Light Mellow on the web 〜 turntable diary 〜

音楽ライター:金澤寿和の音盤雑感記
This is Music Journalist : Toshi Kanazawa's Blog. Sorry for Japanese only.

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■ SOFT FOCUS / JOEL SARAKURA

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約1年半ぶり、いま籍を置くレーベル、
独レジェール・レコーディングスからの4作目は、
まさにレジェール人脈の縮図のような一枚。
前作『ISLAND TIME』で濃厚なコラボを展開した
フィル・マーティンに加え、満を辞して
ショーン・リー(ヤング・ガン・シルヴァー・フォックス)が参加。
AOR〜ヨット・ロック的メロウ感を増幅させつつ、
広くポップに訴求したキャリア最高傑作が誕生した。


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■ Light Mellow meets TOKYO CITY MUSIC feat. クニモンド瀧口 @ 下北沢 3313 アナログ天国 Event Report

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Light Mellow presents 【 Light Mellow meets TOKYO CITY MUSIC feat. クニモンド瀧口 (RYUSENKEI / 流線形)】@下北沢 3313 アナログ天国、終了いたしました。不安定な空模様の中、足を運んで下さった皆さま、どうもありがとうございました。フランスからの若いお客様もいらして、ちょっとビックリ コロナ明け初のレーザーターンテーブル・イベントでしたが、旧知のクニモンド瀧口氏(RYUSENKEI / 流線形)をトーク・ゲストに迎え、和気藹々とやらせていただきました。

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■ BLOOD SWEAT & YEARS / ADRIAN GURVITZ

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46年ぶりのデイン・ドナヒューには全然敵わないけれど、この人も戻ってきました。エイドリアン・ガーヴィッツ、ソロ・アルバムとしては96年のインスト・アルバム『ACOUSTIC HEART』以来となる、28年ぶりの新録アルバム『BLOOD SWEAT & YEARS』。これも日本盤を出すべしと動き始めたら、意外にも早々に輸入盤の流通が始まっていて…。ただし全然プッシュされておらず、ほとんど人知れず状態のまま1ヶ月が過ぎているのだけれど。

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■ レコードの日 2024

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月が変わってすぐの3連休、11月3日(文化の日)に、今年も恒例【レコードの日 2024】が開催される。自分もいくつかのリリースに協力したり、CD復刻の際に手を貸した作品がアナログ再発されたり、あるいは懇意にしている担当者の方が送って下さったりで、着々とエントリー・アイテムが手元に。いやぁ、いつも感謝感謝です。

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■ 才恵加 『NEW CITY』発売記念ツアー Final @ Blues Alley Japan

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並み居る美形女性サックス・プレイヤーを押し退けて、7月に自身3作目となるニュー・アルバム『NEW CITY』をドロップした才恵加 (SAEKA)。音専誌でのインタビュー取材に続いて、全国6ヶ所を回ったツアー・ファイナルに足を運んだ。サポート・メンバーは、レコーディングにも参加している上記通りの面々。個人的には懇意にしている外園一馬(g) 入りの前半ラインナップで観たかったところだが、蓋を開けてみれば、ネオ・ソウル・ギタリストとしてメキメキ頭角を現している有賀教平のトリッキーなプレイも素晴らしく、これから注目すべきプレイヤーがまた一人、増えた感覚があった。

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■ CARRIER / BILLY CROCKETT

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予定よりも遅れに遅れているけれど、一応進行しています、『AOR Light Mellow Premuium 03』。完結編の柱となるのは、『Premuium 02』に掲載した1983年以降のヒストリーに沿ったアルバム紹介と、90年代末以降のレア・グルーヴ/DJムーヴメントを機に新規発掘された作品群、そしてCCMとコンテンポラリー・ハワイアンあたり。おのずとレア盤が多くなるけれど、中には発掘されてから定番化していったジェイ・P・モーガンやアーチー・ジェイムス・カヴァナーなども。再訪盤群のミソはリリース年ではなく、発掘されてAORファンに広まったタイミングを捕らえているところかな。

