様。『FIRST LIGHT』は91年の初CD化以来4回目の再発で、他2枚は3回目。前回にあたる12年盤はカナザワが監修(発売はタワーレコード)させて戴き、3作品ともガッツリ本人インタビューを掲載してもらったが、今回はノータッチ。代わりに解説は、アッサリながらも、何と誠さんご本人が書いている。マスタリングも、これまでは初CD化時のデジタル・マスターを使って復刻されてきたが、今回はアナログのオリジナル・マスターに立ち返ってのデジタル・リマスターが基本(3rdを除く)。シングル曲やテープの状態が悪い箇所のみ、サブ・マスターなどを使って修復されているそうだ。

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■ SPATS

spats

マイアミはTKレーベル発の涼風ブルー・アイド・ソウル、スパッツのナイスなワン&オンリー作が、ULTRA-VYBE presents 名盤1000円シリーズで復刻されている。カナザワが解説を書いた07年の初CD化P-VINE盤、TKの発売元がULTRA-VYBEに移った17年盤(解説は書いてません)、そして今回はその廉価化と3回目のリイシューになるが、昨今のCD低迷の流れを見れば、これが最後になることは必定。グルーヴ好きのフリークは、あるうちに買うときやァ〜

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■ THE HEART OF A WOMAN / JOHNNY MATHIS

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米の国民的ポップス・シンガー:ジョニー・マティスの70年代中期作品が、再発レーベルのReal Goneから次々にCD復刻。ようやく、待ち望んでいたCDを手にすることができた。2〜3年前に、彼の作品を集大成した68枚組ボックスがリリース。米Columbiaに所属していた時代のすべてのアルバムがCD化され、アチラではそれなりに好評を得たようだ。でもマティスは黒人ながら、いわゆる王道のMOR(Middle Of The Road)シンガーゆえ、カナザワ的にはシティ・ソウルやAOR寄りの作品以外には興味が乏しく、そんな豪勢な箱モノにはとても手が出せない(貧乏だし…)。だから、お目当てのアルバムが切り売りされるのを密かに待っていたワケだ。

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■ RUNNING ON EMPTY(Remastered)/ JACKSON BROWNE

jackson browne live

待望久しいジャクソン・ブラウンの本人監修デジタル・リマスター再発。その第1弾として、『LATE FOR THE SKY』と並んで代表作とされている77年のライヴ盤『RUNNING ON EMPTY(孤独なランナー)』が先月発売された。以前、日本のワーナー・ミュージックからジャクソンの一連のアサイラム期作品の紙ジャケ/リマスター化が発表されたことがあったが、敢え無く発売中止に。関係筋に事情を訊いたところ、どうやらジャクソン自身から「待った!」が掛かったらしく、本人が関わらない形の独自リマスターはまかりならん!、というコトだったらしい。それなら早く進めてよ、と思うが、すっかり忘れかけた頃にこうしてリマスター盤が届けられたのである。他のアルバムも順次登場するのかどうかは不明ながら、ハイレゾも聴けるハイブリッドMQA-CD方式で再発されたばかりの『LATE FOR THE SKY』より、正直 やはりジャクソン本人監修によるコチラのリマスターに食指が動いてしまうな。

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■ LASTING IMPRESSIONS / DELIVERANCE

deliverance

前回ポストに続き、韓国 Big Pink 発の紙ジャケット国内仕様盤をピックアップ。このデリヴァランスは、独在住のカナダ人ファミリーを中心としたクリスチャン・ロック系グループ。76年にカナダのクリスチャン・レーベルからデビューし、この78年作『LASTING IMPRESSIONS』が3枚目のアルバムとなる。翌年のラスト・アルバム『TIGHTLOPE』は、拙著『AOR Light Mellow Remaster Plus』(01年)にも掲載。原書の『AOR Light Mellow』に掲載していないのは確か、激レアだったのとバンドの正体がよく分からなかったからだと記憶するが、今では周辺事情も明らかになった。彼らが4枚もアルバムを出していたことは、当時は掴みきれなかったよ。

