Light Mellow on the web 〜 turntable diary 〜

音楽ライター:金澤寿和の音盤雑感記
This is Music Journalist : Toshi Kanazawa's Blog. Sorry for Japanese only.

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DVD

■ JOURNEY THROUGH TIME / NEAL SCHON

neal schone_journey time

5月に出たライヴ映像作品、ニール・ショーン『JOURNEY THROUGH TIME』をようやく。これは現行ジャーニーの唯一の結成メンバーであるギターのニール・ショーンが、グループに所縁のあるメンバーたちとジャーニーの歴史を振り返るようなプロジェクト。目玉的には、今はもうステージで披露されることがない初期ナンバーを演奏することか。ニールと共にジャーニーを立ち上げたグレッグ・ローリー(kyd, vo)、再編ジャーニーに貢献したディーン・カストロノヴォ(ds,vo)らが参加し、18年2月にサンフランシスコで行われたベネフィット・ショウに出演した時のパフォーマンスが収録されている。ベースのマルコ・メンドーサは、カストロノヴォと共に、ニールが05年に組んだソウル・サーカスの元メンバー。

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■ LIVE AT KNEBWORTH '76 / LYNYRD SKYNYRD

lynyrd skynyrd_knebworth 76

5日に訃報をお伝えしたばかりのレーナード・スキナードのギタリスト、ゲイリー・ロシントン。虫の知らせ、とでも言うのだろうか。実は今年に入って、ウォーキングの時にチョクチョク レーナード全盛期のアルバムを聴き直していて。その流れで、ゲットし損ねていた『LIVE AT KNEBWORTH '76』(21年発表)を少し前に海外バイヤーからポチって。それがゲイリーの訃報を挟んで到着した。う〜ん、なんと言うタイミングなのか…。

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■ LIVE IN CONCERT AT LOLLAPALOOZA / JOURNEY

journey_lollapalooza

ジャーニーのライヴ映像作は、スティーヴ・ペリー期もアーネル・ピネダ期も複数ずつ持っているので、そろそろお腹いっぱい。昨年リリースされた11年ぶりのニュー・アルバム『FREEDOM』でも目新しさはなく、バンド周辺ではゴタゴタ続き。もう進化はないだろう、映像作品が出ても不要かな…、と思っていた。が、コレが、かつてなかった7人編成でのパフォーマンスだと知って、思わずポチリ。メンバーはアーネル、ニール・ショーン、ジョナサン・ケインに、ナラダ・マイケル・ウォルデンとディーン・マストロノヴォのダブル・ドラム、ベースにマルコ・メンドーサ、そしてサポート・キーボードのジェイソン・ダーラトカ、という布陣で。

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■ 映画『WHITENEY HOUSTON 〜 I WANNA DANCE with SOMEBODY』

whitney houston

X'mas? 我が家は夕食にケーキとチキンが出ただけで、ほとんど通常営業。X'masらしいコトといえば、facebookで先に紹介したように、先日 産経新聞のWeb版から『クリスマスに聴きたいシティポップ』というテーマで取材を受けて、以下に記事が載っているが…。

『クリスマスに聴きたいシティポップ11選(前編)』〜山下達郎より切ない大失恋ソングも 
『クリスマスに聴きたいシティポップ11選(後編)』〜愛の祈りはミポリンより情熱的に 

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■ SPARKS BROTHERS

sparks bros.

レビュー原稿入稿からの映画鑑賞、相方熱望の『シン・ウルトラマン』、だったらついでにと『スパークス・ブラザーズ』。家からクルマで小1時間のシネコンで両方続けて観られる、ってんで。『ウルトラQ』から『帰ってきたウルトラマン』ぐらいまでリアルタイムで観ていて、エースの時に突然登場した兄弟構想にゲンナリした世代なので、『シン…』には正直 あまり期待してなかったが、まぁ、こんなモンかと。後半の無理繰りな展開にはビックリしたけど、妙に現実的な設定が多かったのは面白かった。シュッとしたプロポーションのメフィラスには、さすがに苦笑するしかなかったが…。外星人と日本政府が交渉する様は、今回は登場しないメトロン星人とウルトラセブンによる夕暮れの四畳半会談を思い出した。

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■ 『CITY POP POSTER FLYER EXHIBITION』 + 『SUZI Q』+『LAUREL CANYON』

suzi qlaurel canyon

ゴールデン・ウィーク中ほぼ仕事だったので、最終日は締切をチョイと脇に置いての家庭サーヴィス。相方のリクエストで、プロデューサー井出靖さん主催の『CITY POP POSTER FLYER EXHIBITION』@代々木公園近くのGrand Galleryからの、音楽映画2本立てスージー・クアトロ『SUZI Q』と『LAUREL CANYON(ローレル・キャニオン〜夢のウエストコースト・ロック)』@ヒューマントラストシネマ渋谷と、なかなかに充実の半日。続きを読む

