出演は Breath by Breath、ミズノマリ(paris match)、堂島孝平、EPO、南佳孝、ブレッド&バター。そしてバックを務めるバンドは、新川博/青柳誠/南部昌江(kyd)、松原正樹(g)、美久月千晴(b)、石川雅春(ds)、小池修/山本一(sax)、小林正弘(tr)という敏腕セッション・ミュージシャン集団。堂島クンがミーティングの時に、“僕の曲はギター・ソロがないんですケド、せっかく松原さんと演るんだったら、是非ソロ・パートを作ってクダサイ”とアレンジャーにお願いする場面もありました。
またまた地味なアーティストをピックアップ。でも一部ブリティッシュ・ロック・ファンには、きっと待望の初CD化だろう。スティーヴ・ウィンウッドやデイヴ・メイスンで知られるトラフィックの第3の男、ジム・キャパルディ(ds)の82年作である。
そんな風に書くと、ジョンとポールに挟まれたジョージ・ハリスンみたい。でも『ALL THINGS MUST PASS』なんて大作を発表して大いに溜飲を下げたジョージに対し、キャパルディのソロ活動はまったくコレといった成果を残していないからチョッと可哀想。でもそんなところがどーにもマニア心をくすぐっちゃうんだよなぁ…。続きを読む