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■ KEEP YOUR HAT ON / THE JESS RODEN BAND

jess roden band

英国の実力派ロック・シンガーで最も過小評価されている男、ジェス・ローデン。アラン・トゥーサンのプロデュースによる1stソロ『JESS RODEN』(74年)は、ブルー・アイド・ソウル好盤としてそこそこ知られていると思うが、2nd『THE PLAYER NOT THE GAME (愛の狩人)』(77年)がサバービア誌に載ったのをイイことに、80年のソロ3作目『STONECHASER』を拙著『AOR LIGHT MELLOW』で紹介した。それが今から20年前のこと。当時は否定的意見もあったが、ジェスをAORシンガー的に扱ったのは、多分アレが初めてだったろう。

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■ OOH CHILD ~ The Columbia Years / VALERIE CARTER

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エルダー層のウエストコースト・ロック・ファンにアイドル的人気を持つヴァレリー・カーター。最近も生前に遺していた未発表音源が『THE LOST TAPES』としてCD / LPで再発されたが、今度は英Cherry Red 傘下のレーベル Cherry Tree から、Columbia時代の2作品『JUST A STONE’S THROW AWAY(愛はすぐそばに)』(77年)と『WILD CHILD』(78年)をまとめた2in1がリリースされた。

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■ MORNING - Deluxe Edition - / 小坂 忠

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6月半ばにデラックス・エディションで再発されていた小坂忠の76年作『CHEW KOSAKA SINGS』、77年作『MORNING』の2作。忠さんといえば、何を差し置いても75年の『HORO』というワケで、何度もリイシューされたり、ヴォーカルだけリテイクした『HORO 2010』なんてもの出ている。でも個人的には、ショーボートからの2作目となる『MORNING』もメチャメチャ好き。それこそ天邪鬼の本領発揮で、『HORO』よりも聴く機会が多いほどだ。

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■ GREATEST HITS Vol.1・Vol.2 / ELTON JOHN

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昨日のポール・マッカートニーに続いての大物連パツ。この8月23日に自伝的映画『ロケットマン』が公開されるのに先駆けて、エルトン・ジョンのデビュー50周年にかけた初期スタジオ・アルバム&ベスト盤 13作(69年〜77年)が紙ジャケット/SHM-CD仕様で復刻された。上掲はその再発ベスト盤『GREATEST HITS』(74年)と、『GREATEST HITS VOLUME II(フィラデルフィア・フリーダム)』(77年)である。

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■ BACK TO FRISCO / HONEY & B-BOYS

honey&bboys

今日のご紹介は、パイパー『LOVERS LOGIC』リイシューに連動しての、HONEY & B-BOYSのワン&オンリー作『BACK TO FRISCO』再発。これも拙監修 “Light Mellow's Choice” から31日に発売となるが、先のパイパー再結成ライヴでは先行発売されていた。遅れてきた村田和人ファン、PIPERファンには馴染みが薄いところかもしれないけれど、このHONEY & B-BOYSは、村田和人とPIPERの山本圭右(村田バンドのギタリストでもある)が中心になり、まだソロ・デビュー前の平松愛理(当時は絵里)と西司を加えた4人組ユニット。元々は村田・山本のデュオとして話が始まったものの、それも今更…、ということで、ド新人の2人が参加したそうである。平松は一般公募ながら、既に森俊之(kyd)や古川正義(g)と ERI & Wonderlast というバンドを組んでいて大阪では有名。西も関西を拠点にしていて、村田と繋がりがあったらしい。

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■ LOVERS LOGIC / PIPER

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先日14日の『PIPER 2019 SUMMER レコ発 LIVE @ 目黒 Blues Alley Japan』(詳細こちら)にて先行発売されていたパイパー5作目にしてラスト・アルバム『LOVERS LOGIC』のリイシューが、いよいよこの31日に一般発売。カナザワ監修“Light Mellow's Choice” シリーズからの復刻でもあり、このタイミングでシッカリ紹介しておきたい。

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