Light Mellow on the web 〜 turntable diary 〜

音楽ライター:金澤寿和の音盤雑感記
This is Music Journalist : Toshi Kanazawa's Blog. Sorry for Japanese only.

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棚からpick!

■ TED NUGENT

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引き続き、レコードコレクターズ誌8月号の特集『70年代ハード&ヘヴィ・アルバム・ランキング』の執筆関連ネタから。これも現段階では、掲載ランキングに入ったか否かは伏せておくが、超久々に聴き直し、こういうエンターテイメント性の高いおバカなハード・ロックは、たまに聴くとキモチいいなぁ〜と。ブリティッシュ勢はどうしても湿ったり暗くなるが、アメリカ勢はカラリとドライ。キッスやアリス・クーパーなど、笑いながら周りを蹴散らしていく豪快な疾走感がある。デヴィッド・リー・ロス在籍時のヴァン・ヘイレンも、また然りで。

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■ BRIDGE OF SIGHS / ROBIN TROWER

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横浜アリーナでの角松敏生 40th Anniversary Live の余韻を引きずりつつ、レコードコレクターズ誌8月号の特集『70年代ハード&ヘヴィ・アルバム・ランキング』の執筆。既にランキング選出は終えていて、編集部でトップ100を集計。そこに入ったアルバム・レビューを25人の選者が執筆する段である。もちろんそこに書いたネタは、レココレ誌の発売を待ってそちらでお読みいただくとして、ココではその企画に触発されて聴いたネタを。自前ランキング候補はすぐに50組くらい挙がったけれど、アーティストによってはどのアルバムを選ぶか、それをどうやって所定の30枚に絞り込むかに悩み、結構いろいろと聴き漁った。現段階ではまだ、本ランキングに入ったか否かも伏せておきます。

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■ A TIME 2 LOVE / STEVIE WONDER

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この何日か、新旧数枚分のアルバムのライナー執筆に時間を割かれている。その中で、自分的にメイン・イヴェント的存在になっているAOR系大物シンガーの新作ライナー用インタビューの中で、スティーヴィー・ワンダーの話が出てきた。まだ情報公開前なので名前を伏すが、そのシンガーがアルバムの中でスティーヴィーのことを歌っているのだ。それもあってか、インタビューの中で彼がスティーヴィーについて言及した。

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■ SAMURAI SAMBA / YELLOWJACKETS

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今回もAORディスクガイド制作中お悩み日記(?)、そのクロスオーヴァー〜フュージョン編。産業ロックやソウル/R&Bと違ってインストゥルメンタルが中心なので、基準はより明快だが、それでもひと筋縄ではいかない。楽曲単位ではなく、アルバムをレビューのベースにしているからだ。

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■ AS ONE / KOOL & THE GANG

kool & the gang_as one

AORディスクガイド制作中お悩み日記(?)、2日間の産業ロック編に続いてはソウル〜R&B編。もっともコレは、20年前のオリジナル『AOR Light Mellow』の時に、ひとつの指針を立てている。リオン・ウェア82年作やディオンヌ・ワーウィック『FRIENDS IN LOVE』、フィニス・ヘンダーソン、スティーヴー・ウッズ、レスリー・スミスといったブラックAOR系は迷うことなく掲載した一方で、その指針を頼って、キューバ・グッディング1st や ビル・ウィザーズ『WATCHING YOU WATCHING ME』など、本来はAORにはカテゴライズされないシンガーも一緒に載せた。それなりに異論はあったと思うが、AOR解釈の幅を広げた点では、結構意義のあった判断だったと自負している。

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■ FREEDOM AT POINT ZERO / JEFFERSON STARSHIP

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前回のハートのポストがキッカケになって、一部で ちょっこし AOR v.s.産業ロック論争が起きている。中には、カナザワを産業ロック否定派として受け止めていた人もいた様子。でもそれは違うのよ。TOTOあたりを分水嶺に違いがあると言ってはいるが、そもそもが地続き。左右の差はあっても、上下はない。あるとすれば、好みの深さ、もしくは発言の立ち位置の違いだろう。