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■ SAPO

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いつの間にか紙ジャケ再発されていました。サンタナを筆頭とするサンフランシスコのラテン・ロック界隈で、70年代に活動していた幻のグループ、SAPOの唯一のアルバム。その周辺では、サンタナの兄弟バンドであるマロ、エスコヴェート兄弟が主導したアステカ、そしてお隣L.A.からはエル・チカーノ、ティエラといった同類バンドが登場し、ウエストコーストのラテン・ロック・シーンは大きく盛りがっていったのだ。

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■ Light Mellow meets TOKYO CITY MUSIC feat. クニモンド瀧口 (RYUSENKEI / 流線形)

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【再掲載】
いよいよ開催が迫ってきました。まだお席には余裕がございますので、どうぞ奮ってご参加ください。
Light Mellow presents 【 Light Mellow meets TOKYO CITY MUSIC feat. クニモンド瀧口 (RYUSENKEI / 流線形)】
日時:11月2日(土) 13:30 開場 14:00 開演
場所:下北沢 3313 アナログ天国 https://3313cafe.jimdofree.com/
参加費:予約 2,500円/ 当日 3,000円
お申込み:フライヤーをご確認下さい。

■ 日本 /チューリップ

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衆院選の期日前投票に行ってきた。与野党の攻防がひときわ激しい今回の選挙だけれど、自分はまず投票率が気になる。票を投じた候補者および政党がどうなったか(…というよりは消去法だけれど)、ということより、選挙の結果に対して自分が納得できるかどうか、それを左右するのが投票率。投票率が低ければ組織票の重みが増し、各種業界団体などと癒着している自民党が有利になる。でも高ければ、国民の意思がより公平に現れると。かつて「若い人は選挙に関心がないなら、家で寝てて…」とほざいた首相がいたが、投票率を上げるよう努めるのが真の政治家。こういう輩が党の重鎮だとは、片腹痛いわ。でもそれを野放しにしてきた野党勢力も、相当に情けない。

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■ THE JOHN F. KENNEDY CENTER FOR THE PERFORMING ARTS, WASHINGTON D.C., 9/16/1971 / CHICAGO

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先月開催されたBlue Note Jazz Festival in Japan @有明アリーナ、2日目のトリを務めたシカゴの最新リリースは、蔵出しの貴重な未発表ライヴ・アルバム『CHICAGO AT THE JOHN F. KENNEDY CENTER FOR THE PERFORMING ARTS, WASHINGTON D.C., 9/16/1971』。完成直後のケネディ・センターの、実質杮落としコンサートをCD3枚組/LP4枚組に収録したものである。

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■ DISCO TRAIN 〜 ワーナー・レア・ディスコ・クラシックス / Various Artists

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ディスコ・サウンドのプロデューサーにしてディスコ・ミュージック研究家でもあるT-Groove 選曲・監修による和モノ・レア・ディスコ・クラシックスのコンピレーション、そのワーナー編が月末30日にリリースされる。今回はご縁を繋いだ関係でサンプル盤を頂戴したので、サクッと紹介しておこう。70年代後半に粗製乱造されたディスコ・ミュージックは、ホントに玉石混交の極致というべきフィールド。でもそこに、筒美京平率いるオリエンタル・エキスプレス、林哲司主導の覆面ユニット:イースタン・ギャングなど、とても興味深い楽曲がたくさん眠っている。そこへ現代の目線でスポットを当て、いま聴くべきコンピレーションに仕上げているのだ。

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■ IT'S CHRISMAS / TOWER OF POWER

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この8月に5年ぶりのジャパン・ツアーを行なったタワー・オブ・パワーから、早くもニュー・アルバムが届いている。内容はズバリのホリデー・アルバム。真夏日が続いている間にクリスマス・アルバムの紹介するとは思わなかったが、そもそも南半球はいつも真夏のクリスマスなのだから、マァいいか プロデュースはお馴染みのリーダー:エミリオ・カスティーロと、ジノ・ヴァネリの兄にして長年そのサウンドメイクを担ってきたジョー・ヴァネリ。ジョーはテン年代終わりからTOPとチームアップするようになり、これでライヴ盤含め4作連続の共同作業となる。

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■ PRECIOUS DAYS - deluxe - / 竹内まりや

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竹内まりやの10年ぶりニュー・アルバム『PRECIOUS DAYS』デラックス盤をフラゲ。早速オリジナル・アルバムを聴いてみた。例によって、映画やTVドラマなどの主題歌、各種タイアップがテンコ盛りなので、本来の新作感覚は半分くらい減量されてしまうけれど、その分18曲も収録されていてヴォリューミー。初めて聴いた時は、かなりお腹いっぱいになった。