■ US + THEM / ROGER WATERS

roger waters_us+them DVD

今日は1日PCに向かい合っていたので、気分転換にコレ。一昨年暮れのマスコミ試写会で観ることができたので、blu-rayは買うだけ買って実は観てなかった。でも今月末に、ピンク・フロイドの1990年、伝説のネブワース・コンサートのライヴ盤が出るというので、今一度観ておこうと。すると試写会時には映像のド迫力に押されてよく見えていなかった部分が、今度は手に取るように分かってきて。「遅ぇーヨ」というご指摘は、甘んじてお受けします…

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■ LIVE IN CONCERT - THE 24 KARAT GOLD TOUR / STEVIE NICKS

stevie nicks live

1月にポロッと出ていたらしいスティーヴィー・ニックスのライヴ盤。14年に発表されたスタジオ・アルバム『24 KARAT GOLD: SONGS FROM THE VAULT』をフィーチャーしたステージで、ワールド・ツアーは結構日が経った16年10月からの1年間。収録されたのは、17年3月に行われたUSインディアナポリスとピッツバーグの2公演となる。リリースは2CD、2CD+DVD、2Vinyl、Blu-rayの4形態にサブスクなどのデジタル・リリース。自分はジックリ悩んでBlu-rayをゲットした。最近ベテランに多い BMG Rights Management 発なので、今のところ日本発売の予定はない。

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■ CHAR 2013 LIVE at EX-THEATER ROPPONGI / CHAR

char 2013 live

これは嬉しいライヴ映像作品のリリース。Charが13 年12 月にEX-THEATER ROPPONGIで開催したスペシャル・ライヴ3days、その最終日の模様を丸ごと収めた映像作品である。セットの内容は、1st〜3rdまでの初期作品の再現。最近のCharのライヴなんてまったく観てないが、自分は初期Charに思い入れが強いから、「これは観ておかないと!」と動いたものの、時すでに遅し。チケットはほぼソールドアウト、かろうじて入手できそうな日は自分のスケジュールが合わずで、泣く泣く断念したライヴだった。

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■ LIVE AT THE ROYAL ALBERT HALL / CAMEL

camel_royal albert hall

ここ何ヶ月か ずーっと書き進めていたディスクガイド『AOR Light Mellow』20周年プロジェクトの第1弾が脱稿目前ということで、気持ち的に少し余裕。他にも締切間際の仕事があるものの、風呂上がりにビールも呑んじゃったし…、というコトで、早く観たくて仕方がなかったキャメルのBlu-Ray『LIVE AT THE ROYAL ALBERT HALL』を。収録は2018年9月の『MOON MADNESS』再現ツアーのハイライト、ロンドンのロイヤル・アルバート・ホール公演。その少し前、同年5月のジャパン・ツアー(@クラブチッタ川崎)を観に行って、イイに気分になったのを思い出すな。

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■ HOMECOMING / CHAKA KHAN

chaka khan_homecoming

チャカ・カーンの新作は、地元シカゴで収録されたライヴ『HOMECOMING』。3月に出ていたが、国内発売がないらしく、まったくと言っていいほど話題になっていない けれどチャカ好きならゲットして損はない充実の内容。知り合いはチャカ初の公式ライヴ盤として紹介していたけれど、映像(何故かDVDのみ)も同発で、収録も少し多いようだから、ココは映像作品として。どうせCDの音は、映像版の切り出しだろうし…。

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■ LIVE AT MONTREUX JAZZ FESTIVAL 1980 / 松岡直也 & WESING

naoya matsuoka@montreux1980

これは待望 松岡直也&ウィシング@ライヴ・アット・モントルー1980 の映像版の登場だ。ライヴ・アルバムはすぐに2枚組で出て、当時から愛聴していたが、40年も経っての映像版お見えには、ちょっと意表を突かれた感じ。時間的余裕がないので、1〜2曲だけ拾い見するつもりが、グイグイと引き寄せられて、結局フルに90分超。あちゃ〜、やっちまったヨと思いつつ、心はシッカリ高揚している。

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■ ROGER WATERS 『US + THEM』・PINK FLOYD『DELICATE SOUND OF THUNDER』

roger waters_us+thempink floyd perfect live

ロジャー・ウォーターズ『US + THEM』と本家ピンク・フロイドの『光〜PERFECT LIVE!(2019リマスター)』の映像版。共にこの11月末に一夜限定のプレミア上映があるので、チケットを買って観に行く予定にしていたら、運良くマスコミ向けのダブル試写会にお誘い戴いたので、そそくさと市ヶ谷六番町のソニーへ。先日から風邪をひいてしまい、少し頭がボーッとしていたが、どちらも圧巻の映像スペクタクルにドップリ引き込まれ、それぞれ約2時間、時が経つのも忘れて完全に見入ってしまった。