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■ BRIGADE / HEART

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産業/アリーナ・ロックの大物バンド、ハートの通算10作目のオリジナル・アルバム。発表は90年。既にデビュー時のラインアップは瓦解していて、アンとナンシーのウィルソン姉妹、ギターのハワード・リースのみ在籍。ベースはジョ・ジョ・ガンやスピリット、ファイアフォールを渡り歩いたマーク・アンデス、ドラムはモントローズ〜ガンマ〜カヴァーデイル・ペイジ〜ホワイトスネイクのデニー・カーマッシに代わっている。このメンバーになったのが、デヴィッド・ペイチやスティーヴ・ポーカロ、ジョナサン・ケインなどが参加した83年作『PASSIONWORKS』から。でも第2期黄金期と言える再ブレイクを果たしたのは、キャピトルへ移籍後の85年作『HEART』から。タイトルで分かるように心機一転、自作曲にこだわらず、外部ライターの楽曲を積極的に取り入れて、見事に復活を果たしたのだ。

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■ WHITESNAKE / DAVID COVERDALE

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ちょっと煮詰まった時は自分のルーツに回帰、というコトで、デヴィッド・カヴァーデイルが77年にリリースした1st ソロ・アルバム『WHITESNAKE』。今ではすっかり彼のバンドとして有名になり、全米No.1ヒットまで出しちゃったけれど、オールド・ファンが最初に接したホワイトスネイクは、バンド名ではなく、このアルバム・タイトルだった。プロデュースはロジャー・グローヴァー、ベーシック録音はイアン・ギランが所有するキングスウェイ・スタジオ、そして発売元がパープル・レコード。まさにファミリー総出のソロ・デビューだった。

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■ MINT JAMS / CASIOPEA

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昨日ポストした『レコードコレクターズ誌3月号〜アルファ・レコード特集』にちなんで、アルファのクロスオーヴァー/フュージョン路線の旗頭だったカシオペアを。自分が一枚セレクトするなら、圧倒的に『MAKE UP CITY』(80年)なのだが、今はその2作後のコレ『MINT JAMS』が旬らしい。82年2月末にライヴ・レコーディングされ、その3ヶ月後には早くもレコ屋店頭に。まさに採り(録り)たてホヤホヤの実況盤。基本ダビングはナシで、オーディエンスの拍手や歓声は(ほぼ)すべてカット。その一方で演奏にリヴァーブをかけたり、エフェクトを使って空間演出をしている。

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■ INCREDIBLE / SCHERRIE PAYNE

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昨日のメリー・ウィルソンの訃報にちなんで、メリーと共にダイアナ・ロス脱退後のシュープリームス最後のメンバーだったシュリー・ペインの、ワン&オンリーとなる87年ソロ作を。グループ解散後の79年に、もう一人のメンバーだったスゼイー・グリーンと組んで、シェリー&スゼイー名義のアルバムを出したが、そのあとは単発的にインディーからシングルを出したり、時折スタジオ・セッションに参加する程度。そんな中で87年、ジェイムス・イングラムの弟フィリップ・イングラム(ex-SWITCH)のソロ・シングル<On And On>(87年)でのデュエットが多少知られている。昨日も書いたように、シュリーは元グラス・ハウスのリード・シンガーで、フレッダ・ペインの妹だから、似たような経歴の実力派シンガー同士のデュエットだな、と思っていた。

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■ CASINO LIGHTS II / VARIOUS ARTISTS

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既に Facebookではインフォしてますが、人気ミュージカル俳優にしてシンガー・ソングライターの 石井一孝クンが 大阪の FM COCOLO 765 で喋り倒している番組『Midnight Treasures』にお邪魔して、AORについて大いに語り合ってきました。それが来週オンエア。実は彼とは、もう25年以上に及ぶAORマニア仲間としての濃厚な付き合いがあり、かつては互いの家を行き来した間柄。それこそ、カナザワの音楽ライター・キャリアよりも長い。だから話もチョ〜〜〜〜濃ゆい😅😅😅。話してきたのは、2人の付き合いに始まり、昨年出したディスクガイド『AOR Light Mellow Premium 01』のこと、そして大好評を呼んでいるAOR系CDの廉価再発企画『AOR Light Mellow 1000』についてなど。

