
驚くべきは、シングルのみでリリースされていた「Caravan/喜多郎&ペイジス」、そして実質的なデヴィッド・フォスター・プロデュースによる「はるかぜの想い/Vickie Moss」。ほかにもデラの再発予定のアルバムから先行して2曲、フォスターの初ソロ『THE BEST OF ME』やマーク・ジョーダン『愛のマルガリータ』からそれぞれ2曲などが収録されている。つまりは、かつてのSOUND DESIGNレーベルのコンピで、AOR半分ヒーリング半分といった内容だ。特にペイジス絡みのシングルは、結構探している人が多いと思うので嬉しい収録。でもまぁ、喜多郎の曲で彼らが歌っているだけなので、AOR的には大したデキではないけれど(苦笑) なのにそう言いつつ、これを目的に買うヤツもいるわけで(←自分/シングル持ってるのに…)
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これはBAMAというマッスルショールズ産ブルーアイド・ソウルの隠れ好バンドによる、ワン&オンリーのアルバム(79年作)。拙著のガイド本『AOR Light Mellow』を"Remaster Plus"化する時に掲載するかどうか悩んだ挙げ句、残念ながら見送った中の一枚だ。おそらく「そういうのこそ、このblogでどんどん紹介しちゃってよ」とおっしゃる方が多いのは分かっちゃいるが、それだとすぐネタ切れになるので、少しづつ小出しにするのさ(苦笑) やっぱし書いてる自分が楽しめないと、こうしたDiary的blogは続かないので悪しからず。
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というか、お呼ばれして出掛けたNANIWA EXP feat.DENNIS CHAMBERSのライヴが、とにかくスゴカったので、思わず何か書いておきたいな、と。
元来ナニワはライヴで本領を発揮するグループ。しかしプロデュースが行き届いたステージを観せるのではなく、その場のノリで走るタイプなので、好不調の波が大きい。ただ、去年18年ぶりに完全復活してからは、ずっと高テンションをキープしている様子。ボクも3〜4回観ているが、その中でも今回のステージはいろいろな意味でスペシャルだった。
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でも古傷(?)ネタで最初に登場するのがユーライア・ヒープっていうのは、自分でも結構ビックリ。多分ツェッペリンかパープル、さもなくばプログレ系かなぁと思ってたんだけど。ところが2〜3ヶ月前に、海外でヒープのCDがボートラ付きで一斉に出直したことを知り、何故か無性に聴きたくなってしまったのだ。前に国内盤で紙ジャケが出た時は、全然動じなかったのに。実はヒープは遥か昔に全部手放しちゃってたの。
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特にここ2〜3日のエイベックスのゴタゴタ劇と大ドンデン返しは、下手なドラマを観るよりはるかに面白い。世間的には、あゆの援護射撃が効いたみたいな論調だけれど、一説には契約満了寸前という話だし、あまりにも反応が早かったということで、おそらくMAX松浦サイドの計画的クーデターだったのでしょう。結局退くことになった依田氏は輸入権やCCCD推進の旗振り役でもあったから、一見エイベックスの内紛のようで実は右往左往する現在のレコード業界の縮図にも見える。エイベックスだけの問題じゃなく、音楽業界の将来を占う権力闘争ですよ、きっとこれは。まぁ、このあたりのこと、輸入権やCCCD絡みの話は、近々【free column】に書くつもりだけれど。
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巷ではEarth, Wind & Fireの『I AM』リマスター盤にボーナス収録された<Diana>って曲が話題だったけれど、カナザワ的にはコッチの方が数倍衝撃が大きかった。というのは、アースのように当時書き下ろされた未発表の新曲ではなく、かなりの有名曲だったから。“エッ、これってAWBも演ってたの!?”って。
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<Love Is Blind>とか<At seventeen>とか、昔から好きな曲はあったけど、弾き語り系の人だからか、実は今イチ興味が湧かなくて、これまでそれほど積極的に聴いてこなかった人。それだけに、紙ジャケ化されたのを機にいろいろ聴き直し、思ったよりもずっと奥が深いシンガー・ソングライターだと認識を新たに。伊達でカミングアウトしたわけじゃないっすね、彼女は。
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このデラ・セダカ、その名の通り、ニール・セダカの愛娘。7〜8年くらい前にジャズ・シンガーとして再デビューし、スタンダードの<What's New>を歌う姿がTV-CMにも流れていた。その時にはこの82年のファースト・アルバムのことは触れられてなかったようだが、なにせプロデュースはデヴィッド・フォスター。AORファンが忘れるはずがない。時期的にもシカゴ、チューブス、ドウェイン・フォード、リー・リトナーなどを手掛け、一番ノリノリの頃。バラード専門のイメージもまだなく、ソロ・アルバムも出る前なので、AIRPLAYのイメージが強かった。続きを読む

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だって今日は夏休み進行中だっちゅうのに、私用だ、打ち合わせだ、なんだかんだと忙しく走り回っていて。ようやく帰ってきて、シャワー浴びてビール飲んだら、ドッと疲れが押し寄せてきてしまった。こんな時は、仕事に入る前に少し心の準備が必要なのデス。そこでなにかポワワ〜ンとしたのが聴きたいと思ったら、こんなのが目に付いてしまったワケです。そりゃー当然、手が伸びますわ。
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