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■ BLUE NOTE RECORDS - BEYOND THE NOTES

blue note_movie

音楽ファンにはお馴染みのジャズ・レーベル、ブルーノート。その80年の歴史を追ったドキュメンタリー映画『BLUE NOTE RECORDS - BEYOND THE NOTES(ブルーノート・レコード 〜 ジャズを超えて)』を、渋谷東急文化村 ル・シネマで観た。ちょうど割引がある曜日とあって、お勤め帰りの音楽ファンでかなり盛況。ただし観た印象としては、ある程度ブルーノートに対する予備知識がないと、内容を理解するのは難しいかも、という感想を持った。

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■ LIVE AT MONTREUX 1973 / CAROLE KING

carole king_montreux73

やっと…、ホントにやっと出た。キャロル・キングがアルバム『FANTASY』発表直後に出演した、スイスはモントルー・ジャズ・フェスティヴァルでのライヴ映像。このリリース・インフォが日本の音楽シーンを駆け巡ったのは、まだホンの1ヶ月ほど前の3月上旬のことである。でも実を言うと、「キャロル・キングのモントルー・ライヴの映像が出せるかもしれません」と関係者から耳打ちされたのは、なんと今から10年以上前のコトだった。

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■ LIVE AT THE RAINBOW '78 / FOREIGNER

foreigner_rainbow 78

最近やたらと目につく隣接権/ハーフ・オフィシャル物のライヴCDや映像作品。元々はオンエア用に録られているケースが多いから、音質や画質はそこそこだったりする。でも中には完全にブート・レヴェルだったりするものもあるそうだし、そもそもアーティストにとっては有難くないシロモノだったりも。もちろんこのフォリナーの映像は正規のモノだけど、古い記録なだけに、思わず音と映像のクオリティが気になってチェックし始めた。ところが気がついたら、70分超、フルで観てしまってたりして…

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■ 40 TOURS AROUND THE SUN / TOTO

toto_40 tours blu-ray

40周年記念ツアー『40 TRIPS AROUND THE SUN TOUR』での来日を目前に控えたTOTOの最新ライヴ映像が到着。日本公演の予習的に目を通した。収録されたのは、昨年のヨーロッパ・ツアーから、3月に行われたオランダ・アムステルダム公演にて。25周年ライヴも同じアムステルダムでのライヴだったから、よほどお気に入りの地なのだろう。スティーヴ・ルカサーのMCによれば、TOTOの楽曲が世界で最初にチャート首位を記録したのが、このオランダだったとか…。

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■ LIVE AT MONTREUX 1991 / TOTO

toto montruex
TOTOが91年にモントルー・ジャズ・フェスティヴァルへ出演した時のライヴ映像が、ようやくオフィシャル・リリースされた。この出演時の模様は、過去にTVなどで断片的に紹介されていて、ファンにはそこそこ知られていたと思う。ところが映像自体の権利がモントルー主催側にあるため、商品化の動きは鈍かった。しかしご存知のように数年前から、モントルー側がこの歴史あるフェスの膨大な映像のアーカイヴに着手。これをスティーヴ・ルカサーがプロデュースする形で、ようやく商品化が実現した。

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■ LIVING IN THE MATERIAL WORLD / GEORGE HARRISON

 
george_movie世間は3連休の中日。でもこちとらは、正月も恒例行事をこなしただけで、ずーっとアース・ウインド&ファイアーの原稿書きにドップリ。この3連休も、せいぜい買い物と外食に出るくらいだろう。でも少しは相方に付き合わないと…、というコトで、しばしカウチポテト状態でジョージのドキュメンタリー映画を観た。実は5000セット限定という、未発表音源CD付きのコレクターズ・エディションを予約して買っていたのヨ



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■ THE NORTH SEA JAZZ FESTIVAL 2002 / GINO VANNELLI

gino_northseaいよいよ13年ぶりの来日が目前に迫ってきたジノ・ヴァネリ。そのタイミングに合わせるかのように、オランダのハーグで行なわれる恒例イベント【ノース・シー・ジャズ・フェスティヴァル】にジノが出演した02年のライヴ映像が、最近になって突然発売された。しかも激安価格だったので、カナザワも早速購入。ハワイ仕事の合間にちょっとサワリだけ観るつもりだったのに、余りのカッコ良さに、ふと気がついたら最後まで…

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タンジェリン
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カメラ・ソウル
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クリス・スミス / ROOM INSIDE MY HEART
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トリスタン/ SEVEN
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LAVA / X
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メイヴァ・ボーザキオン / LOVIN' TRUTH
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●ギターマガジンWEB に連載スタート。
『職人ギタリストで斬る名盤セレクション [邦人編]』
第1弾は山下達郎初期作で知られる椎名和夫の参加10作。 guitar_maga 2312

●ALFA MUSIC公式note、【アルファミュージック考現学】に寄稿しています。
ALFA+アルファ〜リアル・クロスオーヴァー進化論
最新更新は佐藤博の代表作『awakening』。
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