  【Midnight Treasures】
FM COCOKO 765 2月9日(火)深夜24:00〜 
Radio Premiumなら全国どこからでも聴視可能。

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■ FOOTLOOSE / ORIGINAL SOUNDTRACK

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ある教育関係企業が発行する出版物に単発の音楽コラムを寄稿するコトになり、70〜90年代洋楽シーン全体を俯瞰する作業を進めている。MTVが始まった80年代からPVが重要なプロモーション・ツールになり、サウンドトラックとの連動ヒットが急に増えるが、その代表格のひとつがコレ、84年の『FOOTLOOSE』。ちょうどSNSでもちょっとした話題になってたりして…。映画そのものはどうというコトのない青春映画だったけど、サントラ盤だけは米国ポップ史に残るヒット満載で。

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■ THERE GOES THE NEIGHBORHOOD / JOE WALSH

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産業ロックや都市型ソウルとAORの境目が曖昧なように、ウエストコースト・ロックとAORの境界も在ってないようなモノ。広く言えば、そもそもAOR自体がウエストコーストと言われる(例えば東海岸産であっても)ことも多いワケで。それでも自分の中には何となくテイストの違い、ニュアンスの差があって、やっぱりウエストコーストは弾き語りでも成り立つスタイルがベース。たとえバンドが付いても、ソウルやジャズのエッセンスが薄く、真っ当な8ビートが中心になる。それゆえジャクソン・ブラウンや全盛期のリンダ・ロンシュタットは、AORには数えない。でも一方で70年代半ば以降のジェイムス・テイラーは、むしろ積極的に入れている。それはJ.T.のスタイル変遷を考えれば分かるところで、既に『AOR LIGHT MELLOW PREMUIM 01』で明らかにした。

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■ ROSS / DIANA ROSS

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モータウン系アーティストを続けて。可憐な歌声のダイアナ・ロスは、もともとシュープリームス時代から黒人音楽のクロスオーヴァー・ヒットを狙うモータウンのシンボルのような存在だったが、ソロになってそれに拍車が掛かり、特にバラードで多くのヒットを放った。1枚選べと言われたら、シックと組んだ80年作『DIANA』が個人的なフェイヴァリット。でもAOR路線なら、まずはTOTOがほぼ全員参加した77年作『BABY IT'S ME』か。レイ・パーカーJr.やマイケル・オマーティアン、リー・リトナー、トム・スコットらが参加し、スティーヴィー・ワンダー、トム・スノウ、メリサ・マンチェスター、キャロル・ベイヤー・セイガーなどが楽曲提供している。

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■ ONE HEARTBEAT / SMOKEY ROBINSON

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昨年 音楽ファンの間で話題になった映画『HITSVILLE:MAKING OF MOTOWN』に登場し、モータウン創設者ベリー・ゴーディJr.と共に大いに語っていたスモーキー・ロビンソン。日本ではスティーヴィー・ワンダーやマーヴィン・ゲイ、ダイアナ・ロス、ジャクソン5といったトップ・スターに人気が集中しているが、看板アーティストの一人というだけでなく、実はモータウン全盛期の副社長であり、多くのヒット曲を書いたソングライターでもあったスモーキーを蔑ろにしてはイケナイ。しかもあのワン&オンリーのユニークな歌声。本当はもっともっとリスペクトされて然るべき存在なのだ。

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■ TURNSTILES / BILLY JOEL

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制作中のガイド本『AOR Light Mellow Premium 02』に掲載するアルバム選考中。この手のガイドを作るのに、一番手間が掛かるのはもちろん執筆だけれど、実際のキモは、何(誰)を載せるかと、選んだ作品をどう見せるか。購入してくれた人も、紹介文を読み込んで意図を理解してくれる人は意外に少なく、パラパラとページを繰って何が載っているかで判断されがち。個人的に一番ツマラないと思っているのが、アルファベット順での掲載で、折角ひとつの斬り口でチョイスしたものが、時間の流れや当時の空気、先行アーティストや周囲の影響など反映できずに辞書のようなカタチになってしまう。アーティスト個々の進化や変化は理解しやすいものの、それは今ならネットの音楽系データベースを当たれば簡単に分かる。収録曲や参加ミュージシャンといった作品情報も、また然り。それより何より、当該作をオンタイムで享受した者にしか伝えられないコトが、他にもたくさんあるハズなのだ。