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■ フリートウッド・マック完全版 〜 和久井光司・責任編集

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まもなく発売される和久井光司さん責任編集のアーティスト・ガイド本『フリートウッド・マック完全本』(河出書房新社・刊)を献本いただいた。ご存じのように、英国ブルース・ロック・バンドとしてスタートし、紆余曲折を経て世界的ビッグ・ネームへ躍進。その後はその重い看板を背負いつつ、時に不複雑な人間関係を露呈させながら、断続的に活動を続けて彼らのこと。バンドの詳細を知るだけでなく、その誕生や音楽的・編成的変遷の背景など、多角的な視点が面白く、また自分の音楽知識の拡充にも繋がる。

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■ SEXTET / CARLA BLEY

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ブルーノートとECMそれぞれの特集を組んで、いつになくジャズ専門誌のような様相を呈しているレコードコレクターズ誌最新11月号。その中でオッ!を自分の目を引いたのは、ジャズ・ピアニスト/作編曲家カーラ・ブレイの1周忌追悼リリースの告知記事(特集ではなく)だ。日本ではあまり注目されないままの旅立ちだったけれど、多くの作品が手に入れにくくなっている今、カーラの功績を知るにはちょうど良い機会だと思う。(訃報ポストはこちらから)

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映画『ブラッド・スウェット&ティアーズに何が起こったのか? 』 絶賛公開中!bs&t movie
パンフレットに解説を寄稿しています。是非お読み下さい。
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 カナザワ監修シリーズ
 from P-VINE Records


◆リリース一覧はココから◆

joel sarakura_soft focus
ジョエル・サラクラ / ソフト・フォーカス
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Tower Records

mighty soulmates 2
ザ・マイティ・ソウルメイツ Vol.2
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vladimir cetkar 024
ヴラディミール・チェトカー / レット・アス・ビー
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Tower Records

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ヴェニス / ステインド・グラス
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Tower Records

dane donohue_new
デイン・ドナヒュー / LAレインボウ
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Tower Records

state cows - the second one redux cover - no logo
ステイト・カウズ / ザ・セカンド・ワン・リダックス
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Tower Records
選曲しました
neighbors_made in street 3
■Neighbors Complain■
Made in Street 3 (Live Covers)
スタジオ・ライヴのカヴァー・シリーズ3作目はシティポップ。まずは配信リリース開始
https://linkco.re/UxfEaz6E
LPは8/3 City Pop on Vinyl
Tower Recordsで予約
CDは9/11リリース
Light Mellow 和モノ アーティスト・シリーズ
Light Mellow 森園勝敏LM 森園勝敏
四人囃子、プリズム、ソロ・アルバムから15曲をセレクト
詳細はコチラから
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ラジオ レギュラー出演中
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ネット局が増えました。
岩手IBC 木曜16:30-16:50
福井FBC 金曜12:10-12:40
秋田ABS 土曜16:30~16:50
熊本RKK 日曜22:30- 23:00
radiko Premiumで何処からも
カナザワ奇数月に出演中
Liner Notes
goodbye april_heartdust
GOOD BYE APRIL / HEARTDUST
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Tower Records

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ガイスター / イット・オンリー・テイクス・ワン・マン(国内仕様盤)
Tower Records

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ティエリー・コンドール / エッセンシャル・コレクション・アンド・モア(国内仕様盤)
Tower Records

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五十嵐寿也 / LADY DANGER (タワー限定)
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ブレッド&バター / ザ・シングルズ
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アン・ルイス / ピンク・キャット+5
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高村亜留 / ARU FIRST
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レギュラー執筆中
●ALFA MUSIC公式note、【アルファミュージック考現学】に寄稿しています。
ALFA+アルファ〜ALFA INTERNATIONAL
最新更新は Billy & The Beaters
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●ギターマガジンWEB にコラム連載中。
『シティ・ポップ・ギター偉人伝』第5回
松下誠の職人ギター・プレイを楽しむ10枚|連載『シティ・ポップ・ギター偉人伝2024-0621-syokunin-guitarist-makoto-matsushita-0001

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