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■ YOU HARDLY KNOW ME / TOM GRANT

tom grant

クロスオーヴァー/フュージョン、コンテンポラリー・ジャズのピアノ・プレイヤーとして活躍するトム・グラントの81年盤2nd。もっとも1作目『MYSTIFIED』はオランダの新興ジャズ・レーベル:タイムレスからの発売で、日米では未発売。カナザワがトム・グラントを知ったのは、ジャケにひらがなで “ねこ” と書かれた84年作『HEART OF THE CITY』が最初(ネコっぽい顔なのヨ)で、タイムレス盤の存在は最近まで知らず、ずっとこのWMOT盤『YOU HARDLY KNOW ME』がデビュー作だと思っていた。

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■ HEADIN' HOME / GARY WRIGHT

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スプーキー・トゥース出身で、デヴィッド・フォスターのシンセサイザーのお師匠さん的存在、フォスター&フレンズのライヴにも出演していたゲイリー・ライトの、79年発表6作目のソロ・アルバム。先日アル・スチュワート『24 CARROTS』を聴いていて、王道AORから若干外れた英国のAOR周辺アーティストに思いを巡らして、ふとこのアルバムを聴き直した。『AOR Light Mellow Premium 01』には、出世作の3作目『DREAM WEAVER』(75年)を掲載したが、そのヒットでシンセ・オーケストラによるスペーシーな音作りが半ばゲイリーのシグネイチャーとなり、逆に自由度が乏しくなってしまうハメに。結局アルバム2枚を挟んでその呪縛から解き放たれ、豪華ゲスト・メンバーを迎えたこのアルバムで、本来のバンド・サウンド志向に戻った。クルーザーのデッキで陽を浴びる日焼けしたゲイリーは、まさにその音を体現している。

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■ STUFF

stuff

年内最後の締め切りに向け、スタッフ作品群を傾聴中。ご存知のようにスタッフは、一世を風靡したフュージョン・グループだけど、個人的にはこのフュージョンというカテゴリーを彼らには当て嵌めたくなくて…。便宜上使っているが、どうもこの言葉の裏には、音楽性よりテクニック至上主義がはびこっている気がしてしまう。使うなら、クロスオーヴァーの方がシックリくるな。音楽用語的には同義語として使われるが、異種混交の進行プロセスに違いがあり、その試行錯誤とプレイヤーの個性のせめぎ合いこそがこのジャンルの面白さと思っている。演奏スキルは、あくまで音楽表現のツールのひとつなのだ。

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■ RUMOURS / FLEEETWOOD MAC

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いま全米アルバム・チャートで信じ難いコトが起こっている。フリートウッド・マックの代表作『RUMOURS(噂)』(77年発表)が再びチャート・インし、実に42年ぶりにトップ10入り(第7位)しているのだ。その直前、エディ・ヴァン・ヘイレンの死が大きなトピックになったばかりだが、最もネタにされて再浮上したヴァン・ヘイレン1stアルバムでさえ、30位止まり。それがトップ10に返り咲きというから、どれほどスゴイことかと想像できると思う。

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◆リリース一覧はココから◆

Light Mellow ANALOG
Liner Notes
LIVE Light Mellow Vol.4
● 開催決定! LIVE Light Mellow Vol.4 ●

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2021年11月6日 (土) 16:00/16:30
こくみん共済coopホール スペース・ゼロ
【出演】ブレッド&バター
芳野藤丸 feat. SHŌGUN
paris match
ジャンク フジヤマ
SPARKLING☆CHERRY
【料金】 6,800円(税込)
詳細はこちらから
Light Mellow 和モノ45
LM和モノ45_logo
●8/28(土)開催 CITY POP on VINYL 2021 に7インチ・シングル5枚をエントリー●


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■マザーグース『貿易風にさらされて single ver / album ver』
■大橋純子『テレフォン・ナンバー / ブックエンド』
■ スーパー・パンプキン『カリプソ・レディ / フレッシュ・レモネード』
■井上忠夫『ビロード色の午後 / DANCING SHADOWS』
■ ジャンク フジヤマ『SPARKLE / 秘密』

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